いつか通った女子の葛藤。
だけど、ただそれだけの物語では終わらない。
最後の一文、すごくカタルシスを感じて爽快だった!
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けむたい後輩 (幻冬舎文庫) 文庫 – 2014/12/4
柚木 麻子
(著)
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14歳で作家デビューした過去があり、今もなお文学少女気取りの栞子は、世間知らずな真実子の憧れの先輩。二人の関係にやたらイラついてしまう美人で頑張り屋の美里は、栞子の恋人である大学教授に一目惚れされてしまう――。名門女子大を舞台に、プライドを持て余した女性たちの嫉妬心と優越感が行き着く先を描いた、胸に突き刺さる成長小説。
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2014/12/4
- ISBN-104344422880
- ISBN-13978-4344422889
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商品の説明
著者について
一九八一年東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞。二〇一〇年、受賞作を含む連作集『終点のあの子』でデビュー。三作目『嘆きの美女』がドラマ化。その他の著書に『早稲女、女、男』『私にふさわしいホテル』『王妃の帰還』『ランチのアッコちゃん』『伊藤くんAto E』『その手をにぎりたい』『本屋さんのダイアナ』『ねじまき片想い』『3時のアッコちゃん』など多数。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2014/12/4)
- 発売日 : 2014/12/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 302ページ
- ISBN-10 : 4344422880
- ISBN-13 : 978-4344422889
- Amazon 売れ筋ランキング: - 228,374位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
柚木麻子作品で1番最初に読んだ本です。
栞子が普通なら性格が悪すぎて嫌いになりそうなのですがとにかく詰めが甘いので人間らしくて嫌いになれない。
読んでて「誰にでもこういう嫌な面あるよなー‥」って感じ。
まみこはとにかく直向きでその真っ直ぐなパワーで栞子の勧めたことなどを何でも吸収してモノにしていくのですが、こういう子に崇拝されていたらちょっと恐怖だと思います。
最後のほうで栞子がまみこを拒絶するシーンは切ないですがなんかわかるな‥と思ってしまう。
ラストではまみこは売れっ子の作家になり栞子とは立場が逆転するのですが、拒絶しといて何年も経っていても、まみこが栞子を受け入れてくれると思っているなんてやっぱり栞子は詰めが甘いというかちょいおバカさんなのかな、って。子供は無条件に親を好きだろうと勘違いしている毒親みたい思考。
男とばっかり遊んでないで女の友情もちゃんと育てないと、ですね。
栞子が普通なら性格が悪すぎて嫌いになりそうなのですがとにかく詰めが甘いので人間らしくて嫌いになれない。
読んでて「誰にでもこういう嫌な面あるよなー‥」って感じ。
まみこはとにかく直向きでその真っ直ぐなパワーで栞子の勧めたことなどを何でも吸収してモノにしていくのですが、こういう子に崇拝されていたらちょっと恐怖だと思います。
最後のほうで栞子がまみこを拒絶するシーンは切ないですがなんかわかるな‥と思ってしまう。
ラストではまみこは売れっ子の作家になり栞子とは立場が逆転するのですが、拒絶しといて何年も経っていても、まみこが栞子を受け入れてくれると思っているなんてやっぱり栞子は詰めが甘いというかちょいおバカさんなのかな、って。子供は無条件に親を好きだろうと勘違いしている毒親みたい思考。
男とばっかり遊んでないで女の友情もちゃんと育てないと、ですね。
