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白石, 仁章

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杉原千畝: 情報に賭けた外交官 (新潮文庫) 文庫 – 2015/9/27

白石仁章 (著)

104

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第二次世界大戦下、ユダヤ難民に日本のヴィザを発給し、六千人の命を救った外交官・杉原千畝。彼はなぜ、政府の命令に背いて「命のヴィザ」を出し続けることができたのか――。そこには、世界情勢を読み解き、綱渡りの駆け引きに挑む〈情報のプロフェッショナル〉の素顔が隠されていた。〈外務省のトレジャー・ハンター〉が放つ、渾身のノンフィクション!『諜報の天才杉原千畝』改題。

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本の長さ

336ページ
言語

日本語
出版社

新潮社
発売日

2015/9/27
寸法

14.8 x 10.5 x 2 cm
ISBN-10

4101200661
ISBN-13

978-4101200668
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 文庫版 (2015/9/27)
発売日 ‏ : ‎ 2015/9/27
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 336ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4101200661
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101200668
寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm

Amazon 売れ筋ランキング: - 225,591位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,361位新潮文庫
- - 10,490位歴史・地理 (本)
- - 37,987位ノンフィクション (本)

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白石, 仁章

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関口いずみ

敬服

2021年3月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

今、読んでいる途中だが、外交官がヘビーで大変な仕事としてびっくりしました。杉原千畝を通して、国通し調整する外交官に驚く一冊です。ユダヤ人達を助けた杉原千畝だけでなく、冷静に外交の世界などが書いてある筆致に敬服です。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

戸塚ラジオ体操ファン

日本人戦争貢献者を学ぶ

2021年9月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

日本橋高島屋の杉原氏の展覧会を鑑賞して、詳しく知りたくて購入。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

A

学校の

2018年5月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

宿題で感想文をと出たので購入しました。頑張って読んでいたようです。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

いっちゃん

2017年7月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

史実を忠実に再現しているので、事実として受け止めていますが、読んでいてかなり退屈でした。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

池田　三智雄

杉原千畝　情報にかけた外交官

2017年3月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

バルト3国に出かけた際に飛行機の中で読み直し大変気に入っております
それまではすごい人がいたんだなーという感覚でしたが、、、現地に赴いて改めて感動いたしました

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

オーネスト. H.

杉原千畝研究書、上級編

2015年10月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

まず、本書が、杉原千畝氏が外交官として当時、どのような職務を受け持っていたのか、そして、外務省からの訓令に反して、6,000人以上のユダヤ系難民に大量のビザを発給するのにどのようなトリックを用いたのかという点に焦点を当て記載されていることを強調しておきたい。

すなわち、本書では、杉原千畝のヒューマニストとしての行動については、周知のこととし、杉原の外交官としての職務の実態に焦点を当てた、いわば、杉原千畝研究書、上級編に相当する書物である。

その結果、本書では、杉原の愛国者としての側面が描き出され、同時に、これまで知られていなかったことだが、リトアニア以外のプラハでも大量のビザを発給し続けていた事が示され、杉原の救出したユダヤ系難民がこれまでに知られていた数よりも、大幅に増える可能性が示されている。

ここで、杉原千畝氏に興味を持つものならば、当然知っているヒューマニストとしての側面について、wikiの文章を参考にして記載すると以下のようになる。

第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。1940年7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して、大量のビザを発給し、およそ6,000人にのぼる避難民を救ったことで知られ、その避難民の多くが、ユダヤ系であった。杉原千畝は戦後1947年、外務省を辞職させられた後、様々な職を転々とし、その人道的な行為にたいしても外務省の同僚たちは「杉原はユダヤ人に金をもらってやったのだから、金には困らないだろう」という風説が流され、いわば不遇の半生を送り、1986年、86歳でその生涯を閉じた。日本国政府による杉原氏の公式の名誉回復が行われたのは、2000年10月10日になってのことだった（以上wiki参）。

本書では、杉原千畝氏の職務がインテリジェンスに関わるものであったことが明らかにされ、その活動が対露を中心とした諜報活動であったことが示される。また、リトアニア、プラハと移動しながら、杉原こそが独ソ開戦に関する最も正確な情報を手に入れていた実態を示しながら、その職務遂行能力が秀でていたことを明らかにする。

