年代を追って自分史と重ね合わせ、それでいて感傷的になり過ぎず客観視もして書き上げていて感心しました。
いつかSMAPが再結成する日が来るとしたら、その時にまた筆者の感想を読みたい。
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SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど- 単行本(ソフトカバー) – 2017/9/6
乗田 綾子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
学者や評論家では到達できなかった“アイドル文学"の金字塔!
転校を繰り返し、不登校にもなってしまった。思い焦がれた上京は、失敗した。
生まれた町に、思い出の影すら残っていない。誰だって、願ったとおりの現実を生きるのは難しい。だけど。
小学校低学年から30歳に至るまで、とある女性の人生に“ずっと"寄り添っていたのは、
父でも友人でも恋人でもなく、アイドルだった。雑誌やテレビ、ラジオでのSMAPの発言や
行動から彼らの足跡を丁寧に振り返りつつ、同じ時代を生きたファンの目線とその思い出から
“アイドルとしてSMAP"の意味と意義を読み解く、著者渾身の一冊。
【本文内容】
SMAP 001 1985~1989
時代の狭間に生まれて
「俺たちはこんなこともやってかなきゃいけないんだ! 」(中居正広)
ジャニーズ事務所オーディション/SMAPの誕生/マイケル・ジャクソンコンサート/昭和天皇崩御/
ポスト光GENJIと呼ばれて/ジェットコースター拒否に「俺たちはこんなこともやっていかなきゃいけないんだ! 」/
「ザ・ベストテン」「トップテン」「夜のヒットスタジオ」終了
SMAP002 1990~1993
不確かな中での確かさ
「覚悟が決められたというのかな、年上のメンバーがお手本を見せてくれたからその背中を追うことができた」(草彅剛)
史上最年少の武道館単独コンサート/初単独ツアー「SPRING SMAP `91」/
ずぶ濡れの西武園ゆうえんちデビューイベント/デビュー曲オリコン初登場2位/
「YOUたちは光GENJIのメンバーの1人にも及ばない」/SMAPを平成のクレイジーキャッツに/
「夢がMORI MORI」スタート/単独ライブスタンド席にファン数人の衝撃/
「新春スター・かくし芸大会」での涙/SMAP勝負の年 男闘呼組「解散」の年/
「スーパーJOCKEY」という貴重な“歌番組"/「ドラマ班」と「バラエティ班」の始まり/
「あすなろ白書」と「$10」
SMAP003 1994~2003
笑顔/涙 と 偶像/実像
「よくさぁ、ドラマの現場で、「あしたはSMAP?」とか言われるの。
オレらとしては全然区別してないんだけど」「相当ショックだね。
なんでいちいち区別するんだよという、SMAPはそれほど下等なものなのか」(木村拓哉)
「Hey Hey おおきに毎度あり」オリコン初登場1位獲得/バラエティ班「笑っていいとも! 」へ/
SMAP初の恋愛スキャンダル/木村拓哉と蜷川幸雄/ドラマ現場での「あしたはSMAP?」/
阪神大震災と「がんばりましょう」/光GENJI最後のステージ/「森くんが辞めるって本当ですか?」/
SMAP解散報道/「SMAP×SMAP」「ロング バケーション」…100%超の視聴率集団/
「SMAP`96超無限大翔」東京ドーム単独初ライブ/役者草彅剛「いいひと」、稲垣吾郎「広島に原爆を落とす日」/
中居正広NHK紅白歌合戦初司会/SMAP初のミリオンセラー「夜空ノムコウ」/
狂熱の「SMAP1999TOUR“BIRDMAN"」/木村拓哉結婚「おめでとう」と「拓哉、さよなら」/
稲垣吾郎逮捕と4人での10周年ステージ/「乗り越えてこそSMAP」/
「世界に一つだけの花」コンサート披露/NHK紅白歌合戦初の大トリ/アイドルのままの自立
SMAP004 2004~2009
成熟の形
「若いときって努力が必要ないこともあるんだ。それだけで美しかったり、パワーがあったりするから。
特に成長期の頃って、簡単に乗り越えちゃう何かがあるわけで。だけど、これからはそれにかわり、
勉強や努力が必要となってくる」(稲垣吾郎)
MC中居正広アイドルタブーの本格的解禁/「新選組! 」で香取慎吾が見せた“希望の笑顔"/
マイケル・ジャクソンとの邂逅/CDデビュー15周年ライブツアー中居正広骨折/
SMAP全員30代へ「死ぬまでSMAP」/「「数字が取れない! 」SMAP人気凋落か」/
