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日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば? 単行本(ソフトカバー) – 2017/10/2
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「死んでも許さない」
「墓参りには行かないから」
「じゃあね、お母さん」
「幸せになってみせます」
親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた訣別と希望と勇気の100通。
■「はじめに」から抜粋 本書は、親から虐待された方々から「親への手紙」を公募し、一〇〇名分を収録したものです。
同様の本を、一九九七年に『日本一醜い親への手紙』(メディアワークス)として発表しました。
その数年前、母への感謝の手紙を収録した『日本一短い「母」への手紙』が二〇〇万部の大ベストセラーになっていました。
一見美しい感謝の手紙を読むにつけ、僕は違和感を覚えたのです。
「なぜこの本の読者は子どもに感謝を求めるのだろう」と。
子ども視点で虐待を語る人はまだ少なく、逆に一〇歳の子どもに親への感謝を強いる「2分の1成人式」をやりたがる親が増え、虐待される側の声に耳を傾けません。
二〇年待っても、多くの市民が本気で子ども虐待という深刻な社会的課題を根本的に解決したがらない。
その現実を前に「本当にそれでいいの?」と問いかけたくて、本書を企画し、二〇一七年春に手紙を新たに公募しました。 (Create Media 今一生)
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社dZERO
- 発売日2017/10/2
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104907623240
- ISBN-13978-4907623241
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商品の説明
出版社からのコメント
少子化を憂える一方で、子どもの人権や命が軽んじられている、 それが今の日本の現状です。
本書は、その薄ら寒い社会に100石を投じます。
著者について
Create Media(クリエイトメディア)は、フリーライター今一生(こんいっしょう)が編集者として活動する際の名称。今一生は1965年、群馬県に生まれる。千葉県立木更津高校卒、早稲田大学第一文学部除籍。1997年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』の三部作をCreate Mediaとして企画・編集。「アダルトチルドレン」ブームを牽引する。〔公式サイト〕www.createmedia.co.jp Create Mediaの編著書には『子どもたちの3.11』(学事出版)、『パパとママからのラブレター』(ノンカフェブックス)、今一生の著書には、『社会起業家に学べ! 』(アスキー新書)、『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)、『プライドワーク 自分をつくる働き方』(春秋社)、『猫とビートルズ』(雨樹一期・写真、金曜日)などがある。
■信田 さよ子
臨床心理士、原宿カウンセリングセンター所長。1946年、岐阜県に生まれる。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待に悩む人たちやその家族のカウンセリングを行っている。
■東 小雪
元タカラジェンヌ、LGBTアクティビスト、株式会社トロワ・クルール取締役。1985年、石川県金沢市に生まれる。実父からの性虐待を告白した著者『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)を2014年に上梓。LGBTや性虐待をテーマにした講演・支援活動を展開している。
登録情報
- 出版社 : dZERO (2017/10/2)
- 発売日 : 2017/10/2
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 264ページ
- ISBN-10 : 4907623240
- ISBN-13 : 978-4907623241
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 238,974位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,691位コミュニティ (本)
- - 2,453位社会一般関連書籍
- - 3,282位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
