和田誠氏監修の「いつか聴いた歌」・シリーズの第3弾です。
今回のテーマは、ブロードウェイ&ハリウッドということで、
主に1930年~1950年代のミュージカル・ナンバー、映画の主題歌からセレクトされています。
CD2枚組で、CD1には、「二人でお茶を」~「アイ・グッド・ライト・ア・ブック」まで全24曲、
CD2には、「虹の彼方に」~「いそしぎ」まで全23曲収録されています。
「虹の彼方に」は、よく知られているジュディ・ガーランドでなく、フランク・シナトラの歌で収録されています。
シナトラは、この他「恋人よ我に帰れ」「トロリー・ソング」「星影のステラ」などが収録されていますが、
いずれもまだ彼のキャリアの若かりし頃の音源で、晩年と違って、若さにあふれたみずみずしい歌唱が聴けます。
そして、フレッド・アステア、華麗なタップ・ダンスで有名ですが、歌も中々のもので、私は大好きです。
その他、サミー・デイヴィスJr、マット・デニス、トニー・ベネット、アンディ・ウイリアムス、ドリス・ディ、ローズマリー・クルーニィー、
ダイナ・ショア・・・・等綺羅星のような歌手のオン・パレード!!
ただ、ジョニイ・マティスはいけません・・・私は大嫌いです!・・・。
今回は、1、2と違っていて、和田氏が総合監修をしているのは変わりませんが、
曲の解説、歌詞の翻訳は、和田氏が直接されていないので、従来と幾分趣は変わっています。
特に、曲の解説では少し違和感を感じました。
また、初回特典として、サミー・デイヴィスJr、フランク・シナトラ、トニー・ベネットのメッセージ・カードが3枚ついています。
ジャケットは、「踊る大紐育」のイラストなのかな?