サンデルの「能力主義は正義か?」が頭の中をちらつく。
つまり遺伝と環境両方が運なら、この世は全て運だ。
その運だけでこんなに酷い生活を送らせられ、ある人からは自己責任と罵られ
ある意味で社会から抹殺される、悲しいことだなと思う。
もちろん、完全な平等は裏切り遺伝子のせいで停滞を生じさせてしまうのかもしれない。
それでも「少しでも平等に近づけるためには」ということを考えさせられる。
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最貧困女子 (幻冬舎新書) 新書 – 2014/9/27
鈴木 大介
(著)
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購入オプションとあわせ買い
今や働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10~20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度)という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。可視化されにくい彼女らの抱えた苦しみや痛みを、最底辺フィールドワーカーが活写、問題をえぐり出す!
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2014/9/27
- 寸法10.8 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104344983610
- ISBN-13978-4344983618
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商品の説明
著者について
一九七三年千葉県生まれ。「犯罪する側の論理」「犯罪現場の貧困問題」をテーマに、裏社会・触法少年少女らの生きる現場を中心とした取材活動を続けるルポライター。著書に『家のない少女たち』『援デリの少女たち』『振り込め犯罪結社』(いずれも宝島社)、『出会い系のシングルマザーたち』(朝日新聞出版)、『家のない少年たち』(太田出版)などがある。現在「週刊モーニング」(講談社)で連載中の『ギャングース』(原案『家のない少年たち』)でストーリー共同制作を担当。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2014/9/27)
- 発売日 : 2014/9/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 213ページ
- ISBN-10 : 4344983610
- ISBN-13 : 978-4344983618
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 65,661位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
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2022年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう救われない人たちがいることに誰もが心のどこかで気づいていながら、現実のこととは受け止めていなかった、貧困の中でセックスワークに取り込まれていく少女たちの実態をよく取材しています。
著者はこのテーマには向いていないかもしれません。
著者は、当初「観察者に徹して事実を読者に提示し考えてもらう」つもりだったはずです。
ところが、救われない現実を前に、著者は「なんとかしなくては」という意識にとらわれるようになり、本書内で何らかの解決策を提示しようとします。
しかし、少女たちと風俗関係者以外、福祉行政などへの取材が決定的に足りないために、著者は何度も「僕自身は何の専門性も持たない」と言い訳し、誰でも思いつきそうな底の浅い支援策しか提示できていません。
心を鬼にして観察者に徹するか、行政や学校、地域などもっと多面的に取材をして、著者自身が「専門性」を身につけるか、どちらかを選択するべきだったのではないでしょうか。
取材力もあるのに、結論部が妙に素人臭く、無力感を感じる読後感です。
著者はこのテーマには向いていないかもしれません。
著者は、当初「観察者に徹して事実を読者に提示し考えてもらう」つもりだったはずです。
ところが、救われない現実を前に、著者は「なんとかしなくては」という意識にとらわれるようになり、本書内で何らかの解決策を提示しようとします。
しかし、少女たちと風俗関係者以外、福祉行政などへの取材が決定的に足りないために、著者は何度も「僕自身は何の専門性も持たない」と言い訳し、誰でも思いつきそうな底の浅い支援策しか提示できていません。
心を鬼にして観察者に徹するか、行政や学校、地域などもっと多面的に取材をして、著者自身が「専門性」を身につけるか、どちらかを選択するべきだったのではないでしょうか。
取材力もあるのに、結論部が妙に素人臭く、無力感を感じる読後感です。
2021年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本国中で、何割かは貧困であり何%かは最貧困という事を考えれば、社会としてセーフティーネットを整えたり
何らかの手を打つべきと考えさせられる。
何らかの手を打つべきと考えさせられる。
2023年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ツラ過ぎて「面白い」とは表現したくない内容ですが実際、面白かったです。著者の取材力に感心します。社会が救わなければいけない女性がたくさん居る。しかし行政よりもアングラのセックス産業の方が彼女たちを救うセーフティネットとして有効に機能してしまっている現実。今、世間では若年被害女性等支援事業に逆風が吹いているが、行政では届かない彼女たちに届くツールとしてなんとかいい方向に進んでほしい。そんなことを思わされました。
