【Amazon.co.jp限定】「あゝ、荒野 (特装版)DVD-BOX」 (映画B2ポスター付)
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メーカーによる説明
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価格 | — | — | ¥8,632¥8,632 | ¥8,540¥8,540 |
本編(R-18版) | ブルーレイ | DVD | ブルーレイ | DVD |
特典ディスク | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
ブックレット1(森山大道撮りおろし32P写真集) | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
ブックレット2(豪華特製ブックレット) | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
三方背BOX&デジパック | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
Amazon.co.jp限定特典(映画B2ポスター) | ✓ | ✓ |
商品の説明
第42回報知映画賞
●作品賞・邦画部門 受賞! !
●菅田将暉 主演男優賞 受賞! !
■『あゝ、荒野』特装版DVD-BOX
品 番:VPBT-14650 \8,900+税
仕 様:本編約300分+特典映像
3枚組/片面2層/カラー/ヨーロピアンヴィスタ/音声:1. 日本語・韓国語ドルビーデジタル5.1ch、2.日本語・韓国語ドルビーデジタル2.0ch
★収録内容★(DVD-BOX/Blu-ray BOX共通)
【DISC1】本編ディスク1
○『あゝ、荒野 前篇』(R-18版)
【DISC2】本編ディスク2
○『あゝ、荒野 後篇』(R-18版)
【DISC3】特典ディスク
○メイキング
前代未聞の2部作の舞台裏・・・。3時間強のボリュームで贈る、メイキングドキュメンタリー。
〇大駱駝艦ステージ映像[完全版]
圧巻の大駱駝艦によるステージ映像をノーカットで完全収録。
○BRAHMAN「今夜」MV
主題歌「今夜」を、『あゝ、荒野』の岸善幸監督が撮り下ろした特別Music Video。
○予告編集
★封入内容★(DVD-BOX/Blu-ray BOX共通)
【ブックレット1】
○森山大道撮り下ろし32P写真集
【ブックレット2】
○豪華特製ブックレット
★商品仕様★(DVD-BOX/Blu-ray BOX共通)
○三方背BOX&デジパック
※ジャケ写、仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
菅田将暉×ヤン・イクチュン
10月7日(土)前篇、10月21日(土)後篇 二部作連続公開
映画「あゝ、荒野」が早くもDVD&Blu-ray BOXで発売決定!
本篇約5時間に加え、豪華キャストの貴重なメイキングドキュメンタリー映像が3時間超えの大ボリュームで収録!
封入特典には森山大道撮り下ろし32P写真集&豪華特製ブックレット!
DVD&Blu-ray特装版のみでしか見られないR-18仕様!
【イントロダクション】
1960年代後半、激動の時代において、演劇、映画、文学とマルチに活躍し、今なおカルチャーアイコンとして注目され続ける寺山修司。
彼が遺した唯一の長編小説、『あゝ、荒野』。人々の“心の荒野"を見つめた傑作が、半世紀以上を経て大胆に再構築。映画「あゝ、荒野」として甦り、
【前篇】10.7【後篇】10.21 新宿ピカデリーほか2部作連続公開、また9.29よりU-NEXTにて 独占オンライン上映(全6回)のなか、早くもDVD&Blu-ray 特装版で発売決定!
豪華キャスト競演の話題作!
主人公の新次には若手実力派俳優の筆頭格・菅田将暉。もう一人の主人公バリカンには『息もできない』で各映画賞を総なめにしたヤン・イクチュン。
さらに、二人の人生を一転させるキーマン・ボクシングジムのトレーナーにユースケ・サンタマリア、ヒロイン役にはオーディションで抜擢され、新次との激烈な濡れ場を演じきった木下あかり、
新次の宿命のライバル役に山田裕貴、ジムのオーナーの愛人役に木村多江、闇の研究会メンバーであり、今作で初のバストトップをもあらわに体当たりの演技を見せた今野杏南が演じ、でんでん、
モロ師岡、高橋和也といった魅力あふれる役者陣の好演が光る!
脇を固める最強の布陣!
監督は長編映画デビュー作『二重生活』で注目を集めた岸 善幸。
さらに音楽は世界的な評価も高い岩代太郎が担当し、作品の世界観を彩る。またBRAHMANによる書き下ろし主題歌『今夜』ではTOSHI-LOWの盟友でもある細見武士もコーラスで参加!
パッケージのみR-18版でのリリース!
劇場版・配信版・レンタル版ではR15指定となっていたが、DVD&Blu-ray市販版のみR-18指定。
全てをさらけ出した過激な描写が描かれる!
