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相聞
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メーカーによる説明

Profile:中島みゆき
75年「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。同年、世界歌謡祭「時代」でグランプリを受賞。76年アルバム「私の声が聞こえますか」をリリース。現在までにオリジナル・アルバム42作品をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセイなどの執筆と幅広く活動。日本において、70年代、80年代、90年代、2000年代と4つの世代(decade)でシングルチャート1位に輝いた女性アーティストは中島みゆき、ただ一人である。
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
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5つ星のうち4.5
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価格 | — | — | ¥3,773¥3,773 | ¥3,464¥3,464 |
Artist | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき |
仕様 | CD2枚組+DVD | CD2枚組 | CD2枚組+DVD | CD2枚組 |
特典 | メガジャケ | メガジャケ | - | - |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
542
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5つ星のうち4.6
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5つ星のうち4.5
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5つ星のうち4.5
542
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価格 | — | — | — | ¥2,573¥2,573 | ¥4,268¥4,268 |
Artist | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき, V.A. | 中島みゆき | 中島みゆき |
仕様 | CD | CD | CD | CD | アナログレコード(LP) |
特典 | メガジャケ | A5クリアファイル | 特製A4クリアファイル | - | - |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.6
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5つ星のうち4.6
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5つ星のうち4.6
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価格 | — | — | — | — | ¥7,645¥7,645 | ¥7,273¥7,273 |
Artist | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき | 中島みゆき |
仕様 | Blu-ray | DVD | Blu-ray | DVD | Blu-ray Disc | DVD |
特典 | メガジャケ | メガジャケ | ミニクリアファイル(A5サイズ) | ミニクリアファイル(A5サイズ) | - | - |
曲目リスト
1 | 秘密の花園 |
2 | 小春日和 |
3 | マンハッタン ナイト ライン |
4 | 人生の素人 |
5 | 移動性低気圧 |
6 | 月の夜に |
7 | ねこちぐら |
8 | アリア -Air- |
9 | 希い |
10 | 慕情 |
商品の説明
内容紹介
限りない愚かさ 限りない慕情
中島みゆき通算42枚目のフル・オリジナルアルバム 「相聞」新発売!
2003年『地上の星』以来14年ぶりに有線J-POPリクエストランキング1位を獲得した、倉本聰が脚本を手掛けた人気ドラマ「やすらぎの郷」主題歌「慕情」を含む全10曲収録。
中島みゆき、2年ぶり通算42枚目となるフル・オリジナルアルバム「相聞」。
「相聞」とは万葉集でその三大構成の一つ「相聞歌(そうもんか)」=「恋歌」から来ている。そして今アルバムを代表する「恋歌」こそが、楽曲「慕情」。
同曲は今年(2017年)4月からスタートした倉本聰脚本によるシニア層のためのドラマ「やすらぎの郷」主題歌として単なる「恋歌」を越えて、リスナーの人生に寄り添い、時に人生を考えるラブソングとして名曲「糸」や「時代」に勝るとも劣らない普遍的な大きな「愛」を伝えています。
同曲で歌詞として出てくる「限りない愚かさ」と「限りない慕情」。
この二つの感情がアルバム収録曲全10曲を通して色々な視点で表現されています。
中島みゆきが歌う限りない愛の唄「相聞」ここに完成。
◎アルバムタイトル「相聞」
