「暮らしの手帖」編集長を務めるなどするエッセイスト、松浦弥太郎さんを知ったのは、半年前です。著書を何冊か読みましたが、丁寧な考え方が文体から伝わり、また同年代ということもありとても共感を覚えました。
そんな弥太郎さんが走っていたとは知りませんでした。そしてこのタイトル、走歴30余年の僕としては読まないわけにはいきません。
内容は、ランニングのハウツーではありません。ランニングという行為を通して、生きることや働くことの意味や向き合い方が、綴られています。
「なぜ走る?」とは人から聞かれても自分うまく答えられませんでしたが、この本はそれを僕の代わりに答えてくれているかのようなしっくり感があります。
オビに書かれた「『走れる自分』が いれば なんとかなる」という文句だけで涙があふれてしまいました。
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それからの僕にはマラソンがあった (単行本) 単行本(ソフトカバー) – 2017/12/5
松浦 弥太郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
疲れ果てたある日、松浦さんは衝動的に走っていた。日々のランニングによって何か変わったか。走ることが届けてくれた人生の処方箋。西本武司との対談収録。
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2017/12/5
- 寸法12.5 x 1.3 x 18.8 cm
- ISBN-104480815414
- ISBN-13978-4480815415
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2017/12/5)
- 発売日 : 2017/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 168ページ
- ISBN-10 : 4480815414
- ISBN-13 : 978-4480815415
- 寸法 : 12.5 x 1.3 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 563,351位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,985位ノンフィクションのスポーツ
- - 15,395位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年、東京生まれ。『暮しの手帖』編集長、「COW BOOKS」代表。高校中退後、渡米。アメリカの書店文化に惹かれ、帰国後、オールドマガジン専門店「m&co.booksellers」を赤坂 に開業。2000年、トラックによる移動書店をスタートさせ、02年「COW BOOKS」を開業。書店を営むかたわら、執筆および編集活動も行う。06年より『暮しの手帖』編集長に就任(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『あなたにありがとう。』(ISBN-10:4569791735)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
走ることの嬉しさよりも、上から目線の「効能」の記述が目につく。走ることと、自分を見つめ直した内省的な内容で期待したのだが少々残念。恐らく、真面目に語りすぎて少々ユーモアが不足しているのが原因か。途中に挟んだ対談は面白く読め、この路線で行けば良かったのにと思う。あと、作者よりもっともつと追いつめられて、走ることがひとつの救いになっているような人々もいることへの理解が薄いような気がする。
2018年5月12日に日本でレビュー済み
筆者は、編集長という重責から疲れてしまい、体調も悪化したことから、
「現実から少し離れたい」思いで、走り出したとのこと。43歳のとき。
> 走ると、だいたいのことが解決する。
> 不思議な感覚。考えるというよりも、余計なものが落ちていって、
> 大事なものだけ残っているみたいな。
> 10キロ一時間で、いろいろ落ちて、何かが頭のなかに残る。
> その残ったものが仕事へのモチベーションになったり、
> 何かのアイデアになったりする。
> これに行きつくには、三年くらいかかった気がする。
そうそう。これこれ!
「現実から少し離れたい」思いで、走り出したとのこと。43歳のとき。
> 走ると、だいたいのことが解決する。
> 不思議な感覚。考えるというよりも、余計なものが落ちていって、
> 大事なものだけ残っているみたいな。
> 10キロ一時間で、いろいろ落ちて、何かが頭のなかに残る。
> その残ったものが仕事へのモチベーションになったり、
> 何かのアイデアになったりする。
> これに行きつくには、三年くらいかかった気がする。
そうそう。これこれ!
