ふらっと購入したのですが、一気に読みました。
自分のこと。ママのこと。
とても考えさせられました。
何も考えていない自分のことが、良くわかりました。
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離婚してもいいですか? (コミックエッセイ) Kindle版
結婚9年め、2児の母。夫は中小企業のサラリーマン。見かけはいたって平和な普通の家族。だけど・・・「離婚」 その2文字が浮かばない日はありません。その思いに、主人公が向き合う姿を描きます。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/11/27
- ファイルサイズ20076 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
- 販売: Amazon Services International LLC
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商品の説明
著者について
神奈川県生まれ。コミックエッセイプチ大賞受賞。
主な作品に、『娘が学校に行きません』『ママ、今日からパートに出ます! 』(KADOKAWA メディアファクトリー)など。主婦と生活社の新雑誌『CHANTO』にて、4コママンガ連載中です。
主な作品に、『娘が学校に行きません』『ママ、今日からパートに出ます! 』(KADOKAWA メディアファクトリー)など。主婦と生活社の新雑誌『CHANTO』にて、4コママンガ連載中です。
登録情報
- ASIN : B00O4QK5WO
- 出版社 : KADOKAWA (2014/11/27)
- 発売日 : 2014/11/27
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 20076 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : 有効になっていません
- 本の長さ : 159ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,357位コミック
- - 54,112位Kindle マンガ
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく広告等で目にして気になっていたので購入しました。
私自身夫の希望で結婚を機に退職し、育児がひと段落したら働く予定(夫は知りません)でしたが、持病が悪化してまだまだ働ける身体ではないので今も専業主婦です。
私が身体がしんどい時も気にしないで、至らない家事を指摘したり 仕事で疲れている ストレスだとこの漫画の夫のように八つ当たりされ、結果無理を重ね発作や悪化で救急外来に運ばれるとなぜかさらに不機嫌になる夫
子どもたちが小さい頃、全く育児に協力しないでゲームや自分の昼寝を優先しうるさいと怒ること
ワンオペで難病を抱えた子の看病と長女の育児と同居する義両親の非常識さからのいじめ(難癖つけ何度か土下座までさせられました)?の対応を必死でしていた頃、私が現役時代に指導を担当した後輩と身体の関係も含めた浮気し 「理由が構ってもらえず寂しかったオマエは化粧もせず身に構わず付き合っていた頃のような可愛さがない、彼女は話を聞いてくれるし綺麗にしていてキラキラしている」と被害者のような言い訳と私を非難した挙句、浮気相手も婚約者がいてただの遊びだと平気で謝って 浮気した事すら今は忘れている夫
色々重なる部分があり、子どもたちが手が離れた頃には疲労とストレスから障害認定されるまでになり日常生活まで支障が出て働く事が叶わない自分は、どのタイミングでこの主人公のように自立に向けて行動していたらよかったのか…未来が変わっていたかもしれないなぁとしみじみ考えてしまった40代のオバさんには刺さる漫画でした。
私自身夫の希望で結婚を機に退職し、育児がひと段落したら働く予定(夫は知りません)でしたが、持病が悪化してまだまだ働ける身体ではないので今も専業主婦です。
私が身体がしんどい時も気にしないで、至らない家事を指摘したり 仕事で疲れている ストレスだとこの漫画の夫のように八つ当たりされ、結果無理を重ね発作や悪化で救急外来に運ばれるとなぜかさらに不機嫌になる夫
子どもたちが小さい頃、全く育児に協力しないでゲームや自分の昼寝を優先しうるさいと怒ること
ワンオペで難病を抱えた子の看病と長女の育児と同居する義両親の非常識さからのいじめ(難癖つけ何度か土下座までさせられました)?の対応を必死でしていた頃、私が現役時代に指導を担当した後輩と身体の関係も含めた浮気し 「理由が構ってもらえず寂しかったオマエは化粧もせず身に構わず付き合っていた頃のような可愛さがない、彼女は話を聞いてくれるし綺麗にしていてキラキラしている」と被害者のような言い訳と私を非難した挙句、浮気相手も婚約者がいてただの遊びだと平気で謝って 浮気した事すら今は忘れている夫
色々重なる部分があり、子どもたちが手が離れた頃には疲労とストレスから障害認定されるまでになり日常生活まで支障が出て働く事が叶わない自分は、どのタイミングでこの主人公のように自立に向けて行動していたらよかったのか…未来が変わっていたかもしれないなぁとしみじみ考えてしまった40代のオバさんには刺さる漫画でした。
2021年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白かったですし、
こういう夫婦は意外と
いるのかなぁと。
靴下のこと等の細かいことは
私は気にならないタイプなので
20年そういったことで
それだけで離婚という2文字が浮かんだ事はなく
小さな価値観や生きてきた境遇、親の躾なんだろうと思います。
その辺りは我が子にも躾けないと
いけないんだなと反省でした。
自分がそういう細かい事を
気にしない質なので
反省ですね。
ただ、DVはやっぱりだめですね。
物に当たるとか言語道断です。
そこに関しては子どもたちを
叱り飛ばして躾けてますし
人として…と言う部分で
アウトだと思いますし
私なら離婚します。
借金、浮気、など離婚理由は
たくさんありますが
物に当たる=DV
です。
そういう人って何かの拍子に切れたら本当に怖いですし。
お子さんが小さくても
正社員で働けるところを探すなど、
もっと本気の離婚意思の姿が
描かれてると良かったなと。
パートのそんな収入では
とても…
本当に離婚する日が来るかもしれないと思った人は
資格をとったり
正社員として働けるだけの
技術や知識を得るための
パートを選んで
その日のための準備をします。
そういう姿もリアルに読んで見たかったなぁ。
経験者は語るですが、
実際離婚にならなくても
万一の可能性も考えて
自分の力で生き抜く日のことを
本気の人は考えますよ!