「相聞(そうもん)」とは、雑歌(ぞうか)・挽歌 (ばんか)とともに万葉集の分類項目の一つ。
恋慕や親愛の情を述べた歌。いわゆる「恋歌」。
中島みゆき曰く、「『相聞』は「収録曲『慕情』を代表する恋歌集」。
まさにシングル曲「慕情」から始まったアルバム「相聞」。同曲内に歌詞として出てくる「限りない愚かさ欲望」と「限りない慕情」。その「限りない愚かさ」と「限りない慕情」あってこその人間模様。この2つの感情がアルバム収録曲全10曲を通して様々な視点で歌われています。
◎シニア層を虜にした倉本聰ドラマ「やすらぎの郷」と主題歌「慕情」
脚本 倉本聰 テレビ朝日系 帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」
2017年4月スタート全130回。テレビ朝日が脚本に倉本聰を迎えたシニア層に向けたプロジェクトドラマ。
連日高視聴率をマーク。9月末まで放送。
ドラマ制作発表のプレスリリースで倉本聰は「ゴールデンタイムとよばれるものが、多くの若者たちのためにあるのなら、年配者や大人たちが安心し、かつ見やすい時間帯に、シルバータイムともいうべき彼らのためのドラマ枠があってしかるべきではないのか…。そんな思いから、構想を樹てました。暗い話には絶対にしたくない。明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること。「人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である」(チャールズ・チャップリン)そんなドラマを創りたいと思います。」と、話している。
そのシニアのためのドラマ主題歌として、中島みゆきに倉本聰からオファー。
倉本聰がドラマのテーマにした「明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること」、主題歌「慕情」にも間違いなく歌われている感情である。
中島みゆきがJ-POPリクエストランキング1位を獲得したのは2003年1月に『地上の星』4週連続で獲得して以来だが、それ以前には1981年11月に4週連続で『悪女』、1992年9月にミリオンヒット曲『浅い眠り』で獲得。今作で4度目となる。
今年、5月に2017年JASRAC賞金賞を受賞した名曲『糸』、2014年のNHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌、NHK紅白歌合戦歌唱曲『麦の唄』でさえ獲得できなかった快挙である。
◎中島みゆきとドラマ音楽
中島みゆきが紡ぎ出す楽曲は映像との親和性が高い。これまで『空と君のあいだに』(1994年/日本テレビ系ドラマ『家なき子』主題歌)、『地上の星』(2000年/NHK『プロジェクトX~挑戦者たち~』オープニングテーマ)、『麦の唄』(2014年/NHK連続テレビ小説『マッサン』主題歌)など、作品の世界観をフレーズに凝縮し、視聴者の印象に残る楽曲を発表。テレビ朝日では「やすらぎの郷」が2006年放送の『松本清張 けものみち』の主題歌、『帰れない者たちへ』以来、約11年ぶりのドラマ曲。
倉本氏はドラマ『北の国から』シリーズ(フジテレビ)でも中島の楽曲を挿入歌として採用しており、2人は絶大な信頼関係で結ばれた間柄。今回、主題歌のオファーを受けた中島みゆきは、「心から感激」しながらも、倉本作品に対して「徒(あだ)や疎(おろそ)かな歌詞など書いてはならない………」と、“戦慄"したことを告白! シニアが直面する悲喜こもごもを描くドラマにふさわしく、やさしくも温かい眼差しで“人生"を歌い上げています。
【収録曲】
M1.秘密の花園
M2.小春日和
M3.マンハッタン ナイト ライン
M4.人生の素人(しろうと) ※テレビ朝日系 帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」挿入歌
M5.移動性低気圧
M6.月の夜に
M7.ねこちぐら
M8.アリア - Air – ※2016年 平原綾香 提供曲のセルフカバー
M9.希(ねが)い
M10.慕情 ※テレビ朝日系 帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」主題歌
(全10曲)
メディア掲載レビューほか
限りない愚かさ、限りない慕情 中島みゆき通算42枚目のフル・オリジナルアルバム !シニア世代を虜にした倉本聰、脚本の人気昼ドラマ『やすらぎの郷』主題歌「慕情」他、収録。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.5 x 14 x 1.5 cm; 151.95 g
- メーカー : ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- EAN : 4542519011321
- 商品モデル番号 : B075K9SLJL
- 時間 : 59 分
- レーベル : ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- ASIN : B075K9SLJL
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,526位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,041位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
CD作成用の音源のようですね
アナログLP用に編集する際に
いじくりすぎた、CD用音源の限界?
