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看取り先生の遺言 2000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」 (文春文庫 お 28-5) 文庫 – 2016/1/4
奥野 修司
(著)
この国の「看取る文化」を甦らせるために
病気を治すことと同じく或いはそれ以上に大切な、人が安らかに逝くこと。「臨床宗教師」の必要性を唱えて死んだ医師、渾身の遺言。
病気を治すことと同じく或いはそれ以上に大切な、人が安らかに逝くこと。「臨床宗教師」の必要性を唱えて死んだ医師、渾身の遺言。
- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2016/1/4
- 寸法10.7 x 1.3 x 15.2 cm
- ISBN-104167905388
- ISBN-13978-4167905385
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
この国の「看取る文化」を甦らせるために
病気を治すことと同じく或いはそれ以上に大切な、人が安らかに逝くこと。「臨床宗教師」の必要性を唱えて死んだ医師、渾身の遺言。治療が医師の使命。が、治らない患者はどうするのか。宮城県で緩和ケア医院をたちあげ、末期がん患者の訪問看護に注力した医師がいた。自宅療養しながら「お迎え」を体験し、安らかに逝く人々。病人とあの世を繋ぐ「臨床宗教師」育成の必要を医師は確信しつつ自らもがんで逝く。魂ふるえる医療現場からの提言。著者は1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。78年から南米で日系移民調査に従事。帰国後、ジャーナリストとして活動。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。
病気を治すことと同じく或いはそれ以上に大切な、人が安らかに逝くこと。「臨床宗教師」の必要性を唱えて死んだ医師、渾身の遺言。治療が医師の使命。が、治らない患者はどうするのか。宮城県で緩和ケア医院をたちあげ、末期がん患者の訪問看護に注力した医師がいた。自宅療養しながら「お迎え」を体験し、安らかに逝く人々。病人とあの世を繋ぐ「臨床宗教師」育成の必要を医師は確信しつつ自らもがんで逝く。魂ふるえる医療現場からの提言。著者は1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。78年から南米で日系移民調査に従事。帰国後、ジャーナリストとして活動。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2016/1/4)
- 発売日 : 2016/1/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 316ページ
- ISBN-10 : 4167905388
- ISBN-13 : 978-4167905385
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,474位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,816位文春文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当のドクターのお話しと言う事もあり、納得の内容でした。すごく勉強になりました。とても良かったです。
2023年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10年以上前、宮城県という土地柄でのお話。
嫁や家族が張り付いて病人を家で看取るなんてのは核家族、共働きの都市部では考えにくい。
だとしても、医療者の心構えや終末期の金の使い方、抗がん剤の闇、皆保険の功罪などは
今日でも十分に通用する話だし、むしろ闇と罪はどんどん深くなっている。
自分は在宅医療に転属した頃にこの本を読み、バイブルとして時折読み返している。
嫁や家族が張り付いて病人を家で看取るなんてのは核家族、共働きの都市部では考えにくい。
だとしても、医療者の心構えや終末期の金の使い方、抗がん剤の闇、皆保険の功罪などは
今日でも十分に通用する話だし、むしろ闇と罪はどんどん深くなっている。
自分は在宅医療に転属した頃にこの本を読み、バイブルとして時折読み返している。
2023年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
死ぬという営みが少しだけ理解できました。肉体が死へ向かう(自然死)とき、どんな現象が体に起きるのか、そして、その現象はあくまで死への通過点であり、その現象は人間に共通のものである。知らなければ死への恐怖となり、病院の力を借り、死に向かう人に苦痛を与えることもあることが分かりました。
2023年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家族の大切さ、有難さ、お迎えなどの死生観、生き方、ありがたく拝読しました!
2021年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高の本でした。
医療従事者は読んだ方が良いと思います。
医療従事者は読んだ方が良いと思います。
2019年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「魂でもいいから、そばにいて」の作者の奥野修司さんが書いた本です。
「魂でもいいから、そばにいて」は、8回も読んだ素晴らしい本ですが、この本も読み応えのある素晴らしい本です。
自らも末期の胃がんにかかった岡部健医師の遺言書です。
岡部医師は、肺がんが専門の外科医でした。
岡部医師のがん治療に対する考え方がわかってとても参考になりました。特に抗がん剤の使い方が参考になりました。
岡部医師は外科医から在宅医に転身しました。
岡部医師の看取りは素晴らしかったそうです。
宗教も勉強されたようです。
東北大学に働きかけて、臨床宗教師なる職業を育てようとしていました。
この本を多くの医療関係者やがん患者を抱えたご家族の方々に読んで欲しいです。
「魂でもいいから、そばにいて」は、8回も読んだ素晴らしい本ですが、この本も読み応えのある素晴らしい本です。
自らも末期の胃がんにかかった岡部健医師の遺言書です。
岡部医師は、肺がんが専門の外科医でした。
岡部医師のがん治療に対する考え方がわかってとても参考になりました。特に抗がん剤の使い方が参考になりました。
岡部医師は外科医から在宅医に転身しました。
岡部医師の看取りは素晴らしかったそうです。
宗教も勉強されたようです。
東北大学に働きかけて、臨床宗教師なる職業を育てようとしていました。
この本を多くの医療関係者やがん患者を抱えたご家族の方々に読んで欲しいです。
2020年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
急性悪性リンパ種の末期である母にどう接していけばいいのか判らなくなり、いろいろググってこの本にたどり着きました。滅多に本を読まない自分にも読みやすく解りやすかったので、一気に読めました。 徐々に効かなくなる抗がん剤治療をどこまで続けるか...自宅で死にたいと言って一時帰宅した母に、まだ良くなる可能性があるから頑張ろうと言って総合病院に戻した自分は正しかったのか? そんな悩みもこの本のお陰で解消出来たと思います。 死んだら終わりって考え方じゃ怖くなって当然ですよね。
2017年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここ数年、家族ががん治療に挑み、今では在宅医療を利用しています。
これまでがん治療や終末期医療に関する様々な本を読み漁って来ましたが、この本は非常に納得性のある、示唆に富んだ良書でした。
病院から在宅へ。看取りの場がここ数年で大きく変わろうとしています。
日本における在宅医療のパイオニアたる医師が、患者の身になって語るがん治療への向き合方と、最期の迎え方に対する考え方がリアリティーをもって表現されています。
また、私自身が感じてきた、現在の在宅医療における欠陥やその背景等も、最先端の現場におられた方だからこそ言える内容が見事に説明されています。
がん治療に向き合っている方、在宅医療をしようか迷われている方にとって、非常に参考になる素晴らしい本です。
これまでがん治療や終末期医療に関する様々な本を読み漁って来ましたが、この本は非常に納得性のある、示唆に富んだ良書でした。
病院から在宅へ。看取りの場がここ数年で大きく変わろうとしています。
日本における在宅医療のパイオニアたる医師が、患者の身になって語るがん治療への向き合方と、最期の迎え方に対する考え方がリアリティーをもって表現されています。
また、私自身が感じてきた、現在の在宅医療における欠陥やその背景等も、最先端の現場におられた方だからこそ言える内容が見事に説明されています。
がん治療に向き合っている方、在宅医療をしようか迷われている方にとって、非常に参考になる素晴らしい本です。