私も娘もHSP、HSCと思われる。私自身はこのしんどさを親や兄妹には自然とわかってもらっており、家庭内ではしんどい思いをしなかったが、外に出るととにかくしんどかった。今もそう。
結婚してパートナーが、とにかく理解をしてくれない。どう見てもHSPでもないパートナーが、「そんなこと言い出したら自分もしんどいのは同じ」といった感じだ。違う、違うんだよ。それを丁寧に書いてくださっているのがこの本。
HSPの親がHSCの子供への接し方と、HSPではない親がHSCの子供への接し方と分けて記載がある。
HSPは「気にしすぎ」と小さい頃から何度も言われて育ってきて、それでもどう解決すればいいかわからず、それも苦しみのひとつだったが、自分が受け入れていけばいい。もちろん周囲の理解が増えればいいが、何度か読んで欲しいと頼んだがパートナーでさえ、まだ読んでもいない。他人に理解してもらうより、自分で受け入れていく術をつけたほうが良いようだ。
欲を言えば、発達障害系については学ぶ機会があるだろう教職員の方々には、一度この本も読んでみてほしい。クラスに必ずいる。
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