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図解 世界5大宗教全史 単行本(ソフトカバー) – 2016/6/23
中村 圭志
(著)
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宗教を知らずして、世界の歴史と今はわからない。
宗教は現代のビジネスマンの必須科目だ。
仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教。
多くの信者を持ち、世界の文化、政治、経済に大きな影響を与えている5つの宗教の成り立ちから教え、
相互の関係を歴史的にとらえ、豊富な図解でわかりやすく解説するのが本書である。
解説文と図解が見開きで1項目になっているので、どこからでも読める。
1〜5章で重要な5大宗教について、6章はゾロアスター教、道教、神道、世界の新宗教ほかについて解説。
7章では宗教学のエッセンスを解説し、読者に宗教を考える視点を提供している。
宗教は現代のビジネスマンの必須科目だ。
仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教。
多くの信者を持ち、世界の文化、政治、経済に大きな影響を与えている5つの宗教の成り立ちから教え、
相互の関係を歴史的にとらえ、豊富な図解でわかりやすく解説するのが本書である。
解説文と図解が見開きで1項目になっているので、どこからでも読める。
1〜5章で重要な5大宗教について、6章はゾロアスター教、道教、神道、世界の新宗教ほかについて解説。
7章では宗教学のエッセンスを解説し、読者に宗教を考える視点を提供している。
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2016/6/23
- 寸法21 x 13.5 x 2.6 cm
- ISBN-104799318683
- ISBN-13978-4799318683
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商品の説明
出版社からのコメント
宗教について知りたいという声は多い。
背景には、過激主義者のテロを含め、宗教がらみのニュースが多いこと、
職場や地域社会で接する外国人の宗教について知りたいという要望が増えたことなどがある。
外国人からゼン(禅)やマンダラ(曼荼羅)に話題を振られても
何も答えることができないのは恥ずかしいといったこともあるようだ。
ふだんは「無宗教」でいいやと思いつつ、宗教について何も知らないことに落ち着かない思いをされている方も多い。
宗教は死や人生の究極の意味を語るが、そうした問題について自分なりに納得のいく結論をもっているわけではないからだろう。
純粋に知的な興味というのもある。一般向けに宗教学のレクチャーを開いたところ、ある受講生の方が「学校では宗教の知識をほとんど教わらなかったので、
こうしたレクチャーを受けると、見るもの聞くものが新しくて、とても面白かった」としみじみおっしゃった。
実際、ミッション系の学校に通った人ででもなければ、日本人が宗教の教えや典籍について体系的な知識を得る場や機会はほとんどないに等しい。
寺社や教会をめぐる観光旅行、仏像やヨーロッパ中世・ルネサンスの宗教画の鑑賞、
漫画やファンタジー文学の神話世界への耽溺を通じて宗教に触れている人はそれなりに多いけれども、バランスのよい知識を得る機会は少ない。
というわけで、諸宗教の歴史と教えについての分かりやすい解説を求める声は、非常に多いのである。
本書執筆の意図は、こうした「欠乏」の状況に対処しようというものである。
筆者は次の点に留意して本書を書いた。
――世界の諸宗教の歴史、教え、教典の内容、習慣などを、マクロに、相互に比較しつつ、展望すること。
――細かなことは切り捨てるが、重要箇所についてはクローズアップしてディテールに踏み込むこと。
――この二点をチャートやイラストのアナログ情報に生かすこと。
宗教のガイドブックはいろいろあるが、あるものは難しい漢語を並べ、
あるものは信仰への勧誘の色彩が濃く、あるものは書き方があまり論理的ではない。
宗教ごとに異なる複数の執筆者が共著したものも多いが、そうした本は全体を通しての有機的関連に欠けるようだ。
だから本書では、信仰的立場からは距離を置いて、筆者自身の視点を定め、なるべく論理的に解説するように努めた。
