日経トレンディネットの連載を再編集、加筆・修正した一冊。
連載を四つに章立てし、読みやすく工夫されています。
第1部 下半身のアンチエイジング
第2部 上半身のアンチエイジング
第3部 男性ホルモンのアンチエイジング
第4部 全身のアンチエイジング
日経系のウェブサイトですので、べつに会社で読んでも良いのですが、
職場での閲覧は少々気が引ける内容もあります。
そこで、本を買って通勤時に読みました。
内容は、男のアンチエイジングをキーワードに、主に日本抗加齢医学会会員の医師への取材。
毎回「今回、教えていただいたのは、」と取材した医師が紹介されています。
「男性向き」と言うのは、私の主観です。
私のイメージの中の(男性向きではない)健康本は、
理屈や理論は著者にお任せして「こうしなさい。」「ああしなさい。」と指示するモノ。
たとえば「長生きしたければ、梅干しを食べなさい」みたいなタイトルの本。(この通りのタイトルの本があったら、ゴメンナサイ。)
こんなタイトルの本を、私は敬遠していました。
「盲従しなさい。」と言われているように感じられるからです。
著者を信用するかどうかで、その本の価値を決めるイメージ。
効果が無かった場合には、著者の教えに過ちがあるのか、または教えに従わなかった自分の責任。ほとんど宗教と同じ。
「やせなかったときのいいわけ」をあらかじめ心の中で用意してから本を買うイメージがあります。
本書は、実際に診療に当たっている医師に取材し、その内容、効用の根拠を出典まで明記して紹介しています。
読者は、本書を読んで理解し、
「これは取り入れられないけれど、この程度ならチャレンジできるかな。」
と、自分で取捨選択出来る。
生活や食事に気をつけてみる、診療を検討したり、または
「別のところで気をつけてみよう。」
「もう少し体重が増えたら、試してみよう」
などと自分の意思で実践できる仕組みです。
これを称して「男性向き」と言うと語弊があると思いますが、
私はとにかく、本書を読んで「男性向きだ。」と思いました。
男性の場合は「指示に従って効果を期待する。」と言うよりは
「自分で、自分の体をコントロールしてみたい。」
と言う指向性があると思います。
そういう指向性の持ち主にはぴったりの(今まで、私が見かけなかった)健康本です。
特に気が利いていると感じたのは、たばこを吸う人へのアドバイスを扱った
第4部「全身のアンチエイジング」
の二つ目の話題
「喫煙者は人一倍健康に気を遣う?喫煙者のアンチエイジング」
でした。
著者は禁煙に成功したそうですが、だからといって上から目線ではなく、
なかなかやめられない喫煙者に対して、親身に具体的なアドバイスが記されています。
この本の発売が、ちょうど私が
「体重ってコントロール出来るんだな。」
と気がついた時だったのも、本書をまじめに読む良い機会だったかもしれません。
昨シーズンの冬に、だいぶ体重を増やし
「こんなストレスが多い環境でやせられるか!」
「と、言えどもやけになって病気になって損するのは自分」
と気になりつつ、
「基本的には摂取カロリーさえ気にしていれば、体重は自ずと減る。」
と言う法則に気がつき、一年かけて若かりし頃の体重に戻った時でした。
本書を読んで、
次は、
「夜更かしの習慣を改めると、私はどんなふうに変わるのだろうか。」
と試してみたくなりました。
知的興味、と言う意味では、
男性ホルモンのうち、テストステロンとジヒドロテストステロンの役割と表現型を紹介した第3部「男性ホルモンのアンチエイジング」
腸内細菌の役割と、移植を紹介した巻末に近い章の記述を面白く感じました。
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男こそアンチエイジング Kindle版
日本は「男が早死にする」国だった!
日本が「世界一の長寿国」であることは広く知られています。実際、WHO加盟194カ国の中で、日本の平均寿命84歳は堂々の第1位です。
では、男女別に見るとどうでしょうか。
女性は87歳で、やはり第1位。一方、男性は80歳で第6位。80歳まで生きれば大したものではありますが、ベスト5にも入ってないのは意外ではありませんか?
