大石内蔵助以下47人の討ち入り事件、いわゆる赤穂事件を物語としてではなく、歴史の観点からみた著作です。資料として残された手紙をもとに、内匠頭の切腹、赤穂城の明け渡し、堀部安兵衛と内蔵助を中心とした討ち入りまでの流れが、詳説されます。語り口は、あくまでも客観的、冷静で、抑制されていると感じます。
作者は気鋭の歴史学者だそうで、丹念に資料を渉猟し、「仇討ち」なのか「武士道」なのか、義士(私はあえてそう呼ばせてもらいます)たちの心情の流れから読み取ろうとします。見やすい表なども配して理解を助けてくれます。
とはいえ、ある程度知識がないと読むのはしんどいかもしれません。
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赤穂浪士の実像 (歴史文化ライブラリー 214) 単行本 – 2006/6/1
谷口 眞子
(著)
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- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社吉川弘文館
- 発売日2006/6/1
- ISBN-104642056149
- ISBN-13978-4642056144
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登録情報
- 出版社 : 吉川弘文館 (2006/6/1)
- 発売日 : 2006/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 199ページ
- ISBN-10 : 4642056149
- ISBN-13 : 978-4642056144
- Amazon 売れ筋ランキング: - 747,035位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2014年8月23日に日本でレビュー済み
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問題ないように買いました。良かった!もう一回買うつもりです。
2011年1月26日に日本でレビュー済み
吉川弘文館はアカデミックで良質の本を出す出版社であるが、その「付属品」の帯を見ると時にそうは思えなくなる場合もある。本書の帯に曰く「今明らかにされる赤穂事件、衝撃の真実 ! 」。しかし著者は「討入の成功」という結果から見た予定調和的物語の侵入を排して、等身大の義士像を掴むことに努めているのであって、この本のどこにもいわゆる「衝撃の真実」というものはない。第一そんなものは井沢元彦にでも任せておけばいいではないか。確かに本書では、お家再興かしからずんば討入かという明確なオプションを持って深謀をめぐらす大石内蔵助ではなく、都度の状況変化に「ブレる」大石内蔵助の様子が証しだされている。しかし2006年の時点でそれは少しも衝撃の事実ではない。この帯書きは悪書が良書を駆逐する状況に抵抗するために、許容される範囲のものとすべきか。
本書は赤穂事件研究の手引きたるべき良書であるが、一つ気になったのは、寺坂吉右衛門について、彼が陪臣であると述べるくだりが三箇所も出てくることである。陪臣説を採る井沢元彦に反論する形の研究が以下にある。吉田忠左衛門の直臣から元禄4年吉田の推挙を受けて浅野家の足軽になっているとするものである。赤穂市の市史編纂室も中央義士会でも寺坂は浅野家直臣と判定しているのだ。
[...]
本書は赤穂事件研究の手引きたるべき良書であるが、一つ気になったのは、寺坂吉右衛門について、彼が陪臣であると述べるくだりが三箇所も出てくることである。陪臣説を採る井沢元彦に反論する形の研究が以下にある。吉田忠左衛門の直臣から元禄4年吉田の推挙を受けて浅野家の足軽になっているとするものである。赤穂市の市史編纂室も中央義士会でも寺坂は浅野家直臣と判定しているのだ。
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