ただ、本書を読み始めて、最初の３章ほどは職務についてインテリジェンス・オフィサーという形で紹介されるのだが、スパイ防止法もなく、国家機密法も、つい先ごろ成立した日本で教育を受けた者として、どうしても諜報活動というものに違和感と拒否感を抱いてしまい、筆者の意図するインテリジェンスという言葉の意味合いをおぼろげながら理解するのに最初の３章程かかってしまった。
このあたり、筆者には、冒頭に別の章を設けてもらい、外交とインテリジェンス、外交官とインテリジェンス・オフィサーの関係についてわかりやすい解説を加えていただけたら、もう少し違和感なく読めたのかなと思う。また、一般人向けの書物であっても、参考文献は本文中に脚注を示し、具体的にどのような文章であるのかも示していただけると読者はより、筆者の言葉を理解しやすかったかなと思う。

いずれにしても、外務省に眠る大量の文章から、杉原に関する記録を発見しながらの記載で、大変な労作であることは間違いなく、杉原が当時どのような環境に置かれていたのか、その外交と地理的な状況が詳細に描かれており、まさに自らの生命も出世も顧みずに、他人の命を救うために決死の覚悟でビザを発給したことがわかる。

読者には「六千人の命のビザ」や杉原千畝関連の影像をYouTubeであたったうえで本書を読まれることをお勧めする。

PS:
海外で研究や生活をしたものは知っていると思うが、日本人研究者の行くさまざまな海外の研究所で、ユダヤ系の研究者が現れて、日本人を庇護してくれる経験をすることが多いと思う。
また、日米間であれだけの戦争をしたのにもかかわらず、ドイツと違い、日本を徹底的に悪役として描いたアメリカの映画は、ほとんどない。　良く知られているように、米国の映画配給会社は基本的にユダヤ系で、ここにもユダヤ系の映画人の日本人庇護とスギハラ・サバイバルの影響を感じないだろうか？

日露戦争の際に外債引き受けおよび追加融資をユダヤ系銀行家が引き受けた事、また日本政府として満州国にユダヤ系難民の自治区を開設しようとしていた事実（「虹色のトロツキー」に詳しい）に加え、杉原千畝氏の「命のビザ」とそれを支えたユダヤ系難民の通過地となった日本の地方都市の人々との心の交流が、様々な面で多くの日本人に、現在も、庇護を与えていることを、我々は見過ごしてはいけないと思う。

第二次世界大戦については、ナチスドイツと同盟を組んでいたことより、日本がジェノサイドの片棒を担いでいたように世界中で誤解されている点があり、この誤解を最大限利用する形で、近年、中韓が歴史的事実に基づかない日本非難を広く世界に拡散させているように感じられる。

日本国としても、是非、杉原千畝に関する研究機関のようなものを立ちあげて、杉原の人道的な活動の詳細やそれ以外に第２次世界大戦中に人道的に働いた日本人について研究をしていただき、当時の日本人が多くの場合、戦火のもとでも、人道的な基準に照らし合わせて恥ずかしくない活動をしていた事実を世界に向けて発信していただきたいと思う。

58人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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no_on

綺麗でした

2016年7月31日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

子供の読書感想文用に購入いたしました。とてもきれいな商品で、中古とは思えませんでした。満足しています。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazonista

一般書籍というよりは論文

2018年2月28日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

インテリジェンスオフィサーとしての杉原千畝を紐解く貴重な書籍。
この本を読むまでの私の杉原千畝に関する知識は「数千人のユダヤ人にヴィザを発給し、ヒトラーの手から救った」だけでしたが、この書籍を読んだ後にはこの知識が半分合っているが、半分間違っているということを認識しました。
リトアニアのカナウスでのヴィザ発給の話に限らず、杉原の若かりし頃の話など豊富に記載されており、杉原の人となりが大変よく分かりました。
少し残念だったのが、杉原に関する情報は基本的には夫人などのインタビューや現存している資料に基づいているものの、「なぜ杉原がこのような行動をしたのか？」など杉原の内面的な話についてはほぼ筆者の推測であることです。複数の事実を元に確度の高い推論を展開しているとは思いますが、結局事実かどうかはわからない、という話に終わっていて、しかも、そのような推測の域を出ない話の分量が多いので、事実だけを知りたいという人にとっては少し読みづらいかもしれません。推測の根拠を丁寧に説明するのは良いと思いますが、それを徹底しすぎるあまり一般書籍というよりは論文に近い書き方になっているようにも感じました。

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