「そもそも何が問題なのか」「なぜこのようなロジックになるのか」
「何と何がどのようなつながりをもっているのか」を浮き彫りにするよう努めたのである。
(「はじめに」より一部抜粋)
背景には、過激主義者のテロを含め、宗教がらみのニュースが多いこと、
職場や地域社会で接する外国人の宗教について知りたいという要望が増えたことなどがある。
外国人からゼン(禅)やマンダラ(曼荼羅)に話題を振られても
何も答えることができないのは恥ずかしいといったこともあるようだ。
ふだんは「無宗教」でいいやと思いつつ、宗教について何も知らないことに落ち着かない思いをされている方も多い。
宗教は死や人生の究極の意味を語るが、そうした問題について自分なりに納得のいく結論をもっているわけではないからだろう。
純粋に知的な興味というのもある。一般向けに宗教学のレクチャーを開いたところ、ある受講生の方が「学校では宗教の知識をほとんど教わらなかったので、
こうしたレクチャーを受けると、見るもの聞くものが新しくて、とても面白かった」としみじみおっしゃった。
実際、ミッション系の学校に通った人ででもなければ、日本人が宗教の教えや典籍について体系的な知識を得る場や機会はほとんどないに等しい。
寺社や教会をめぐる観光旅行、仏像やヨーロッパ中世・ルネサンスの宗教画の鑑賞、
漫画やファンタジー文学の神話世界への耽溺を通じて宗教に触れている人はそれなりに多いけれども、バランスのよい知識を得る機会は少ない。
というわけで、諸宗教の歴史と教えについての分かりやすい解説を求める声は、非常に多いのである。
本書執筆の意図は、こうした「欠乏」の状況に対処しようというものである。
筆者は次の点に留意して本書を書いた。
――世界の諸宗教の歴史、教え、教典の内容、習慣などを、マクロに、相互に比較しつつ、展望すること。
――細かなことは切り捨てるが、重要箇所についてはクローズアップしてディテールに踏み込むこと。
――この二点をチャートやイラストのアナログ情報に生かすこと。
宗教のガイドブックはいろいろあるが、あるものは難しい漢語を並べ、
あるものは信仰への勧誘の色彩が濃く、あるものは書き方があまり論理的ではない。
宗教ごとに異なる複数の執筆者が共著したものも多いが、そうした本は全体を通しての有機的関連に欠けるようだ。
だから本書では、信仰的立場からは距離を置いて、筆者自身の視点を定め、なるべく論理的に解説するように努めた。
「そもそも何が問題なのか」「なぜこのようなロジックになるのか」
「何と何がどのようなつながりをもっているのか」を浮き彫りにするよう努めたのである。
(「はじめに」より一部抜粋)
著者について
中村圭志(なかむら・けいし)
1958年北海道小樽市生まれ。北海道大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)。宗教研究者、翻訳家、昭和女子大学非常勤講師。
著書
『信じない人のための〈宗教〉講義』(みすず書房)
『信じない人のための〈法華経〉講座』(文春新書)
『信じない人のためのイエスと福音書ガイド』(みすず書房)
『宗教のレトリック』(トランスビュー)
『はじめて学ぶ宗教』(島薗進ほかとの共著、有斐閣)
『教養としての宗教入門』(中公新書)
『教養としてよむ世界の教典』(三省堂)
ほか多数。
1958年北海道小樽市生まれ。北海道大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)。宗教研究者、翻訳家、昭和女子大学非常勤講師。
著書
『信じない人のための〈宗教〉講義』(みすず書房)
『信じない人のための〈法華経〉講座』(文春新書)
『信じない人のためのイエスと福音書ガイド』(みすず書房)
『宗教のレトリック』(トランスビュー)
『はじめて学ぶ宗教』(島薗進ほかとの共著、有斐閣)
『教養としての宗教入門』(中公新書)
『教養としてよむ世界の教典』(三省堂)
ほか多数。
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016/6/23)
- 発売日 : 2016/6/23
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4799318683
- ISBN-13 : 978-4799318683