2018年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女の内面を抉り出すことに定評のある柚木先生の今作。舞台は横浜の有名女子大学。主に3人の女子大生が中心に話が展開していくが、その中でも栞子がとにかく性格が悪い。恋人からの呼び出しがあったら後輩を置き去りにしたり、男のために後輩を巻き込んだり、体が弱いと言ってもタバコをやめなかったりとにかく自分勝手で男至上主義。どの出来事でも普通なら絶交物だが、栞子の崇拝者でもある真実子はどこにでもついていく。
真実子の健気さに肩を持つ読者が多いと思うが、自分が推したいのは栞子。上記のようなどうしようもない子でも過去の栄光に縋り、女子たちにはツンとし、男子には理想の女を演じる悲しきピエロなのだ。キラキラした登場人物が多い中、栞子の人間臭さは際立っている。そんな栞子のような特別に思われたいけれど本当は普通に生きたいと願う気持ちは誰にでもあると思う。正直栞子視点だとせっかく居場所を作ってきたところに土足で踏み込んでいく真実子に対して恐怖を感じる(笑)
横浜の名所が惜しげもなく登場するので神奈川県に住んでいる人は読んでいてにやりとするかも。
柚木氏の作品を一度でも読み、嫌悪感を感じなかったならばこの作品はオススメ。
真実子の健気さに肩を持つ読者が多いと思うが、自分が推したいのは栞子。上記のようなどうしようもない子でも過去の栄光に縋り、女子たちにはツンとし、男子には理想の女を演じる悲しきピエロなのだ。キラキラした登場人物が多い中、栞子の人間臭さは際立っている。そんな栞子のような特別に思われたいけれど本当は普通に生きたいと願う気持ちは誰にでもあると思う。正直栞子視点だとせっかく居場所を作ってきたところに土足で踏み込んでいく真実子に対して恐怖を感じる(笑)
横浜の名所が惜しげもなく登場するので神奈川県に住んでいる人は読んでいてにやりとするかも。
柚木氏の作品を一度でも読み、嫌悪感を感じなかったならばこの作品はオススメ。
2020年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女性の壊れそうで壊れない友情や、女性ならではの優越感や劣等感をユーモラスかつ辛辣に綴る柚木麻子の最新作は、お嬢様系女子大を舞台にした三人の女たちの物語。
病気がちで純朴な真実子は、以前自分が愛読していた詩の著者である先輩の栞子に出会い、彼女を崇拝し、妄信する。真実子の親友である努力型の毒舌美人、美里はそんな真実子に苛立ちを感じている。
真美子を軸として三人の女たちの焦り、自己愛は共感を通り越して、自分のもろい部分をべりべりと剥がされ、塩を塗りこまれたかのように痛く、のた打ち回るほどだ。
栞子は、十代の頃に得た過去のささやかな栄光が忘れられず、アンニュイを気取っては男をとっかえひっかえしているがその男たちは栞子の映し鏡のような、芸術家ぶっているが実績は何もないウィンプスターだらけで満たされない。真実子は真実子で、純粋でまっすぐな故の過集中っぷりでその稀有な才能を発揮するが、その才能ゆえに栞子を無自覚に傷つける。美里は美里で努力とそれに値する成果を期待しすぎて、それに伴う周りの見えなさと鼻息の荒さで異性を遠ざけてしまう。
三者三様、ベクトルは違えど「認められたい」気持ちの過剰さがむせ返るほどだ。
そして、真実子によるラストのカタルシスは、栞子だけでなく、いい年こいて「ここではないどこか、いまではないいつか、わたしではないだれか」になりたい気持ちを多かれ少なかれくすぶらせているものには強烈な一撃である。
それは、「終点のあの子」のようなアッパーカットタイプの一撃ではなく、わき腹に痛みと黒いあざを残すボディブローのようにじわじわとくるからさらに困る。
自分は自分が思っているほど特別でないことに気づき始めた人や自意識をもてあます人たちにお勧めの一冊。
病気がちで純朴な真実子は、以前自分が愛読していた詩の著者である先輩の栞子に出会い、彼女を崇拝し、妄信する。真実子の親友である努力型の毒舌美人、美里はそんな真実子に苛立ちを感じている。
真美子を軸として三人の女たちの焦り、自己愛は共感を通り越して、自分のもろい部分をべりべりと剥がされ、塩を塗りこまれたかのように痛く、のた打ち回るほどだ。