長々なりましたが
そういう姿が描かれている作品がまた生み出されることを
期待してます。
また読みたいです。
こういう夫婦は意外と
いるのかなぁと。
靴下のこと等の細かいことは
私は気にならないタイプなので
20年そういったことで
それだけで離婚という2文字が浮かんだ事はなく
小さな価値観や生きてきた境遇、親の躾なんだろうと思います。
その辺りは我が子にも躾けないと
いけないんだなと反省でした。
自分がそういう細かい事を
気にしない質なので
反省ですね。
ただ、DVはやっぱりだめですね。
物に当たるとか言語道断です。
そこに関しては子どもたちを
叱り飛ばして躾けてますし
人として…と言う部分で
アウトだと思いますし
私なら離婚します。
借金、浮気、など離婚理由は
たくさんありますが
物に当たる=DV
です。
そういう人って何かの拍子に切れたら本当に怖いですし。
お子さんが小さくても
正社員で働けるところを探すなど、
もっと本気の離婚意思の姿が
描かれてると良かったなと。
パートのそんな収入では
とても…
本当に離婚する日が来るかもしれないと思った人は
資格をとったり
正社員として働けるだけの
技術や知識を得るための
パートを選んで
その日のための準備をします。
そういう姿もリアルに読んで見たかったなぁ。
経験者は語るですが、
実際離婚にならなくても
万一の可能性も考えて
自分の力で生き抜く日のことを
本気の人は考えますよ!
長々なりましたが
そういう姿が描かれている作品がまた生み出されることを
期待してます。
また読みたいです。
2023年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クズ男に不倫されて制裁加えてスカッと離婚、なんてものもありますが、それとはまた違った「決定打は無いけど一緒にいると辛い」相手との生活の話。
前者はストレス発散になりますがこの本は現実的でままならない葛藤に共感しました。
子供のこと、経済的なことを考えると決断できず、いっそ離婚せ触るを得ないことをしでかして欲しいとすら思う気持ちも分かりました。
結局、夫は「決定打」を打ってしまうのですが、そこからもトントン拍子には進まず…。
見せかけの幸せ、結局人は変わらない、な感じで終わりますがこれがリアルなんだろうなとゾクッとしました。
他の方も書いているように、今は離婚をとめた子供たちもいずれ「辛いなら離婚したら良いよ」と主人公に言う日が来るように思いました。
前者はストレス発散になりますがこの本は現実的でままならない葛藤に共感しました。
子供のこと、経済的なことを考えると決断できず、いっそ離婚せ触るを得ないことをしでかして欲しいとすら思う気持ちも分かりました。
結局、夫は「決定打」を打ってしまうのですが、そこからもトントン拍子には進まず…。
見せかけの幸せ、結局人は変わらない、な感じで終わりますがこれがリアルなんだろうなとゾクッとしました。
他の方も書いているように、今は離婚をとめた子供たちもいずれ「辛いなら離婚したら良いよ」と主人公に言う日が来るように思いました。
2020年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
って疑問は残りましたが…。↑
野原広子の作品はいまのところ
ハズレなし。
この人の作品を初めて読んだのは
「離婚してもいいですか?翔子の場合」
作品中でも語られているが
夫婦のいざこざなんて他人から見れば
そんなんどーでも…ってことが多い。
でも、そういうことが
毎日毎日どっちかが死ぬまで
永遠に続くと思うと
ズンズン積もって憎しみのコチコチの塊と化す。
「まったく何回言ってもこの人は…」
という愚痴が
時間の経過とともに
「死ねばいいのに」
ってとこまで煮詰まってしまう。
憎悪の感情の表現が巧みで
その感情にいつの間にかひょいと
共感できてしまうあたりもうまい。
「ジョン」のくだりも笑ったし
なにより主人公目線で読み進めていくと
「え? え?」って思わされる
海のエピソードもお見事。
「離婚してもいいですか?パパの場合」
書いてくれないかな?
