9年間、数百件のクレームに対処してきたという著者による本書。
韓国対策としてはまさにうってつけかもしれません。
韓国は並みのクレーマーではありませんが。
まず、韓国が水戸黄門の印篭のように用いる「靖国問題」について、
第3章でその根本となる東京裁判にさかのぼって説明されています。
といいますのは、靖国神社参拝が問題視されるのは、
いわゆる「A級戦犯」が合祀されているからであり、
A級を含む戦犯を作り出したのは、東京裁判であるからです。
(東京裁判自体の是否も問題であり、本書でも少し触れられていますが、ここではその問題は省きます。)
本書では、1952年のサンフランシスコ平和条約第11条の手続きを経て
東京裁判にて戦犯であると裁かれた人たちの罪状の消滅と名誉回復がなされたことを理由に
「日本には既に戦犯はいない」と結論づけられています。
つまり、靖国神社参拝にケチをつけることは単なる言いがかりにすぎないのです。
それも、上記国際条約に真正面から反したクレームです。
そして日本の韓国に対する戦後補償について(第6章)。
これはもう様々な本でも言われていることですが、
日韓基本条約、そして日韓請求権協定にて「完全かつ最終的に解決」しています。
この日韓基本条約の第2条を韓国が曲解して言いがかりをつけていることが説明されていますが、
戦後の日本は日韓請求権協定で計5億ドルもの資金提供を定め、
それ以外に民間借款3億ドルを提供し、朝鮮半島に置いてきた資産
(当時の価格にして約702億5600万円)の放棄をしています。
すなわち、日本としては既に十分な戦後補償をしており、
後は韓国政府が個々の韓国人に対してその補償をきちんと分配しているか?
という問題だけなのです。
また、日本の歴代首相のお詫びの言葉が116頁から122頁まで列挙されていますが、
ここまでお詫びと反省をした国は世界中を探しても日本だけでしょう。
にもかかわらず、韓国の謝罪及び賠償の請求が年々ひどくなっていることを指摘しています。
これはもう、明らかに日本の問題というより、韓国の問題です。
そして第7章で昨今の韓国の新しいクレーム、
つまり条約を無視した韓国の裁判所の判決や旭日旗問題、
テロリストである安重根を英雄として祭り上げていること、
慰安婦問題について簡潔に紹介しています。
惜しむらくは、
第9章の「今後、どのように韓国とつきあっていくべきか?」
で今後の日本の方針の明確な結論がすっきりとは示されていないことでした。
しかし、韓国との軍事協力はもってのほかであることや
外交のバックボーンに軍事力があることなど鋭い指摘もあり、
全体的に読み応えのある書物でした。
(第2章の終わりで日本としてはブレずに自分の主張を繰り返し続けることと、
国際社会に向けたロビー活動に力を入れることが重要だと言っていますので、
これが著者の結論だとすれば、妥当であると思います。)
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言いがかり国家「韓国」を黙らせる本 文庫 – 2017/7/18
宮越 秀雄
(著)
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朴槿恵政権で決着したはずの従軍慰安婦問題は、2017 年5月に新たに始まった文在寅政権によって、またもや蒸し返されようとしている。
一度、決まったはずの事柄を何度も蒸し返すようなことをするのか、日本人には理解できないことも少なくない。
「従軍慰安婦問題」「靖国神社問題」「竹島問題」「旭日旗問題」など、日韓の間には複雑な問題が横たわっている。
事実に基づいた問題はもちろん解決していかなければならないが、中には韓国側からの捏造やウソにまみれた批判も多い。
そこで本書では、両国間で締結した条約や過去の首長の発言、政府の方針などの証拠を示しながら、韓国の言いがかり批判にどのように反論すればいいのかを説明していく。
日韓関係がここまでこじれたのは、とりあえず謝ってしまえばいいという甘い考えで謝罪を繰り返してきた日本の外交姿勢が影響している側面もある。
日韓関係が難しい局面を迎えている今、いわれのない批判には正しく反論することが必要である。
一度、決まったはずの事柄を何度も蒸し返すようなことをするのか、日本人には理解できないことも少なくない。
「従軍慰安婦問題」「靖国神社問題」「竹島問題」「旭日旗問題」など、日韓の間には複雑な問題が横たわっている。