差が7歳ある日本は「男が早死にする国」なのです。「世界ランキング第1位」は、もっぱら女性のお蔭と言ってもいいでしょう。
なぜ、男は早死にするのか。もちろん、社会で働くストレスもあるでしょう。男女の差が少ない北欧では、女性も男性と同じく、ずっと働き続けるといいます。
しかし、それ以上に大きいのは健康に対する意識です。早くから健康に気をつけていた女性たちに比べて、男性は長いこと「健康など二の次」でした。
タバコを吸いながら深夜まで働き、たまったストレスはもっぱら酒で解消。日常生活の中で体を動かす習慣などない――。
そんな生活を続けていれば、生活習慣病になって早死にするのも当然でしょう。
現代の日本でアンチエイジングが求められているのは、意識の高い女性よりも無頓着な男性のほう。まさしく、「男こそアンチエイジング」が必要なのです。
「見た目」が若い人は実際に長生きする
興味深い研究結果を紹介したいと思います。
デンマークで387組の高齢の双子を7年間追跡調査した結果、同い年の双子でも「老けて見えたほうが早死に」し、若く見えたほうが身体機能や認知機能も高いことがわかりました 。
実年齢より老けて見られるより、若く見られたほうがもちろんうれしいですよね。しかし、うれしいだけではなく、見た目の若い人のほうが実際に長生きできる可能性があることを、この研究は示しています。
本書では、日本メンズヘルス医学会理事長と日本抗加齢医学会副理事長を務める順天堂大学大学院の堀江重郎教授をはじめ、アンチエイジング医学の専門家たちに最新の知見を聞きました。
あくまで一般の方向けの読み物ですが、どれもエビデンス(科学的根拠)があり、それぞれ論文の出典も明記してあります。決してマユツバの話ではありません。
外見も肉体もいつまでも若々しく、末永く人生を楽しむ――。そのために本書が少しでも参考になれば幸いです。
日本が「世界一の長寿国」であることは広く知られています。実際、WHO加盟194カ国の中で、日本の平均寿命84歳は堂々の第1位です。
では、男女別に見るとどうでしょうか。
女性は87歳で、やはり第1位。一方、男性は80歳で第6位。80歳まで生きれば大したものではありますが、ベスト5にも入ってないのは意外ではありませんか?
差が7歳ある日本は「男が早死にする国」なのです。「世界ランキング第1位」は、もっぱら女性のお蔭と言ってもいいでしょう。
なぜ、男は早死にするのか。もちろん、社会で働くストレスもあるでしょう。男女の差が少ない北欧では、女性も男性と同じく、ずっと働き続けるといいます。
しかし、それ以上に大きいのは健康に対する意識です。早くから健康に気をつけていた女性たちに比べて、男性は長いこと「健康など二の次」でした。
タバコを吸いながら深夜まで働き、たまったストレスはもっぱら酒で解消。日常生活の中で体を動かす習慣などない――。
そんな生活を続けていれば、生活習慣病になって早死にするのも当然でしょう。
現代の日本でアンチエイジングが求められているのは、意識の高い女性よりも無頓着な男性のほう。まさしく、「男こそアンチエイジング」が必要なのです。
「見た目」が若い人は実際に長生きする
興味深い研究結果を紹介したいと思います。
デンマークで387組の高齢の双子を7年間追跡調査した結果、同い年の双子でも「老けて見えたほうが早死に」し、若く見えたほうが身体機能や認知機能も高いことがわかりました 。
実年齢より老けて見られるより、若く見られたほうがもちろんうれしいですよね。しかし、うれしいだけではなく、見た目の若い人のほうが実際に長生きできる可能性があることを、この研究は示しています。
本書では、日本メンズヘルス医学会理事長と日本抗加齢医学会副理事長を務める順天堂大学大学院の堀江重郎教授をはじめ、アンチエイジング医学の専門家たちに最新の知見を聞きました。
あくまで一般の方向けの読み物ですが、どれもエビデンス(科学的根拠)があり、それぞれ論文の出典も明記してあります。決してマユツバの話ではありません。
外見も肉体もいつまでも若々しく、末永く人生を楽しむ――。そのために本書が少しでも参考になれば幸いです。
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2015/11/20
- ファイルサイズ16678 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
- 販売: Amazon Services International LLC
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商品の説明
著者について
伊藤和弘(いとう・かずひろ)
フリーライター。1967年生まれ。新潟大学法学部卒業。医療・健康分野、文芸・マンガ関係の記事を中心に執筆。著書に『少年マガジン伝説』(電子書籍)がある。
フリーライター。1967年生まれ。新潟大学法学部卒業。医療・健康分野、文芸・マンガ関係の記事を中心に執筆。著書に『少年マガジン伝説』(電子書籍)がある。