熱狂から感銘の拍手へ/草彅剛の逮捕と「この瞬間、きっと夢じゃない」/
「包み隠すことはやめよう」/生放送特番での「森のハイキック」言及
SMAP005 2010~2016
永遠に完成されないはずのアイドルグループの完成
「SMAP。僕の友達は5人以外にいません。SMAP最高」(森且行)
東日本大震災「この一瞬のために、僕ら20年やってきた」/中国・北京での初の海外公演/
中居正広からファンへ「そして、これからもくれぐれも、ありがとう」/
「テレビでSMAPを見るといつも顔を思い出すよ」/「はじめてのSMAP5人旅スペシャル」/
「Mr.S―SAIKOU DE SAIKOU NO CONCERT TOUR―」の余裕と不変の輝き/
ジャニーズ事務所「後継者をめぐる二大派閥」報道/解散報道5日後の「SMAP×SMAP」/
「SMAP5人が幸せでありますように いつまでも輝く存在でありますように」ファンが書いた絵馬/
2016年8月14日/「世界に一つだけの花」と「S.M.A.P.」/
SMAP006 2017
日常の続き
「SMAPを応援してくれた皆様を SMAPを愛してます ありがとう」(香取慎吾)
公式HPラストメッセージ/「先はまだまだ長い、どこでどうなるかは、わからない」/
『花束を君に』と『圭子の夢は夜ひらく』/SMAPエンターテインメントのひとつとして
転校を繰り返し、不登校にもなってしまった。思い焦がれた上京は、失敗した。
生まれた町に、思い出の影すら残っていない。誰だって、願ったとおりの現実を生きるのは難しい。だけど。
小学校低学年から30歳に至るまで、とある女性の人生に“ずっと"寄り添っていたのは、
父でも友人でも恋人でもなく、アイドルだった。雑誌やテレビ、ラジオでのSMAPの発言や
行動から彼らの足跡を丁寧に振り返りつつ、同じ時代を生きたファンの目線とその思い出から
“アイドルとしてSMAP"の意味と意義を読み解く、著者渾身の一冊。
【本文内容】
SMAP 001 1985~1989
時代の狭間に生まれて
「俺たちはこんなこともやってかなきゃいけないんだ! 」(中居正広)
ジャニーズ事務所オーディション/SMAPの誕生/マイケル・ジャクソンコンサート/昭和天皇崩御/
ポスト光GENJIと呼ばれて/ジェットコースター拒否に「俺たちはこんなこともやっていかなきゃいけないんだ! 」/
「ザ・ベストテン」「トップテン」「夜のヒットスタジオ」終了
SMAP002 1990~1993
不確かな中での確かさ
「覚悟が決められたというのかな、年上のメンバーがお手本を見せてくれたからその背中を追うことができた」(草彅剛)
史上最年少の武道館単独コンサート/初単独ツアー「SPRING SMAP `91」/
ずぶ濡れの西武園ゆうえんちデビューイベント/デビュー曲オリコン初登場2位/
「YOUたちは光GENJIのメンバーの1人にも及ばない」/SMAPを平成のクレイジーキャッツに/
「夢がMORI MORI」スタート/単独ライブスタンド席にファン数人の衝撃/
「新春スター・かくし芸大会」での涙/SMAP勝負の年 男闘呼組「解散」の年/
「スーパーJOCKEY」という貴重な“歌番組"/「ドラマ班」と「バラエティ班」の始まり/
「あすなろ白書」と「$10」
SMAP003 1994~2003
笑顔/涙 と 偶像/実像
「よくさぁ、ドラマの現場で、「あしたはSMAP?」とか言われるの。
オレらとしては全然区別してないんだけど」「相当ショックだね。
なんでいちいち区別するんだよという、SMAPはそれほど下等なものなのか」(木村拓哉)
「Hey Hey おおきに毎度あり」オリコン初登場1位獲得/バラエティ班「笑っていいとも! 」へ/
SMAP初の恋愛スキャンダル/木村拓哉と蜷川幸雄/ドラマ現場での「あしたはSMAP?」/
阪神大震災と「がんばりましょう」/光GENJI最後のステージ/「森くんが辞めるって本当ですか?」/
SMAP解散報道/「SMAP×SMAP」「ロング バケーション」…100%超の視聴率集団/
「SMAP`96超無限大翔」東京ドーム単独初ライブ/役者草彅剛「いいひと」、稲垣吾郎「広島に原爆を落とす日」/
中居正広NHK紅白歌合戦初司会/SMAP初のミリオンセラー「夜空ノムコウ」/
狂熱の「SMAP1999TOUR“BIRDMAN"」/木村拓哉結婚「おめでとう」と「拓哉、さよなら」/
稲垣吾郎逮捕と4人での10周年ステージ/「乗り越えてこそSMAP」/
「世界に一つだけの花」コンサート披露/NHK紅白歌合戦初の大トリ/アイドルのままの自立
