「いつか読んだあの詩をもう一度読みたい」そう思って注文した本書ですが、
過去の私が以前にもそう思って買ったらしく、全く同じものが2冊になってしまった。
システムメンテナンスの隙間だったのか、”購入回数〇〇回” のメッセージが出なかった。
好きな監督の映画、作家の本、アーティストのCDに関してたまに起きる事件。
そんな訳で、ふと思い出したときに、また読みたくなる詩集ということです。
…後悔は無い。
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青猫 萩原朔太郎詩集 (集英社文庫 は 15-1) 文庫 – 1993/4/15
萩原 朔太郎
(著)
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病的なまでに鋭い官能と暗うつな孤独!「ああ このおほきな都会の夜にねむれるものは/ただ一疋の青い猫のかげだ」日本を代表する叙情詩人の名詩選集。(解説・阿毛久芳/鑑賞・内田康夫)
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1993/4/15
- ISBN-104087520404
- ISBN-13978-4087520408
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1993/4/15)
- 発売日 : 1993/4/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 260ページ
- ISBN-10 : 4087520404
- ISBN-13 : 978-4087520408
- Amazon 売れ筋ランキング: - 118,254位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すぐに届いたので課題提出に間に合いました
萩原さん、あまり本屋さんに売っていないので助かりました
萩原さん、あまり本屋さんに売っていないので助かりました
2017年4月30日に日本でレビュー済み
2017年現在、簡単に入手できる文庫版「萩原朔太郎詩集」は三つあります。
①岩波文庫 萩原朔太郎詩集 (476ページ)
②新潮文庫 萩原朔太郎詩集 (258ページ)
③集英社文庫 青猫-萩原朔太郎詩集 (248ページ)
このうち①の岩波文庫版と②の新潮文庫版は、基本的に同じ編集方針であり、代表作のひとつ『月に吠える』を筆頭に、だいたい、制作年代順に著者の詩集からそれぞれ代表作を選んでいます。違いは、岩波文庫版のほうがページ数が多いので、より多くの作品をカバーできている点です。新潮社版は、ぶっちぎりの代表作ばかりを選りすぐった厳選版と言えそう。
これに対して、③集英社文庫版の本書は、誰でも知っているような有名な作品は、岩波版、新潮版同様、ほぼ網羅してはいるものの、例えば教科書に出てくる超有名な『郵便局』をはじめとする散文詩は一篇も収められていない。
それに代わって、本書最後の部分に、ページ数の多い岩波文庫にさえ載っていない拾遺詩が8篇ほど載っている。しかも、それらの作品は、一読、胸にジーンとくるものや、あの朔太郎がこんな詩を書いていたのか、と驚くようなものがあり、この版を編んだ編集者の意図が強く現れている。
それは、東大医学部を首席で卒業(!) し、地方の名士であった父に対する、不甲斐ない長男朔太郎の悔悟と贖罪の気持ちです。
岩波版と新潮版が、朔太郎晩年の一種の「悟りの境地」を如実に表現する散文詩『虚無の歌』で〔あるいは『虚無の歌』のトーンで〕最後を締めくくっている点との、大きな違いが、ここにある。
また、集英社版は、本文の終りに、けっこう詳細な語注 (作者の自注を含む) が載っていて、朔太郎がその詩をどんな状況の時に書いたのか、とか、どんな心境の時に書いたのかなどが、作者自身の言葉によって明らかになっていて、非常に興味深かったです。ああ、朔太郎ってこんな習慣やクセのある人だったんだとか、こんな考え方や感じ方をする人だったんだと。
やはり、天才はどこか普通の人とは違っていますよ。
総じて、集英社版を読むかぎり、朔太郎は父や故郷に対して強烈な負い目を、終生背負い続けていたのだなと強く感じずにはいられなかったです。退廃的かつ深遠な抒情詩を生み出したメンタリティーの源泉が、この文庫本でようやく分かったような気がします。
オーソドックスな『萩原朔太郎詩集』を読みたければ岩波版か、または岩波版のさらに厳選バージョンと言える新潮版がお勧め。
岩波版や新潮版では、うかがい知ることのできない、朔太郎の別の側面や、彼の詩が生まれる元となった精神史あるいは心理的ルーツなどを知りたかったら、本書、集英社版がお勧めです。
①岩波文庫 萩原朔太郎詩集 (476ページ)
②新潮文庫 萩原朔太郎詩集 (258ページ)
③集英社文庫 青猫-萩原朔太郎詩集 (248ページ)
このうち①の岩波文庫版と②の新潮文庫版は、基本的に同じ編集方針であり、代表作のひとつ『月に吠える』を筆頭に、だいたい、制作年代順に著者の詩集からそれぞれ代表作を選んでいます。違いは、岩波文庫版のほうがページ数が多いので、より多くの作品をカバーできている点です。新潮社版は、ぶっちぎりの代表作ばかりを選りすぐった厳選版と言えそう。
これに対して、③集英社文庫版の本書は、誰でも知っているような有名な作品は、岩波版、新潮版同様、ほぼ網羅してはいるものの、例えば教科書に出てくる超有名な『郵便局』をはじめとする散文詩は一篇も収められていない。
それに代わって、本書最後の部分に、ページ数の多い岩波文庫にさえ載っていない拾遺詩が8篇ほど載っている。しかも、それらの作品は、一読、胸にジーンとくるものや、あの朔太郎がこんな詩を書いていたのか、と驚くようなものがあり、この版を編んだ編集者の意図が強く現れている。
それは、東大医学部を首席で卒業(!) し、地方の名士であった父に対する、不甲斐ない長男朔太郎の悔悟と贖罪の気持ちです。
岩波版と新潮版が、朔太郎晩年の一種の「悟りの境地」を如実に表現する散文詩『虚無の歌』で〔あるいは『虚無の歌』のトーンで〕最後を締めくくっている点との、大きな違いが、ここにある。
また、集英社版は、本文の終りに、けっこう詳細な語注 (作者の自注を含む) が載っていて、朔太郎がその詩をどんな状況の時に書いたのか、とか、どんな心境の時に書いたのかなどが、作者自身の言葉によって明らかになっていて、非常に興味深かったです。ああ、朔太郎ってこんな習慣やクセのある人だったんだとか、こんな考え方や感じ方をする人だったんだと。
やはり、天才はどこか普通の人とは違っていますよ。
総じて、集英社版を読むかぎり、朔太郎は父や故郷に対して強烈な負い目を、終生背負い続けていたのだなと強く感じずにはいられなかったです。退廃的かつ深遠な抒情詩を生み出したメンタリティーの源泉が、この文庫本でようやく分かったような気がします。
オーソドックスな『萩原朔太郎詩集』を読みたければ岩波版か、または岩波版のさらに厳選バージョンと言える新潮版がお勧め。
岩波版や新潮版では、うかがい知ることのできない、朔太郎の別の側面や、彼の詩が生まれる元となった精神史あるいは心理的ルーツなどを知りたかったら、本書、集英社版がお勧めです。
2019年9月11日に日本でレビュー済み
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