登録情報
- ASIN : B018FUXAXA
- 出版社 : 日経BP (2015/11/20)
- 発売日 : 2015/11/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 16678 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 199ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 405,348位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 9,380位美容・ダイエット (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男こそアンチエイジング
この本は
著者の勝手な想像で話しているのでなくて
大学の教授などが
言ったことを
まとめていて、内容的に信頼できるものです。
すごくまじめな本ですが
読んでいて 面白さがそんなになかったかなぁと感じました。
面白い・興味深いと思わせる構成だったら良かったですね。
男こそアンチエイジング
この本は
著者の勝手な想像で話しているのでなくて
大学の教授などが
言ったことを
まとめていて、内容的に信頼できるものです。
すごくまじめな本ですが
読んでいて 面白さがそんなになかったかなぁと感じました。
面白い・興味深いと思わせる構成だったら良かったですね。
男こそアンチエイジング
2018年8月15日に日本でレビュー済み
”テストステロンが下がると、頭痛、不眠、筋肉が減り、骨がもろくなるなど多くの身体症状が表れるが、それだけではない。精神面にも大きく影響しており、分泌量が減ると、意欲が衰え、気持ちが沈みがちになってしまう。実際、「テストステロンが低い人はうつ病になりやすい。」”
”テストステロン値が高い人はむしろ公平さや公正さを求める正義感が強く、社会に貢献しようという意欲が高くなるという。つまり、テストステロンは男を〝ヒーロー〟にするホルモンとも呼べるわけである。”
”面白いことに、テストステロン値の大まかな高さは「手の指」を見ればわかる。人差し指と薬指を比べて、人差し指が長い人はテストステロン値が低く、薬指が長い人は高いと考えていいという。これは男性でも女性でも変わらない。 胎児の時期、大量のテストステロンが分泌されると薬指が長くなる。この分泌量は大人になってからも基本的には変わらず、薬指が長い人は実際テストステロンの値が高い傾向が確認されている。”
最近、いろいろな本でテストステロンの素晴らしさが書かれていますが、この本でもテストステロン礼賛しています。
テストステロン値を高く保つための方法として以下の点が挙げられています。
1.睡眠
2.食事
3.運動
4.友達に会う
5.習い事
http://axlrose2710.blog42.fc2.com/blog-entry-2009.html
”テストステロン値が高い人はむしろ公平さや公正さを求める正義感が強く、社会に貢献しようという意欲が高くなるという。つまり、テストステロンは男を〝ヒーロー〟にするホルモンとも呼べるわけである。”
”面白いことに、テストステロン値の大まかな高さは「手の指」を見ればわかる。人差し指と薬指を比べて、人差し指が長い人はテストステロン値が低く、薬指が長い人は高いと考えていいという。これは男性でも女性でも変わらない。 胎児の時期、大量のテストステロンが分泌されると薬指が長くなる。この分泌量は大人になってからも基本的には変わらず、薬指が長い人は実際テストステロンの値が高い傾向が確認されている。”
最近、いろいろな本でテストステロンの素晴らしさが書かれていますが、この本でもテストステロン礼賛しています。
テストステロン値を高く保つための方法として以下の点が挙げられています。
1.睡眠
2.食事
3.運動
4.友達に会う
5.習い事
http://axlrose2710.blog42.fc2.com/blog-entry-2009.html
2016年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、著者とほぼ同じ年齢で、1966年生まれです。
ざっくり今と三十路を比べてみると、経験を重ねてそれなりに見識が高まったとはいえるかもしれないが、正直、肉体だけはどんどん衰える一方。
なんなんだろう。アラフィフなんて、アラフォーと比べても精神的には何も変わらない。ただ身体が劣化していくへなちょこ感が哀しい。
この哀しさは、ストイックに鍛錬を心がける運動大好きな人間でないかぎり、世の一般男性においては似たりよったりなんじゃなかろうか。(って自分だけですかね)
本書は、抗加齢医学の専門家たちによる最新の知見をまとめた読み物で、どれもエビデンス(科学的根拠)があり、それぞれ論文の出典も明記されています。
