将棋界の生きる伝説、羽生善治から何かしら教訓を得たい
と思っている人は手に取るべき良書!
各著名人との対談が当時の背景が分かりやすい状態でまとめられている上に、
その掲載順も良く考えられている
この本は、例えるなら羽生善治のフルコース料理
巻頭は”勝つための6つのプロセス”という前菜からスタートし、期待感が高まる。
メインの各著名人との対談は、その人との組み合わせによって羽生善治の味わいが変化するため、
読者によって心に刺さる部分は違ってくるだろう
最後の阿川さんとのトークライブの様子はフワフワしたデザートみたいな感じで締めくくられているw
そして読破した後に、またあの部分を読みたいな
そう思わせてくれる本でした

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羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫 は 50-1) 文庫 – 2016/3/10
羽生 善治
(著)
ビジネスに役立つ発想のヒントが満載
棋士生活30年、常にトップを走り続ける天才。その卓越した思考力、持続力はどこから湧き出るのか。自身の言葉で明らかにする。
棋士生活30年、常にトップを走り続ける天才。その卓越した思考力、持続力はどこから湧き出るのか。自身の言葉で明らかにする。
- 本の長さ383ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2016/3/10
- 寸法10.7 x 1.5 x 15.3 cm
- ISBN-104167905833
- ISBN-13978-4167905835
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2016/3/10)
- 発売日 : 2016/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 383ページ
- ISBN-10 : 4167905833
- ISBN-13 : 978-4167905835
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 422,482位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,314位文春文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月11日に日本でレビュー済み
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合本で、古い記述のものもあります。
でも、書かれていることは古くありません。
将棋はAIのほうが人間より強くなりました。その時に、どうするか、どうなるか、非常に
参考になりそうです。
でも、書かれていることは古くありません。
将棋はAIのほうが人間より強くなりました。その時に、どうするか、どうなるか、非常に
参考になりそうです。
2016年6月8日に日本でレビュー済み
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個人的な事を言わせてもらうと羽生さん一人の思考が綴られた著作の方が好みなのだが、こういう対談形式でも人によっては羽生さんの興味深い側面を引き出して見えてくるものがあると思います。
当たり外れはありますけどね・・・。
当たり外れはありますけどね・・・。
2016年3月14日に日本でレビュー済み
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一年前に出版されたムック本(未読)を文庫化した書。「決断力」、「大局観」といった羽生の既存の出版物、あるいは過去の雑誌の掲載記事の"全て"に目を通している方にとっては目新しい事は書いていないと思うので初心者向けの羽生の紹介書とも言えるが、そうした方は珍しいと思うし、また、そうした方にとっても改めて羽生という棋士を知るための優れた案内書になっている良書だと思った。私は特に、雑誌の対談記事に未読のものが多かったので、新鮮な箇所も多く、全体として堪能した。出版社はビジネス・マン向けを狙っている様だが、読む側は気にする必要がない(そもそも、羽生の思考法や姿勢が一般のビジネス・マンにそのまま通用するとは思えない)。
情報処理・将棋ソフトにも触れているが、たまたま、本書を読んでいる際、「アルファ碁」が韓国の李九段に三連勝したという衝撃的なニュースが飛び込んで来た。ただし、李九段は「アルファ碁」は「囲碁における美」を理解していないと言い切っており、奇しくも羽生も将棋ソフトとプロ棋士との感覚は全く異なり、将棋ソフトが「将棋における美」を理解出来るか否かが今後の鍵と言い切る。非常に面白い。今後の将棋・囲碁・AIの関係は目が離せない。一方、羽生は「将棋(の勝ち負け)は泥臭さ」とも言い切っている。「美」と「泥臭さ」という相反した観点に立脚した羽生の見解は流石に興味深い。
