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うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 単行本 – 2017/1/19
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新型コロナウイルス(covid-19)の広がりによって今、大きな社会的変化が訪れています。外出自粛(「STAY HOME」の呼びかけ)やテレワークによる在宅時間の増加、人と接すること自体が減っていくなど、これらの変化が私たちに心理的ストレスを与えていることは間違いありません。報道によれば、日本に限らず、世界各国で「コロナうつ」と呼ばれる方々が激増していて、いつまで続くかわからない自粛にも疲れてしまっていると専門家は語ります。誰もが苦しい、そんな状況の中ですが、うつ経験者のエピソードをまとめたこの本が一人でも多くの方にとって救いになることを願っています(2020年8月18日編集者)。
著者自身のうつ病脱出体験をベースにうつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。うつ病について実体験から知識を学べ、かつ悩みを分かち合い勇気付けられる、画期的なドキュメンタリーコミック!
目次
第1話 田中圭一の場合1
第2話 田中圭一の場合2
第3話 田中圭一の場合3
第4話 照美八角の場合
あの時ボクはうつだった その1
あの時ボクはうつだった その2
第5話 折晴子の場合
第6話 大槻ケンヂの場合
第7話 深海昇の場合
第8話 戸地湖森奈の場合
第9話 岩波力也・姉原涼子の場合
第10話 代々木忠の場合
第11話 宮内悠介の場合
第12話 鴨川良太の場合
第13話 精神科医・ゆうきゆうの話
第14話 ずんずんの場合
第15話 まついなつきの場合
第16話 牛島えっさいの場合
第17話 熊谷達也の場合
第18話 内田樹の場合
第19話 一色伸幸の場合
第20話 総まとめ
エピローグ
うつヌケこぼれ話 その1
うつヌケこぼれ話 その2
あとがき
2017年間ベストセラー第9位(単行本ノンフィクション他/日販調べ)
2017年 年間ベストセラー第9位(単行本ノンフィクション・教養書他/トーハン調べ)
Amazonランキング大賞2017 第4位(本/暮らし・健康・子育て)
2017年ユーキャン新語・流行語大賞ノミネート
JEPA電子出版アワード2017ノミネート(スーパー・コンテンツ賞)
第22回手塚治虫賞「マンガ大賞」最終候補ノミネート
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/1/19
- 寸法15 x 1.7 x 21 cm
- ISBN-104041037085
- ISBN-13978-4041037089
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出版社より
商品の説明
メディア掲載レビューほか
ある漫画家がうつ病のトンネルから脱出するまで
『うつヌケ』できた恩返しにこの漫画を描いた
自身もうつ病を患い、快復した経験をもつ田中圭一さんが、同じく経験者たちにインタビューを重ねた漫画『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』(KADOKAWA)が話題を呼んでいる。
「僕が“うつヌケ"できたのは1冊の本がきっかけでした。漫画家であるからには、いま苦しむ人に役立つ漫画を描いて恩返しせねばと思ったんです。そこでツイッターでうつ脱出経験漫画を描きたいと呼びかけたところ、後に担当となる編集者から即座に連絡がきて。その打てば響く反応こそ『この漫画はいけそうだ』という最初の手応えでした」
登場するのは大槻ケンヂ、宮内悠介、内田樹といった有名人から、OL、編集者、教師と多様な顔ぶれだ。
「うつは特別な人だけのものではなく誰だって罹る可能性があるものだと伝えたくて、幅広い方々に語ってもらいました。梅雨時は落ち込んだり、夏には浮き立ったり、そんな気分の上下はみんなありますよね。うつは、その程度が大きくなったようなものです」
うつの身近さを示す表現として作中では“うつ君"というぷにょぷにょした物体の群れが描かれる。うつの度合いで数が増えたり減ったり、色が黒から白に変わったりするうつ君は、病なのにどこか愛嬌がにじむ。フルカラーの電子版では色彩による表現も多用した。
「漫画のもつ抽象化や擬人化の効果を今回は最大限に使いました。うつヌケした時って本当にモノクロの世界がぱーっと色を取り戻すような感覚なんです」
劇的変化は創作にも及ぶ。田中さんといえば手塚治虫筆頭に数々の大御所そっくりの画風を駆使した下ネタギャグが人気の漫画家だ。しかし本作では画風はそのままに真摯な体験談をストレートに描いた。『うつヌケ』と同時期に刊行の『ペンと箸』では有名漫画家の2世に取材。赤塚不二夫や池上遼一らを真似た絵で彼らと子供の食事のエピソードを描き、ホロリとさせる。
「以前は“泣ける"“感動モノ"が嫌いでした。でも、うつの間は脳が寒天に包まれたように何も心に届かなかったのが、抜けた途端にいろんなものに感動するようになった。その喜びに、自分も人を感動させるものを描きたいと素直に思うようになりました。うつヌケして頭がクリアになると、ギャグ漫画で培った笑わせるためのロジックやテクニックは感動を生み出すために応用できることも解りました。根は同じですね」
と取材の最後に田中さんが「よかったらどうぞ」と差し出すのは、裸率高めのギャグ同人誌。ぶれない!
