私が日本の刑事司法に感じるのは無責任さです。政治家、官僚、法曹、学者、メディア関係者、市民、そして被害者・遺族と厳罰化に加担してきた人たちからは、厳罰化によって生じた弊害についての責任をとろうとする姿勢が見えてこないのです。
これには、事件報道を担当する社会部が注目を集めやすい凶悪事件の報道や警察・検察との関係を良好に保つことを重視してきて、刑事司法を批判的に報じることに消極的だったのも大きいと思います。
超少子高齢化社会となった日本では累犯によって長期間社会から隔離されることを防がないと社会が停滞する恐れがあります。
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犯罪をどう防ぐか (シリーズ 刑事司法を考える 第6巻) 単行本 – 2017/6/24
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刑事政策は刑の執行で終わりではない。裁判の終結、刑の執行、さらにその先まで、犯罪者をどう処遇すれば再犯防止につながるのか。そして、厳罰化は犯罪の予防に有効なのか。日本の犯罪情勢をエビデンスに基づいて分析し、少年非行、障害者の犯罪、薬物依存などに光を当てて人間に焦点を合わせた刑事政策の新地平を切り開く。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2017/6/24
- ISBN-104000265067
- ISBN-13978-4000265065
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2017/6/24)
- 発売日 : 2017/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4000265067
- ISBN-13 : 978-4000265065
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著者について
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社会学者。犯罪社会学・教育社会学。科学警察研究所犯罪行動科学部、山口大学人文学部などを経て、2017年より京都大学大学院教育学研究科。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月13日に日本でレビュー済み
冒頭にテーマとして掲げられている「情けは人の為ならず」が皮肉として効いている。まさに同箴言が誤用されているように、犯罪(治安)論は、現実ではなく虚構に基づいて語られることばかり。それでも治安と体感治安は別問題であるという理解、治安悪化が語られること自体がなくなったその事自体が我が事のように嬉しい。そしてそれはただただひとえに同書責任編集の任に当たられている浜井浩一教授の力によるものといって過言ではない。、90年代後半から00年代半ばまでの狂気の言論を今、冷静に振り返り、そしてこれからをさまざまな角度から分析する。
(ピナル)ポピュリズム犯罪政策を過小も過大評価もすることなく「あすの会」の歩みによって整理した数章および、刑罰の効果(特別予防)を検証した1章がオススメ。死刑判決や、執行に犯罪抑止効果があるのか、重罰化があるのか、失業率があるのか―。あと足りないのは、体感治安と同様に体感刑罰感(実際より重い刑罰と、軽いイメージの誤差)に関する議論。法家思想から直近なら飲酒運転を巡る言説などは一顧に値するかと。
「人は一人でも反省は出来るが、一人では更生できない。」素敵な言葉だ。
(ピナル)ポピュリズム犯罪政策を過小も過大評価もすることなく「あすの会」の歩みによって整理した数章および、刑罰の効果(特別予防)を検証した1章がオススメ。死刑判決や、執行に犯罪抑止効果があるのか、重罰化があるのか、失業率があるのか―。あと足りないのは、体感治安と同様に体感刑罰感(実際より重い刑罰と、軽いイメージの誤差)に関する議論。法家思想から直近なら飲酒運転を巡る言説などは一顧に値するかと。
「人は一人でも反省は出来るが、一人では更生できない。」素敵な言葉だ。