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対話する銀行―現場のリーダーが描く未来の金融 単行本 – 2017/7/3
購入オプションとあわせ買い
銀行のパラダイム転換は「対話」から生まれる
・人口減少に伴う地域経済の縮小、金融行政方針の転換、マイナス金利、FinTechブーム、フィデューシャリー・デューティーなど、課題と悩みの種の尽きない地域金融機関のリーダーが集まる対話の場=VCF(バリューチェーンファイナンス)ネットワークの様子を再現。激変する環境と将来への不安にどう対峙し乗り越えるか、現場のバンカーがありのままの葛藤を語る。
・坂本忠弘氏(地域共創ネットワーク株式会社代表取締役)、森川祐亨氏(有限責任監査法人トーマツ パートナー)、石井静太郎氏(株式会社IIOSS代表取締役社長)、保井俊之氏(慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授)、清水広久氏(埼玉成恵会病院外科部長)をゲストに迎え、金融業界の問題を多様な視点から検討。
ビジネスモデルの変革に向けて真剣に取り組むすべてのバンカーとともに考える「7つの問い」
第1章 いまの銀行にパラダイムの転換は可能か?
第2章 銀行から『おカネ』を取り上げたら、何が残るか?
第3章 バンカーに求められるリーダーシップとはどんなものか?
第4章 日本の銀行で分権経営は可能か?
第5章 小さいほど価値があるという銀行は成立するのか?
第6章 金融業界の風通しをよくするには、どうすればよいか?
第7章 金融行政方針の改革に対して、銀行はどう向き合うか?
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社きんざい
- 発売日2017/7/3
- 寸法12.8 x 1.6 x 18.8 cm
- ISBN-104322130879
- ISBN-13978-4322130874
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商品の説明
著者について
VCFエバンジェリスト
株式会社電通国際情報サービス 金融ソリューション事業部
1989年 地方銀行に入行し営業を経験した後、融資部門にて信用調査、研修講師、業務設計、CRMシステムの開発などに従事。
2007年より株式会社電通国際情報サービス、主に地域金融機関向けサービスの企画、組織改革、業務改革のコンサルティングなどを行う。
著書 『バリューチェーンファイナンス』(一般社団法人金融財政事情研究会発行、2013年)
BLOG 更新中「江上広行のダイアログペーパー」 vcf-info.com
趣味はサッカー観戦
登録情報
- 出版社 : きんざい (2017/7/3)
- 発売日 : 2017/7/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 332ページ
- ISBN-10 : 4322130879
- ISBN-13 : 978-4322130874
- 寸法 : 12.8 x 1.6 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 642,426位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,382位一般・投資読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

江上 広行(えがみ ひろゆき)
株式会社URUU 代表取締役
グロービス経営大学院 専任教授
一般社団法人JPBV「価値を大切にする金融実践者の会」代表理事・事務局長
第一勧業信用組合 評議員
一般社団法人 エミーバンク協会理事
フィールド・フロー株式会社 取締役
1967年石川県金沢市生まれ。1989年金沢大学経済学部卒業。
地方銀行に入行、営業経験を経た後、融資部門にて信用調査、研修講師、業務設計、CRMシステムの開発等に従事。
2007年より株式会社電通国際情報サービス。
主に地域金融機関向けのビジネスモデル変革支援、人材育成、組織開発、情報システム構築などのコンサルティングを行う。
2015年より、グロービス経営大学院の講師として組織開発やリーダーシップなどのクラスで教鞭をとる。
2018年9月株式会社URUUを設立 代表取締役就任
・利益よりも価値を大切にする金融の普及
・創発を生む組織対話のファシリテーション
・その人らしさを解放するリーダーシップ教育
・ワークショップ「エミー・ゼニーゲーム」
・バンカーむけのコーチング「コーチング・フォー・バンカーズ」
などの事業を営んでいる。
2018年12月 日本における持続可能な金融ビジネスモデルを実現することを目的に新田信行氏(第一勧業信用組合理事長)、渋谷健(フィールドフロー代表取締役)らとともに、JPBV「価値を大切にする金融実践者の会」を設立。
著書に
・『金融円滑化法の管理・説明・サポートの実際』(株式会社銀行研修社、共著、2010年)
・『バリューチェーンファイナンス~変わりゆく顧客の視点からみた、企業と銀行の「対話」の技術』 (金融財政事情研究会、2013年)
・『対話する銀行~現場のリーダーが描く未来の金融』 (金融財政事情研究会、2017年)
・『誇りある金融~バリュー・ベース・バンキングの核心』 (近代セールス社、共著、2020年)
・『金融機関のしなやかな変革ピラミッド組織の崩壊、セルフマネジメント組織の誕生』(金融財政事情研究会、共著、2020年)
・『頭がいいだけの銀行員はもういらない~対話型人材開発のチャレンジ』(経済法令研究会、共著、2024年)
監訳に
・『Just Money-未来から求められる金融』 カトリン・カウファー, リリアン・ステポネイティス著 大濱 匠一 訳
趣味はサッカー観戦。
経済産業省 知的資産経営評価融資研究会委員(2009年)
経済産業省 ITクラウドを活用した経営支援基盤調査研究会委員(2013年)
経済産業省「地域レベルの産学連携機能強化に係る方法論に関する調査」検討委員(2017年)
中小企業診断士
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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楽して儲けようというビジネスモデルに明日はない
顧客の信頼を得るべく面倒くさい仕事をコツコツ積み重ねなければ未来もない
護送船団の時代は終わったにもかかわらず相変わらず右へ倣えの業界慣習
株や債券取引すらやったことない行員がもっともらしくリスク商品を売る
不動産の担保評価をできない行員が不動産案件の相談にのる
一部の企業向け貸出や住宅ローン金利は金利競争で0に近づく一方、庶民
向けローンは一律で高金利
M&Aはブローカーに丸投げ、ハウスメーカーに顧客紹介したことをビジネス
マッチングという?