SMAP004 2004~2009
成熟の形
「若いときって努力が必要ないこともあるんだ。それだけで美しかったり、パワーがあったりするから。
特に成長期の頃って、簡単に乗り越えちゃう何かがあるわけで。だけど、これからはそれにかわり、
勉強や努力が必要となってくる」(稲垣吾郎)
MC中居正広アイドルタブーの本格的解禁/「新選組! 」で香取慎吾が見せた“希望の笑顔"/
マイケル・ジャクソンとの邂逅/CDデビュー15周年ライブツアー中居正広骨折/
SMAP全員30代へ「死ぬまでSMAP」/「「数字が取れない! 」SMAP人気凋落か」/
熱狂から感銘の拍手へ/草彅剛の逮捕と「この瞬間、きっと夢じゃない」/
「包み隠すことはやめよう」/生放送特番での「森のハイキック」言及
SMAP005 2010~2016
永遠に完成されないはずのアイドルグループの完成
「SMAP。僕の友達は5人以外にいません。SMAP最高」(森且行)
東日本大震災「この一瞬のために、僕ら20年やってきた」/中国・北京での初の海外公演/
中居正広からファンへ「そして、これからもくれぐれも、ありがとう」/
「テレビでSMAPを見るといつも顔を思い出すよ」/「はじめてのSMAP5人旅スペシャル」/
「Mr.S―SAIKOU DE SAIKOU NO CONCERT TOUR―」の余裕と不変の輝き/
ジャニーズ事務所「後継者をめぐる二大派閥」報道/解散報道5日後の「SMAP×SMAP」/
「SMAP5人が幸せでありますように いつまでも輝く存在でありますように」ファンが書いた絵馬/
2016年8月14日/「世界に一つだけの花」と「S.M.A.P.」/
SMAP006 2017
日常の続き
「SMAPを応援してくれた皆様を SMAPを愛してます ありがとう」(香取慎吾)
公式HPラストメッセージ/「先はまだまだ長い、どこでどうなるかは、わからない」/
『花束を君に』と『圭子の夢は夜ひらく』/SMAPエンターテインメントのひとつとして
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2017/9/6
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104575313025
- ISBN-13978-4575313024
商品の説明
著者について
乗田綾子(のりた あやこ)
筆名・小娘(2012年にブログ『小娘のつれづれ』をスタート/ Twitterアカウント@drifter_2181)
1983年生まれ。SMAPファン歴22年目、ハロプロファン歴19年目。2012年にブログをスタート、
現在はフリーライターとして活動中。主な寄稿に、『HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK』
(CDジャーナルムック)等。その他、雑誌『CDジャーナル』『EX大衆』、ウェブメディア『マイナビニュース』
『KAI-YOU』等で執筆。本作が初の単著。
筆名・小娘(2012年にブログ『小娘のつれづれ』をスタート/ Twitterアカウント@drifter_2181)
1983年生まれ。SMAPファン歴22年目、ハロプロファン歴19年目。2012年にブログをスタート、
現在はフリーライターとして活動中。主な寄稿に、『HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK』
(CDジャーナルムック)等。その他、雑誌『CDジャーナル』『EX大衆』、ウェブメディア『マイナビニュース』
『KAI-YOU』等で執筆。本作が初の単著。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2017/9/6)
- 発売日 : 2017/9/6
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 312ページ
- ISBN-10 : 4575313025
- ISBN-13 : 978-4575313024
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 739,443位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,505位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ツイッターで話題になっていたので