大ボリュームの特典が収録!
前代未聞の2部作の舞台裏! 3時間強のボリュームで贈る、メイキングドキュメンタリー収録!
森山大道撮り下ろし32P写真集と豪華特製ブックレットの2冊のブックレットが封入!
【ストーリー】
荒野-そこは荒れ果てた地か、希望に満ちた場所なのか。
これは、二人の男の運命の物語。
ふとしたきっかけで出会った新次とバリカン。
見た目も性格も対照的、だがともに孤独な二人は、ジムのトレーナー・片目とプロボクサーを目指す。
おたがいを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛を見つけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。
幼い新次を捨てた母、バリカンに捨てられた父、過去を捨て新次を愛する芳子、社会を救おうとデモを繰り広げる大学生たち・・・
2021年、ネオンの荒野・新宿で、もがきながらも心の空白を埋めようと生きる二人の男の絆と、彼らを取り巻く人々との人間模様を描く、せつなくも苛烈な刹那の青春物語。
【キャスト】
菅田将暉 ヤン・イクチュン
木下あかり モロ師岡 高橋和也 今野杏南 山田裕貴
河井青葉 前原 滉 萩原利久 小林且弥 川口 覚 山本浩司 鈴木卓爾 山中崇
でんでん 木村多江 ユースケ・サンタマリア
【スタッフ】
監督:岸 善幸 原作:「あゝ、荒野」寺山修司(角川文庫)
撮影:夏海光造
脚本:港岳彦 岸善幸
音楽:岩代太郎
主題歌:BRAHMAN(NOFRAMES recordings / TOY'S FACTORY / TACTICS RECORDS)
制作・配給:スターサンズ 制作プロダクション:テレビマンユニオン
2017年/日本映画/日本語・韓国語/ヨーロピアンヴィスタ/5.1ch/R18
■コピーライト
(c) 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ
発売・販売元:バップ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
たっぷり見応えのあるメイキングで最高でしたが、チャプターがないので少し不便です。
本来見せたくはないであろう陰の努力を見ると、お芝居以外の俳優さんの魅力が味わえて最高です。
私は映画を公開時は映画館で前後編分けてみましたが、自分の中の熱量的には分けてみてよかったと思っています。
ただ続けてみると、しんじやバリカンの世界がよりリアルに感じるかもしれません。
ユースケやでんでんのコーチ、高橋和也のオーナーもリアリティがありました。
菅田将暉さんやヤンさんはもちろんだけど、周りもいいのでこれだけ賞を取れているのだと思います。
菅田君の生き様が出ており、私は彼と20歳以上年が違うけど、人生のバイブルにしたい作品です。
人生ぶつかり、立ち向かい経験値を増やしたいそんなことを思います。
とにかく魂が持ってかれる映画史に残る作品だと思います。
時代設定も、しつこい不幸満載の展開も、偽物感のある血糊も、長時間のストーリーも、無駄と思われるシーンも
役者陣の見事な作りこみで帳消しにします
イケメン若手俳優すら違和感ないのが凄い
特に、でんでんさんの演技力がハンパないし木下あかりさんも良いです
残念なのがベテランゆえに仰々しい演技に見えるモロ師岡さん
ストーリー云々よりも登場人物の葛藤などの心情がメインの作品だと思います
ロケ地の選択と映像も良かったです
グラビアを卒業し女優になっても、このような体当たりの演技をしてくれるのであれば嬉しい限りです。
マイナスは今野杏南ちゃんのヌードシーンが少なく短い事、セックスシーンで胸が上下に暴れているようなシーンがなかった事、他の方が言っている通りヘアが見えていれば良かったと思います。
今野杏南ちゃんのヌードは、とても綺麗でした。
値段が高過ぎるのもマイナスの理由です。
これからも体当たりの演技を期待しています。
ラストシーンでは涙が止まらなかった。
日本映画ってすごい。
こんなにいい役者、監督がいるんだね。もちろんヤン・イクチュンも素晴らしかった。
何より前編が終わったときの劇場のあのざわつき、歴史的名作に立ち会えているという
あの感覚は忘れられない。
あと高橋和也さんて元ジャニーズだってね。信じられない。
自殺防止サークルは原作にあるけどカットで
全てのエロシーンは作品の邪魔
◯良かった箇所
