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洋子さんの本棚 (集英社文庫) 文庫 – 2017/10/20
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小説家・小川洋子氏とエッセイスト・平松洋子氏。ふたりはこんな本でできている。同世代で同郷のお二人が古今東西の名作を入り口に、本と人生を読みほどき、語り尽くした滋味あふれる対話集。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2017/10/20
- 寸法10.5 x 1.2 x 15.2 cm
- ISBN-104087456501
- ISBN-13978-4087456509
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対象商品: 洋子さんの本棚 (集英社文庫)
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2017/10/20)
- 発売日 : 2017/10/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4087456501
- ISBN-13 : 978-4087456509
- 寸法 : 10.5 x 1.2 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 262,412位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 644位ロシア・東欧文学研究
- - 2,176位集英社文庫
- - 4,124位日本文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りて付箋を貼りながら読んでたら、ものすごい数になり、返却後、購入しました。こんなにマーカーを引いた本はないくらい、今の私の心に響く箇所がそこかしこに!!特に母娘の関係など、どこまでも深く掘ってのキャッチボール。生身の言葉たちに頷くことばかり。いま、その部分をノートに書き取っています。ふたりの洋子さんのコラボに感謝!
2018年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平松洋子さんのエッセイを愛読しています。小川洋子さんとのコラボにも満足しています。
2021年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても綺麗な状態で、迅速に届きました。ありがとうございます。
またお願いします。
またお願いします。
2018年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語が持つ力、小説の持つ事実を抽象化し昇華させる意味の一端がわかる良書
2017年12月9日に日本でレビュー済み
小川洋子さんは岡山市朝日高校出身、内田百閒の居た古京町の隣の森下町で生まれたらしい。夕方5時、県庁のドボルザークの「家路」放送で家に帰るのは、あの街だけの特権だった。さらには、やがてしばらくは倉敷市に住んでいる(「玉島に10年住んでいた」というのは異議がある。倉敷市鶴の浦は玉島ではない)。平松洋子さんは、なんと倉敷市中島の出身、私より2歳上だから、何処かですれ違っていたかもしれない。渡辺和子学長がいた頃のノートルダム精心高校の出身。
この本は、2人の洋子さんが、少女、大人の女性、その他人生の中で読んできた愛読書を持ち寄り、お互い読んで、お互い感想を出し合うというもの。本の世界は、ワールドワイドなので、倉敷市なんて関係ないのではあるが、時々ふと「共通の話題」として出てくるのが、とっても嬉しい。
2人と私の興味関心は違うので、2人の提出した34冊のうちに、私の既読は(映画「道」を含む)3つだけだった。それでも、本が好き、という共通項があるので、ひとつひとつがとても面白かった。また、年代が似通っていることもあって、高度成長期に大人になって、歴史の激動に揺さぶられることなく、穏やかに読書を通してアイデンティティを確立してきた我々の世代を説明されていたような気もした。
反対に言えば、穏やかな環境に居ても、人生にきちんと向き合えば、世の中の大切なことは理解するということなのだろう。
以下私的メモ。
⚫︎(平松)英語詩集の翻訳ノートを作っていた。一人遊びとして楽しかった。
⚫︎忘れられない味(平松)宇高連絡船の立ち食い讃岐うどん「いまだに死ぬ前はあれを食べたい」(小川)年一回の天満屋屋上のカレーとか、お子様ランチ(←支持!)
