時の流れについてゆけないのか、
時の流れについてゆかないのか(故意に)
ずっと昔から時を刻んだよ、お前は時計。
財津氏の曲に数多く共通している背景がある。それは《同棲生活》と《同棲解消後》の風景。
この曲では『あの人の心が変わった訳を、僕にそっと教えておくれ』とも。
Blue Skyで描かれた愛のあった部屋と、『この空の明るさに紛れながら生きていこう』、
二人が作った風景では、『君が愛した壁にかかるマチスを外せば浮かぶよ四角い白い跡』
さよなら道化者では『チーズケーキとモーツァルトが好きで嘘つきが大嫌い、そんな君の部屋の窓辺にも、もう誰かが住んでしまったよ』などなど、いつも変わらぬテーマが、ここにある。