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双調平家物語 12 治承の巻1 (中公文庫 は 31-31) 文庫 – 2010/3/1
橋本 治
(著)
- 本の長さ406ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2010/3/1
- ISBN-104122053048
- ISBN-13978-4122053045
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2010/3/1)
- 発売日 : 2010/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 406ページ
- ISBN-10 : 4122053048
- ISBN-13 : 978-4122053045
- Amazon 売れ筋ランキング: - 590,747位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,896位中公文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1948年東京生まれ。東京大学在学中に駒場祭のポスターで話題を集めるが、イラストレーターから小説家に転身。小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッ セイ・芝居の演出など、ジャンルにとらわれず精力的に活動。『双調平家物語』で第62回毎日出版文化賞を受けるなど受賞歴多数。小林秀雄賞選考委員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 桃尻娘 (ISBN-13: 978-4591117552 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後白河院の寵を得、権力の頂点に立つ平清盛。しかし、武力を背景にした権力は、従来の血縁
や家系を権力の基盤とした時代とは相容れない性格が露呈していきます。
ゆるやかに清盛は朝廷の権力と対立関係におちいり、嫡男、重盛ですら敵対するようになって
いきます。人物とそれぞれの関係が精密にえがかれていて、本巻の初めとおわりでは
いつのまにやら、清盛という人物の性格や朝廷における存在が大幅にかわってしまって
います。歴史の流れというのは、人間そのものの変遷以外のなにものでもないのだと考え
させられてしまいます。
しかし、人間離れした筆力ですね。
や家系を権力の基盤とした時代とは相容れない性格が露呈していきます。
ゆるやかに清盛は朝廷の権力と対立関係におちいり、嫡男、重盛ですら敵対するようになって
いきます。人物とそれぞれの関係が精密にえがかれていて、本巻の初めとおわりでは
いつのまにやら、清盛という人物の性格や朝廷における存在が大幅にかわってしまって
います。歴史の流れというのは、人間そのものの変遷以外のなにものでもないのだと考え
させられてしまいます。
しかし、人間離れした筆力ですね。
2004年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
治承とは西暦では1177年~1181年の期間をいう。
この数年がどういう「調べ」を奏でるのか…。
この巻は「橋本治の平家物語」では第12巻目になる。
まず、はじめて第1巻を読んだときに、
なるほどこういう入り方もあるものかと唸らされた。
続きの巻がでるたびに、あまりにも有名な、
あの「祇園精舎の鐘の声…」をあれやこれやとつきつけられてきた。
この巻では清盛の嫡男、平重盛がその存在感を示す。
一般に、重盛については、清盛ほどはっきりした印象を持っていないと思われる。
重盛と清盛のあり様を対比して読むのがおもしろい。
そして、橋本の古典を読むたびに感じる「日本語の奥の深さ」をじっくり味わいたい。
治承の巻では語られずに、次巻へ持ち越された一連のできごとは、
どのように奏でられていくのか、楽しみでもある。
平家物語といえば、平清盛を頂点とする平家一門の栄枯盛衰を
琵琶法師が…というイメージであるが、ここには琵琶法師はいない。
そこにいるのは橋本治である。
こんなことは蛇足といえば蛇足だが、この巻の前半では「祇王と仏」の話がなされる。
いわゆる「平家物語」ではそのあたりの話になるので参考までに。
この数年がどういう「調べ」を奏でるのか…。
この巻は「橋本治の平家物語」では第12巻目になる。
まず、はじめて第1巻を読んだときに、
なるほどこういう入り方もあるものかと唸らされた。
続きの巻がでるたびに、あまりにも有名な、
あの「祇園精舎の鐘の声…」をあれやこれやとつきつけられてきた。
この巻では清盛の嫡男、平重盛がその存在感を示す。
一般に、重盛については、清盛ほどはっきりした印象を持っていないと思われる。
重盛と清盛のあり様を対比して読むのがおもしろい。
そして、橋本の古典を読むたびに感じる「日本語の奥の深さ」をじっくり味わいたい。
治承の巻では語られずに、次巻へ持ち越された一連のできごとは、
どのように奏でられていくのか、楽しみでもある。
平家物語といえば、平清盛を頂点とする平家一門の栄枯盛衰を
琵琶法師が…というイメージであるが、ここには琵琶法師はいない。
そこにいるのは橋本治である。
こんなことは蛇足といえば蛇足だが、この巻の前半では「祇王と仏」の話がなされる。
いわゆる「平家物語」ではそのあたりの話になるので参考までに。
2004年10月25日に日本でレビュー済み
やっと10ヶ月ぶりに12巻がでました。
それでもまだ清盛の栄華がつぼみの状態です。
日本の政治の成り立ちが蘇我入鹿から清盛までのお話です。
政治とは、権力のバランスを見据えることだということが
よくわかります。
13巻が来年秋刊行予定だそうです。それまでじっとしていましょう。
それでもまだ清盛の栄華がつぼみの状態です。
日本の政治の成り立ちが蘇我入鹿から清盛までのお話です。
政治とは、権力のバランスを見据えることだということが
よくわかります。
13巻が来年秋刊行予定だそうです。それまでじっとしていましょう。