アマゾンで買ってみました
子供とのコンサートの思いでが沢山です
読んでいくうちに
時代の流れとSMAPと著者がクロスして
いつもは早読みなのに
ゆっくりとかみしめて読んでいきました
最後の方は涙が出ました
小説のように読み進められる本です
アマゾンで買ってみました
子供とのコンサートの思いでが沢山です
読んでいくうちに
時代の流れとSMAPと著者がクロスして
いつもは早読みなのに
ゆっくりとかみしめて読んでいきました
最後の方は涙が出ました
小説のように読み進められる本です
2017年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SMAPファンなので、買いました。
楽しく読ませてもらったのですが~期待していただけに~これからもSMAPを応援して行こうと改めて思いました。
楽しく読ませてもらったのですが~期待していただけに~これからもSMAPを応援して行こうと改めて思いました。
2019年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いちファンとして、デビュー前からのこともとても懐かしく、自分とも重ね合わせながら読ませていただきました。一人一人が個性をもって自立できる力を持っていましたね。どのようにして歳を重ねていくのだろうと期待していたエンターテイメント達。どうして芸能業界は見守れなかったんだろう。大人の嫉妬、プライドにしか見えない。振り回されたスター達。でも平成は彼らの時代。スターになるために挫折を乗り越え努力し新たな扉を新たな道を切り開き国民的スターとなった事は平成時代を過ごした人はみんなわかっている。そう確信した本でした。ありがとうございます。
2017年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
30年近くSMAPを見てきたファンと
SMAPの成長やその時の気持ちなど細かく書かれていて
すごく面白かったし、感動しました。
読みながら自分の当時を思い出すことも
多々ありました。
3人が新しいスタートを切りましたが、
早く5人のSMAPが見られる日を楽しみにしています。
SMAPの成長やその時の気持ちなど細かく書かれていて
すごく面白かったし、感動しました。
読みながら自分の当時を思い出すことも
多々ありました。
3人が新しいスタートを切りましたが、
早く5人のSMAPが見られる日を楽しみにしています。
2019年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲しかった本です。とても良い状態の商品をお値打ち価格で手に入れることができました。ありがとうございます。
2017年10月2日に日本でレビュー済み
SMAPファンではありません。
とあるアイドルグループのファンで、本日、推しが卒業発表しました。
とっくに読了していましたが、レビューを書きたいと思いました。
膨大な量の雑誌やテレビ、ラジオでの彼らの発言の引用から、
彼ら6人の足跡を紐解き、まるでジャニーズのお荷物のようだった彼らが、
国民的アイドルになるまでを生き生きと描いています。
アイドルをアイドルたらしめているのは、彼らが〝アイドル〟であろうとし続けたからだと思いました。
まるでアホなトートロジーのようだけど、結構本当なんじゃないかと思うんです。
アイドルは歌手でも役者でもありません。
音楽的な素養や、役者としての技量、芸術家としての才能は、
〝本物〟や〝本物を知る人〟からみたら、稚気に溢れたものなのかもしれない。
でも、何者かであろうと人生を賭して格闘し、その足掻きの末に、
何者でもない自分を肯定し、誰かのための自分すら肯定し、
本物を超えたフリーキーな傑物に成るのが、アイドルなんじゃないだろうか。
歩が王将になるのではなく、ブラウン管の上に鎮座する王将の置物になるがごとく。
何言ってるか、わかんなくなりました。
とにかく、その素養や技量ではなく、
〝存在〟そのものが世界をあまねく照らすと思うんです、アイドルは。
阪神・淡路大震災、東日本大震災、
そして筑紫哲也が「これは反戦歌だと思う」と語った『世界で一つだけの花』。
まるでアニメのマクロスのように、彼らが憧れたマイケルのように、
6人は『ヒール・ザ・ワールド』してきた。
それが本当に、本書を読んで分かった。
世界とは、そんな大仰なものではなく、とりもなおさず、「ファンの日常生活」でもある。