⚫︎「道」のジエルソミーナは、ほとんど「ザンパノ」しか言っていなくても、彼女の瞳を見ていると心の動きは全部わかる。類人猿の中でヒトが1番白目がハッキリしている。心の内を読まれないように、ヒトは言葉を編み出したのか?(ウソは言うな、と子供の頃から教えられるけど)ヒトは先天的にウソをいうようになっているらしい。(平松)誰かと理解し合いたいのにどうしても出来ない絶望感とか諦めは、誰もが経験する。
⚫︎『美食放浪記(檀一雄)』「岡山はまた、ちょっとした食堂や酒の店に、必ずといってよいほど『雑煮』を売っている」「雑煮の具はブリであり、サワラであり、エビであり、穴子であり、カマボコであり、春菊であるが」あゝこういう雑煮だったな(平松)。(←コレ岡山市の雑煮だな。今では売っていないんでないかな)
⚫︎旅について(小川)日常生活の中でとりこぼしている偶然が、必然として育っていく(平松)ある意味、自分のあり方の訓練。「これだ」と思った瞬間に感知する力。
⚫︎豚コマワンパック何を作るか?(平松)細かく刻んで肉味噌。(小川)豚汁
⚫︎日々の習慣(平松)1時間20分、一万歩のウオーキング8年間(小川)50分ほどのスロージョギング3年間。
⚫︎自分に許している贅沢(小川)本の値段を見ない。和菓子「空也」のもなか。(平松)週一二回ステーキ(ランプ肉)
この本は、2人の洋子さんが、少女、大人の女性、その他人生の中で読んできた愛読書を持ち寄り、お互い読んで、お互い感想を出し合うというもの。本の世界は、ワールドワイドなので、倉敷市なんて関係ないのではあるが、時々ふと「共通の話題」として出てくるのが、とっても嬉しい。
2人と私の興味関心は違うので、2人の提出した34冊のうちに、私の既読は(映画「道」を含む)3つだけだった。それでも、本が好き、という共通項があるので、ひとつひとつがとても面白かった。また、年代が似通っていることもあって、高度成長期に大人になって、歴史の激動に揺さぶられることなく、穏やかに読書を通してアイデンティティを確立してきた我々の世代を説明されていたような気もした。
反対に言えば、穏やかな環境に居ても、人生にきちんと向き合えば、世の中の大切なことは理解するということなのだろう。
以下私的メモ。
⚫︎(平松)英語詩集の翻訳ノートを作っていた。一人遊びとして楽しかった。
⚫︎忘れられない味(平松)宇高連絡船の立ち食い讃岐うどん「いまだに死ぬ前はあれを食べたい」(小川)年一回の天満屋屋上のカレーとか、お子様ランチ(←支持!)
⚫︎「道」のジエルソミーナは、ほとんど「ザンパノ」しか言っていなくても、彼女の瞳を見ていると心の動きは全部わかる。類人猿の中でヒトが1番白目がハッキリしている。心の内を読まれないように、ヒトは言葉を編み出したのか?(ウソは言うな、と子供の頃から教えられるけど)ヒトは先天的にウソをいうようになっているらしい。(平松)誰かと理解し合いたいのにどうしても出来ない絶望感とか諦めは、誰もが経験する。
⚫︎『美食放浪記(檀一雄)』「岡山はまた、ちょっとした食堂や酒の店に、必ずといってよいほど『雑煮』を売っている」「雑煮の具はブリであり、サワラであり、エビであり、穴子であり、カマボコであり、春菊であるが」あゝこういう雑煮だったな(平松)。(←コレ岡山市の雑煮だな。今では売っていないんでないかな)
⚫︎旅について(小川)日常生活の中でとりこぼしている偶然が、必然として育っていく(平松)ある意味、自分のあり方の訓練。「これだ」と思った瞬間に感知する力。
⚫︎豚コマワンパック何を作るか?(平松)細かく刻んで肉味噌。(小川)豚汁
⚫︎日々の習慣(平松)1時間20分、一万歩のウオーキング8年間(小川)50分ほどのスロージョギング3年間。
⚫︎自分に許している贅沢(小川)本の値段を見ない。和菓子「空也」のもなか。(平松)週一二回ステーキ(ランプ肉)
2017年12月27日に日本でレビュー済み
『洋子さんの本棚』(小川洋子・平松洋子著、集英社文庫)は、小川洋子と平松洋子の読書を巡る本音の対談集です。
「少女時代の本棚」で取り上げられている本の中では、イワン・ツルゲーネフの『はつ恋』と江戸川乱歩の『怪人二十面相』に共感を覚えました。