栞子は、十代の頃に得た過去のささやかな栄光が忘れられず、アンニュイを気取っては男をとっかえひっかえしているがその男たちは栞子の映し鏡のような、芸術家ぶっているが実績は何もないウィンプスターだらけで満たされない。真実子は真実子で、純粋でまっすぐな故の過集中っぷりでその稀有な才能を発揮するが、その才能ゆえに栞子を無自覚に傷つける。美里は美里で努力とそれに値する成果を期待しすぎて、それに伴う周りの見えなさと鼻息の荒さで異性を遠ざけてしまう。
三者三様、ベクトルは違えど「認められたい」気持ちの過剰さがむせ返るほどだ。
そして、真実子によるラストのカタルシスは、栞子だけでなく、いい年こいて「ここではないどこか、いまではないいつか、わたしではないだれか」になりたい気持ちを多かれ少なかれくすぶらせているものには強烈な一撃である。
それは、「終点のあの子」のようなアッパーカットタイプの一撃ではなく、わき腹に痛みと黒いあざを残すボディブローのようにじわじわとくるからさらに困る。
自分は自分が思っているほど特別でないことに気づき始めた人や自意識をもてあます人たちにお勧めの一冊。
2017年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ナルシストで未だ文学少女気取りの栞子、箱入り娘で世間知らず故に栞子を崇拝するロマンチストの真美子、暑苦しいほどのハングリー精神でひたすら努力する生真面目でリアリストな美里。
あらすじを聞いただけなら林真理子先生が得意とするような女のドロドロ劇を想像するが、意外にも疲れずさらりと読めるのは女子大というまだ若くて瑞々しい舞台だからだろうか。
女同志ならではの嫉妬心やドロドロを描きながらも、少女ならではの甘酸っぱさや繊細さが見事に表現されていますのでクドく感じません。また、登場人物の人間くささが絶妙で、斜めに構えることでしか自分を守れない栞子に、どストレートな美里がいうセリフがまさに自分に言われてるよう(笑)少し単調気味な話が「成長」いうスパイスで締めくくられ、陰鬱な印象のタイトルや表紙絵にいい意味で裏切られ、すっきりした読後感です。
ぜひ柚木麻子先生の他の作品も読んでみたいです。
あらすじを聞いただけなら林真理子先生が得意とするような女のドロドロ劇を想像するが、意外にも疲れずさらりと読めるのは女子大というまだ若くて瑞々しい舞台だからだろうか。
女同志ならではの嫉妬心やドロドロを描きながらも、少女ならではの甘酸っぱさや繊細さが見事に表現されていますのでクドく感じません。また、登場人物の人間くささが絶妙で、斜めに構えることでしか自分を守れない栞子に、どストレートな美里がいうセリフがまさに自分に言われてるよう(笑)少し単調気味な話が「成長」いうスパイスで締めくくられ、陰鬱な印象のタイトルや表紙絵にいい意味で裏切られ、すっきりした読後感です。
ぜひ柚木麻子先生の他の作品も読んでみたいです。
2017年7月4日に日本でレビュー済み
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このシリーズ的な本は、面白いです。
一気に読みきってしまいました。
一気に読みきってしまいました。
2015年7月10日に日本でレビュー済み
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柚木麻子さんの本は「王妃の帰還」でハマり、それから立て続けに3冊買って、どれもとっても読みやすく、ストーリー描写がすぐ想像できるので、読書が得意でない私でも、あっという間に読み終えてしまいます。この本のレビューを買おうと思ったきっかけは、ラストのプロローグがあまりに衝撃で凄かったので、ぜひ読んで頂きたいと思いました。読み終えた後、真美子のセリフが恐いけどスカッとしたので、前に戻って同じ所を何度も読み返してしまいました。
柚木さんの本は引き込まれるように読みやすく、長距離通勤の時間を充実させてくれます。最近は2冊単位で注文してます(笑)
柚木さんの本は引き込まれるように読みやすく、長距離通勤の時間を充実させてくれます。最近は2冊単位で注文してます(笑)
2017年5月21日に日本でレビュー済み
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こうはならないようにしよう……と思いました。
前々から気になっていたんですが、柚木さんは山田詠美が嫌いなんですか?
なにか恨みでも……?
前々から気になっていたんですが、柚木さんは山田詠美が嫌いなんですか?
なにか恨みでも……?