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北斎娘・応為栄女集 単行本 – 2015/4/30
久保田 一洋
(著)
稀代の浮世絵師葛飾北斎娘にして女浮世絵師葛飾応為。近年彼女が残した色彩感覚や濃淡陰影に特色がある浮世絵が注目を集めている。その作風は妖艶にして繊細、怜悧にして大胆で見るものを魅了してやまない。現在確認できる作品数は多くないが、本書では可能な限り作品を集める。その上で遺された史資料を駆使・検証し、応為の画業・生涯を探る。また、父北斎晩年には応為は父に寄り添い父子合作の可能性が指摘されている。本書は初紹介作品・特別掲載作品も含め、各作品の来歴を抑えると共に、父子の作風の類似点・相違点に注目し、新たな研究視点を提示する。
- 本の長さ148ページ
- 言語日本語
- 出版社藝華書院
- 発売日2015/4/30
- ISBN-104904706110
- ISBN-13978-4904706114
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登録情報
- 出版社 : 藝華書院 (2015/4/30)
- 発売日 : 2015/4/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 148ページ
- ISBN-10 : 4904706110
- ISBN-13 : 978-4904706114
- Amazon 売れ筋ランキング: - 376,176位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー

5 星
NHKの北斎の特集で虜に。
葛飾北斎の名は知らない人はいないとは思いますが…、その北斎に娘がいたってのは知らない人も多いと思う。私も北斎の娘の事はNHKの北斎特集まで知りませんでした。その北斎の娘もまた天才、その画才は北斎以上だと言わざる得ません。美人画においては父の北斎すらかなわいと言わしめた程の逸材。残念ながら応為の絵は10点あまりしか見つかってません。しかし近年…北斎の絵の中にかなりの数の応為の絵が紛れてるの可能性が高い事が解りつつあります。そういった絵や北斎との合作も混ざってます。日本画画家として珍しい光と影の陰影を駆使し、更に繊細な技法を幾重にも駆使した画法に、また日本画画家としてもっとも美しい赤を使う絵師です。日本画画家としてもっとも色彩を豊かに使える絵師です。迫力の北斎とは真反対で対局の繊細な絵を描くのが応為です。北斎と言う大巨匠の影に隠れてしまった応為の絵。しかし応為の絵を見れば誰しもがその世界に引き込まれてしまうはずです。応為は日本画の行き着くべき到達点に唯一辿りつけた絵師かもしれない。そう思わずにはいられない技術が彼女の絵にはあります。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お栄の絵に対する取り組みとそれを援助する方の付き合い。
2021年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通北斎筆とされている作品が、実は応為のもので、版元が近所にいないのを幸い高い報酬を得るために北斎筆とした、というのはありそうで、面白い。個人的に不平は、絵の細部が、実際の接写ではなく、原盤のフィルムの引き延ばしに過ぎず、大きく印刷してあっても全体図と解像度が全く同じなこと。海外にあって現物にあたるのが難しい作品ではなく、日本にある作品でそれは怠慢だ。
2020年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生涯制作点数がそもそも少ないのかもしれないが、現存する作品の数がきわめて少ないのが非常に残念です。彼女は天才ですね。天才の娘は天才になるんだなあ、と思いました。日本のレンブラントと評価する人もいるようですが、たしかに『吉原格子先之図』『夜桜美人図』を見ると、光と影の描写力に悶絶します。うまい、うますぎる! さて、本書自体の評価ですが、沢山の資料とそれに基づく解題や洞察で誌面を埋めていて労作だと感心しましたが、読むことより見ることに重きを置く私としては、作品そのものの解説にフォーカスを絞ってくれたらもっとよかったのに、とは思いました。絵を楽しむ本なのか、テキストでお勉強する本なのか、眺めていてわからなくなるところはあるかもしれませんね。すごい研究書ですが、画集を思わせるタイトルで世に出すなら、それなりの体裁にして欲しかったです。(自分はなにぶん、通販購入で中身を確かめられずにいましたので。) よって星4つ。
2020年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさに親子鷹、ですね。でも娘さんは作品が少ないのが残念です。
2017年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父北斎の名前が大きすぎて、目立っていないような気がしますが、一度見ればその才能にノックアウトさせられます。
ひとことで表すと斬新。それか、モダンw
まるで現代人が「お江戸なイメージで描きました~」っていう雰囲気です。でも、現代人が描いたわけではありません。つまり、現代人に通じる感覚をすでに持っていたということ。それは、やっぱり天才で。ひょぇ~と思わずにはいられません。
北斎から「オーイ」って呼ばれるから“応為”にしたんじゃないかとか、そんなエピソードが好きで応為を知りたくなり、こちらを購入したのですが、大当たりでした。
昭和11年の『塔影』に掲載された「かつしか栄女」という山口玄珠氏の小論が復刻されていたり、久保田一様氏の論考ページもしっかりあったりと、読み応えがあります。
応為の絵を見るのはもちろんのこと、読み物としても楽しめるのは大変うれしいと思いました。
実のところ、読み応えを期待しておらず、「とりあえず絵のラインナップを見られたら~」と「ちょっと説明見られたら~」なんて、軽く考えていたのですが、それ以上の代物でした~。ってわけで、コレ一冊でも、かなり満足できたので、☆4つで~。
ひとことで表すと斬新。それか、モダンw
まるで現代人が「お江戸なイメージで描きました~」っていう雰囲気です。でも、現代人が描いたわけではありません。つまり、現代人に通じる感覚をすでに持っていたということ。それは、やっぱり天才で。ひょぇ~と思わずにはいられません。
北斎から「オーイ」って呼ばれるから“応為”にしたんじゃないかとか、そんなエピソードが好きで応為を知りたくなり、こちらを購入したのですが、大当たりでした。
昭和11年の『塔影』に掲載された「かつしか栄女」という山口玄珠氏の小論が復刻されていたり、久保田一様氏の論考ページもしっかりあったりと、読み応えがあります。
応為の絵を見るのはもちろんのこと、読み物としても楽しめるのは大変うれしいと思いました。
実のところ、読み応えを期待しておらず、「とりあえず絵のラインナップを見られたら~」と「ちょっと説明見られたら~」なんて、軽く考えていたのですが、それ以上の代物でした~。ってわけで、コレ一冊でも、かなり満足できたので、☆4つで~。
2017年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
憧れの応為の作品集。
てっとり早く まとまっています。
美しさもまずまず
てっとり早く まとまっています。
美しさもまずまず