初めて、東京裁判について読んだ。傑作だ。
著者は、東條英機氏の弁護人であった。後に政治家にも転身なさったが、東京裁判時には、法廷で、連合国の裁判官相手に、丁々発止、前例のない告発に相対しながら、弁護を繰り広げた。詳細に語られている。
淡々と述べられているので、より深みと圧倒的なリアリティが満ちている。
昭和天皇の玉音放送も、冒頭部は聞いた事があったが、全文は全く知らずにいた。拝読して、我が身を恥じた。
また、東條英機の遺書についても、毅然とした態度に、感動を禁じ得なかった。
まあ、知らない事が多すぎる。本当に恥ずかしい。無知の恥⁉️である。
歴史を知ることは、日本人である先達を知ること。それは、取りも直さず自らを知ることになる。
今後も、東京裁判について、読んでみたくなった。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
秘録東京裁判 (中公文庫 B 1-34 BIBLIO20世紀) 文庫 – 2002/7/1
清瀬 一郎
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥943","priceAmount":943.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"943","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"VnsLlUW%2FzkhqbGFQopRPecsXWJzyUAqhoNim4nqME7H9dYntcARYLi7qIM7e%2B4KHUIY6lh1LmgfwB3a9rPWNrb2WFmiXpJPFamjqtgu%2Bzw0EXnptrLfIzkkhM%2F741ubz","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ275ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2002/7/1
- ISBN-104122040620
- ISBN-13978-4122040625
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 秘録東京裁判 (中公文庫 B 1-34 BIBLIO20世紀)
¥943¥943
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り7点(入荷予定あり)
¥586¥586
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り12点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 275ページ
- ISBN-10 : 4122040620
- ISBN-13 : 978-4122040625
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,799位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14位戦争犯罪
- - 24位中公文庫BIBLIO
- - 74位国際法
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一方的で不平等な裁判です…悲しくなりました。何が正しいでしょうか?
2015年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
清瀬一郎氏は京都帝国大学を卒業し、弁護士を経て政界に入った。
極東国際軍事裁判では日本人弁護団副団長、東条英機の主任弁護人として
いわゆる「東京裁判」の現場に参加し、その状況をリアルに述べている。
また、敗戦、連合国の管理下での日本において、どのように裁判を闘ったか、
大変興味深い。
清瀬氏の記述からすると、裁判は初めから「結論」ありきだったようである。
勝者が敗者を裁く、これが本当に裁判なのか?
仮に後世の平和を願っての裁判であったとしても、本当に公正に裁かれたのか。
社会主義・共産主義と自由主義。
冷戦を経て現在の世界は平和になったのか?
今も、過去においても
「世界は各国の利害と力の関係で成立している」
とつくずく感じる。
特に、東条英機という人物のもっとも近くにいた清瀬氏から、
東条英機の発言、遺書、考えを知ることができた。
戦前のトップにあった人物の考え、天皇の考え、当時の世界情勢、
白人と有色人種、植民地支配とその解放、
日本がかかわった、中国戦争、大東亜戦争、太平洋戦争
今日、世界平和を願う日本人はまた、世の中の現実も知るべきであり、学ぶべきである。
世界にはいろいろな価値観の国があるからである。
歴史には統一した認識はあり得ない。
それぞれの立場で解釈が異なるから。
歴史認識は永遠に一致しない。
それは行動する側とされた側で理由と印象が違うから。
歴史の真実を知るには、一方の意見のみならず両方の意見を知る必要がある。
その行動に必要だった理由も知る必要がある。
世界には宗教、国民性など多くの違いがるあことを知り、
他国の国民、指導者と付き合っていかないといけない。
国の指導者は大変である。
極東国際軍事裁判では日本人弁護団副団長、東条英機の主任弁護人として
いわゆる「東京裁判」の現場に参加し、その状況をリアルに述べている。
また、敗戦、連合国の管理下での日本において、どのように裁判を闘ったか、
大変興味深い。
清瀬氏の記述からすると、裁判は初めから「結論」ありきだったようである。
勝者が敗者を裁く、これが本当に裁判なのか?
仮に後世の平和を願っての裁判であったとしても、本当に公正に裁かれたのか。
社会主義・共産主義と自由主義。
冷戦を経て現在の世界は平和になったのか?
