20世紀アメリカを代表する画家であるジョージア・オキーフ。私がはじめてオキーフの絵を見たときは、なんて「正直な」絵を書く人だろう、という感想だったことを思い出しました。余計なものが無い美しさのようなものです。
その余分なものを加えない、自然そのものへの純粋な愛着、オキーフの理想とす生活感を文章と写真を合わせることで効果的に見せてくれます。

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オキーフの家 ペーパーバック – 2003/2/14
- 本の長さ123ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2003/2/14
- ISBN-104840107114
- ISBN-13978-4840107112
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
20世紀のアメリカ美術を代表するジョージア・オキーフ。彼女が後半生を過ごしたニューメキシコの2軒の家を初めて紹介した写真集。オキーフの看護人パッテンの文章が、たぐいまれな女性の世界を描き切る。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2003/2/14)
- 発売日 : 2003/2/14
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 123ページ
- ISBN-10 : 4840107114
- ISBN-13 : 978-4840107112
- Amazon 売れ筋ランキング: - 606,680位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オキーフの目指したものは何だったのか。それが知りたくて彼女の日常の姿を見たくなり購入しました。
白黒の写真から土地の様子がとても伝わってくるようでした。晩年にあってそのシンプルな生き方にとても惹かれました。
白黒の写真から土地の様子がとても伝わってくるようでした。晩年にあってそのシンプルな生き方にとても惹かれました。
2004年10月13日に日本でレビュー済み
視力が衰え、絵を描かなくなったオキーフが90歳の時にこう述べています。
「空間を美しい方法で満たすこと。私にとって芸術とはそういうことなのです。」
自然の素材のみで構成されたその空間を目にすれば、誰もがきっと彼女の芸術に吸い込まれていくでしょう。そこに流れる空気が本を飛び出し、あなたのもとまで届いてしまうのですから。
「空間を美しい方法で満たすこと。私にとって芸術とはそういうことなのです。」
自然の素材のみで構成されたその空間を目にすれば、誰もがきっと彼女の芸術に吸い込まれていくでしょう。そこに流れる空気が本を飛び出し、あなたのもとまで届いてしまうのですから。
2005年8月7日に日本でレビュー済み
タイトルがそのまま、本の内容を伝えている。
アメリカ人画家のジョージア・オーキフの家を
マイロン・ウッドが撮影して、
オーキフの身の回りの世話をしていたクリスティン.T,パッテンがオーキフについて回顧録のような形で文章を書いている。
オーキフの家は微笑ましく、可憐だ。
彼女の絵のように、過激にシンプルだ。
マイロン・ウッドはオーキフの家に手を加えることなく、
彼女のセンスに溢れる空間を、そのまま切り取ってフィルムに収めた。
C.T.パッテンの書く文章は、オーキフの作品のようにシンプルだ。
そして、知的でもある。
無駄な表現を排していることがよくわかる。
訳者である江國 香織は、文章の持つミニマムさを損なわないように
丁寧に訳したのだろう。
結果として非常に良質な作品に仕上がっている。
是非人に見て欲しい写真集だ。
アメリカ人画家のジョージア・オーキフの家を
マイロン・ウッドが撮影して、
オーキフの身の回りの世話をしていたクリスティン.T,パッテンがオーキフについて回顧録のような形で文章を書いている。
オーキフの家は微笑ましく、可憐だ。
彼女の絵のように、過激にシンプルだ。
マイロン・ウッドはオーキフの家に手を加えることなく、
彼女のセンスに溢れる空間を、そのまま切り取ってフィルムに収めた。
C.T.パッテンの書く文章は、オーキフの作品のようにシンプルだ。
そして、知的でもある。
無駄な表現を排していることがよくわかる。
訳者である江國 香織は、文章の持つミニマムさを損なわないように
丁寧に訳したのだろう。
結果として非常に良質な作品に仕上がっている。
是非人に見て欲しい写真集だ。