「●小川=高校のとき、思春期の、ちょうど初恋に破れる頃にタイトルにひかれて読んだら、とんでもない話だったというのが『はつ恋』です。●小川=16歳のウラジミールが年上の令嬢ジナイーダに恋をし、彼女が自分の父親に鞭で打たれるのを目撃する。しかも彼女は、真っ赤になった鞭のあとに接吻する異様な初恋! ●小川=最初に読んだときの衝撃は心に残っています。令嬢が4人の青年をはべらせて、小さな花束でおでこをぽんぽんたたくというシーンなどにも、高校生ながらに、甘美な苦痛のようなものを感じ取ったのだと思います。●平松=倒錯とまではいかなくても、官能の深いところに宿るものを感じます」。私が『はつ恋』を初めて読んだのは大学時代ですが、二人と同様の感想を抱きました。
「●平松=私が少女時代に、男の子はいいな、とうらやましかった本は、『怪人二十面相』です。『読者諸君』という呼びかけからして、ただならぬものを感じてしまって(笑)。・・・大人になってから読んでもそうですが、江戸川乱歩が自分だけに秘密めいた手紙を差し出してくれているように思えてきます。●小川=しかもその手紙の内容が、健全とはいえない。人には見せられない秘密めいたものが隠されている。●平松=乱歩が作り上げたある種淫靡な、有象無象がうごめく暗闇で起きる事件が、稚気のある小林少年の現実的な判断で解決されていく。それがとてもバランスがよくて、カタルシスをもたらす。やはり『怪人二十面相』の鍵は、明智小五郎というより、(小林)少年だったのでは」。久しぶりに『怪人二十面相』を再読したくなってしまいました。
「どのように老いるか。どうやって死んでいくか」を考える時期の読書では、山田太一の『月日の残像』が強く印象に残りました。「●平松=山田太一さんのエッセイ『月日の残像』は、最近読んだ本の中でもとりわけ心動かされた一冊です。1934年生まれ、80代を迎えられた。これは9年間にわたって70代の日々に書かれたエッセイですが、たとえば若い頃に抜き書きしたアルベルト・モラヴィアの言葉がいまなお生き方を支えている。若い頃に出会ったいろんな言葉を抜き書きして、言葉によって自己を確立していった方であるというのも、山田太一という人を語る上で非常に興味深いのですが、現在もそれらの言葉が古びたものとして片づけられてはいない。自分の中の不条理をずっと抱えながら生きてきた方だということがよくわかります。不条理を抱えているからこそ、どこかくすりと笑えるところもあって。●小川=そこがまたいいですよね。私もいろいろクスクス笑いました。・・・●平松=『この先の楽しみ』という一編では『老い』についても書かれているのですが、それがまたいいんです。『自分のすることは万事自分と切りはなしようもないのがおおむねの人生だから、自分には憶えのない自分に出会うのは、気味の悪いことでもあるが、同時にささやかな解放でもあるのではないだろうか』」。私も、54年間、読書後に、これはと思う言葉を抜き書きすることを続けてきました。二人のやり取りを読んで、早速、『月日の残像』を「読むべき本リスト」に加えました。
「少女時代の本棚」で取り上げられている本の中では、イワン・ツルゲーネフの『はつ恋』と江戸川乱歩の『怪人二十面相』に共感を覚えました。
「●小川=高校のとき、思春期の、ちょうど初恋に破れる頃にタイトルにひかれて読んだら、とんでもない話だったというのが『はつ恋』です。●小川=16歳のウラジミールが年上の令嬢ジナイーダに恋をし、彼女が自分の父親に鞭で打たれるのを目撃する。しかも彼女は、真っ赤になった鞭のあとに接吻する異様な初恋! ●小川=最初に読んだときの衝撃は心に残っています。令嬢が4人の青年をはべらせて、小さな花束でおでこをぽんぽんたたくというシーンなどにも、高校生ながらに、甘美な苦痛のようなものを感じ取ったのだと思います。●平松=倒錯とまではいかなくても、官能の深いところに宿るものを感じます」。私が『はつ恋』を初めて読んだのは大学時代ですが、二人と同様の感想を抱きました。
「●平松=私が少女時代に、男の子はいいな、とうらやましかった本は、『怪人二十面相』です。『読者諸君』という呼びかけからして、ただならぬものを感じてしまって(笑)。・・・大人になってから読んでもそうですが、江戸川乱歩が自分だけに秘密めいた手紙を差し出してくれているように思えてきます。●小川=しかもその手紙の内容が、健全とはいえない。人には見せられない秘密めいたものが隠されている。●平松=乱歩が作り上げたある種淫靡な、有象無象がうごめく暗闇で起きる事件が、稚気のある小林少年の現実的な判断で解決されていく。それがとてもバランスがよくて、カタルシスをもたらす。やはり『怪人二十面相』の鍵は、明智小五郎というより、(小林)少年だったのでは」。久しぶりに『怪人二十面相』を再読したくなってしまいました。