- 寸法 : 21 x 13.5 x 2.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,510位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 106位宗教入門 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界の宗教の歴史がザクッと理解できました。これまで聞いたことある程度だったそれぞれの宗教の歴史、関係を俯瞰して把握できます。
2018年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メジャー宗教の重要なポイントが、網羅的に掲載されています。
この本だけ読むにではなく、他の個別の宗教の本と合わせて読むとイメージがずっと沸いて整理されると思います。
単独だとさらりと流れちゃうかも。
この本だけ読むにではなく、他の個別の宗教の本と合わせて読むとイメージがずっと沸いて整理されると思います。
単独だとさらりと流れちゃうかも。
2020年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分厚さがある、網羅的な宗教の書籍。
全体を通して、右ページには文字による解説、左ページには絵や図による解説という構成になっている。
他のレビューにあるような「わかりやすい」という点には、どうしても同意できないというのが、私の正直な感想である。
事実の羅列や解説なしの用語が繰り出されるなど、ある程度の前知識が備わっていないと流れてしまうような解説が多くみられたなあというところ。
一ページ内にそれぞれ内容を収めようと簡潔にしているため、これが「わかりやすさ」になり「わかりにくさ」にもなっているのではないかと。
初学者にとってのわかりやすさだけで言えば、自分がこれまでに読んだ宗教関連の本と比較しても、特筆することはないかもしれない。
とはいえ、扱ってる範囲がわりと広く中身は詰まっているため、ふと参考に手を伸ばす本として所持していようかと思っている。
全体を通して、右ページには文字による解説、左ページには絵や図による解説という構成になっている。
他のレビューにあるような「わかりやすい」という点には、どうしても同意できないというのが、私の正直な感想である。
事実の羅列や解説なしの用語が繰り出されるなど、ある程度の前知識が備わっていないと流れてしまうような解説が多くみられたなあというところ。
一ページ内にそれぞれ内容を収めようと簡潔にしているため、これが「わかりやすさ」になり「わかりにくさ」にもなっているのではないかと。
初学者にとってのわかりやすさだけで言えば、自分がこれまでに読んだ宗教関連の本と比較しても、特筆することはないかもしれない。
とはいえ、扱ってる範囲がわりと広く中身は詰まっているため、ふと参考に手を伸ばす本として所持していようかと思っている。
2017年11月5日に日本でレビュー済み
手元に届いたとき、その分厚さにおどろき、開くのを一瞬ためらったほど。
さいしょは図解とは名ばかりで、百科事典のごとく全編小さな文字で密度の高い本じゃないかと疑っていた。
しかし、いざ開いてみると・・・あれ?
右ページの本文はとても簡潔にまとめられた平易な文章で構成され、左ページは右の内容を、絵や図にまとめたものとなっている。
つまり、個別の章だけでなく、一テーマごとに左右の見開きで完結しているのだ。
これはものすごくわかりやすい!!!
全体の構成としても、宗教というもの全体を概観する内容となっており、個別の宗派に偏らないよう心掛けておられる。なので、特定の信仰や宗教をもたない人にとっても、あるいは異なる宗教に属する人々となんらかの交流がある場合においても、それぞれの宗教は、信者にとってどのような存在であるのかについて知っておくことで、つきあい方や、マナーを知っておくことで関係を円滑に保てるのではないだろうか。
本書は全7章構成で、辞典のごとく小口の部分には、それぞれの章が「爪」として黒く印刷されており、使いやすいです。
我が国日本は政教分離の関係もあり、義務教育下の学校で、宗教に関するまともな授業が受けられることは期待できないので、とてもよい本です。
さいしょは図解とは名ばかりで、百科事典のごとく全編小さな文字で密度の高い本じゃないかと疑っていた。
しかし、いざ開いてみると・・・あれ?
右ページの本文はとても簡潔にまとめられた平易な文章で構成され、左ページは右の内容を、絵や図にまとめたものとなっている。
つまり、個別の章だけでなく、一テーマごとに左右の見開きで完結しているのだ。
これはものすごくわかりやすい!!!