今も、過去においても
「世界は各国の利害と力の関係で成立している」
とつくずく感じる。
特に、東条英機という人物のもっとも近くにいた清瀬氏から、
東条英機の発言、遺書、考えを知ることができた。
戦前のトップにあった人物の考え、天皇の考え、当時の世界情勢、
白人と有色人種、植民地支配とその解放、
日本がかかわった、中国戦争、大東亜戦争、太平洋戦争
今日、世界平和を願う日本人はまた、世の中の現実も知るべきであり、学ぶべきである。
世界にはいろいろな価値観の国があるからである。
歴史には統一した認識はあり得ない。
それぞれの立場で解釈が異なるから。
歴史認識は永遠に一致しない。
それは行動する側とされた側で理由と印象が違うから。
歴史の真実を知るには、一方の意見のみならず両方の意見を知る必要がある。
その行動に必要だった理由も知る必要がある。
世界には宗教、国民性など多くの違いがるあことを知り、
他国の国民、指導者と付き合っていかないといけない。
国の指導者は大変である。
2018年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に面白く自分の考えていた事が裏付けされた事や知らなかった事等、事実が明らかになった。是非全ての人に読んで貰いたい著書である。日本人の誇り、誠実性、大和民族の正義感等、読んで行く内に江戸時代後半迄遡って、武士道やペルー来日等、にも繋がっていて、読む程に日本人で良かったと思える。
2013年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何より、直接あの東条英機の弁護を手がけていた、というのが、本書を購入した最大の要因である。
実は、自分の祖父が、「もうちょっとで、マッカーサーに連れて行かれるところだった」といっていた祖母のセリフがずっと気になっていた。そんなことがなければ、もっと軽い「興味本位」でやっていたかもしれない。
実は、自分の祖父が、「もうちょっとで、マッカーサーに連れて行かれるところだった」といっていた祖母のセリフがずっと気になっていた。そんなことがなければ、もっと軽い「興味本位」でやっていたかもしれない。
2019年9月11日に日本でレビュー済み
戦後、東條英機元首相がМPの収監に際し、自殺を図ったとき、何故、失敗したのか?・・・? 軍人の癖に拳銃を打ち損ねるとは信じかねる行動で、長年の疑問でした。それがこの「秘録 東京裁判」によって、ある意味で納得できました。
一方、文官であった広田弘毅元首相が、戦争犯罪人として絞首刑になったのか?これについては、読み方が悪かったのか、今でも良くわかりません。それと、海軍の責任者で絞首刑になった者が一人もいない。獄死した二人の海軍軍人のほかにも、戦争犯罪者は居なかったのか、疑問は解明できなかった。
一方、文官であった広田弘毅元首相が、戦争犯罪人として絞首刑になったのか?これについては、読み方が悪かったのか、今でも良くわかりません。それと、海軍の責任者で絞首刑になった者が一人もいない。獄死した二人の海軍軍人のほかにも、戦争犯罪者は居なかったのか、疑問は解明できなかった。
2005年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京裁判の日本人弁護団の副団長でもあり、東条英機元首相の主任弁護人であった著者、清瀬一郎氏が書き記した東京裁判の一級資料。
あの裁判が、勝者が敗者を復讐する為の単なる舞台であったことは、最早彼が立証するまでもないが、この本を読めばその思いをまた強くするだろう。
東条に誰も弁護人を名乗り出るものがなく、著者が請け負わざる得なかった事も、当時いかに敗戦の責任が開戦時に集中したかを思わせる。
あの戦争の責任は、今後の日本人のためにも総括し検証しなければならない。しかしその為には、何らあの裁判は有効なものではないと、それを教えてくれる本書である。
あの裁判が、勝者が敗者を復讐する為の単なる舞台であったことは、最早彼が立証するまでもないが、この本を読めばその思いをまた強くするだろう。
東条に誰も弁護人を名乗り出るものがなく、著者が請け負わざる得なかった事も、当時いかに敗戦の責任が開戦時に集中したかを思わせる。
あの戦争の責任は、今後の日本人のためにも総括し検証しなければならない。しかしその為には、何らあの裁判は有効なものではないと、それを教えてくれる本書である。
2013年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
弁護士としては、決められていた判決理由に、如何に日本の立場を認めさせるかに苦心された軌跡がわかる。