「どのように老いるか。どうやって死んでいくか」を考える時期の読書では、山田太一の『月日の残像』が強く印象に残りました。「●平松=山田太一さんのエッセイ『月日の残像』は、最近読んだ本の中でもとりわけ心動かされた一冊です。1934年生まれ、80代を迎えられた。これは9年間にわたって70代の日々に書かれたエッセイですが、たとえば若い頃に抜き書きしたアルベルト・モラヴィアの言葉がいまなお生き方を支えている。若い頃に出会ったいろんな言葉を抜き書きして、言葉によって自己を確立していった方であるというのも、山田太一という人を語る上で非常に興味深いのですが、現在もそれらの言葉が古びたものとして片づけられてはいない。自分の中の不条理をずっと抱えながら生きてきた方だということがよくわかります。不条理を抱えているからこそ、どこかくすりと笑えるところもあって。●小川=そこがまたいいですよね。私もいろいろクスクス笑いました。・・・●平松=『この先の楽しみ』という一編では『老い』についても書かれているのですが、それがまたいいんです。『自分のすることは万事自分と切りはなしようもないのがおおむねの人生だから、自分には憶えのない自分に出会うのは、気味の悪いことでもあるが、同時にささやかな解放でもあるのではないだろうか』」。私も、54年間、読書後に、これはと思う言葉を抜き書きすることを続けてきました。二人のやり取りを読んで、早速、『月日の残像』を「読むべき本リスト」に加えました。
2015年1月16日に日本でレビュー済み
内田百間、井伏鱒二、アンネフランクやら村上春樹など、子ども時代に
影響を受けた本、いつになっても手放せない本、時どきページを繰って
読み返す本など、現在の著述に至る過程で巡りあった本たちについて
語り合う一冊。
あらすじを語るでもなく、主人公のキャラクターを語るでもなく、一冊
ごとに本との係わり方が違い、コメントの行く先も現在と過去を行ったり
来たり。
ふたりの共感するする部分が、微妙に異なることもある。
単なる読書紹介ではないところが、なかなか面白い企画の本だ。
影響を受けた本、いつになっても手放せない本、時どきページを繰って
読み返す本など、現在の著述に至る過程で巡りあった本たちについて
語り合う一冊。
あらすじを語るでもなく、主人公のキャラクターを語るでもなく、一冊
ごとに本との係わり方が違い、コメントの行く先も現在と過去を行ったり
来たり。
ふたりの共感するする部分が、微妙に異なることもある。
単なる読書紹介ではないところが、なかなか面白い企画の本だ。
2015年3月13日に日本でレビュー済み
生まれたところも近い二人の「洋子さん」の本をめぐる対談集です。
少女時代、思春期、旅立ち、めぐりあいなどのテーマで、それぞれの時期に大きな影響を受けた「本」について語り合います。
その中では、娘から見た母親、母親から見た子どもなど、女性ならではの視点で意見が交換されます。
男である私には、女性はそう考えるんだという不思議な発見がありました。
母親を見て育つ女の子が、母親に反発して行く姿を「アンネの日記」等を材料に語り合うのですが、女性の母親に対する辛辣な見方・考え方は、男性とはかなり違う様です。
それでいながら、子どもを持つと自分の中に母親の姿を見つけてしまう不思議も語られます。
いずれにしても、この本は愛読書の書評の交換の要素が強いのですが、昔読んだ本に、そんな読み方もあったのかと思う場面も多くありました。
又、それに刺激されて、改めて読み直したいと思う本も多くありました。
そして、読書欲をそそらた本も・・・。
一気に楽しく読むことが出来ました。
少女時代、思春期、旅立ち、めぐりあいなどのテーマで、それぞれの時期に大きな影響を受けた「本」について語り合います。
その中では、娘から見た母親、母親から見た子どもなど、女性ならではの視点で意見が交換されます。
男である私には、女性はそう考えるんだという不思議な発見がありました。
母親を見て育つ女の子が、母親に反発して行く姿を「アンネの日記」等を材料に語り合うのですが、女性の母親に対する辛辣な見方・考え方は、男性とはかなり違う様です。
それでいながら、子どもを持つと自分の中に母親の姿を見つけてしまう不思議も語られます。
いずれにしても、この本は愛読書の書評の交換の要素が強いのですが、昔読んだ本に、そんな読み方もあったのかと思う場面も多くありました。
又、それに刺激されて、改めて読み直したいと思う本も多くありました。
そして、読書欲をそそらた本も・・・。
一気に楽しく読むことが出来ました。