全体の構成としても、宗教というもの全体を概観する内容となっており、個別の宗派に偏らないよう心掛けておられる。なので、特定の信仰や宗教をもたない人にとっても、あるいは異なる宗教に属する人々となんらかの交流がある場合においても、それぞれの宗教は、信者にとってどのような存在であるのかについて知っておくことで、つきあい方や、マナーを知っておくことで関係を円滑に保てるのではないだろうか。
本書は全7章構成で、辞典のごとく小口の部分には、それぞれの章が「爪」として黒く印刷されており、使いやすいです。
我が国日本は政教分離の関係もあり、義務教育下の学校で、宗教に関するまともな授業が受けられることは期待できないので、とてもよい本です。
2017年6月25日に日本でレビュー済み
著者は、宗教学の観点から、客観的に各宗教を、主に5大宗教を中心として、記述しようと試みたのが本書。
宗教など客観的な考察などできるのだろうか?そんな分析をする人は、いったいどういう人だろう?(怪しい人では?)という疑問を持っていたが、288pに注意深く記述される通り、「宗教学者=無神論者」ではない、とのことである。
「日本では信徒でない者が、宗教に接する機会が乏しい」という筆者の認識のもとに作られた、いわば宗教のガイドブックである。
「日本が仏教と神道の2本立てなら中国は3本立て」「宗教の定義は意見百出の状況である」「宗教の世俗化した現代」「宗教も古いままではいられない(304p)」「宗教学用語、無神論と無宗教」といったように、誰でも読みやすいものとなっている。
コラムで有名映画と宗教の関係も記述されている。たまに日本のニュースに出てくる「創価学会」は、本書では「日本の新宗教」に分類されている。
ニュースで「一信徒の紛争に教団が介入する」記事をみたとき、私には違和感を覚え、本書の分類によると個人の内面の救済よりも、共同体の形成に力点を置いた団体があるのかなあ?と考えさせらえた。
基本的に1テーマ2ページの見開き本で(2ページ目が図説・イラスト。各宗教の枚数には差がある。)読みやすく、決して端折った感じはない。
帯には、「宗教はビジネスマンの必須科目」と書かれている。
本当にそうかどうかはともかく、私が読んでも、自分の知らない宗教が簡単に分かって面白かった。
私はキリスト教徒だが、ユダヤ教については詳しく知らず、また日曜学校でも教わらず、少しでも彼らのことが知れてよかった。キリスト教の教会でも旧約聖書は新約聖書と同じく普通に読まれているし、私の理解では信じる神は両方とも一緒で、キリスト教はユダヤ人に限らず誰でも救済されるという点が違うのだと思っている(考えてみればアブラハムも、ヨセフもマリアも、ユダヤ人つまりイスラエル人なのであった)。
イスラム教についても、日本がイスラム圏でないこともあってか、イスラム教に関する基本的知識は全く入ってこなく、イスラムに関する本に接したのは初めてだと思う。
私は「イスラム教は戦争ばかり起こしているという宗教だ」などとニュースを見て認識してしまっていたが、しかし本書の「ジハードの文脈」で、信徒の一部が、コーランの歴史的文脈を無視した勝手な解釈をした結果に過ぎない、と書いていることから、なるほどと少し私の誤解が解けたような気がする。
本書ではなんでも「イスラム教とキリスト教が親戚関係というか親和的な関係にある」かのような趣旨の記述があるが、私はそのようなことを教わったこと、また思ったことも、生涯一度たりともない。
おそらくイスラム教徒の方々も同様ではないか?