野原広子の作品はいまのところ
ハズレなし。
この人の作品を初めて読んだのは
「離婚してもいいですか?翔子の場合」
作品中でも語られているが
夫婦のいざこざなんて他人から見れば
そんなんどーでも…ってことが多い。
でも、そういうことが
毎日毎日どっちかが死ぬまで
永遠に続くと思うと
ズンズン積もって憎しみのコチコチの塊と化す。
「まったく何回言ってもこの人は…」
という愚痴が
時間の経過とともに
「死ねばいいのに」
ってとこまで煮詰まってしまう。
憎悪の感情の表現が巧みで
その感情にいつの間にかひょいと
共感できてしまうあたりもうまい。
「ジョン」のくだりも笑ったし
なにより主人公目線で読み進めていくと
「え? え?」って思わされる
海のエピソードもお見事。
「離婚してもいいですか?パパの場合」
書いてくれないかな?
2021年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫の自己中ぶりとモラハラは酷い。子供を2人抱えて大変な妻に対し、些細な事でダメ出しをする。生活習慣はだらしなく、指摘されると逆ギレ。母乳が出ないのを責めたり、子供の夜泣きにブチ切れるに至っては人格を疑うレベルである。また、自分がリストラされたら皆で実家近くに移住すると言い出すに至っては、妻と子供を自分の付属品だとでも思っているのかと非難したくなる。
こんな夫と一緒に暮らしていたらストレスが溜まるだろうし、離婚したくなる気持ちは良く解る。しかし、これだけ夫のクズさが描かれているにも関わらず、読んだ後は主人公である妻に対する苛々ばかりが残ってしまう。
その理由は、夫のクズぶりはある意味単純で解りやすいのに対し、一見モラハラの被害者に思える妻が、実はとんでもなく自己中で陰険で、周囲に害毒を撒き散らす人格だという事に気付いてしまうからだ。
食の好みなど、夫との些細な生活習慣の違いに対し勝手に怒り、自分の不満や要求を夫が察してくれないことにも怒る。かと言ってそれを表に出す事はなく、延々と鬱憤を溜め込み、さり気なく不機嫌になる事で忖度を求める。単純なワガママよりも面倒でタチの悪い自己中である。
不満を抱えつつも結婚生活を続けている最中、夫にリストラの危機が迫る。これを離婚のチャンスと捉えるが、生活設計の甘さは目を覆うばかりだ。離婚して自活したいなら収入を増やさなければならないし、息子たちの外遊びにも付き合わなければならない。しかし主人公がそうしようと努力することは一切ない。
結局は夫のリストラが回避されたことで、離婚の決定打を逃しガッカリしている。しかし、仮にリストラで離婚が実現していたら、母子で貧困に陥るのが目に見えている。その程度の想像力もない。そして自分から状況を変える為に行動する事は一切、しない。だからこの主人公のモノローグは、一貫して「離婚してもいいですか」なのだ。決して「離婚したいです」と決める事も、その上で「良い条件で離婚するにはどうしたらいいですか」と考える事もない。
ただパート先で愚痴を言い合い、他人の家庭の不和を噂し合っては喜ぶ。実に生産性がなく陰湿である。彼女は「人の幸せを妬み、人の不幸を喜ぶ人」なのだ。
そして決定的にまずいのが、子供を巻き込んでいる点だ。本音は夫の金が欲しい、行動を起こすのが面倒なだけなのに、「子どもの幸せが私の幸せ」と言って離婚しない言い訳に使う。そして子供相手に夫の愚痴を言う。夫のモラハラは酷いが、実は妻も、子供という立場が弱くて逆らえない人間を鬱憤の捌け口にしているのだ。特にゲームばかりしているのを父親に注意されて「おこりんぼじじい」と言うのはどう考えてもダメだろう。夫を嫌うのは勝手だが、子供まで父親を馬鹿にするように仕向けてしまうのは、一種の虐待である。
とにかくこの主人公は生活力が無い上に、徹底して行動力が無く、不満を鬱屈させては不機嫌になり、周囲を不幸の渦の道連れにしていく。主人公がモラハラ夫の下から離れずに不幸になるのは勝手だが、親を選べない子供たちが可哀想で仕方がない。
こんな夫と一緒に暮らしていたらストレスが溜まるだろうし、離婚したくなる気持ちは良く解る。しかし、これだけ夫のクズさが描かれているにも関わらず、読んだ後は主人公である妻に対する苛々ばかりが残ってしまう。
その理由は、夫のクズぶりはある意味単純で解りやすいのに対し、一見モラハラの被害者に思える妻が、実はとんでもなく自己中で陰険で、周囲に害毒を撒き散らす人格だという事に気付いてしまうからだ。