私の持っている昔買ったみゆきさんの
LPに比べると、アナログらしさ(生の声らしさ等)が
少し違うかなーと感じます。
ちなみに、アンプは300B真空管でイコライザーも真空管SPはJBLの30㎝級のスタジオモニターです
比較的録音されている物がダイレクトに出てくるシステムと思っています
悪くはないんですが
いまひとつ感動が薄かったです
やはりと言うか、「慕情」は、名曲です。本当にこの曲には、感動させられましたし、何より癒されました。
某テレビ局の老人ホームを舞台にしたドラマの主題歌でした。みゆきさんも脚本を担当された倉本氏と老夫婦という設定で、何度か、カメオ出演されてました。私もネットで拝見しましたが、リアルタイムでドラマを見ていた方は、得をされました。私はネットで見て残念無念でした。
この曲は詞もさることながら曲調、ミュージック、サウンドが冴えわたっております。メルヘンの世界にいるようです。老人ホームが舞台というBGMに相応しい曲です。
他も熱唱されてます。猫好きですので、「ねこちぐら」は、可愛いです。主人公とねことのほのぼのとする交流が何とも言えません。
他も珠玉の名曲集かな。この2曲以外もみゆきさんは、物凄い熱唱です。全く若いときと変わってませんので、驚嘆するばかりです。よく声が続きますね。それも美声です。一ファンとして、いつまでも美声にひたることが出来、幸福度、抜群です。細部かつ個別の論評は他のレビュアーさんに任せますね。幸福感にひたります。
さて、先の2曲は個人の思いとして非常に捨てがたく、アルバム全体は、珠玉としか言いようがありませんので、星5としたいです。
拙い書評にお付き合いさせたこと、心から感謝申し上げます。
深謝あるのみです。
レコーディングそのものがデジタルだし
ミックス、マスタリングもデジタル。
そこに音の奥行きみたいなものは残念ながら聴こえてこない。
前作、今作と敢えてアナログで購入してみたが
感想としては大きなCDだった。
作品自体のクオリティが高いのは当たり前なので
そこに満を持してアナログ発売というところで
YAMAHAさんもがんばってくれたのだろうけど
残念ながらその価格に比する音ではないと思う。
感情的に引き込まれる歌詞により、聴く人それぞれでしょうが、これまでの人生、これからの人生に思う事、
間違いありません。凄まじく心に訴えてくるスケールの大きな曲と詞に感服します。
商品は、2枚組LP盤(33回転)で計3面に収録された計10曲のアルバムです。
音質は、過去(30年以上前)の中島みゆきのLPと比較して低域と高域を強調させたラウドな傾向は現代的サウンドです。
ただ、フォルテシモが訪れても歪みの無いボーカルボイスや演奏音は、昨今のバカみたいにコンプレッサー処理を
施したCD感はなく、無意味な音圧均等化よりもダイナミックレンジを優先された事が分かります。買った甲斐が有ります。
ジャケットがまた素晴らしいです。ピカピカ光沢仕上げ、2枚組なのでジャケットは見開きとなっており
開くと中に収録曲と演奏スタッフ名が記載され、先着でついてくるポストカードと同じ中島みゆきの画像となっています。
気になったことは、
レコードのセンターホールが若干小さくターンテーブルにセットしずらいです。
盤は最初からごく軽微なソリ(波打ち反り)がありました。レコード全盛期では考えられませんが
それを考慮しても、レコード専用に新たにカッティングされた音と、慕情のために買いました。
買って後悔しないはずです。★5個
42作目のオリジナルアルバムである本作、みゆきさん本人が万葉集の相聞歌について触れていたが、サウンドを含め全曲のまとまり方が夜会の世界と似たものを感じさせる。
現代の楽器を用いているのに遥か昔の古めかしさが薫る。言葉の響きやメロディの相乗効果だろうか。印象的といえばイントロやアウトロが凝ったものが多くハイテンポな曲があることも珍しい。歌詞の源泉は42作目でも枯れ知らず。近年ストレートな歌詞寄りになったかと思えば、また本作で中島みゆきの言葉の迷路がやってきた。
1.秘密の花園
タイトルからキラキラとした柔らかな曲を想像していた人が多かったのではないだろうか。
イントロメロディから迷路に迷い込む。そして畳み込む難解な歌詞。近年では珍しいハイテンポ。考える生き物が生んだ迷路の世界観。人間は迷路の奥に行く性なのかもしれない。
2.小春日和
この曲は試聴で聴いたサビだけの印象と曲を最初から聴くのとでは印象が変わった。
在りし日を振り返るかのようなAメロの歌声
演歌的な要素と夜会的なメロディ。早速迷った人の歌が2曲目に。
これは主観だが、歌詞の世界観は1曲目から続いているようにも聞こえてくる。
3.マンハッタン ナイト ライン
海外の踏切の音のようなイントロから始まる少しテンポの早い曲。
“LINE”という言葉が意味するものとは。電車?電話?職業!?