事実に基づいた問題はもちろん解決していかなければならないが、中には韓国側からの捏造やウソにまみれた批判も多い。
そこで本書では、両国間で締結した条約や過去の首長の発言、政府の方針などの証拠を示しながら、韓国の言いがかり批判にどのように反論すればいいのかを説明していく。
日韓関係がここまでこじれたのは、とりあえず謝ってしまえばいいという甘い考えで謝罪を繰り返してきた日本の外交姿勢が影響している側面もある。
日韓関係が難しい局面を迎えている今、いわれのない批判には正しく反論することが必要である。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社彩図社
- 発売日2017/7/18
- ISBN-104801302459
- ISBN-13978-4801302457
商品の説明
著者について
慶應義塾大学商学部卒業後、森下仁丹㈱に入社。
主としてマーケティング部門(営業、営業企画、商品開発等)を経験。
2002年退社、その後、総合食材宅配フランチャイズ本部のコールセンターの立ち上げとコールセンター長としてその後の運営に携わる。
9年間で数百件のクレームに応対するも全てクロージングに持ち込む。
この間に類型別クレーム対応の本質を体系化。
2011年に契約満了の為退社、その後マーケティングコンサルタントとして活動している。
主としてマーケティング部門(営業、営業企画、商品開発等)を経験。
2002年退社、その後、総合食材宅配フランチャイズ本部のコールセンターの立ち上げとコールセンター長としてその後の運営に携わる。
9年間で数百件のクレームに応対するも全てクロージングに持ち込む。
この間に類型別クレーム対応の本質を体系化。
2011年に契約満了の為退社、その後マーケティングコンサルタントとして活動している。
登録情報
- 出版社 : 彩図社 (2017/7/18)
- 発売日 : 2017/7/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4801302459
- ISBN-13 : 978-4801302457
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,234,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,653位外交・国際関係 (本)
- - 234,810位文庫
- カスタマーレビュー:
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2014年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
極めて客観的に書かれており、クレーマー対応の大御所が書いた本という感想です。国際的な感覚を知らない脳天気な政治家または国会議員必読の書としてもらいたいものです。
日本人の美徳は、海外では(東洋でも)全く通じないということを、私自身数々の文化・社会を経験して理解しました。以下の著者の言葉が、日韓関係の日本側の過ちを物語っています。
/* こちらが善意を示せば相手も善意で返してくれるという誤認識 */
/* こちらが一歩譲歩すれば相手も一歩譲歩してくれるという誤認識 */
/* 大人の行動とは基本的に損得よりも正義を、好き嫌いよりも合理的判断を優先させるものだという誤認識 */
/* 外交やビジネスのようなオフィシャルの場では嘘はつかないものだという誤認識 */
/* 自分と同じように相手も約束や条約は守るものだという誤認識 */
/* たとえ悪いことをしても反省しお詫びをすれば許してもらえるという子供の頃から身についた日本の精神風土が相手にもあるという誤認識 */
/* 儒教の本質を示す「仁」の中核思想である、口で言わなくてもわかってくれるという側隠の情を、儒教の地である中国や韓国は当然持っているはずだという誤認識 */
/* 誠意をもって経済や技術の援助を行えば仲良くなれるはずだという誤認識 */
/* 以上の誤認識の背景には、お互いの見解が違った場合、和の精神により相手の立場に立って共通点を見つけ出そうという日本人特有の倫理観があります。この倫理観は日本人同士の場ではうまく機能しますが、日本人以外が相手では機能不全を起こします。 */
