ドラマが表現する老いの悟り、諦念の境地によく合ったサウンドトラックです。ずっと流しておくのに向いています。もちろんもののあわれを知る心を煽っていくような高まりのある曲もあり、それはドラマのファンはよくご存知でしょう。
以下、このフィジカルにあってデジタルにないものについて記します。
1.出演者、演奏者、主要スタッフについてのクレジット
2.帯に石坂浩二の推薦コメント
3.リーフレットにこのサントラ担当者・島健のコメント
ぐらいだと思います。つまり、 倉本聰らとの対談、鼎談、座談、詳しいライナーノートなどが収録されているわけではありません。そういう類は、私は詳細は存知あげませんが、DVD-BOXのほうに期待すべきでしょう。
ですから、私はCDを買いましたが、とくにDVDまでを買う人は、デジタルで買ってもいいと思いますよ。