そんな銀行はもういらないと金融庁は言っている
多忙を言い訳に後輩を鍛え育てて昇進させるということをしない育児放棄社員
個性豊かで知識も知恵もある者よりも、口だけ達者で現場を知らないイエスマン
が出世する
IT化、効率化を進めてみたものの存在感を示すため余計な仕事を増やす本部
サービス業であるにもかかわらず挨拶と笑顔を忘れパソコンを睨み続ける支店
「選択と集中」
親身になってお客様の相談にのるために、謙虚さを忘れることなく自己研鑽を
怠らないという原点に戻るべし
この本はそんなことを考えさせられる一冊である
構成は、筆者(江上氏)や慶応義塾大学特別招聘教授の保井俊之氏を含む6人のゲストの問題提起を基に4人のバンカー(架空の人物)が対話(ダイアローグ)する形を取っており、パラダイムの転換が起こりつつある中で、今後の地域金融機関の在り方を考えるヒントがちりばめられています。
近江商人の ”三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)” ではありませんが、「顧客や地域社会にどんな価値を届けたいかという”意図”を軸に考える(筆者)」ことが、地域金融機関の存在意義であり、(その結果として)収益がもたらされると考えます。
前述のとおり、とても読みやすい構成となっており、金融機関にお勤めの方だけでなく会社を経営する方や自分が働く会社を良くしたいとがんばっていらっしゃる方、地域における生活者の皆様、学生の皆様、地方行政に携わる方々にもご覧頂きたい一冊です。
1周目を読んだ後、自分で確りと思いや考えを巡らせて2周目を読むと違った景色が見える本だと思います。
金融機関の方は勿論、今後金融機関で働きたい方、金融に少しでも興味がある方はお読みになることをオススメいたします。
「対話」を通しての「核」、「軸」(「あり方」Being)との再接続による自己変容、及びその自己変容を通した世界変革には、『学習する組織』における「自己マスタリー」や『U理論』における「プレゼンシング」とのつながりを強くその背景に感じるものではあるが、著者及び関係者の方々の誠実で真摯な金融問題への正面からの取り組みに対しては、唯々低頭するばかりである。
私は、この著書に金融への「いのち」の願いと祈りを感じる。
この本は著者のそれ以後の様々な体験と気づきを元に既存の金融機関とそれを取り巻く社会や現場、システムや仕組みに対する警鐘と、その先にある可能性や希望を惜しみなく表現した1作ではないだろうかと思いながら読みました。
この本のタイトルして「対話する銀行」「銀行」と「対話」という言葉の組み合わからして妙ですが、テクニックやノウハウでない方法で現場のバンカーに金融機関の現実と未来を問いかけ、その対話から彼らが自分事として変革の可能性を引き出してくれているように思えました。
ここに登場する方は、ゲスト「問い」かける人として、様々なバックグラウンドを持った方々、そしてその問に対して、葛藤し、悩み時に開き直りその問に答えていくのは、本の中では匿名になっていますが、実際は江上さんが主催している「VCFネットワーク」という全国の志を持った行員の方たちの対話の集大成です。
今の金融の現場やシステムに疑問を感じながらも、先が見えず悩んでいる彼らに、ゲストは残酷に問いをたてます。それは例えば「銀行からおカネを取り上げたら何が残るか?」など、本質的根源的なものです。それに対して、自分たちの取り巻く仕事や環境の現実や、限界、そしてそこにいる自分の想いなどをひたすら対話していきます。そこには答えはありません。対話することが目的であり、答えはこれから作っていくものだからなのだろうなと思います。
もし、このような対話の場が全国のいろいろな銀行にあったらどうなるだろう?どっかでティッピングポイントが起きて、私たちが既存の概念や思い込みでは想像もつかない金融機関や金融システムが日本にも出現するのではないかと。それはたとえば本の中にあったような海外の事例で融資先に0金利の銀行かもしれません。
私はこの本を読んで、こんな対話のある金融機関に自分のおカネを託してみたい、そして、もし私たち預金者も自分たちのおカネがこの銀行を構成しているというのが実感できたらと想像してみました。
(残念ですが、地銀の多くはマネーロンダリングの回避もあり口座開設に条件があるのですが、)
私にとっては「金融機関」との取引や選択の理由は利便性や利率のような、無機質でものでしたが、おカネというものと通じて有機的な関係を作ることができると、自分のおカネが新しい可能性を作り出すための力の一部のような気持ちになります。
そして、預けるおカネのその先、金融機関にとっての融資先や投資先についても、自分ごとのように関心を持ち、それも金融機関の選択の1つにするようなことも考えてられたらいいと思いました。
もしあなたが、どこかの金融機関で、閉塞感に襲われながら仕事をしているとしたら、ぜひこの本を開けて、同じように悩みながらも1歩ずつ踏み出している仲間たちに会いにきてください。
もし私のように金融機関というのが今まで、預金先や、ローンの借り手に過ぎなかったら、ここで働くバンカーと一緒に新しいパラダイムを作るとしたら、自分はどんなことをしたいか?できるか?と想いながら読んでもらえばと思います。
パラダイムシフトを生み出すのは、私やあなたの1歩から
お客様とどう向き合うかを改めて真剣に考える良いきっかけになりました。
バンカー必読です。