/* 日本以外の国では見解が違った場合、お互いがディベートという形で…云々 */
外交においては、強さが必ず求められます。丸腰でお話し合いをしましょうなど良心や相手への配慮が、通用するのは日本の中だけです。筆者は、以下のように表現しています。
/* 外交で毅然とした態度をとるためにはバックボーンとしての軍事力は不可欠です。平和憲法があるから日本が守られていると言う人がいますが、その人は世界の現実を見ていないとしか思えません。日本の治安が守られているのは、自衛隊という防衛力、そして日米安保条約があるからなのです。*/
もちろん、軍隊などないのが最良に決まっていますが、使用しないにせよ現実問題として強い軍事力は外交上必要です。
日本人の美徳は、海外では(東洋でも)全く通じないということを、私自身数々の文化・社会を経験して理解しました。以下の著者の言葉が、日韓関係の日本側の過ちを物語っています。
/* こちらが善意を示せば相手も善意で返してくれるという誤認識 */
/* こちらが一歩譲歩すれば相手も一歩譲歩してくれるという誤認識 */
/* 大人の行動とは基本的に損得よりも正義を、好き嫌いよりも合理的判断を優先させるものだという誤認識 */
/* 外交やビジネスのようなオフィシャルの場では嘘はつかないものだという誤認識 */
/* 自分と同じように相手も約束や条約は守るものだという誤認識 */
/* たとえ悪いことをしても反省しお詫びをすれば許してもらえるという子供の頃から身についた日本の精神風土が相手にもあるという誤認識 */
/* 儒教の本質を示す「仁」の中核思想である、口で言わなくてもわかってくれるという側隠の情を、儒教の地である中国や韓国は当然持っているはずだという誤認識 */
/* 誠意をもって経済や技術の援助を行えば仲良くなれるはずだという誤認識 */
/* 以上の誤認識の背景には、お互いの見解が違った場合、和の精神により相手の立場に立って共通点を見つけ出そうという日本人特有の倫理観があります。この倫理観は日本人同士の場ではうまく機能しますが、日本人以外が相手では機能不全を起こします。 */
/* 日本以外の国では見解が違った場合、お互いがディベートという形で…云々 */
外交においては、強さが必ず求められます。丸腰でお話し合いをしましょうなど良心や相手への配慮が、通用するのは日本の中だけです。筆者は、以下のように表現しています。
/* 外交で毅然とした態度をとるためにはバックボーンとしての軍事力は不可欠です。平和憲法があるから日本が守られていると言う人がいますが、その人は世界の現実を見ていないとしか思えません。日本の治安が守られているのは、自衛隊という防衛力、そして日米安保条約があるからなのです。*/
もちろん、軍隊などないのが最良に決まっていますが、使用しないにせよ現実問題として強い軍事力は外交上必要です。
2014年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の意見は、確かに分かります。しかし、日本の外交や国際社会での日本の役割などを考慮すると韓国とは、上手に付き合っていかなければならないと思います。先日の韓国フェリーの沈没事故で多くの人が、亡くなったり行方不明となっていますが、日本政府が出来る限りの支援をする旨を早々に表明したのは、良い事だと思います。自宅の隣の家の人とは、例え何となく気が合わない人でも、万が一地震や火災などが発生した時には、助け合わなければいけないと自覚して私はやっています。遠くの親戚より近くの隣人ですね。
近藤
近藤
2020年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10年前だったか20年前であったか、先年解散した国民的男性人気グループS〇〇Pの一員で韓国語を得意とするメンバーが、韓国に渡り一般韓国民の数人に向かって得意の語学力を駆使し、真剣に“ごめんなさい”を連発している姿を思い出した。謝罪の詳細は定かではないが、日韓併合やら戦争に対して語られる漠然とした日本の責任を感じてのことだったように記憶している。謝罪を繰り返すその男性メンバーに対して韓国の老年男性は寛容にその謝罪を受け入れていたようにも記憶している。ただ年配の方であれば日本統治時代を実体験のうえから評価し、無意味の謝罪は必要ないという意味での寛容であったとも考えられるが、今となってはそのメンバーの不見識には悲しみさえ感じてしまう。