専門家たちも自ら実践しているそれらの見識に触れる機会を得ることができ、お勧めです。いくつかトライしてみたい項目もあり、へなちょこ感に対抗できそう。
まるごと一冊男性向けのアンチエイジング本だけあって、ハゲ・ED・チョイ漏れ(切れの悪いアレ)等々、共感ネタ満載でした。
私は自分で購入したけれど、女性から男性へのプレゼントとしても良品だと思います。
ざっくり今と三十路を比べてみると、経験を重ねてそれなりに見識が高まったとはいえるかもしれないが、正直、肉体だけはどんどん衰える一方。
なんなんだろう。アラフィフなんて、アラフォーと比べても精神的には何も変わらない。ただ身体が劣化していくへなちょこ感が哀しい。
この哀しさは、ストイックに鍛錬を心がける運動大好きな人間でないかぎり、世の一般男性においては似たりよったりなんじゃなかろうか。(って自分だけですかね)
本書は、抗加齢医学の専門家たちによる最新の知見をまとめた読み物で、どれもエビデンス(科学的根拠)があり、それぞれ論文の出典も明記されています。
専門家たちも自ら実践しているそれらの見識に触れる機会を得ることができ、お勧めです。いくつかトライしてみたい項目もあり、へなちょこ感に対抗できそう。
まるごと一冊男性向けのアンチエイジング本だけあって、ハゲ・ED・チョイ漏れ(切れの悪いアレ)等々、共感ネタ満載でした。
私は自分で購入したけれど、女性から男性へのプレゼントとしても良品だと思います。
2016年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アンチエイジングとしてすぐに取り組める事項がわかりやすくかかれています。
2016年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすい! 根拠やインタビュー先も明記され、何度もうなづきながら読みすすめました。
2020年9月20日に日本でレビュー済み
図書館で借りて読んでみたのですが、想像以上に丁寧にまとめられていて読んで良かったと思いました。とりあえずターメリックと玉ねぎに含まれるケルセチンが重要なことがわかりました。
2016年5月3日に日本でレビュー済み
若作りをして女性にもてたいわけではないが、老眼や尿の切れなど、加齢により、若い時には想像もしなかった生活の不便が出てくる。
本書は、まさにそのようなニーズに応えていると前向きに評価したい。
自分が加齢現象として感じているのは、筋肉の落ち、老眼の進行、就寝中に足が良く攣る、長い時間寝られなくなる(一方、昼眠い)とかピンポイントだが、本書はもう少し広汎にテーマを扱っていて、要は加齢現象は人毎にさまざまあるということなのだろう。
基礎的な知識・データ自体がびっくりする内容に満ちている。
まずは、見た目が若いほうが長生きするそうだ(双子での比較データ。見た目と中身は一致と著者は指摘)。
男性の子供を作る能力は加齢とともに落ち、男の子ができる率が下がるという。
尿のチョイ漏れ対策があるという。なんと、陰嚢からペニスの根元を大きくこするといいという(実際に、男子用トイレでできるかどうかは別として)。
他にも、骨盤底筋体操(3秒間閉めるを20回で1セット。これを毎日3~4セット)をやるとよいという。
男性更年期障害は、単なる心身の不調だけでなく、脳血管障害、心筋梗塞、がんのリスクが高まるという。
テストステロンの増量が大事なようだが、そのためには筋肉量を増やす必要がある。お尻や太ももの大きな筋肉を鍛えるとよいという(スロースクワット、インターバル速歩が推奨。なお運動は、朝より夜の方が良いらしい)。
なお、食事について何か書いてあるかと期待したがまとまった言及はなく、その点は少々残念であった。
本書は、まさにそのようなニーズに応えていると前向きに評価したい。
自分が加齢現象として感じているのは、筋肉の落ち、老眼の進行、就寝中に足が良く攣る、長い時間寝られなくなる(一方、昼眠い)とかピンポイントだが、本書はもう少し広汎にテーマを扱っていて、要は加齢現象は人毎にさまざまあるということなのだろう。
基礎的な知識・データ自体がびっくりする内容に満ちている。
まずは、見た目が若いほうが長生きするそうだ(双子での比較データ。見た目と中身は一致と著者は指摘)。
男性の子供を作る能力は加齢とともに落ち、男の子ができる率が下がるという。
尿のチョイ漏れ対策があるという。なんと、陰嚢からペニスの根元を大きくこするといいという(実際に、男子用トイレでできるかどうかは別として)。
他にも、骨盤底筋体操(3秒間閉めるを20回で1セット。これを毎日3~4セット)をやるとよいという。
男性更年期障害は、単なる心身の不調だけでなく、脳血管障害、心筋梗塞、がんのリスクが高まるという。
テストステロンの増量が大事なようだが、そのためには筋肉量を増やす必要がある。お尻や太ももの大きな筋肉を鍛えるとよいという(スロースクワット、インターバル速歩が推奨。なお運動は、朝より夜の方が良いらしい)。
なお、食事について何か書いてあるかと期待したがまとまった言及はなく、その点は少々残念であった。