著者について

●今一生(こん・いっしょう) ライター・編集者
https://createmedia2020.blogspot.com/
1965 年、群馬県高崎市生まれ。千葉県立木更津高校卒。早稲田大学第一文学部除籍。 コピーライターを経て、1990 年 10 月からフリーライター&編集者。
1997 年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』3部作を Create Media 名義で企画・編集。角川文庫版も含め 30 万部のベストセラーに。芥川賞作家の村上龍氏から対談を申し込まれる。
1999 年、被虐待児童と DV 妻が経済的かつ合法的に自立できる本『完全家出マニュアル』(同) を発表。そこで造語した「プチ家出」は流行語に。
その後、家出できない被虐待児童を取材し続け、彼らに自傷・自殺未遂の経験者が多いことから 15 年以上、300 人に上る自殺経験者と付き合い、『生きちゃってるし、死なないし/リストカット&オーバードーズ依存症』(晶文社)、『「死ぬ自由」という名の救い/ネット心中と精神科医』(河出書房新社)を発表。
一方、自殺の誘因となる社会的課題をビジネスの手法で解決する「社会起業家」の働き方の取材を続け、日本初の「47 都道府県別・社会起業家リンク集」を作成。
2007 年、東京大学で自主ゼミの講師に招かれ、1 年間、社会起業を教える。
2008 年 7 月、『社会起業支援サミット』を早稲田大学で開催。全国から社会起業家 10 団体と市民 300 人を動員し、社会起業家の認知向上を支援。
2009年は全国の大学生に『社会起業支援サミット』の地元開催を呼びかけ、27 都道府県で実現。2018年からは、『子ども虐待防止策イベント』を全国で開催中。
著書に、社会学者の宮台真司氏や作家の田口ランディ氏らと対談した『家族新生』(ワニブックス)、『子ども虐待は、なくせる』 (日本評論社)など多数。Create Media名義の編著に『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(dZERO)など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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棄てる。遠く離れる。連絡を絶つ。
それは断じて敗退ではない。戦略的な疾走だ。
そして自分の人生を自分のために生きる。
それが奴らの価値観を全否定するという最大の報復になる。
素人の方の手紙なので、少し読みにくいですが、逆にリアリティがあるかな、と感じました。
読む人によっては自分のこととシンクロして辛いかもしれません。ある程度精神状態が安定している人にはオススメします。
これほどまでに傷つけられた子どもたちへ何かできることはないのかと啓発から啓蒙へと導かれた。
同級生たちの家庭や親たちの意識とは、明らかの違う自分の両親に絶望しかない人生でした。
日常的に母親から首筋に包丁を突き付けられ、ひっぱたかれ、突き倒される。
また、言ってもいない父親の悪口を言ったと言われ、鵜呑みににした馬鹿父が烈火の如く怒り暴力。
以前、『日本一醜い親への手紙 100選』を読み、同じ思いで生きて来た人たちが居る事に気付きました。
今回、55歳となった私は、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を読み、
自分と同じ世代が親であろう子供達の手紙が多かった事に驚愕しました。
私も結婚し一児の父親となり今に至っていますが、自分が両親にされていた事を子育てでは当たり前の事と、
間違った認識をしている事に気付き、必死に自分の意識を修正しながらやって来ました。
結果は、この後の我が子が出すでしょうし、その結果は受け止めるつもりです。
せめて、私の世代で親になった人達には、虐待を踏襲せず断ち切る努力をして欲しかった。
昨今、過酷苛烈な児童虐待死のニュースが飛び込んで来ますが、この本を拡めて大きな社会問題として、
もっともっと国を動かす力になって欲しいし、していかなければ、虐待によって人生を奪われた子供達が納得しない。
児童虐待に厳しい目を向ける社会に変える、流れにして行きましょう!!
「親が暴力をふるうのは愛があるからだ」
そう言う道徳の元、
私たちは生きている。
社会だけでなく、自分の中のその道徳を打ち破って、
生き直す、
自由になる、
幸福になる、
そんな練習が私たちには必要だと思う。
「親は子どもにとって信頼できる存在」
「親は子を愛する」
「子どもは、どんな親でも、親を見捨ててはいけない」
「家族は、どんな家族であっても仲良くしなければいけない」
そう言う前提で成り立つ社会は、誰かの存在を消している、認めていないんだ。
この本は、
親へ手紙を書くことで、
自分の存在を、自分で認める働きをしているのだと思う。
