著者は、うつ病治療の前提として
「メンタルの前にフィジカルを。
認知の歪みの前に、生活の歪みを。
気分の安定より、日課の安定を」と説く。
活動による疲労と、睡眠による回復の
バランスがとれていれば
ヘルシーな生活が送れる、と。
そして、治療の大きな鍵である
「睡眠」は、1日7~8時間を目標に
3日間でつじつまを合わせながら
1週間で合計50時間を目ざす、など
とりくみやすく
具体的な治療計画を示す。
薬に頼る前に読んでおきたい。

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生活習慣病としてのうつ病 単行本 – 2013/7/11
井原 裕
(著)
●薬に頼らないうつ病治療、精神科医の臨床力アップを具体的に説く
著者は薬物療法を頭から否定はしない。
薬を使わなくても治療可能な病態に対してさえすぐに薬を出すような薬物療法偏重の現状に警鐘を鳴らしているのである。
いま精神科を訪れるうつ病患者の多くは現代社会の錯綜しつつ変化してとどまることを知らない環境の中で生活習慣を乱して精神症状を呈しているのであり、睡眠リズムの改善やアルコール常用の是正などの療養指導と患者個人個人の事情に合わせた簡便な精神療法を実施することによって治癒する例が多い。
精神科医は今こそ自らの薬物依存を克服し、臨床力をアップしなければならない。
――大学附属の総合病院精神科で薬に頼らない精神科医療を進めて大いに実績を上げている著者が、熱くそして懇切丁寧に説く。
著者は薬物療法を頭から否定はしない。
薬を使わなくても治療可能な病態に対してさえすぐに薬を出すような薬物療法偏重の現状に警鐘を鳴らしているのである。
いま精神科を訪れるうつ病患者の多くは現代社会の錯綜しつつ変化してとどまることを知らない環境の中で生活習慣を乱して精神症状を呈しているのであり、睡眠リズムの改善やアルコール常用の是正などの療養指導と患者個人個人の事情に合わせた簡便な精神療法を実施することによって治癒する例が多い。
精神科医は今こそ自らの薬物依存を克服し、臨床力をアップしなければならない。
――大学附属の総合病院精神科で薬に頼らない精神科医療を進めて大いに実績を上げている著者が、熱くそして懇切丁寧に説く。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社弘文堂
- 発売日2013/7/11
- ISBN-104335651570
- ISBN-13978-4335651571
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登録情報
- 出版社 : 弘文堂 (2013/7/11)
- 発売日 : 2013/7/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4335651570
- ISBN-13 : 978-4335651571
- Amazon 売れ筋ランキング: - 666,149位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,173位精神医学 (本)
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2018年2月27日に日本でレビュー済み
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著者がツイッターだったら、ツッコミどころ満載。鬱は脳疾患、解決できない人生の問題はあるにしても、変容してしまった脳を薬なしでどうやって元に戻せるのと言うのか?ホワイトアウト状態の患者を、5分超の診察で導けるのか?5分超のしかないから薬物療法になるのではないか?精神医療の在り方を変えていって欲しい。患者は死にかけているんだ。もう脳MRIで脳のどの部分がダメージを受けているのか分かっているのに、「脳の病気と言うことは問題だ」なんていう発言が問題だ。患者の一度きりの人生に寄り添おうとする優しさが感じられない。
予防と、再発予防には良いが、当事者が高いお金を出して買う価値はない。
予防と、再発予防には良いが、当事者が高いお金を出して買う価値はない。
2013年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
井原先生には直接診察をしていただきましたが、とても好感のもてる人格の方です。
この本を読まさせていただき、とても参考になりました。
医学以外の方が読んでもわかりやすい書物だと感じます。
この本を読まさせていただき、とても参考になりました。
医学以外の方が読んでもわかりやすい書物だと感じます。
2016年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
抗うつ薬全否定のようなfundamentalismプンプンの極論本とは異なり、存在するエビデンスは明示しつつ妥当性の高い批判をされていると思います。
2014年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
睡眠障害から、生活がくずれ、抑うつ的になった人は数多く、見てきました。
厚生労働省が睡眠の手引きをだしましたが、遅かったと思います。
厚生労働省が睡眠の手引きをだしましたが、遅かったと思います。
2014年6月14日に日本でレビュー済み
近年よくある精神医学のあり方について書かれた本でした。
肝心の「生活習慣病としてのうつ病」については、本の中の40パーセント位しか記載されていませんでした。
他は、医師、製薬会社、患者に対する批判などでした。
タイトルから想像する内容とは少し離れている様に思えます。
治療者向けに書かれているようで、患者向けの内容はそう多くありません。
内容の割に価格が高いので、まずは立ち読みなどで目を通してからの購入をお勧めします。
肝心の「生活習慣病としてのうつ病」については、本の中の40パーセント位しか記載されていませんでした。
他は、医師、製薬会社、患者に対する批判などでした。
タイトルから想像する内容とは少し離れている様に思えます。
治療者向けに書かれているようで、患者向けの内容はそう多くありません。
内容の割に価格が高いので、まずは立ち読みなどで目を通してからの購入をお勧めします。
2013年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いい本です。20年以上前の研修医の時に読むとなお良かったかも。しばらくこの手の本を読まずに「人間こそが人間学の教科書」をモットーに
小さなコツを積み重ねる所存です。
小さなコツを積み重ねる所存です。