対談の中では(失礼ながら)朝吹氏とのものが予想外に奥深く、読み応えがあった。なお、本書で再三言及されるボビー・フィッシャーに関してはフランク・ブレイディー「完全なるチェス」に詳しい。羽生が天才たる所以は本書を読んでも分からないが、「将棋はゲーム」と言い切り、「勝負とはリスクを取る事」と言い切る羽生の将棋観の一端が窺える好著だと思った。
情報処理・将棋ソフトにも触れているが、たまたま、本書を読んでいる際、「アルファ碁」が韓国の李九段に三連勝したという衝撃的なニュースが飛び込んで来た。ただし、李九段は「アルファ碁」は「囲碁における美」を理解していないと言い切っており、奇しくも羽生も将棋ソフトとプロ棋士との感覚は全く異なり、将棋ソフトが「将棋における美」を理解出来るか否かが今後の鍵と言い切る。非常に面白い。今後の将棋・囲碁・AIの関係は目が離せない。一方、羽生は「将棋(の勝ち負け)は泥臭さ」とも言い切っている。「美」と「泥臭さ」という相反した観点に立脚した羽生の見解は流石に興味深い。
対談の中では(失礼ながら)朝吹氏とのものが予想外に奥深く、読み応えがあった。なお、本書で再三言及されるボビー・フィッシャーに関してはフランク・ブレイディー「完全なるチェス」に詳しい。羽生が天才たる所以は本書を読んでも分からないが、「将棋はゲーム」と言い切り、「勝負とはリスクを取る事」と言い切る羽生の将棋観の一端が窺える好著だと思った。
2016年11月10日に日本でレビュー済み
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羽生さんの過去のコラムや、各方面の有名人との対談など自分の知らない羽生さんをまた知ることができました。
自分が知りたかったある場面の羽生さんの心境や人生観など、事細かく色々書いてあります。
羽生ファンの私としてはとても満足のいく一冊でした。
自分が知りたかったある場面の羽生さんの心境や人生観など、事細かく色々書いてあります。
羽生ファンの私としてはとても満足のいく一冊でした。
2016年8月23日に日本でレビュー済み
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「将棋の全容を少しでも解明したい」という羽生さん,彼の頭脳はいったいどうなっているのか。
キーワードは美的感覚だろうか。羽生さんだけでなく,将棋棋士は「手が良さそう」「手が悪そう」といった抽象的な表現をすることがありますが,先を読むというよりもイメージで良し悪しを判断するのに長けているのでしょうか。
今後は将棋ソフトをうまく使いこなすことが,棋士の資質になることを断言しているのも興味深いです。羽生さんも将棋ソフトをうまく活用し,「将棋の全容解明」に資するのでしょうか。
キーワードは美的感覚だろうか。羽生さんだけでなく,将棋棋士は「手が良さそう」「手が悪そう」といった抽象的な表現をすることがありますが,先を読むというよりもイメージで良し悪しを判断するのに長けているのでしょうか。
今後は将棋ソフトをうまく使いこなすことが,棋士の資質になることを断言しているのも興味深いです。羽生さんも将棋ソフトをうまく活用し,「将棋の全容解明」に資するのでしょうか。
2017年12月22日に日本でレビュー済み
印象に残ったモノを1つ。
羽生「世間では頭が良いとか悪いとか、そういう話題がよく登りますが私は何をもって頭を良いと定義するのは不可能だと思います。つまり、頭が良い、悪いの違いがあるとしたらそれはその時代の社会の基準によって評価されやすい能力とされにくい能力があるという事に過ぎないと思います。例えば今は記憶力に長けている人などが「頭が良い」と言われていますがこれから時代が変わればコミニュケーション能力が高いとか思いやりがあるとか。そう言った人が頭が良いと言われる日が来ると思います」
この対談が行われたのは今とは全く世情の異なる数年前。そして今、コミニュケーション能力が世間では高く評価されている。先見の明に驚かされました
羽生「世間では頭が良いとか悪いとか、そういう話題がよく登りますが私は何をもって頭を良いと定義するのは不可能だと思います。つまり、頭が良い、悪いの違いがあるとしたらそれはその時代の社会の基準によって評価されやすい能力とされにくい能力があるという事に過ぎないと思います。例えば今は記憶力に長けている人などが「頭が良い」と言われていますがこれから時代が変わればコミニュケーション能力が高いとか思いやりがあるとか。そう言った人が頭が良いと言われる日が来ると思います」
この対談が行われたのは今とは全く世情の異なる数年前。そして今、コミニュケーション能力が世間では高く評価されている。先見の明に驚かされました
2016年3月28日に日本でレビュー済み
羽生さんのことがとにかく知りたいと思うのであれば、まず本書を手に取られては。羽生さん自身の言葉もあれば著名なライターの「羽生善治」論もあり、対談もあります。7冠達成時の話もあれば、40代になってからの将棋に対する姿勢の話もあり、チェスの話もあります。いずれも楽しめます。羽生さんの本はいろいろ読みましたが、これが一番網羅的な羽生善治論という感じがします。実にお得だと思います。