本を読み進めるうちに、この世で幸福であることが、天国の住人にすんなりなれる条件と知りました。
大変貴重な学びです。やはり幸福にならなくては!

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精神科医ウィックランド博士の迷える霊との対話: 精神病を除霊で治した医師の30年 スピリチュアリズムによる人類への警告 単行本 – 1993/8/1
- 本の長さ758ページ
- 言語日本語
- 出版社ハート出版
- 発売日1993/8/1
- ISBN-104892950203
- ISBN-13978-4892950209
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
死後、何が問題で霊はさまよい、人に憑くのか? 対話というわかりやすい形式を通して、精神病への理解を啓蒙する。
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
4グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月30日に日本でレビュー済み
著者は1945年に亡くなった米国の精神科医ウィックランド氏で、氏は精神分裂病を霊との関連で生涯研究してきました。
本書はその膨大な記録を書き起こしたものです。
ウィックランド氏がこの研究に乗り出すきっかけになったのは妻の存在が大きかったようです。
妻のアンナ氏は霊に関する感受性が強く、霊視能力があった他、霊をその身に宿す霊媒としての能力も卓越したものがありました。
初めは好奇心から始めた霊媒実験は、その後に精神分裂症患者に取り憑いた霊が現れるようになり、治療として真剣に取り組むようになりました。
著者の行なっていた治療とは、まず患者に対して軽い静電気による電気ショックを与えます。
すると取り付いていた霊にとってはそれが「火の針による攻撃」に感じられて患者から逃げ出し、すぐ近くにいたアンナ氏に取り付きます。
その結果、霊との意思疎通が可能になるので説得して離れてもらうと、分裂症が治癒するいう流れでした。
このような霊が取り付く原因とは、「自分が死んでいることに気づいていない」ためで、基本的に生前の習慣がほぼ完全に残留していることには驚きました。
死後にも続くリアルな五感から霊たちは著者たちの説得にはほとんど耳を貸さずに、生前抱いていた宗教観、世界観に固執し、自分が死んだことを中々認めようとしません。
しかし著者達の驚異的な忍耐に支えられた説得や、苦しむ霊や人を救い続けているマーシーバンドという高級霊たちのサポートを得ながら、死の事実を受け入れ、霊界へと誘導していく姿がリアルに描かれていました。
本書ではこれらの症例を霊たちが執着する原因別に、犯罪者、薬物による混乱、子供、宗教観などで分類し、最後にそうした経験から得た著者たちの総括、そして高級霊マーシーバンドたちからの啓示やアドバイスがまとめられていて読み応えがありました。
特に死の悟りを経た後の高級霊たちの言葉は叡智を感じさせ詩的な響きがあり、次のようなものが心に残りました。
・人間にはささやきかける心の奥の小さな声に耳を傾けて欲しい。
・真に大切なことは人の為に役立つことをして自分を忘れることだ。
・迷う霊を説得するのは霊媒に宿った現世の身体で行う方が効率が良い。
・霊の意志と現世の思考の間には肉体を介した翻訳作業が必要となる。
そのために霊の状態で知ることも霊媒に宿ると思い出せないことがある。
・不安の波動は実際に害があるので、取り越し苦労は控えた方がいい。
そして内部に宿る神を信頼して自信を持ちなさい。
特に印象深かったのが、現世に生きる我々と同様に死後の霊たちも「自分が見たいものしか見ようとしない」ことで、一旦刷り込まれた常識や視点を変えることは相当な困難を伴うことでした。
そして霊といってもその視覚や能力は現世の延長でしかなく、せいぜい移動時間が短くなるとか簡単なテレパシーが働くといった程度で万能ではなく、限定的な能力しかないようでした。
この意味で本書の高級霊が否定していた「輪廻転生」も、彼らがそれを見ようとしないだけかもしれず、穿った見方をすれば高級霊たちは「霊の救済にとらわれている」とも言えるし、別な視点を持つ者にとっては輪廻の世界も見えている可能性も感じました。
いずれにしても統合失調症と霊との関係に言及した興味深い本で、またこうした分野に詳しい翻訳者が仕上げたためか、読みやすく、あっと言う間に読了しました。
本書はその膨大な記録を書き起こしたものです。
ウィックランド氏がこの研究に乗り出すきっかけになったのは妻の存在が大きかったようです。
妻のアンナ氏は霊に関する感受性が強く、霊視能力があった他、霊をその身に宿す霊媒としての能力も卓越したものがありました。
初めは好奇心から始めた霊媒実験は、その後に精神分裂症患者に取り憑いた霊が現れるようになり、治療として真剣に取り組むようになりました。
著者の行なっていた治療とは、まず患者に対して軽い静電気による電気ショックを与えます。
すると取り付いていた霊にとってはそれが「火の針による攻撃」に感じられて患者から逃げ出し、すぐ近くにいたアンナ氏に取り付きます。
その結果、霊との意思疎通が可能になるので説得して離れてもらうと、分裂症が治癒するいう流れでした。
