1曲ずつ書くと私の思い入ればかり濃くなるのでさらっと。アーバンギャルドもそうですが、松永天馬ソロも発売前からPVは公開されていました。
しかしCDで聴くと当たり前ですが歌や楽器の1音1音が鮮明に聴こえるので、その作りの深さに感動します。
詩人である松永天馬の詩が心に来るのは勿論、私は楽器の音にも引き込まれました。夜にヘッドフォンで聴いてみると演奏家の息づかいまで聴こえる気がします。
DVDはモノクロです。映像も劇中音楽も古い昭和の感じで、画面や音声にノイズが入っているのが昔の映写機での銀幕を見ているようでした。
なかなか際どい表現はありますが、これは作品であって、いやらしいとは感じませんでした。
買って損は無い作品でした。ずっと手元に置いて聴き続ける盤になることでしょう。