老年男性はともかく、小さいころから反日教育に洗脳されてきた若い世代にとっては、やはり日本は極悪非道国家だったと再認識させてしまったことだろう。大げさに言えば一人の小さな無知が、日韓両国民の分断に手を貸したと言えないだろうか。彼の無知は、日本国民に対しての歴史捏造によるジャパンディスカウントに手を貸すこととなり、韓国国民には反日教育プロパガンダへの正統性を与えてしまったのだ。この例を持ち出すまでもなく、日本側からの知的怠慢から発生した繰り返される根拠なき安易な謝罪の数々が、一般韓国国民の反日感情を正当化する一助となってしまったことに対し、謝罪を行った芸能人や政治家をはじめとした我々日本国民は深く反省しなければならないと気付くべきだろう。
本書筆者の経歴を見る限り、氏は国際政治や半島情勢の専門家ではないようだ。それゆえに氏の“クレーム処理の実務経験者”からみた思想信条にとらわれない事実を基にした対処法は、逆に彼の国の姿勢を冷静な目で見ることに徹しているといって良いだろう。明治維新により確率された日本という法治国家、官僚国家そして書類国家にはおいて、なぜ“慰安婦狩り”への指示書・命令書のが存在しないのか? 1953年8月に“戦争犯罪による受刑者の赦免に関する国会決議”が圧倒的多数で可決されたことにより、日本における“戦犯”という存在はなくなったのではなかったのか? 韓国が叫ぶいわゆる七奪の一つである“日本は土地を奪った”という言説のなかで、現在の韓国経済を牽引しているサムソンが日本への米の販売で財閥としての基礎を築いているという事実。韓国人がよく口にするドイツの戦争責任への謝罪について、『ドイツが謝罪と補償をしたのは、戦争とは何の関係もないユダヤ人に対する虐殺に対してであり、戦争被害についての個別補償は一切行っていない。これはドイツがけしからんという話ではなく、国権の発動としての戦争(交戦権)は国際的に合法であるという考え方によるものである。そのため、ドイツ軍により多大の被害を受け、戦地となった地域からもドイツに対して補償しろという話は出ていない。ドイツは戦争とは関係のないユダヤ人虐殺には何度も謝罪しているが、戦争責任については謝罪していない。ユダヤ人の虐殺だけではなく戦争についてもドイツは責任をナチス党に押し付けて、今のドイツ人とは何の関係がないという立場であるがそれを欧州各国も受け入れている。2012年のBBC国際世論調査によると、世界で韓国のことを最も嫌いな国は断トツでドイツであった』などと興味深い指摘がつづられる。
~最近の韓国は文在寅大統領の登場により反日姿勢が鮮明となったことは明白であるが、韓国国内ではそのようなあまりにも理不尽な施策に対して、反日歴史の嘘の数々が暴かれ始めているのはまことに結構なことではある。しかし最も重要となるのは日本人の意識の変革であるはずだろう。そもそも自分たちの父祖や先祖がある歴史の一時期においてのみ、それも東アジアのある限定地域でだけ非人道的悪行の数々を重ねてきたという言説は、無条件に信ずるべきではないだろう。悪意ある他国の政治的プロパガンダとそれに呼応する日本国内の日本が嫌いな人たちによる日本国へのクレームに対し、我々はそのようなクレーマーが存在するという事実と、そのクレーマーの嘘に隠された真実があるという事実を絶えず検証していかなければならない。そして過去に繰り返されてきた根拠なき謝罪と反省の意思表示を深く反省すべきだろう。それと同時にそもそも国家的政策で反日洗脳を受け続けてきた他国民に対して、『あなたの考えは間違っているから訂正せよ』 といってもそれは無理なことであると悟るべきである。我々は自国の正しい歴史や事実の学習を丹念に続けることによって、正しい認識を身に着けることが必要であることを悟るべきである。