忘れずに番組をタイマー録画をして、雑音まじりのラジオを聞き、雑誌の切り抜きを集め、
彼らの目に映すことは不可能な距離でうちわを振る、
そういう「市井の人々」が世界を形作っているんだから。
本書では、乗田氏の生い立ちが語られる。
引っ越し生活で刻み込まれた、その場を取り繕う表情と言葉の癖を抱えて、
自分の居場所を求め、魂が放浪するさまが描かれている。
彼女を支えていたものは、壁に貼られた物言わぬ、でも笑っているアイドルのポスターだった。
存在に、救われるんだ。
この本に書かれた彼らの言葉は、事務所の検閲を通過し、
彼らの商品としてのプロ意識で話された言葉かもしれない。
でも、「関係者談」とか業界人がヒソヒソ語る内幕話なんかより、よっぽど信ぴょう性がある。
なぜなら、彼らは、事情通で訳知り顔の奴らなんかじゃなく、
常に、「世界」とか「ファン」に話すことを「肯定」してきたんだから。
そういう自分たちであろうと、覚悟し、遂行し続けた人たちなんだから。
いつだって、彼らは脳内を博覧会のように、すべて見せてくれてたじゃないか。
アイドルと俺たちは、本質的に「出会う」ことはない。
でも、出会うことなんかより、ファンとアイドルが「存在」し続ければ、
それでいい。
とあるアイドルグループのファンで、本日、推しが卒業発表しました。
とっくに読了していましたが、レビューを書きたいと思いました。
膨大な量の雑誌やテレビ、ラジオでの彼らの発言の引用から、
彼ら6人の足跡を紐解き、まるでジャニーズのお荷物のようだった彼らが、
国民的アイドルになるまでを生き生きと描いています。
アイドルをアイドルたらしめているのは、彼らが〝アイドル〟であろうとし続けたからだと思いました。
まるでアホなトートロジーのようだけど、結構本当なんじゃないかと思うんです。
アイドルは歌手でも役者でもありません。
音楽的な素養や、役者としての技量、芸術家としての才能は、
〝本物〟や〝本物を知る人〟からみたら、稚気に溢れたものなのかもしれない。
でも、何者かであろうと人生を賭して格闘し、その足掻きの末に、
何者でもない自分を肯定し、誰かのための自分すら肯定し、
本物を超えたフリーキーな傑物に成るのが、アイドルなんじゃないだろうか。
歩が王将になるのではなく、ブラウン管の上に鎮座する王将の置物になるがごとく。
何言ってるか、わかんなくなりました。
とにかく、その素養や技量ではなく、
〝存在〟そのものが世界をあまねく照らすと思うんです、アイドルは。
阪神・淡路大震災、東日本大震災、
そして筑紫哲也が「これは反戦歌だと思う」と語った『世界で一つだけの花』。
まるでアニメのマクロスのように、彼らが憧れたマイケルのように、
6人は『ヒール・ザ・ワールド』してきた。
それが本当に、本書を読んで分かった。
世界とは、そんな大仰なものではなく、とりもなおさず、「ファンの日常生活」でもある。
忘れずに番組をタイマー録画をして、雑音まじりのラジオを聞き、雑誌の切り抜きを集め、
彼らの目に映すことは不可能な距離でうちわを振る、
そういう「市井の人々」が世界を形作っているんだから。
本書では、乗田氏の生い立ちが語られる。
引っ越し生活で刻み込まれた、その場を取り繕う表情と言葉の癖を抱えて、
自分の居場所を求め、魂が放浪するさまが描かれている。
彼女を支えていたものは、壁に貼られた物言わぬ、でも笑っているアイドルのポスターだった。
存在に、救われるんだ。
この本に書かれた彼らの言葉は、事務所の検閲を通過し、
彼らの商品としてのプロ意識で話された言葉かもしれない。
でも、「関係者談」とか業界人がヒソヒソ語る内幕話なんかより、よっぽど信ぴょう性がある。
なぜなら、彼らは、事情通で訳知り顔の奴らなんかじゃなく、
常に、「世界」とか「ファン」に話すことを「肯定」してきたんだから。
そういう自分たちであろうと、覚悟し、遂行し続けた人たちなんだから。
いつだって、彼らは脳内を博覧会のように、すべて見せてくれてたじゃないか。
アイドルと俺たちは、本質的に「出会う」ことはない。
でも、出会うことなんかより、ファンとアイドルが「存在」し続ければ、
それでいい。
2017年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者とSMAPの それぞれの歴史がシンクロしながら書かれてて、自分の歴史や思い出が重なり、いつしか涙が溢れてきました。マスコミの報道した姿とは かけ離れた 彼らの実直な姿が描かれています。とても楽しく夢中になり一気に読みました。是非 手にとって読んでみて下さい。