映画の公開にあわせて、
小中学生でも読めるように微修正を加えた版
が角川つばさ文庫からも出ている。そちらの挿絵での主人公・ゆきなの髪型が映画版からの模写だったので、そちらは映画のシナリオをもとに新たに書き起こされたものかもしれないと思い両方買ったのだが、新たに菅野マナミ氏が多数のイラストを書き下ろした以外はほぼこちらの文庫版と同じ内容だった。なので、こちらの文庫版だけを買えば大人の読者には足りるといえば足りるのだが、今をときめく菅野氏のイラストは絶品なので、それを目当てに両方を買うのも悪くないと思う。
ストーリーは、タイトルや映画予告などで既にお分かりの通り、「鳥人間コンテスト」を目指す大学生の物語。映画のほうにしか出てこないギャグ演出と爽やかなエンディング、逆に活字のほうにしか出てこない蘊蓄話などが色々あるので、いわばパラレルワールドのような形で両方を、いや、3つ全部ともを楽しんでいただきたいと思う。
(内容の詳細については、映画を観てきたばかりで興奮さめやらぬところなので、ここではノーコメントとしたい。)
なお、今だけかもしれないが、商品画像の通りのカバーの上にもう1枚、映画の登場人物たちで撮った写真でのカバーがかかっている。映画のパンフレットと同じ画だが、興味のあるかたはお見逃しなく。

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トリガール! (角川文庫) 文庫 – 2014/6/20
中村 航
(著)
「きっと世界で一番、わたしは飛びたいと願っている」人力飛行機サークルに入部した大学一年生・ゆきなは、パイロットとして鳥人間コンテスト出場をめざす。年に一度のコンテストでゆきなが見る景色とは!?
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2014/6/20
- 寸法10.8 x 1.3 x 14.9 cm
- ISBN-104041014506
- ISBN-13978-4041014509
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店; 一般文庫版 (2014/6/20)
- 発売日 : 2014/6/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 285ページ
- ISBN-10 : 4041014506
- ISBN-13 : 978-4041014509
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 373,096位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2017年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学生の鳥人間サークルのおはなし。さくっと読めます。
2人のりの機体に新入生の女性が抜擢される話。
トレーニングのキツそうな感じや食事制限も描かれている。
サークルの雰囲気もなんとなく伝わってきて、なんだか懐かしい気持ちになる。
ノンフィクション?に近いのかな。おすすめです。
2人のりの機体に新入生の女性が抜擢される話。
トレーニングのキツそうな感じや食事制限も描かれている。
サークルの雰囲気もなんとなく伝わってきて、なんだか懐かしい気持ちになる。
ノンフィクション?に近いのかな。おすすめです。
2012年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トリガール、さらっと読めてさわやかな気持ちにさせてくれる、汗だくな感じの小説。
自分もパイロットだったので、トレーニングはとてもリアルに表現されていて、当時の思いがよみがえってきた。でもちょっと女の子にしては出力が過酷すぎるかなーって感じもした。
鳥人間コンテストの舞台裏として、普段は放送の裏で語られることのない「アンサング・ヒーロー」たちの「作業」も少しでてきて、彼らの作業なしにはなしえない機体作りも見られる。
こんな青春を送れたら楽しいだろうなあと思う。
ぜひ、次の年の物語とか、違うチームの話とか、設計の人の話とか、そういうのも読めたらいいなと思う。
自分もパイロットだったので、トレーニングはとてもリアルに表現されていて、当時の思いがよみがえってきた。でもちょっと女の子にしては出力が過酷すぎるかなーって感じもした。
鳥人間コンテストの舞台裏として、普段は放送の裏で語られることのない「アンサング・ヒーロー」たちの「作業」も少しでてきて、彼らの作業なしにはなしえない機体作りも見られる。
こんな青春を送れたら楽しいだろうなあと思う。
ぜひ、次の年の物語とか、違うチームの話とか、設計の人の話とか、そういうのも読めたらいいなと思う。
2020年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を先に観てから読んだのか、内容がちょっと違いました。
青春を味わいたい学生さん、特に工業や理数系の方に、おすすめします。
青春を味わいたい学生さん、特に工業や理数系の方に、おすすめします。
2013年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・・・・・・・・・・・・・内容が、ちょっと若い子向きでした。
2013年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古品と言うことで心配はありましたが、予想を遥かに越えて良かったです。
2023年8月5日に日本でレビュー済み
眩しいような青春を描いた健全な本。いわゆるライトノベルで、筋は面白いが、大人やシニアが敢えて読んでよかったというものでもない。青春真っ只中の人向け。工学のむずかしい話もでてくるが、青春文学に入れて、文科省推薦にしてもよいくらい。中村航らしい爽やかな本。
2017年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を鑑賞し、本を読みましたが、小説の方が内容が充実している印象を得た。