読むことで、同じ経験でなくても、多かれ少なかれ共感する人間を救ってくれる。
この本は、サバイバーたちの声だから、
清々しく読める。
直接でなくても、匿名でも、親に声を上げられるようになったサバイバーたち。
過去を俯瞰できる、俯瞰し始めた人たち。
もし、渦中の子どもたちの声だったら、辛すぎるだろう。
(もちろん、その子たちの声が聞こえたらいいのだけれど。)
その苦しい記憶を「親への手紙」というフォーマットで書いたものだ。
(Amazon以外で買ってしまったが、まぁ、いいだろう)
学校でのいじめなら「学校に行かなくてもいい」「転校してもいい」と
言われるのに、家庭で親が子どもを虐待しても「逃げていい」と言われない。
それどころか、家出すると「おまえは親を捨てる気か!」と親や世間に叱られる。
この本の著者たちが、友人・知人から「そんな親なら捨てちゃえば?」と
言われたり、思われたりするのは当然だろうし、本人たちだって
「捨てる権利がほしい。私は虐待されない場所で生きたい」と望むかもしれない。
しかし、その権利が平気で奪われている実態を、多くの大人は関心外にしてきた。
厚労省が児童相談所を通じて虐待相談の件数調査を始めたのは、
1990年度(平成2年度)であり、戦後しばらく経ってから。
高度経済成長時代がすっかり終わった後、はした金で
子どもの人権に少しばかり配慮し始めたのだ。
児童相談所の一時保護施設は定員オーバーも珍しくなく、
予算不足の児童養護施設からは家出する子も珍しくない。
それが今の児童福祉の惨状だ。
それも児童養護の現場を知らない多くの国民は知らない。
だから「虐待は児相へ通告を!」と啓発にばく大なお金をかける。
支援・保護の対象として、子どもはいつまでも弱者のままにさせられ、
弱者を助けるという名目で金を集めたい大人たちの欲望が渦巻いている。
そんな時代状況の中で、親を捨てることで、ようやく
「自分だって生きてていいんだ」という実感を手にした人たちの
必死に生きてきた軌跡を読むにつけ、人間が自尊心を獲得し、
自分の人生を安全に生き始めるには、親を捨てることが避けられない
という普遍的なテーマを読み取ることもできるだろう。
どんな子どもも親のコピーではないし、親の生きた
時代の常識とは異なる社会環境を自分の考えで生きて
いい権利を持っているはずだ。
その権利を奪う人が親だったら、世間に叱る人がいようと、
親から距離を置くのが、心身の健康と安心を保つ方法だろう。
親から虐待された100人の著者たちの、告白の勇気に感謝したい。
彼らが世間から「親を捨てるなんて…」と後ろ指をさされないよう
人を育て、社会そのものを成長させるのが、現代の大人の役割かもしれない。
なお、この本を編集したCreate Mediaは、以前に3・11で被災した
子どもから投稿を募り、 子どもたちの3.11
東日本大震災を忘れない という本も作っている。
この本は、子ども視点でしかわからない防災のあり方を浮き彫りにした。
無力な子どもでも生きていけるようにする知恵と発想は、
『日本一醜い親への手紙~』にも貫かれている。
私自身も毒親に育てられ、虐待されてきた身であるからだ。よってこの本を読むたびにフラッシュバックが起こり、冷静な視点での読書はままならない。
この本を最初に読んだ時の衝撃は今でも忘れられない。なんといっても本の中で記載されている手紙の内容が私自身にそっくりな面がただただあるからだ。しかし時間がたつにつれ頭も冷えたおかげか、一つこの本に思うところが出てきた。それは彼ら、彼女らの幼少期の体験は成人した大人の世界(社会)でも同じ構造があるということだ。
ひと昔前のTVにて「虐待された子供たちは大人になって子供を作ると、自身の虐待経験を子供に反復させる」と耳にしたことがあるが、はたしてその矛先は幼い子供たちだけなのだろうか。弱み、または隙があればここぞというばかりに他者を攻撃する大人たちは周りにもチラホラいると思う(情けない話ではあるが私自身が特にそうだ)特にインターネットは匿名性の力を借り、何かと炎上や話題になっていることに対して口を出し攻撃的な言動も目に余るというのは珍しいことではないでしょう。
私自身もそうである、特に相手にスキがあれば何かと攻撃的な言動態度をしてしまう理由としては、個人的に自身の親子関係による影響がタダあると思う。なぜなら私も親に対して過剰なまでの攻撃(暴言、暴力)を受け入れてきた人間だからだ。
だから自身が受け入れてきた暴力を誰かにトレースさせなきゃ気が済まないのです(そうでなければ暴力を受け入れたきた惨めな自分という存在に目を向けなければいけなくなるから)
そう考えると毒親、多種多様な暴力を振るってくる大人たちにもある種の同情を考える時がある。「彼らも暴力を受け入れてきた人間なのではないか」と、だからといって毒親から受けた暴力(暴言)や攻撃な被害に対して「許してあげましょう」などとは絶対に思わない。
自分は被害者でもあり、そして加害者でもあるということが、社会に蔓延するある種の悲しさを感じました。