仏教については、「修行して優れた(慈悲深い)人間になる」というコンセプトが分かりやすく、その観念が日本人の日常に溶け込んでいるのが分かった。また私はヒンドゥ教が多神教だとも知らなかった。
個人的には、200P、201pで「キリスト教の大事な儀礼」が記されているのを観て、丁寧な本だなあ、と思った。まあこの点について記述されている本など見たことがない。12使徒の詳しい素性等、すっかり忘れていた自分の宗教のことを整理するいいきっかけになった。
ただし疑問もある。教会で行う7つの儀式のうち、「プロテスタントの多くは洗礼と聖餐だけを行う」と書いてあるが、結婚式をプロテスタントの教会では行わないのだろうか?(そんなことはないと思うのだが。因みに私の教会では結婚式を行っている)
一つ残念だったのが、日本の宗教の一つである神道について、「その他の宗教」として2ページしか割かれていない。私の乏しい知識では、天皇を頂点とした宗教だろう、くらいのことしか知らない。公立小学校にいても神道についてきちんと教わる機会が全くなく、詳しく知りたかったのだが。
個人的疑問には、奈良時代に天皇が仏教を広めたと「まんが日本の歴史」にあったと記憶するが、しかし天皇は神道の人なのだから、他の宗教を推奨するのもおかしな話だなあ、と思っている。
いつかこうした疑問について答えを出したいと思っている。本書によると神道の体裁が整ったのは仏教輸入後で、また神道の権威が高まったのは明治以降の国策によるということらしい。あと門外漢の私にはわからないが、何でも神道と仏教が融合している部分があるという。
宗教など客観的な考察などできるのだろうか?そんな分析をする人は、いったいどういう人だろう?(怪しい人では?)という疑問を持っていたが、288pに注意深く記述される通り、「宗教学者=無神論者」ではない、とのことである。
「日本では信徒でない者が、宗教に接する機会が乏しい」という筆者の認識のもとに作られた、いわば宗教のガイドブックである。
「日本が仏教と神道の2本立てなら中国は3本立て」「宗教の定義は意見百出の状況である」「宗教の世俗化した現代」「宗教も古いままではいられない(304p)」「宗教学用語、無神論と無宗教」といったように、誰でも読みやすいものとなっている。
コラムで有名映画と宗教の関係も記述されている。たまに日本のニュースに出てくる「創価学会」は、本書では「日本の新宗教」に分類されている。
ニュースで「一信徒の紛争に教団が介入する」記事をみたとき、私には違和感を覚え、本書の分類によると個人の内面の救済よりも、共同体の形成に力点を置いた団体があるのかなあ?と考えさせらえた。
基本的に1テーマ2ページの見開き本で(2ページ目が図説・イラスト。各宗教の枚数には差がある。)読みやすく、決して端折った感じはない。
帯には、「宗教はビジネスマンの必須科目」と書かれている。
本当にそうかどうかはともかく、私が読んでも、自分の知らない宗教が簡単に分かって面白かった。
私はキリスト教徒だが、ユダヤ教については詳しく知らず、また日曜学校でも教わらず、少しでも彼らのことが知れてよかった。キリスト教の教会でも旧約聖書は新約聖書と同じく普通に読まれているし、私の理解では信じる神は両方とも一緒で、キリスト教はユダヤ人に限らず誰でも救済されるという点が違うのだと思っている(考えてみればアブラハムも、ヨセフもマリアも、ユダヤ人つまりイスラエル人なのであった)。
イスラム教についても、日本がイスラム圏でないこともあってか、イスラム教に関する基本的知識は全く入ってこなく、イスラムに関する本に接したのは初めてだと思う。
私は「イスラム教は戦争ばかり起こしているという宗教だ」などとニュースを見て認識してしまっていたが、しかし本書の「ジハードの文脈」で、信徒の一部が、コーランの歴史的文脈を無視した勝手な解釈をした結果に過ぎない、と書いていることから、なるほどと少し私の誤解が解けたような気がする。
本書ではなんでも「イスラム教とキリスト教が親戚関係というか親和的な関係にある」かのような趣旨の記述があるが、私はそのようなことを教わったこと、また思ったことも、生涯一度たりともない。
おそらくイスラム教徒の方々も同様ではないか?