その他全て
必見の邦画であることに間違いはない
『あゝ荒野』はその中に入れなかった(もちろん『どついたるねん』なども入っていない)。
役者たちは間違いなく捨て身の熱演である。性行シーンがある女優は全員バストトップをさらし、
主演の菅田将暉も、画角でカットはされているが、撮影現場では全裸を見せている
(彼の年齢で、こういう没入型の作品に出会えたことは良いことなのだろうが、それも『七人の侍』で
三船が見せたような輝きにはなっていない)。
この映画、冒頭部分は、かなりソリッドで、音楽も入らず、本気度が伝わってきて、いい出だしなのだが、
やがて迷走し、失速。訳のわからないところに落ちて終わる。後に残るのは、非常に複雑なネガティブな感情だ。
前後篇の2部構成で、上映時間は約5時間。どこも切れない緊密な内容になっていればいいが、
自殺願望関連のチープな一連のシーンや、それにまつわるデモ行進などの映像はどう見ても不要。
日本映画の悪癖である、ケチャップの赤でしかない血糊の嘘臭さ(これはぜひ韓国映画の美術を、
一度勉強しに行っていただきたい)。決定的なのは、脚本のミス、完成度の低さ。
主人公(新次)が、「ぶっ殺してやる」と本気で臨んだ宿敵(裕二)との試合は、肩透かしのようにして終わり、
本来そんなことになるはずのない仲間との試合で、相手を撲殺してしまう。しかも100発近く殴られ続けるという
ありえない設定。レフェリーや周囲が止めないわけがない。このシーンで、会場と登場人物の全員が感情的に
泣き叫んでいるが、その熱気やエモーションは、こちらに全く伝わらない。
そういうものを見せられてしまった(見てしまった)時、どうするか。
自分の頭の中で、あるべき映画の姿を再現し、それを上書きし、こっちを見たことにする(そう思い込む)。
では、どう直すか。
まず、宿敵・裕二との戦いで、主人公は、激昂した相手に反則技をやり返され、後頭部からリングに倒れる。
それは打ち所が悪く、主人公はその試合で命を落とす(相手に殺される)。これは『キッズ・リターン』への
オマージュでもあるし、原作者寺山修司が惚れ込んでいた『あしたのジョー』の力石戦の踏襲でもある。
それをきっかけに、一時ボクシングをやめていた親友(バリカン)が、ボクシングを再開し、勝ちを重ねていく。
この練習で、片目(堀口)と馬場も結集する。バリカンは、彼の優しい資質から対戦相手を憎むことが
できなかったが、ここで初めて相手に対する怒りを持続させ、ボクサーとしても覚醒する。
そして裕二戦。裕二はバリカンの強烈なパンチを受けて、ダウンしそうになるが、バリカンはそれを許さず、
限界までボディを打ち続け、KO勝ち。バリカンは戦績を伸ばし、チャンピオンとなる。
堀口のジムもそれによって建て直され、堀口、馬場はそれぞれの満足したボクシング人生を歩む。
ラストシーン。海辺に位置する新次の墓。
チャンピオンとなり、一度は拒絶した美女(恵子 : 今野杏南)と結婚したバリカンが、墓参にくる。
引きのカットで、背後に海の上の空が白く広がっている。
離れたところから、その2人を見つめる少女がいる。新次の恋人だった芳子だ。
芳子は誰もいなくなったところで、墓前に行き、静かに去っていく。
そこへ、片目が、これも「一緒に暮らすことを一度は拒否された」女、曽根セツ(芳子の母親)と一緒にやってくる。
彼らもその後、結ばれ、人生を共にしている。画面の端で、少女と2人がすれ違う。
片目は墓に向かって頭を垂れ、手を合わせているが、セツは少女の方を向いたまま動かない(実際の映画では、
このエピソードも消化不良のまま終わっている)。
ここで波の音がかぶさり、画面は空にズームし、ホワイトアウトする。
それは真っ白ではなく、骨の白さである。
やがて白味になり、エンドロールとなる。
これで、この映画が、ヴァレリーの「浜辺の墓地」を巡るものであることが明かされる。また、寺山修司の映画作品の
ラストにあった、押入れの襖を開けるとそこが海であるというエンディングとも響きあう。
さらに映画の中に登場する東北の震災と津波の状況も、意識下で回収される。
こうすることで、自殺願望のくだりが全てカットできるので、上映時間も3時間40分くらいにはなるだろう
(バリカンが恵子と出会うのは、臨月の女が書店で破水したのを彼が助けるという設定のままでいい)。
洋画で言えば、『バベル』とか『ローマ』とか、この『あゝ荒野』のような深淵風な、
熱演風なものが評価されるというのは、困ったこと。