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本当はこんなに面白い「おくのほそ道」 (じっぴコンパクト新書) 新書 – 2014/1/11
安田 登
(著)
中学・高校で、だれもが触れる、松尾芭蕉の不朽の名作『おくのほそ道』。
でもこの物語、実は当時の門人たちがゲーム感覚で楽しみながら読んでいた、
今でいうロールプレイングゲームのようなものだった!
当時の流行芸能であり、知識人の常識でもあった「能」を
キーワードに読み解いてみると、その実態が見えてくる。
『おくのほそ道』というロールプレイングゲームでのゲームマスターは松尾芭蕉。
参加するのは蕉門の人たち。
門人たちは、自分がまだ行ったことのない東北を、松尾芭蕉のトークとともに旅をした。
現代のロールプレイングゲームでは、怪物の巣食うダンジョンに迷い込み、
怪物たちと遭遇するが、『おくのほそ道』では、芭蕉が実際の旅で迷ったように
人々も迷宮に迷い込み、行く先々で詩人の魂や亡き人の霊と出会う。
怪物と戦う代わりに、詩人の魂と交流をし、怨霊を鎮魂し、四季の景色を愛でて、名所を一見する。
コスプレあり、ジョブチェンジあり、パラレル・ワールドあり。
まったく新しい視点から読み直した、本当は面白い『おくのほそ道』の世界を紹介。
【内田樹氏推薦】
芭蕉は現実の空間を踏破しながら、同時に物語の中も旅します。
死者たちのための物語です。『おくのほそ道』は旅日記であると同時に、
芭蕉と死者たちのあいだのひそやかな対話の記録です。
その対話の聴き手として安田登さんほど適任の人を僕は思いつきません。
【目次】
序章 RPGとして読むおくのほそ道
―パラレル・ワールド移行スイッチを探せ!攻略本は「能」!
第1章 死出の旅―ファーストステージ深川~日光
壮大なミッションに向けて、過去の自分を捨てる旅
第2章 中有の旅―セカンドステージ日光~白河
死と生の狭間で生活エネルギーを回復する旅
第3章 再生の旅―サードステージ白河~飯塚
鎮魂者へと生まれ変わっていく旅
第4章 鎮魂の旅PART1―ファイナルステージ(1)飯塚~末の松山
与えられたミッションを遂行していく旅・前編
第5章 鎮魂の旅PART2―ファイナルステージ(2)塩竈神社~平泉
与えられたミッションを遂行していく旅・後編
でもこの物語、実は当時の門人たちがゲーム感覚で楽しみながら読んでいた、
今でいうロールプレイングゲームのようなものだった!
当時の流行芸能であり、知識人の常識でもあった「能」を
キーワードに読み解いてみると、その実態が見えてくる。
『おくのほそ道』というロールプレイングゲームでのゲームマスターは松尾芭蕉。
参加するのは蕉門の人たち。
門人たちは、自分がまだ行ったことのない東北を、松尾芭蕉のトークとともに旅をした。
現代のロールプレイングゲームでは、怪物の巣食うダンジョンに迷い込み、
怪物たちと遭遇するが、『おくのほそ道』では、芭蕉が実際の旅で迷ったように
人々も迷宮に迷い込み、行く先々で詩人の魂や亡き人の霊と出会う。
怪物と戦う代わりに、詩人の魂と交流をし、怨霊を鎮魂し、四季の景色を愛でて、名所を一見する。
コスプレあり、ジョブチェンジあり、パラレル・ワールドあり。
まったく新しい視点から読み直した、本当は面白い『おくのほそ道』の世界を紹介。
【内田樹氏推薦】
芭蕉は現実の空間を踏破しながら、同時に物語の中も旅します。
死者たちのための物語です。『おくのほそ道』は旅日記であると同時に、
芭蕉と死者たちのあいだのひそやかな対話の記録です。
その対話の聴き手として安田登さんほど適任の人を僕は思いつきません。
【目次】
序章 RPGとして読むおくのほそ道
―パラレル・ワールド移行スイッチを探せ!攻略本は「能」!