2020年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女性は社会的に弱い立場で、男性に比して賃金の低い労働体系に置かれているケースが多い。
その中で劣悪な家庭環境に生まれてしまった女の子は家出して性産業に落ちることが非常に多い。
まず、金銭的な先立つものがない。さらには未成年で学校にもまともに通えていない知的水準の低い子が多い。
そんな子が逃げ出すように故郷を捨てて縁もない大都会に来たからといって生きていけるはずがない。
未成年は基本的に性産業や水商売でもほぼ雇ってくれないところばかりだが、中には将来的に18歳を超えたところで性産業に本格的に従事させるためにあくまでも搾取の対象としてだが囲い込むような業者はいるようだ。
行政の制度は不十分であり、ネグレクト(育児放棄)や虐待にある子供を発見出来なかったり、周囲の人間が見逃してしてしまっていたりする。
彼女たちはお金よりも基本的に「愛情を注がれてこなかったことを埋めたい」欲求が強い。
それが男性への依存や、自分を利用しようとする大人たちの組織への依存へと繋がり悪循環化してしまっている。
著者はセックス産業がそもそも違法性のある後ろ暗いものとして認識されているから、ぞこに従事する女性も悲惨な境遇から抜け出せないままになることが多いことを指摘しつつ、合法化して適正な扱いを受けられるような社会にすることを提案している。
けれど、それは社会認識そのものを根底から覆そうとするものであまり現実的ではないように思う。
確かにグレーゾーンや裏社会には暴力団や暴力や不正が跋扈するのが常だろう。
けれどそれを合法化してもまた新たな問題が湧き上るような気がした。
この本で特に驚いたのが「障害者の女性が性産業に従事させられている事例」が多いということ。
精神的・肉体的に障害のある女の子は「それしかできることがない」ということなのか。
その中で劣悪な家庭環境に生まれてしまった女の子は家出して性産業に落ちることが非常に多い。
まず、金銭的な先立つものがない。さらには未成年で学校にもまともに通えていない知的水準の低い子が多い。
そんな子が逃げ出すように故郷を捨てて縁もない大都会に来たからといって生きていけるはずがない。
未成年は基本的に性産業や水商売でもほぼ雇ってくれないところばかりだが、中には将来的に18歳を超えたところで性産業に本格的に従事させるためにあくまでも搾取の対象としてだが囲い込むような業者はいるようだ。
行政の制度は不十分であり、ネグレクト(育児放棄)や虐待にある子供を発見出来なかったり、周囲の人間が見逃してしてしまっていたりする。
彼女たちはお金よりも基本的に「愛情を注がれてこなかったことを埋めたい」欲求が強い。
それが男性への依存や、自分を利用しようとする大人たちの組織への依存へと繋がり悪循環化してしまっている。
著者はセックス産業がそもそも違法性のある後ろ暗いものとして認識されているから、ぞこに従事する女性も悲惨な境遇から抜け出せないままになることが多いことを指摘しつつ、合法化して適正な扱いを受けられるような社会にすることを提案している。
けれど、それは社会認識そのものを根底から覆そうとするものであまり現実的ではないように思う。
確かにグレーゾーンや裏社会には暴力団や暴力や不正が跋扈するのが常だろう。
けれどそれを合法化してもまた新たな問題が湧き上るような気がした。
この本で特に驚いたのが「障害者の女性が性産業に従事させられている事例」が多いということ。
精神的・肉体的に障害のある女の子は「それしかできることがない」ということなのか。
2021年12月5日に日本でレビュー済み
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彼女達を可視化して下さって
子供時代の(別の)彼女達を知っていると思います
彼女達は威張りたがりで意地っ張りで頭が悪かった
でも子どもでした
本人のせいではないんです
皆避けていて私もその一人でした
子供時代の(別の)彼女達を知っていると思います
彼女達は威張りたがりで意地っ張りで頭が悪かった
でも子どもでした
本人のせいではないんです
皆避けていて私もその一人でした
2022年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の言う「三つの縁」をなくして貧困に陥っていく女性たちの中には、発達障害などがあることが原因となっているケースが多い。最初に紹介される女性は、17歳で親の庇護を完全に失い自立を余儀なくされたが、発達障害の傾向が強く、支援を受けることすらままならず悲惨な生活を送っている。発達障害の子をもつ親は、せめて子供が社会人になって曲がりなりにも独り立ちできる日まで絶対に倒れることができないこと、したがって今が幸せだからとただ漫然と毎日を送っていてはいけないのだということを再認識した。
2022年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
その貧困層という枠からも、可視化されていないことからセーフティネットに捕捉されず誰にも認識されず非人道的な扱いを受け続けている、本書で言う最貧困女子(主にセックスワーカー)の現実を取材することによって、
見えにくい生活困窮者を捕捉出来ていないセーフティネットの問題点、貧困層の負のスパラルをどうすれば社会が解決できるかということを問題提起している。
見えにくい生活困窮者を捕捉出来ていないセーフティネットの問題点、貧困層の負のスパラルをどうすれば社会が解決できるかということを問題提起している。