食の好みなど、夫との些細な生活習慣の違いに対し勝手に怒り、自分の不満や要求を夫が察してくれないことにも怒る。かと言ってそれを表に出す事はなく、延々と鬱憤を溜め込み、さり気なく不機嫌になる事で忖度を求める。単純なワガママよりも面倒でタチの悪い自己中である。
不満を抱えつつも結婚生活を続けている最中、夫にリストラの危機が迫る。これを離婚のチャンスと捉えるが、生活設計の甘さは目を覆うばかりだ。離婚して自活したいなら収入を増やさなければならないし、息子たちの外遊びにも付き合わなければならない。しかし主人公がそうしようと努力することは一切ない。
結局は夫のリストラが回避されたことで、離婚の決定打を逃しガッカリしている。しかし、仮にリストラで離婚が実現していたら、母子で貧困に陥るのが目に見えている。その程度の想像力もない。そして自分から状況を変える為に行動する事は一切、しない。だからこの主人公のモノローグは、一貫して「離婚してもいいですか」なのだ。決して「離婚したいです」と決める事も、その上で「良い条件で離婚するにはどうしたらいいですか」と考える事もない。
ただパート先で愚痴を言い合い、他人の家庭の不和を噂し合っては喜ぶ。実に生産性がなく陰湿である。彼女は「人の幸せを妬み、人の不幸を喜ぶ人」なのだ。
そして決定的にまずいのが、子供を巻き込んでいる点だ。本音は夫の金が欲しい、行動を起こすのが面倒なだけなのに、「子どもの幸せが私の幸せ」と言って離婚しない言い訳に使う。そして子供相手に夫の愚痴を言う。夫のモラハラは酷いが、実は妻も、子供という立場が弱くて逆らえない人間を鬱憤の捌け口にしているのだ。特にゲームばかりしているのを父親に注意されて「おこりんぼじじい」と言うのはどう考えてもダメだろう。夫を嫌うのは勝手だが、子供まで父親を馬鹿にするように仕向けてしまうのは、一種の虐待である。
とにかくこの主人公は生活力が無い上に、徹底して行動力が無く、不満を鬱屈させては不機嫌になり、周囲を不幸の渦の道連れにしていく。主人公がモラハラ夫の下から離れずに不幸になるのは勝手だが、親を選べない子供たちが可哀想で仕方がない。
2023年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫婦の問題、というより作中の夫が幼稚なモラハラなことが原因。でも、これは「夫が」というより「モラハラが」という問題。どちらも加害者になり得る。
モラハラの問題を性差の問題にすり替えているように感じた。この作者の作品はいくつか読んだが、強烈な男性嫌悪(ミサンドリー)を感じる。
共感する読者が多いというのは、それだけ日本の男に幼稚でモラハラな気質の人が多いからだと思うが。
モラハラの問題を性差の問題にすり替えているように感じた。この作者の作品はいくつか読んだが、強烈な男性嫌悪(ミサンドリー)を感じる。
共感する読者が多いというのは、それだけ日本の男に幼稚でモラハラな気質の人が多いからだと思うが。
2022年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
LINEで時折紹介されていたコミックエッセイである。この家族がどうなったか、気になって購入した。
私の個人的な推察だが、この夫婦は数年後に離婚していると思う。
子どもが思春期になった頃、この夫はまた妻に手を挙げる気がするのだ。DVやモラハラ気質は治らない。別れて逃げるしか方法はない。
この本では「パパが一人ぼっちになっちゃう」と言って涙を流した息子も、大人の目線が出てきて、母親に暴力を振るう父親をもう受け入れてはくれないだろう。
主人公が気に入った物件に、3人で伸び伸びと笑って暮らせる日が早く実現されることを願ってやまない。
私の個人的な推察だが、この夫婦は数年後に離婚していると思う。
子どもが思春期になった頃、この夫はまた妻に手を挙げる気がするのだ。DVやモラハラ気質は治らない。別れて逃げるしか方法はない。
この本では「パパが一人ぼっちになっちゃう」と言って涙を流した息子も、大人の目線が出てきて、母親に暴力を振るう父親をもう受け入れてはくれないだろう。
主人公が気に入った物件に、3人で伸び伸びと笑って暮らせる日が早く実現されることを願ってやまない。