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島田妙子

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虐待の淵を生き抜いて単行本 – 2016/2/24

島田妙子 (著)

59

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著者は、実父と継母の6年に渡る虐待で二度も死にかけた被害者でありながら、いま「加害者支援」に奔走する。
優しかった父はなぜ「鬼」と化したのか――。
二度と父のような悲しい人間をつくりたくないという思いが彼女の原動力になっている。
「誰でも絶対にやり直せる! 」という信念のもと、加害者の心に寄り添う著者が紡ぐ愛と希望の言葉。

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本の長さ

192ページ
言語

日本語
出版社

毎日新聞出版
発売日

2016/2/24
寸法

13 x 1.7 x 18.8 cm
ISBN-10

462032342X
ISBN-13

978-4620323428
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ブローハン聡
37
単行本（ソフトカバー）
20個の商品：￥594から

商品の説明

著者について

1972年、神戸市生まれ。兵庫県児童虐待等対応専門アドバイザー、児童虐待防止機構理事長。
4歳の頃、両親の離婚で兄2人と児童養護施設に入所。7歳の時、父の再婚で家庭に戻るが父と継母による壮絶な虐待が始まり、中2で児童相談所に保護されるまで続く。
中学卒業後、工場勤務を経て映像制作会社に転職し、その後独立。
2010年、共に虐待を乗り越えた次兄が白血病で他界したことを契機に、自叙伝『e love smile ~いい愛の笑顔を~』を自費出版し虐待体験を告白。以来、全国から講演依頼が相次ぎ、現在は年間100箇所以上で児童虐待根絶を訴え講演している。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 毎日新聞出版 (2016/2/24)
発売日 ‏ : ‎ 2016/2/24
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 192ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 462032342X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4620323428
寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.7 x 18.8 cm

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カスタマーレビュー:
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島田妙子

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銀色のやつ

虐待とは無縁の方にも読んで欲しい

2021年1月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

私も虐待を受けて育ちました。加害者である親目線で書かれた本もいくつか読んでいくなかで、元々はとても真面目に子育てしていた方もいて、とても苦しくなりました。その部分は報道されないので。虐待は他人事ではなく、社会の問題だと思っています。親を責めるだけではなんの解決にもなりません。虐待を受けている子供を救いたい、親の力にもなりたいと思いながらも、今具体的になにをしたらいいのか分からずにいました。本を読み、今後の活動の参考にしたいと思いました。

7人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazon カスタマー

涙なしには読めない

2020年11月28日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

壮絶な過去があっても全てを肯定する、最初から悪い人なんていない、愛で包み込む。
パワーをもらいました。沢山の人に読んでほしいです。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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梅花草

虐待を越えて生きたいと願う人に。

2019年3月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

虐待の傷－それは厄介で、虐待を受けた本人に大きなダメージを残す。そして他人との繋がりを作れず、自身と他人を傷つけることを極度に怖がる。不信と不安に絡め取られて動けない。彼虐待者は傷の癒し方を知らず、周りから｢甘え｣と斬り捨てられる。甘えを知らない、実感もないというのに。
本書は虐待されて｢生き辛さ｣に悩む人に未来を与えてくれるかもしれない。
虐待されて来た者は本当は信じたい。愛したいのだ。主人公タエちゃんは虐待されている最中にも、自分の命と引き換えに父親の再生を祈り願う。
子供は愚かしいほど親を許すのだ。
虐待を生き抜いた人は自分を無力だと思っている。感情を殺して生きている。
だが、大きくなったタエちゃんは過去の事実も感情も肯定して生きている。未来を見つめている。虐待親は｢お前もいつか私と同じようになる｣と呪いをかける。未来を｢生きたい｣と願う人に本書が爽やかな春風となって、固く凍りついた心が息を吹き返す一助になるよう願います。

13人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ＴＡＫＥＲＵ

虐待の深層を受けとめよ

2016年6月2日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　本書には、虐待を受けながらも逃げられない子供の心理がある。そして、家を出たくても、どうしていいのか
具体的なことが考え付かない子供の小さな世界をみたとき、本当に八方塞がりだとおもった。日常の語り口で、
書かれる虐待の世界は重い。

　優しかった著者の「お父ちゃん」が、虐待に手を染めることになったのは、再婚した継母との荒れた関係もある
ようだが、その辛く、虐げられた過去に根があると、成長した後の著者は感じている。
　結婚し授かった子に手をかけようとした著者。日常の忙しさから、とても卑屈になってしまったこころゆえだが、
これは、「お父ちゃん」のこととオーバーラップする。感情の不安定さは、過去である幼少期の経験からも来るし、
成人しても、著者のように、その日常から来る。この不安定さは、「怒り」を生じ、それを向けやすい子供に行く
のが虐待のきっかけになるのだろう。

