気鋭の教育社会学者による日本社会の分析と解決策とのギャップにもじれます。
現状の問題点の指摘は的確であるが現実離れした提言は社会学の限界だろうか?
社会の現実は「悲惨」であり、「悲惨」でない者から「悲惨」な者に向けられる
憎悪は、その反作用として後者から前者への憎悪をも生み出すと主張するのだが
社会を憎悪で語られても困惑してしまう。小声で「悲惨っていうな!」言いたい。
発達心理学の知見に触れず学校のあるべき姿を描いても現実的な解決策ではない。
とは言っても、先生の講演を直に聞いてみたい。
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もじれる社会: 戦後日本型循環モデルを超えて (ちくま新書 1091) 新書 – 2014/10/6
本田 由紀
(著)
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行き詰まり、悶々とした状況にある日本社会の見取図を描き直し、教育・仕事・家族の各領域が抱える問題を分析、解決策を考える。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2014/10/6
- 寸法10.8 x 1.3 x 17.4 cm
- ISBN-104480067906
- ISBN-13978-4480067906
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2014/10/6)
- 発売日 : 2014/10/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 253ページ
- ISBN-10 : 4480067906
- ISBN-13 : 978-4480067906
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 318,714位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2015年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の展開は非常に面白かったのですが、
後半はデータをもとに、すこし強引に話が展開されます。
いろいろ反論したいことがあり、最後は少し消化不良でした。
後半はデータをもとに、すこし強引に話が展開されます。
いろいろ反論したいことがあり、最後は少し消化不良でした。
2015年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本社会の変化を独自の視点でわかりやすく解説しているので、とても分かりやすかったです。自分がこの社会に対して何ができるか示唆を与えてくれました。
2018年5月9日に日本でレビュー済み
いつもながら、本田先生の著作には教えられることが多い。今、最も注目している教育社会学者の1人だ。
ハイパーメリトクラシーとか、ポスト近代的云々とか、現代日本の教育を理解するためのキーワードがたくさん散りばめられている。自分の論文に引用出来そうな箇所が、少なくとも3箇所はあった。
けれど、いじめ関連の章は他の章に比べちょっと自信がないようだ。著者自ら「推論にならざるを得ない」と断っているように、客観的なデータが乏しいことと、この著者にしては些か紋切り型の表現が多いと感じる。
ハイパーメリトクラシーとか、ポスト近代的云々とか、現代日本の教育を理解するためのキーワードがたくさん散りばめられている。自分の論文に引用出来そうな箇所が、少なくとも3箇所はあった。
けれど、いじめ関連の章は他の章に比べちょっと自信がないようだ。著者自ら「推論にならざるを得ない」と断っているように、客観的なデータが乏しいことと、この著者にしては些か紋切り型の表現が多いと感じる。
2015年3月20日に日本でレビュー済み
若者と高等教育、仕事についての、入り組んだ問題・課題を何とか解きほぐし、解決の糸口を見つけようとする本書は、別々の時期に別々の意図で書かれた論文や対談集、エッセイをまとめて1冊にしたものである。そのせいか、まとまりに欠け、全体的なテーマが薄まったような気がするが、読みごたえはあり、「ブラック企業」を糾弾し、そこに就職しなければよい、正社員として働くことさえすればよい、とするような短絡的で単純な問題解決はないことがよく理解できる。特に秀逸なのは若者向けの雇用政策を「突っ込んどけ雇用政策」と名付けて鮮やかに解明している箇所である。「突っ込んどけ雇用政策」とは、「正社員に『突っ込んで』おくことを最終目的として、正社員の働き方そのものを真剣に問おうとしていない雇用政策」のことであり、本田は日本の正社員の働き方そのものの問題点を問おうとしないこのような政策を批判する。仕事に「あぶれた」若者をどこかの企業に「突っ込んでおく」だけの雇用政策は、雇用政策に値しないと。