このような霊が取り付く原因とは、「自分が死んでいることに気づいていない」ためで、基本的に生前の習慣がほぼ完全に残留していることには驚きました。
死後にも続くリアルな五感から霊たちは著者たちの説得にはほとんど耳を貸さずに、生前抱いていた宗教観、世界観に固執し、自分が死んだことを中々認めようとしません。
しかし著者達の驚異的な忍耐に支えられた説得や、苦しむ霊や人を救い続けているマーシーバンドという高級霊たちのサポートを得ながら、死の事実を受け入れ、霊界へと誘導していく姿がリアルに描かれていました。
本書ではこれらの症例を霊たちが執着する原因別に、犯罪者、薬物による混乱、子供、宗教観などで分類し、最後にそうした経験から得た著者たちの総括、そして高級霊マーシーバンドたちからの啓示やアドバイスがまとめられていて読み応えがありました。
特に死の悟りを経た後の高級霊たちの言葉は叡智を感じさせ詩的な響きがあり、次のようなものが心に残りました。
・人間にはささやきかける心の奥の小さな声に耳を傾けて欲しい。
・真に大切なことは人の為に役立つことをして自分を忘れることだ。
・迷う霊を説得するのは霊媒に宿った現世の身体で行う方が効率が良い。
・霊の意志と現世の思考の間には肉体を介した翻訳作業が必要となる。
そのために霊の状態で知ることも霊媒に宿ると思い出せないことがある。
・不安の波動は実際に害があるので、取り越し苦労は控えた方がいい。
そして内部に宿る神を信頼して自信を持ちなさい。
特に印象深かったのが、現世に生きる我々と同様に死後の霊たちも「自分が見たいものしか見ようとしない」ことで、一旦刷り込まれた常識や視点を変えることは相当な困難を伴うことでした。
そして霊といってもその視覚や能力は現世の延長でしかなく、せいぜい移動時間が短くなるとか簡単なテレパシーが働くといった程度で万能ではなく、限定的な能力しかないようでした。
この意味で本書の高級霊が否定していた「輪廻転生」も、彼らがそれを見ようとしないだけかもしれず、穿った見方をすれば高級霊たちは「霊の救済にとらわれている」とも言えるし、別な視点を持つ者にとっては輪廻の世界も見えている可能性も感じました。
いずれにしても統合失調症と霊との関係に言及した興味深い本で、またこうした分野に詳しい翻訳者が仕上げたためか、読みやすく、あっと言う間に読了しました。
2011年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間というものは肉体、幽体、本体で出来ていて、死後にはスピリットとなる。死後の世界には幽界、霊界、神界があるが、その深奥は肉体を持っている間は理解出来ない。精神科医ウイックランド博士の妻に憑依するスピリットに生前と死後について様々なことを語らせた30年間の真実の記録であり、700ページ以上の大部であるが、一気に読んでしまいました。“成仏”できないスピリットが多くあり、それらが人間の肉体や精神に悪影響を及ぼしていることなど、わが人生を振り返る時、なぜあの時あんなことをしたのだろう、なぜあんな目にあったのだろうと不思議に思うことがあるが、この書を読むことで納得できることがある。「幽顕問答」や「背後霊の不思議」などと合わせて読めば魂の純化への意欲と共に、生きる力が湧いてきます。
2015年9月5日に日本でレビュー済み
自分の妻を霊媒としていろいろな霊を降霊させて正しくあの世へ旅立つことに導いている博士の話。
その中には実に様々な問題の霊がおり、博士もいろいろ手こずりながら導いている霊言のやりとりの様が描かれとても参考になる。
それは孤児だったり、物欲だけの霊、うぬぼれや虚栄心の霊、犯罪や自殺をそそのかす霊、宗教に凝り固まって人の言うことを聞かない霊、輪廻転生を信じている霊、とにかく様々な霊がおのれの自己主張を繰り返して抵抗するのだが大方は博士の説得に応じて気持ちが反省や悔悟に向かうとさきに霊界で救われている家族や縁者が現れて導かれながら昇天していく。
信心してるから、お経を欠かさず読んでるから、教会に通ってるから、賛美歌を歌うから、聖書や聖典を勉強してるから。
すべてが関係ない。しいて言えば私心、私欲を捨てて人に尽くすこと。大きな神の力で自分も含めた全てが生命にあふれていることに感謝することだそうだ。霊界は全く自由な世界であるということならば深く納得と感動を生む真実の導きの書だろう。
その中には実に様々な問題の霊がおり、博士もいろいろ手こずりながら導いている霊言のやりとりの様が描かれとても参考になる。
それは孤児だったり、物欲だけの霊、うぬぼれや虚栄心の霊、犯罪や自殺をそそのかす霊、宗教に凝り固まって人の言うことを聞かない霊、輪廻転生を信じている霊、とにかく様々な霊がおのれの自己主張を繰り返して抵抗するのだが大方は博士の説得に応じて気持ちが反省や悔悟に向かうとさきに霊界で救われている家族や縁者が現れて導かれながら昇天していく。
信心してるから、お経を欠かさず読んでるから、教会に通ってるから、賛美歌を歌うから、聖書や聖典を勉強してるから。
すべてが関係ない。しいて言えば私心、私欲を捨てて人に尽くすこと。大きな神の力で自分も含めた全てが生命にあふれていることに感謝することだそうだ。霊界は全く自由な世界であるということならば深く納得と感動を生む真実の導きの書だろう。