本書は稲盛さん主催の盛和塾での経営者との問答集である。中小企業の経営者が実際に直面している人や組織運営の問題について、稲盛氏に悩みをうち明け,その回答例が示されている貴重な問答集である。迫力ある問答集だけあって、実にリアルな内容である。
内容は、1活力ある社風をつくる 2社員のやる気を引き出す 3幹部を育てる 4自らを高める の4項目に分けて読みやすく工夫されている。
問答の迫力は、正に凄い!の一言であるし、なるほど、そうなんだ!と唸らされることも多々あった。
終章には稲盛氏が会社を経営するにあたって実践してきた、リーダーの役割10カ条をまとめてある。
本書は、経営において何か人に関する問題にあたった時、何度も読み返す価値のある一冊であろう。

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人を生かす: 実学・経営問答 単行本 – 2008/7/1
稲盛 和夫
(著)
心に火をつけ最強組織をつくる! リーダーが原理原則をはき違え、人材をくさらせる事例がなんと多いか。活力ある社風、社員のやる気を生むために、幹部をどう育て、トップは何をすべきか。独自の人間哲学から答える。
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2008/7/1
- ISBN-104532314070
- ISBN-13978-4532314071
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登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2008/7/1)
- 発売日 : 2008/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 263ページ
- ISBN-10 : 4532314070
- ISBN-13 : 978-4532314071
- Amazon 売れ筋ランキング: - 236,196位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 624位リーダーシップ (本)
- - 1,171位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
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1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、 84年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年2月より日本航空会長に就任。京都商工会議所名誉会頭。ス ウェーデン王立科学技術アカデミー海外特別会員。ワシントン・カーネギー協会名誉理事。全米工学アカデミー海外会員。1984年には稲盛財団を設立し理事 長に就任(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『地球文明の危機(倫理編) 新たな倫理をどう構築するか』(ISBN-10:4492223096)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年2月13日に日本でレビュー済み
第1章 活力ある社風をつくる
第2章 社員のやる気を引き出す
第3章 幹部を育てる
第4章 自らを高める
終章 リーダーの役割10か条
第2章 社員のやる気を引き出す
第3章 幹部を育てる
第4章 自らを高める
終章 リーダーの役割10か条
2008年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
稲盛塾での経営者との問答集,中小企業の経営者が稲盛氏に悩みをうち明け,その回答例が示されている.「実学・経営問答 高収益企業の作り方」の続編で,前著に引き続き実にリアルな内容である.これを読んで感じることは,大手に勤める人間が如何に恵まれているか,このことに感謝しなければならない.特に人材,大手は中小企業に比べて良い人材を優先的に採れている事実を認識し,その優秀な人材を大切に育てていかなければならない.有る面それが使命と感じる.
稲盛さんの本はもう何冊読んだだろうか? いずれの著書も大変勉強になる記述が多く,自身に役立つ指針を得ることができる.京セラの企業理念,「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に,人類,社会の進歩発展に貢献すること」 には頭が下がる思いである.昨今はやりの「プラットフォームリーダーシップ」,「ウィキノミクス」,「エコデザイン」,京セラにはこの視点が会社理念に十分盛り込まれているように感じた.
稲盛さんの本はもう何冊読んだだろうか? いずれの著書も大変勉強になる記述が多く,自身に役立つ指針を得ることができる.京セラの企業理念,「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に,人類,社会の進歩発展に貢献すること」 には頭が下がる思いである.昨今はやりの「プラットフォームリーダーシップ」,「ウィキノミクス」,「エコデザイン」,京セラにはこの視点が会社理念に十分盛り込まれているように感じた.