仏教については、「修行して優れた(慈悲深い)人間になる」というコンセプトが分かりやすく、その観念が日本人の日常に溶け込んでいるのが分かった。また私はヒンドゥ教が多神教だとも知らなかった。
個人的には、200P、201pで「キリスト教の大事な儀礼」が記されているのを観て、丁寧な本だなあ、と思った。まあこの点について記述されている本など見たことがない。12使徒の詳しい素性等、すっかり忘れていた自分の宗教のことを整理するいいきっかけになった。
ただし疑問もある。教会で行う7つの儀式のうち、「プロテスタントの多くは洗礼と聖餐だけを行う」と書いてあるが、結婚式をプロテスタントの教会では行わないのだろうか?(そんなことはないと思うのだが。因みに私の教会では結婚式を行っている)
一つ残念だったのが、日本の宗教の一つである神道について、「その他の宗教」として2ページしか割かれていない。私の乏しい知識では、天皇を頂点とした宗教だろう、くらいのことしか知らない。公立小学校にいても神道についてきちんと教わる機会が全くなく、詳しく知りたかったのだが。
個人的疑問には、奈良時代に天皇が仏教を広めたと「まんが日本の歴史」にあったと記憶するが、しかし天皇は神道の人なのだから、他の宗教を推奨するのもおかしな話だなあ、と思っている。
いつかこうした疑問について答えを出したいと思っている。本書によると神道の体裁が整ったのは仏教輸入後で、また神道の権威が高まったのは明治以降の国策によるということらしい。あと門外漢の私にはわからないが、何でも神道と仏教が融合している部分があるという。
2017年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史、昨今の世界情勢を読み解くには
自分の宗教に対しての知識不足、意識の希薄さ。
それらを解決したく本書を手に取りました。
仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教etc
成り立ちから、宗派や戒律など
様々なことが図解と共に書かれいます。
宗教に対して知識が無い私が完読するには
少々時間は、かかりましたが
大まかに各宗教を理解することができ、満足しております。
自分の宗教に対しての知識不足、意識の希薄さ。
それらを解決したく本書を手に取りました。
仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教etc
成り立ちから、宗派や戒律など
様々なことが図解と共に書かれいます。
宗教に対して知識が無い私が完読するには
少々時間は、かかりましたが
大まかに各宗教を理解することができ、満足しております。
2017年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすく解説しているが、読んだことが頭に定着しない。
辞書をぺらぺらめくってる感覚に近い。
実際、これを読んで世界の宗教を俯瞰するというより、
宗教についてわからないことが出てきたときに辞書的に使う方がいいように思う。
図解も、図解というかイラスト付き解説といったほうが正確。
図のおかげで腑に落ちたというページはあまりなかった。
辞書をぺらぺらめくってる感覚に近い。
実際、これを読んで世界の宗教を俯瞰するというより、
宗教についてわからないことが出てきたときに辞書的に使う方がいいように思う。
図解も、図解というかイラスト付き解説といったほうが正確。
図のおかげで腑に落ちたというページはあまりなかった。
2017年6月14日に日本でレビュー済み
世界5大宗教
・仏教
・ヒンドゥー教
・ユダヤ教
・キリスト教
・イスラム教
現在は数多くの宗教がありますが、原点はこの5大宗教から来ていると思います。
仏教は身近にあるので、私なりに理解出来ましたが、他の宗教となると
宗教戦争や巷でよく言われている「ユダヤの陰謀」など、そういうイメージがあり
なかなか頭に入ってきません。
お正月は神社に初詣、結婚式はチャペルで、お葬式はお寺でという日本人の考え方と
世界では全く違うものだと気づくきっかけになればと思いましたが、それでも
思っていたよりかなり難解な1冊でした。
・仏教
・ヒンドゥー教
・ユダヤ教
・キリスト教
・イスラム教
現在は数多くの宗教がありますが、原点はこの5大宗教から来ていると思います。
仏教は身近にあるので、私なりに理解出来ましたが、他の宗教となると
宗教戦争や巷でよく言われている「ユダヤの陰謀」など、そういうイメージがあり
なかなか頭に入ってきません。
お正月は神社に初詣、結婚式はチャペルで、お葬式はお寺でという日本人の考え方と
世界では全く違うものだと気づくきっかけになればと思いましたが、それでも
思っていたよりかなり難解な1冊でした。