2018年1月7日に日本でレビュー済み
近所の本屋に並んでたんで手に取ったら、よくあるハウツー本じゃなくて、もっと根源的というか、考え方の本みたいだったので買ってみました。
松浦さんの本、初めて読みましたが、丁寧な文章に好印象。私(松浦さんと同年代)はマラソンはやらないけれど、登山をやります。で、この方のマラソンへの考え方が私の登山への考え方に極めて近くて共感しきり。マラソンやってる人にもタイムを追いかけてない人もいるのですね。松浦さんも走ってると、だんだん早く走りたくなる。それで楽しくなくなって、怪我をする。それを繰り返して、今に至ってる。
私も登山をはじめた頃は、オレ結構いけるかも、ってな具合で、調子に乗って、いかに早く頂上に着くか、所謂コースタイムを意識して登っていたんですが、それってやってる内にだんだんタイムに追われて楽しくなくなってきてしまうのです。で、どっかで膝とか痛めたりして。それで漸く気付いたわけです。山も頂上が全てでは全然なくて、登る道程、準備する課程、全てが、まさに人生においてのThird Place(家庭、職場ではない、一人になる場所)としての大事な意味がある。そこが本当の価値だと。最近ちょっと腰を痛めて改めて思ったところです。
そして結局のところ心構えとしては、速く、とかじゃなくて「美しさ」と書いてあるところで思わず膝を叩きました。松浦さんが「美しく走る」ことを目指されているように、私も「美しい登山」を目指しているんだと。それって結局「美しく生きる」ことに繋がってるんだと。
松浦さんの本、初めて読みましたが、丁寧な文章に好印象。私(松浦さんと同年代)はマラソンはやらないけれど、登山をやります。で、この方のマラソンへの考え方が私の登山への考え方に極めて近くて共感しきり。マラソンやってる人にもタイムを追いかけてない人もいるのですね。松浦さんも走ってると、だんだん早く走りたくなる。それで楽しくなくなって、怪我をする。それを繰り返して、今に至ってる。
私も登山をはじめた頃は、オレ結構いけるかも、ってな具合で、調子に乗って、いかに早く頂上に着くか、所謂コースタイムを意識して登っていたんですが、それってやってる内にだんだんタイムに追われて楽しくなくなってきてしまうのです。で、どっかで膝とか痛めたりして。それで漸く気付いたわけです。山も頂上が全てでは全然なくて、登る道程、準備する課程、全てが、まさに人生においてのThird Place(家庭、職場ではない、一人になる場所)としての大事な意味がある。そこが本当の価値だと。最近ちょっと腰を痛めて改めて思ったところです。
そして結局のところ心構えとしては、速く、とかじゃなくて「美しさ」と書いてあるところで思わず膝を叩きました。松浦さんが「美しく走る」ことを目指されているように、私も「美しい登山」を目指しているんだと。それって結局「美しく生きる」ことに繋がってるんだと。
2018年2月21日に日本でレビュー済み
同じことが何度も繰り返し書かれており、かつ、たとえ話などでくどくどと無理やり文章を伸ばしているような感じで、かと言って行間を読ませるわけでもない。はっきり言って読んでいて退屈でした。もう少し具体的なエピソードを広げてほしかった。もちろん走ることのノウハウを求めて読み始めたわけではなかったけれど、楽しみにして手に取っただけに、がっかり感が非常に大きい1冊でした。
2018年7月1日に日本でレビュー済み
松浦弥太郎が「走ること」について書いた。
「暮らしの手帳」編集長時代に、ストレスで帯状疱疹に。このままでは良くない、と直感的に思い立ったのが「走ること」だった。何の予備知識もなく、その日から毎日欠かさず走ることにしたのは43歳の冬。
運動に多少の覚えがあった松浦だが、我流の走りが祟って怪我をする。そこで反省し、走り方や靴の選び方などを研究。メキメキと上達していった。
次に松浦は、ほとんど多くのランナーが同じことを思うように、「タイムを縮めたい」「もっと距離を長く走りたい」と思うあまり、身体に負荷をかけて2度目の故障を経験。そこで再び走りを見直す。着眼したのは、「体幹」を鍛えることだ。
そんなある時、松浦は走ることそのものに「飽きて」しまう。楽しくなくなってしまったのだ。
そこでモチベーションを保つために辿りついた「境地」とは・・・。
「暮らしの手帳」編集長時代に、ストレスで帯状疱疹に。このままでは良くない、と直感的に思い立ったのが「走ること」だった。何の予備知識もなく、その日から毎日欠かさず走ることにしたのは43歳の冬。
運動に多少の覚えがあった松浦だが、我流の走りが祟って怪我をする。そこで反省し、走り方や靴の選び方などを研究。メキメキと上達していった。
次に松浦は、ほとんど多くのランナーが同じことを思うように、「タイムを縮めたい」「もっと距離を長く走りたい」と思うあまり、身体に負荷をかけて2度目の故障を経験。そこで再び走りを見直す。着眼したのは、「体幹」を鍛えることだ。
そんなある時、松浦は走ることそのものに「飽きて」しまう。楽しくなくなってしまったのだ。
そこでモチベーションを保つために辿りついた「境地」とは・・・。
2018年4月24日に日本でレビュー済み
対談部分が生き生きと走ること、その他について語られていてよかったです。その他の部分は共感、参考になりますがちょっと観念的かな。走っている人が読むと納得。走っていない人も走ろうかなと思わせてくれる本