　虐待されながらも、「近所のおばさん」や「体育の先生」の優しさに触れていた著者。十五歳で、社会に出た
著者は、そこで生き方について語ってくれたひとに出会っている。幸運だといえる。感情の不安定さは誰にもある。
それを安定化させるのは他者からの優しさであり、自分の感情の不安定さへの気付きだろう。「お父ちゃん」に、
欠けていたのは、その両方だとおもう。
　著者は、被害者であり、加害者になりかけた面を持つ。それらの経験から、子育てと、親あるいは、ひととしての
こころの持ち方に言及するが、それを重く受け取らねばいけない。

13人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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yume

人との繋がりを改めて考える機会になる本だと思います

2016年3月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

とても読みやすかったので一気に読了しました。
前半数十ページで妙子さんの心の温かさに触れたように感じました。虐待をしてしまう大人も、被害にあう子ども達も救いたいという強い想い。優しい文体ですがとても心に響きました。

妙子さんの幸縁は何度も聞かせて頂きましたが、本書の中ではじめて触れた過去。まだそんな辛い体験もあったんだ‥と涙してしまいました。
悲しみも怒りも一旦受け入れ、自分の感情を大切にする。
アンガーマネージメントに辿り着くまつでの想いが、とてもよく伝わりました。

子育て世代はもちろん、自分自身と他者との関係に悩む方々にもぜひ読んでいただきたい1冊です。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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takagi

『虐待をしてしまう親を止めるにはどうするか？』←これがこの本のテーマ。

2021年9月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

レビューがしにくい。こども時代に凄惨な虐待を受けた方にきつく言いたくないからだ。
しかしその体験談は体験談で本の内容は本の内容。そうでなければ本のレビューは成り立たない。

今、『子どもへの性的虐待』著:森田ゆり　と併読してる。
この本の内容が息が詰まるようで読み進められないでいる。
しかし、なにか物事を解決したい、と思うならまず知らなくては進めようがない。だから本を読む。

上辺のきれいごとでは虐待の問題を解決できない。
本は平明な言葉で書かれたものが正義だが、虐待のような重いテーマを扱うなら、難しかろうが読みにくかろうが、読者を嫌な気分にさせようがとことんまで突き詰めないとならないとオレは思う。
ご自身の幼少時の被虐体験は書いてある。しかし、相談をしてきた方たちの体験談は載っていない。ここだよね。目を背けたくなることから筆者自身が逃げてしまっては読者は得るものがない。

本書は加害してしてしまう親への「自己啓発」本の類で、
「あなたは嫌で嫌でしょうがないのにこどもを虐待してしまっている。こうすればその気持ちを抑えられるよ」と島田妙子さんはいろいろ書いている。

しかし、日本の虐待の現場はそんな悠長なことを言っていられる状況なんだろうか？
ちびっこが食事も与えられずに衰弱しているなら、何があろうとその瞬間に保護者（？？？）から引き剥がすべきだとオレは思う。その保護者とやらを蹴飛ばしてでも。そのコは明日には死んでしまうかもしれないのだから。受け皿となる児童施設や職員が足りないのは知ってる。でも「今」が一番大事。
法整備や施設の拡充が先であって加害者支援はまだまだ日本では遠く及ばない問題。

「人を愛することができれば虐待はなくなる」
ちょっと島田妙子さんは甘すぎないかな？

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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tachiyan

体験者の生の声は心を打ちます。

2018年6月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

涙なしでは読めません。虐待の体験を虐待で苦しんでいる子どもたちや家族のために尽くそうと活動されている姿に心を打ちます。島田妙子さんにはこれから幸せになってほしい。虐待される側はいうまでもなく、虐待する側も社会の助けを必要としていること、そして人間だったら誰にでも起こりうる感情の暴走のセルフコントロール、これは誰もが知っておかないといけないことだと思いました。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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正義の味方

虐待は、「虐めを待つ」とは、その通りだ。

2016年4月15日に日本でレビュー済み

虐待は、子供が親が抱えている問題の犠牲となることで起こる。

虐待する親は、しつけの為と言い訳をするが、自己弁護の為の正当化

であり、責任転嫁だ。

虐待は、ただの八つ当たりでしかないのだ。

著者の言う、「虐めを待つ」とは、その通りだ。

子供は弱者で、親の理不尽な虐待に対しても、倫理観に縛られ、

歯向かったりできないのだ。

親は、それがわかっていて無抵抗の子供を虐待するのだ。卑怯そのものだ。

父親が妻に暴行するＤＶの家庭では、その半数が、子供も虐待を受けている。

子供が虐待を受けていない場合でも、父親が妻に暴行する事で、心理的虐待

を受けていると言える。

子供の多くは、統合失調症となり、進学を断念したり、元の職場に戻れ

なかったり、結婚を断念したり、まさに人生を犠牲にさせられるのだ。

15人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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