カーリダーサ「夜明けへのあいさつ」
今日一日を生きる
今日という日に目を向けよう
これこそ生命、生命の中の生命なのだ
その短い行程のなかには
君の存在の真理と現実とが
すべて含まれる
生まれ育つ喜び
行動の栄光
美の輝き
昨日は夢に過ぎず
明日は予感でしかない
精一杯に生きた今日は
すべての昨日を幸せな思い出に変え
すべての明日を希望の見取り図にする
だから目を開こう
今日に向かって
夜明けへのあいさつはこれだ

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シャクンタラー姫 (岩波文庫 赤 64-1) 文庫 – 1977/8/16
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1977/8/16
- ISBN-10400320641X
- ISBN-13978-4003206416
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1977/8/16)
- 発売日 : 1977/8/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 235ページ
- ISBN-10 : 400320641X
- ISBN-13 : 978-4003206416
- Amazon 売れ筋ランキング: - 398,843位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで一度も読んだことはなかったのですが、どこかで聞いた話のような感じがしました。
と言ってもケチをつけるわけではなくて。
幼少期に読んだ昔話や絵本みたいなで、自然と体に馴染むような感じがします。
文章の表現がとても美しいです。
情景がありありと浮かんできます。
普通にいい話なのですが、現在で言うカースト制が普通に存在するところを見ると、
やはり自分の知らない世界の話なんだなと思ってしまいますね。
と言ってもケチをつけるわけではなくて。
幼少期に読んだ昔話や絵本みたいなで、自然と体に馴染むような感じがします。
文章の表現がとても美しいです。
情景がありありと浮かんできます。
普通にいい話なのですが、現在で言うカースト制が普通に存在するところを見ると、
やはり自分の知らない世界の話なんだなと思ってしまいますね。
2017年10月18日に日本でレビュー済み
プル族の王ドゥフシャンタが狩りをしていて立ち寄った聖域の苦行林で、そこの家長カンヴァ仙の養女シャクンタラー姫と出会う。王とシャクンタラー姫は恋におちて結ばれ、王は都に帰るときに、自分の名前を刻んだ指輪を「思い出の品」として姫の指にはめる。姫が苦行林で王のことを思いつめているとき、そこを訪ねてきた大仙人ドゥルヴァーサスに丁寧な応対をしなかったことから、彼の怒りを買って呪いをかけられる。その呪いで都にいる王はシャクンタラー姫に関する記憶を消されてしまう。呪いは「思い出の品」を目にすれば解けるのだという。王の子供を身籠っていた姫は、養父の門弟たちを伴って王都に赴き、王に拝謁するが、王は姫のことをまったく覚えていない。呪いを解くための指輪を見せようとするが、それは指から消えていた。道中で寄った巡礼地の沐浴所で落としたようであった。姫は悲嘆にくれて都を去る。その後、王は偶然指輪を目にしてシャクンタラー姫のことを思い出し、姫に対して行った冷たい仕打ちをはげしく後悔するが、姫の行方はすでにわからなくなっていた。記憶喪失をからめたラブストーリーの原点といえよう。