本書筆者の経歴を見る限り、氏は国際政治や半島情勢の専門家ではないようだ。それゆえに氏の“クレーム処理の実務経験者”からみた思想信条にとらわれない事実を基にした対処法は、逆に彼の国の姿勢を冷静な目で見ることに徹しているといって良いだろう。明治維新により確率された日本という法治国家、官僚国家そして書類国家にはおいて、なぜ“慰安婦狩り”への指示書・命令書のが存在しないのか? 1953年8月に“戦争犯罪による受刑者の赦免に関する国会決議”が圧倒的多数で可決されたことにより、日本における“戦犯”という存在はなくなったのではなかったのか? 韓国が叫ぶいわゆる七奪の一つである“日本は土地を奪った”という言説のなかで、現在の韓国経済を牽引しているサムソンが日本への米の販売で財閥としての基礎を築いているという事実。韓国人がよく口にするドイツの戦争責任への謝罪について、『ドイツが謝罪と補償をしたのは、戦争とは何の関係もないユダヤ人に対する虐殺に対してであり、戦争被害についての個別補償は一切行っていない。これはドイツがけしからんという話ではなく、国権の発動としての戦争(交戦権)は国際的に合法であるという考え方によるものである。そのため、ドイツ軍により多大の被害を受け、戦地となった地域からもドイツに対して補償しろという話は出ていない。ドイツは戦争とは関係のないユダヤ人虐殺には何度も謝罪しているが、戦争責任については謝罪していない。ユダヤ人の虐殺だけではなく戦争についてもドイツは責任をナチス党に押し付けて、今のドイツ人とは何の関係がないという立場であるがそれを欧州各国も受け入れている。2012年のBBC国際世論調査によると、世界で韓国のことを最も嫌いな国は断トツでドイツであった』などと興味深い指摘がつづられる。
~最近の韓国は文在寅大統領の登場により反日姿勢が鮮明となったことは明白であるが、韓国国内ではそのようなあまりにも理不尽な施策に対して、反日歴史の嘘の数々が暴かれ始めているのはまことに結構なことではある。しかし最も重要となるのは日本人の意識の変革であるはずだろう。そもそも自分たちの父祖や先祖がある歴史の一時期においてのみ、それも東アジアのある限定地域でだけ非人道的悪行の数々を重ねてきたという言説は、無条件に信ずるべきではないだろう。悪意ある他国の政治的プロパガンダとそれに呼応する日本国内の日本が嫌いな人たちによる日本国へのクレームに対し、我々はそのようなクレーマーが存在するという事実と、そのクレーマーの嘘に隠された真実があるという事実を絶えず検証していかなければならない。そして過去に繰り返されてきた根拠なき謝罪と反省の意思表示を深く反省すべきだろう。それと同時にそもそも国家的政策で反日洗脳を受け続けてきた他国民に対して、『あなたの考えは間違っているから訂正せよ』 といってもそれは無理なことであると悟るべきである。我々は自国の正しい歴史や事実の学習を丹念に続けることによって、正しい認識を身に着けることが必要であることを悟るべきである。
2019年1月18日に日本でレビュー済み
2019年に入り、韓国の暴走はさらにエスカレート。いわゆる徴用工訴訟で日本企業の資産を差し押さえたり、自衛隊哨戒機に対するレーダー照射事件でも、意味不明な主張を繰り返している。この本は5年前に書かれたものだが、日本と朝鮮の歴史的な関係、日韓併合時代の経緯、日韓基本条約など日本の韓国に対する戦後処理などが分かりやすく書かれており、韓国の賠償やら謝罪要求がいかに不当であるかが、明快に書かれている。
常識的には、反論の余地のない正論だが、残念ながら理性も知性も不足している韓国人には理解不能だろうし、嘘っぱちだと喚き散らすだろう。
この本の内容は韓国ではなく、国内と韓国以外の外国に示すべき。韓国に対しては、今も日本が続けている経済支援をひとつずつ確実に打ち切ることが最善。日本の支援がなくなれば、韓国は確実に北朝鮮経済に近づくという事実を突き詰めるべき。
日韓問題を考える上で、参考になる好著だと思う。
常識的には、反論の余地のない正論だが、残念ながら理性も知性も不足している韓国人には理解不能だろうし、嘘っぱちだと喚き散らすだろう。
この本の内容は韓国ではなく、国内と韓国以外の外国に示すべき。韓国に対しては、今も日本が続けている経済支援をひとつずつ確実に打ち切ることが最善。日本の支援がなくなれば、韓国は確実に北朝鮮経済に近づくという事実を突き詰めるべき。
日韓問題を考える上で、参考になる好著だと思う。
2014年1月25日に日本でレビュー済み
韓国の言いがかりはニュースやまとめサイトなどで今まで見てきたが、知り合いに話すにはまとまりのあるようには話せなかった。
この本には韓国の言っていることが言いがかりであり、日本の正当性を簡潔に説明できるような文になっている。
この本を覚えることによって、人にも自信を持って日本の正当性を話せるようになれそうだ。
この本には韓国の言っていることが言いがかりであり、日本の正当性を簡潔に説明できるような文になっている。
この本を覚えることによって、人にも自信を持って日本の正当性を話せるようになれそうだ。