「こうすればよい」という単一の画期的な方法、政策があるわけではない。しかし、結局のところ、高校、大学において、場当たり的、全体的な「とりあえず」の職業教育や就職指導をしないで、できうる限り、それぞれの学校やそこに通う生徒学生の特性(レベルでもあるのだが)に応じた教育や指導をていねいにしていくしかないのだろう。職業高校を見直すことや、ハウツーを教えるだけではない、働くことを自分できちんと考えることのできるリテラシーを身に付けることのできるリベラルアーツ教育をキャリア教育に盛り込むことの提言には大いに頷けた。
仕事に「適応」できる力を身に付けることと共に「抵抗」する力、すなわち自らの労働問題にとどまらず、社会の問題に、人とつながって解決する力を身に着けさせることが肝要という指摘も鋭い。
年収の高い家庭、偏差値の高い高校や大学に通う若者にとっては、雇用問題は改善されつつある、ということも本書には示されている。それがいわゆる「格差」ということなのだろう。もとより、格差を是正することも簡単なことではない。しかしながら、教育を切り口に、確かにできることはある、という希望も見いだせた。全体には「悲惨なこと」が多く示されている本書であるが、第1章の「希望」の部分だけでなく、全体としては、教育の力を信じたい、という本田の思いが感じられる1冊である。
特に教育や雇用に携わっている人たちにぜひとも読んでもらいたい本だと思った。
「こうすればよい」という単一の画期的な方法、政策があるわけではない。しかし、結局のところ、高校、大学において、場当たり的、全体的な「とりあえず」の職業教育や就職指導をしないで、できうる限り、それぞれの学校やそこに通う生徒学生の特性(レベルでもあるのだが)に応じた教育や指導をていねいにしていくしかないのだろう。職業高校を見直すことや、ハウツーを教えるだけではない、働くことを自分できちんと考えることのできるリテラシーを身に付けることのできるリベラルアーツ教育をキャリア教育に盛り込むことの提言には大いに頷けた。
仕事に「適応」できる力を身に付けることと共に「抵抗」する力、すなわち自らの労働問題にとどまらず、社会の問題に、人とつながって解決する力を身に着けさせることが肝要という指摘も鋭い。
年収の高い家庭、偏差値の高い高校や大学に通う若者にとっては、雇用問題は改善されつつある、ということも本書には示されている。それがいわゆる「格差」ということなのだろう。もとより、格差を是正することも簡単なことではない。しかしながら、教育を切り口に、確かにできることはある、という希望も見いだせた。全体には「悲惨なこと」が多く示されている本書であるが、第1章の「希望」の部分だけでなく、全体としては、教育の力を信じたい、という本田の思いが感じられる1冊である。
特に教育や雇用に携わっている人たちにぜひとも読んでもらいたい本だと思った。
2018年8月11日に日本でレビュー済み
この数年、この著者の社会の考察と教育政策への提言は、何が言いたいのか、次々とずれていく。発展しているのではなく、迷走。それこそ「もじれて」いる。よって言いたいことが明快でないので、批判がむずかしい。落ち着いて、頭を整理してかいていただきたい。でないと、ひとびとにとって不利益を導くような形で、変に「利用」されるリスクがあると思う。
ちなみに「もじれる」という造語、必要でしょうか。
ちなみに「もじれる」という造語、必要でしょうか。
2014年12月26日に日本でレビュー済み
本田由紀が現在の社会が抱える問題点を総括する。
今までの本田由紀の本をまとめたような内容。主に教育と雇用についてだが、その重要度は高い。
特に 家庭、教育、会社 の循環モデルがとても分かりやすかった。
教育と雇用を皮切りに日本社会の問題点を鋭くついた良書。
今までの本田由紀の本をまとめたような内容。主に教育と雇用についてだが、その重要度は高い。
特に 家庭、教育、会社 の循環モデルがとても分かりやすかった。
教育と雇用を皮切りに日本社会の問題点を鋭くついた良書。
2020年1月25日に日本でレビュー済み
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この本をとおして、現在の日本の状況を理解するとともに、今後自分たちがどうするべきか、なにをするべきかを再確認することができました。今後を日本を考えたい人にはぜひ読んで欲しい本です。