2008年7月28日に日本でレビュー済み
稲盛哲学を実践行動している盛和塾での塾長としての立場でわかりやすく
塾生の疑問に真摯に答えている本。
いつも思うのだが技術的ノウハウより、如何に人間として生きるのか。
そこに仕事に打ち勝つ勇気が生まれるような気がすると説得させられる本。
稲盛さんの絶大なる背景を如何に素直に受け入れられるかがこの本の読みどころ。
心に火をつけるには納得の一冊。詐欺的なコンサルタント本より格段読み応えがある。
塾生の疑問に真摯に答えている本。
いつも思うのだが技術的ノウハウより、如何に人間として生きるのか。
そこに仕事に打ち勝つ勇気が生まれるような気がすると説得させられる本。
稲盛さんの絶大なる背景を如何に素直に受け入れられるかがこの本の読みどころ。
心に火をつけるには納得の一冊。詐欺的なコンサルタント本より格段読み応えがある。
2008年8月20日に日本でレビュー済み
初めて稲盛さんの本を読んだのですが、正直、この方は本当に語りたいことが何冊も本を出すほどにあるんだのだろうか。と感じてしまいました。一問一答という形式のせいかも知れませんが、まるで占い師のように、無難な人生訓や、凡庸な対処療法のような答えばかりで、この方の肩書きや実績とのギャップに、自分の読み方のほうがおかしいのだろう、と読み進めていったのですが、あまりに退屈で最後まで読み通せませんでした。敢えて好意的に見るのなら、質問が凡庸なのだから、答えもそれと乖離せず、寄り添った結果なのだ、ということなのでしょうか。
既にある程度行き詰った方ならともかく、これから起業する方には不要な本だと思います。
既にある程度行き詰った方ならともかく、これから起業する方には不要な本だと思います。
2008年10月4日に日本でレビュー済み
アメーバ経営の京セラ稲盛和夫氏の著書
組織や人間関係など経営者のリアルな悩みに対して
稲盛氏なりの経験に即した回答を一問一答形式で述べる。
全部で16問答。
稲盛氏の言葉使いは悪いので、その場にいたら、
相当痛めつけられるのかと思わせる感じがする。
しかし、流石に京セラやKDDIを設立した経験は必要十分である。
中小企業経営者にとって、稲森氏の回答は視野が広すぎる?
内容はよいが、実際に実行し辛いのではないかと思わせるので
評価は3つ☆に。
組織や人間関係など経営者のリアルな悩みに対して
稲盛氏なりの経験に即した回答を一問一答形式で述べる。
全部で16問答。
稲盛氏の言葉使いは悪いので、その場にいたら、
相当痛めつけられるのかと思わせる感じがする。
しかし、流石に京セラやKDDIを設立した経験は必要十分である。
中小企業経営者にとって、稲森氏の回答は視野が広すぎる?
内容はよいが、実際に実行し辛いのではないかと思わせるので
評価は3つ☆に。
2008年8月29日に日本でレビュー済み
稲盛和夫翁主催の盛和塾のでの質疑応答を
1、活力ある社風をつくる 2、社員のやる気を引き出す 3、幹部を育てる 4、自らを高める の4項目に分け、塾生である経営者の質問に丁寧に回答しているものをまとめて構成している一冊である。
すごい!の一言であるし、なるほど、そうなんだ!とうなるものも数々あった。
終章にはリーダーの役割10カ条が載せてある。
何度も何度も読み返す価値のある一冊である。
まさに経営の実学である。
1、活力ある社風をつくる 2、社員のやる気を引き出す 3、幹部を育てる 4、自らを高める の4項目に分け、塾生である経営者の質問に丁寧に回答しているものをまとめて構成している一冊である。
すごい!の一言であるし、なるほど、そうなんだ!とうなるものも数々あった。
終章にはリーダーの役割10カ条が載せてある。
何度も何度も読み返す価値のある一冊である。
まさに経営の実学である。
2010年4月11日に日本でレビュー済み
小規模企業、中堅企業の社長、経営者の悩みに、稲森氏が相談に
乗ってアドバイスする形式、経営問答16ケースを
書籍化した格好です。
わかりやすいし、読みやすい。
稲森経営哲学がよく理解です好著です。
経営哲学とは、こういうことをいうんだろうなあ、と実感できます。
本書の最後には、稲森氏が考える、リーダーシップ十カ条が
まとめられています。
1、事業の目的・意義を明確にし、部下に指示すこと
2、具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画をたてる
3、強烈な願望を心に抱き続ける
4、誰にも負けない努力をする
5、強い意志を持つ
6、立派な人格を持つ
7、どんな困難に遭遇しようとも、決してあきらめない
8、部下に愛情を持って接する
9、部下をモチベートし続ける
10、常に創造的でなければならない
GEのウエルチに代表されるような、米国式リーダーシップとは、
一味違う、宗教にもにた、独特の哲学の片りんを見ることができます。
乗ってアドバイスする形式、経営問答16ケースを
書籍化した格好です。
わかりやすいし、読みやすい。
稲森経営哲学がよく理解です好著です。
経営哲学とは、こういうことをいうんだろうなあ、と実感できます。
本書の最後には、稲森氏が考える、リーダーシップ十カ条が
まとめられています。
1、事業の目的・意義を明確にし、部下に指示すこと
2、具体的な目標を掲げ、部下を巻き込みながら計画をたてる
3、強烈な願望を心に抱き続ける
4、誰にも負けない努力をする
5、強い意志を持つ
6、立派な人格を持つ
7、どんな困難に遭遇しようとも、決してあきらめない
8、部下に愛情を持って接する
9、部下をモチベートし続ける
10、常に創造的でなければならない
GEのウエルチに代表されるような、米国式リーダーシップとは、
一味違う、宗教にもにた、独特の哲学の片りんを見ることができます。