原書(英文)も呼んだのですが、ところどころ訳が雑に行われ、冒頭の分をはじめ本来の文意を失っている場所が多いほか、原書にはない解説が訳注を用いず挿入されたり、段落一つが丸々飛んでいる個所があります。
原書は文も軽さの中に教養を含み、E.P.トムスンの著書をはじめとする歴史への考察も深いにも関わらず、そういった点がすべて訳と編集のせいで失われている。
原書を読むときの参考程度にはなるので、原書と合わせて購入することをお勧めする。

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怠けの哲学: これでいいのだ (ヴィレッジブックス N ホ 1-1) 文庫 – 2006/2/20
- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社フリュー
- 発売日2006/2/20
- ISBN-104863328109
- ISBN-13978-4863328105
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近年、デフォルトモードネットワークと言う、暇なぼーっとしてるときの脳の活動が、大変注目されています。
暇を愛する者としては、最大限の発見と言ってもいいのかも知れません。
暇の使い方によっては、堕落してしまったり、お年寄りであれば、ぼけてしまったりと、何かと害がありますが、
暇を最大限に活用することが出来れば、古代ギリシア人達のように、むしろ、脳が冴え渡る活動に勤しむことが
出来るのではないでしょうか。暇であることは、哲学への道でもあるのです。かつて、アリストテレスは、
幾何学の起源について、形而上学〔981b10〕の中で、暇な生活をする余裕が恵まれていたからである、と述べています。
それに、なんてったって、Ph.D.は、Doctor of Philosophyの略語ですから、そして、今インターネットを活用すれば、
いくらでも自由に学問を楽しむことが出来ますから、なんて、暇人にとって最高の時代なのでしょうか!!!
暇と学問を愛するものにとって、大変読み心地のいい、手軽に読める本となっています。
暇であることは、罪悪感を感じるものですが、この本を読むと、そんな心が、すっと、軽くなるかと思います。
暇を愛する者としては、最大限の発見と言ってもいいのかも知れません。
暇の使い方によっては、堕落してしまったり、お年寄りであれば、ぼけてしまったりと、何かと害がありますが、
暇を最大限に活用することが出来れば、古代ギリシア人達のように、むしろ、脳が冴え渡る活動に勤しむことが
出来るのではないでしょうか。暇であることは、哲学への道でもあるのです。かつて、アリストテレスは、
幾何学の起源について、形而上学〔981b10〕の中で、暇な生活をする余裕が恵まれていたからである、と述べています。
それに、なんてったって、Ph.D.は、Doctor of Philosophyの略語ですから、そして、今インターネットを活用すれば、
いくらでも自由に学問を楽しむことが出来ますから、なんて、暇人にとって最高の時代なのでしょうか!!!
暇と学問を愛するものにとって、大変読み心地のいい、手軽に読める本となっています。
暇であることは、罪悪感を感じるものですが、この本を読むと、そんな心が、すっと、軽くなるかと思います。
2006年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいるうちに、心がほかほかしてきます。
ゆっくりのんびり生活する方法が、たくさん書いてあります。
せっかちさんにこそ読んでもらいたい本です。
ゆっくりのんびり生活する方法が、たくさん書いてあります。
せっかちさんにこそ読んでもらいたい本です。
2006年3月7日に日本でレビュー済み
一所懸命仕事をしないで、もっと怠けようという、「怠け者のススメ」の本。しかし、上司の目を盗んで仕事をサボる、というような意味ではない。暇があると何か悪いような気がするが、それは間違いで、暇な時間こそ精神を充実させ、人間らしく生きるために必要なものだ。忙しぶって内容のない仕事をするよりは、怠けていた方が良い。
仕事に追われて「忙しくて大変だ〜」と言いながら、実はそんな自分に酔っているような人に、ぜひ読んでもらいたい。
仕事に追われて「忙しくて大変だ〜」と言いながら、実はそんな自分に酔っているような人に、ぜひ読んでもらいたい。