第1章 死出の旅―ファーストステージ深川~日光
壮大なミッションに向けて、過去の自分を捨てる旅
第2章 中有の旅―セカンドステージ日光~白河
死と生の狭間で生活エネルギーを回復する旅
第3章 再生の旅―サードステージ白河~飯塚
鎮魂者へと生まれ変わっていく旅
第4章 鎮魂の旅PART1―ファイナルステージ(1)飯塚~末の松山
与えられたミッションを遂行していく旅・前編
第5章 鎮魂の旅PART2―ファイナルステージ(2)塩竈神社~平泉
与えられたミッションを遂行していく旅・後編
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2014/1/11
- ISBN-104408331090
- ISBN-13978-4408331096
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商品の説明
著者について
1956年生まれ。能楽師、ワキ方、下掛宝生流。大学時代に中国古代哲学を学び、20代前半に漢和辞典の執筆に携わるほか、ゲーム攻略本の制作も手がける。能のメソッドを使った朗読・群読の公演や指導も行い、東京、東江寺で論語と謡曲を中心とした寺子屋「遊学塾」を開催。著書に「ワキから見る能世界(NHK出版)」、「能に学ぶ身体技法(ベースボールマガジン社)」、「中国の古代文字から―身体感覚で「論語」を読みなおす(春秋社)」など多数。
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2014/1/11)
- 発売日 : 2014/1/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4408331090
- ISBN-13 : 978-4408331096
- Amazon 売れ筋ランキング: - 696,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 307位じっぴコンパクト新書
- - 16,354位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
俳諧の世界に遊ぶ人たちは、日本の古典を踏まえてイメージを膨らませたり、パロディを楽しんだりしていたのだ。古典は能という芸能を通じてショートストーリーとして演じられ人々の記憶に刻まれた事を考えると、時空を超えた世界を繋ぐ糸の役割を果たしたのはまさにこの能だったのだ。われわれは日本の伝統を理解するためにもっと能を学ぶ必要がある。
2022年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
奥の細道の原文しか知らなかったので、詳しいことがわかってよりいっそう面白く読みました。奥の細道の深みが増します。
2015年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TRPGが良くわからないのでその辺に関しての説明もよくわからなかった。
能や鎮魂の旅のあたりはなるほどと思った。
能や鎮魂の旅のあたりはなるほどと思った。
2015年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は『おくのほそ道』の中に能楽をモティーフとするものが数多くあり、それを重ね合わせることで理解が深まると主張するものです。その内容の是非は、私自身が能にも『おくのほそ道』にも詳しくないので評価できませんが、それなりに興味深くはあります。
が、本書の売りである「『おくのほそ道』は芭蕉をゲームマスターとするRPGである」というたとえ話は、比喩としてまったく成立していません。RPGを25年以上日常的にプレイしている私ですが、本書を読んでも『おくのほそ道』のどこにRPGっぽさがあるのか、さっぱり分からないのです。本文だけを読んで判断するなら、筆者はRPGのことをまったく知らないまま、単に購入検討者の興味を引くためだけにそう称したように思えてしまいます。(あとがき等を読む限りだと、実際には筆者はRPG等テーブルゲーム全般について知識があり、遊んでもいるそうです。が、だとすれば執筆段階での思いつきに酔って、読者へのプレゼンテーションに失敗しているだけですね。)
RPGになぞらえた説明の仕方を取り払って、単純に能と重ね合わせた方がよかったのに……感想はこれに尽きます。
が、本書の売りである「『おくのほそ道』は芭蕉をゲームマスターとするRPGである」というたとえ話は、比喩としてまったく成立していません。RPGを25年以上日常的にプレイしている私ですが、本書を読んでも『おくのほそ道』のどこにRPGっぽさがあるのか、さっぱり分からないのです。本文だけを読んで判断するなら、筆者はRPGのことをまったく知らないまま、単に購入検討者の興味を引くためだけにそう称したように思えてしまいます。(あとがき等を読む限りだと、実際には筆者はRPG等テーブルゲーム全般について知識があり、遊んでもいるそうです。が、だとすれば執筆段階での思いつきに酔って、読者へのプレゼンテーションに失敗しているだけですね。)
RPGになぞらえた説明の仕方を取り払って、単純に能と重ね合わせた方がよかったのに……感想はこれに尽きます。
2014年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル見て、あやしいな〜と思ったのですが、著者名を見て納得。
買いました。
今まで参考にしてた「おくほそ攻略本」は、
尾形仂本・長谷川櫂本だったのですが。
そーいう本家本?も食っちゃうぐらいのインパクト・説得力があります。
ただ、そう感じてイッキ読みしちゃうのは、私のような読者ぐらいのもの?
「RPGとして読み解く」ってシャレについて来られる層って、難しい気もするけど
新しい読者層の開拓をねらってるんですよね、これきっと?
売れるといいですね〜
買いました。
今まで参考にしてた「おくほそ攻略本」は、
尾形仂本・長谷川櫂本だったのですが。
そーいう本家本?も食っちゃうぐらいのインパクト・説得力があります。
ただ、そう感じてイッキ読みしちゃうのは、私のような読者ぐらいのもの?
「RPGとして読み解く」ってシャレについて来られる層って、難しい気もするけど
新しい読者層の開拓をねらってるんですよね、これきっと?
売れるといいですね〜
2014年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
芭蕉の奥の細道が「鎮魂の旅」。
荒ぶる怨霊を沈めんと芭蕉が作り上げた鎮魂の物語。
それこそが奥の細道の本質。
歌枕巡礼にも発句の解釈にも本文のちょっとした逸話の解釈にも、これまでにはない新しい知見がちりばめられています。
はっきりいって驚き呆れ、自分でも調べて、やっとその妥当性に説得されました。
軽く書いてありますが、本当はかなり奥深い本であることがわかります。
いい作品です。
荒ぶる怨霊を沈めんと芭蕉が作り上げた鎮魂の物語。
それこそが奥の細道の本質。
歌枕巡礼にも発句の解釈にも本文のちょっとした逸話の解釈にも、これまでにはない新しい知見がちりばめられています。
はっきりいって驚き呆れ、自分でも調べて、やっとその妥当性に説得されました。
軽く書いてありますが、本当はかなり奥深い本であることがわかります。
いい作品です。
2015年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
着眼点は面白いが、序章で飽きる。
致命的なのは、コレをよんで、奥の細道が面白そうと思えなかった。
致命的なのは、コレをよんで、奥の細道が面白そうと思えなかった。
2014年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
奥の細道をこうゆう視点から読むとは考えても見なかった。目からうろこの作品である。