遠くの音でも風向きで聞こえてくることがある音。
風邪と風をかけているかもしれない一節も興味深い。
この主人公も迷い人だろう。
4.人生の素人
粋な言葉と不完全さ。大きなひと押しとなるのは3番の歌詞。”いつか旅立つ日”は、人それぞれ受け取り方が変わりそうなのだが、受け取り方の違いにまで問いかける歌詞がセットされている。個人的には少なくとも2つの旅立つ日が想像できるが、どちらにも響く一言だ。日本語の言葉を味わい尽くす歌詞で涙をしっかり流し、新しい一日に向かいたい。
5.移動性低気圧
女性感情を移動性の低気圧と例え、男性感情を高気圧という。
天候の予測を男女心理の予測に置き換えた発想。
曲はふわふわと何処かに行ってしまいそうな、
男を不安にさせるメロディだ(笑)
6.月の夜に
無慈悲にリセットされた関係
取り残された主人公の想いが月の夜の岸を出る。
月を揺らすのは涙だろうか。万葉集の世界を感じさせる繊細な言葉。
音をひとつ外すサビの声が気持ちいい、和風のロックだ。
7.ねこちぐら
パラダイスカフェ以来に聴く、みゆきさんの猫声
柔らかく、優しい歌声。そして少し切ない。
猫好きな人にも聴いてもらいたい曲だ。
歌詞の様子が歌声から容易に想像できる。
8.アリア-Air-
個人的には本作の鍵となる曲だと感じた8曲目。
“一人で歌は歌えない 受けとめられて産まれる”
連なる歌詞が連想させる“自由になりたかった”の意味が全く真逆の意味で深い。
その自由を求めて独り叫ぶ。
この曲は平原綾香さんに提供された曲で、平原バージョンは美しく音楽的な仕上がりとなっているのに対して、みゆきバージョンは歌詞が少し変更され、孤独の感情や震わせるような心の叫びを感じさせる。
9.希い
言葉にもできない人の夢や希望や期待
力ある者の願いばかり先に叶う不条理。
最も後回しにされる弱者を見つけ出すみゆきさんの眼差しが感じられる。
報われない心たちの希望を願う、それがこの主人公の願いだと見えてくる魂の歌。また新しい名曲が。
コンサートで是非聴きたい曲だ。
武力や法律の抜け穴と多数決の力を振りかざす政治の力では
決して救えない動かせない人の心の一番奥に届く歌詞だろう。
個と個が共鳴する、同じ歌を唄いながらゆく・・・相聞。
10.慕情
実はこの曲のために他の9曲があったのではないかと感じるアルバムの一体感。
あれだけ今年は何度も聴いた曲が、また深い世界として味わえる。
沢山の迷路を歩んだ末に、愛より急ぐものがあったかと、いつの間にか振り返る時を迎えるのだ。この詞の中には取り返しのつかない主人公のあがきがある。
しかしネガティブとポジティブは対の存在。哀しい解釈だけではないと思う。希望も感じるのだ。残された時間だからこそ、謳歌できるものがある。若い人には見えないものが見える。幾つになっても”はじめまして”の気持ちを込める、みゆきさんらしい世界。生きている限り、また始められる。と、味わいたい。
そしてまた、迷路の1曲目へと戻る。
恋に限らず人々の悩みや人生の迷いや後悔というものは何百年時代が変わっても、人生の根本は変わらないのかもしれない。
今年の作品は日本語と英語の意味も絡んで、また新しい言葉の世界を見た気がする。