評者:「週刊文春」編集部
(週刊文春 2017.3.9号掲載)トンネル脱出
うつ病に悩む人は多い。ぼくのまわりにも何人かいるし、他人事ではない。
田中圭一の『うつヌケ』は、うつ病を真っ暗なトンネルにたとえ、そこから抜け出した人びとに取材したコミックエッセイである。
はじめに著者自身の体験が紹介される。サラリーマンとマンガ家という二つの仕事で忙しく働いていた著者は、転職をきっかけにうつ病になる。「あなたのうつ病は一生もの」ということばで医者に不信感をいだいて悪化。勝手に服薬をやめたり、医者を転々としたりとますます悪化。
トンネル脱出のきっかけは、コンビニで見つけた文庫本だった。うつ病にかかった精神科医が書いたエッセイである。著者は再発と回復を繰り返しながらも、自分の場合は気温の変化が引き金でうつ病になることに気づく。そして、「うつはそのうち完全に治る」と実感するに至る。
ここまではいわば序章。以下、著者が会って聞いた、さまざまな人の「うつヌケ」体験談が続く。
この人もうつ病に苦しんでいたのか、と驚く。ミュージシャンの大槻ケンヂ、AV監督の代々木忠、小説家の宮内悠介、熊谷達也、そして思想家の内田樹も。彼らに共通するのは、多忙さであり、責任感の強さであり、無意識に設定する目標の高さである。
「うつヌケ」のきっかけとなるのも人それぞれ。大槻ケンヂの場合は森田療法との出会いであり、内田樹は合気道を通じて「脳を休ませて身体の声を聞く」ことに気づく。
マンガという表現がテーマにぴったりだ。軽い気持ちでパラパラめくれるのがいい。なんだか効きそう。
評者:永江朗
(週刊朝日 掲載)著者について
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/1/19)
- 発売日 : 2017/1/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4041037085
- ISBN-13 : 978-4041037089
- 寸法 : 15 x 1.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 15,501位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 80位ストレス・心の病気
- - 4,354位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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困ったらこの本読み直そうと思います。
印象に残ったのは、うつは心の風邪ではなく心のガンだという説明がなされる場面でした。
長年うつに苦しんだ作者自身の体験も冒頭で描かれている。
漫画なので読みやすく、勉強になった。
人それぞれでいろいろなケースがあるが、うつの克服は一筋縄ではいかず、長い時間を要し、また再発しやすいため油断のできないものであることが分かった。
それにしても画風が手塚先生にそっくり!
急性期や回復期に一度この本を買って貰い、目を通しましたが 目を通す事自体無理と言うか、回復出来た人の体験談だから説得力はあるはずですが、余りにも自分の状況とかけ離れ過ぎていて どんどん悪化しました。
書物ってのは正常な判断、思考の時に読むから為になるものだけど、この本は病状が悪い時には読まないほうが良いと思う。
前回買って貰ってから3年、改めて買い直し今の病状ならばと読んでみたら結構腑に落ちる事が書いてありました。
(三年前はタイトルを見るだけで涙がボロボロ流れて読めなかった)
回復のイメージが何となく掴めたり、自分に似たような体験談が有ったり、共感出来る内容ではありました。