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あずみ（１） (ビッグコミックス) Kindle版

小山ゆう (著) 形式: Kindle版

4.3 338個の評価

第 1 巻 (全 48 巻): あずみ

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少女のあずみを含む10人の子供達が、人里離れた場所で秘かに刺客として育てられていた。そして、彼らは爺の言葉をすべて正しいこととして疑うことを知らない、精鋭の刺客として育った。ある日、爺からいよいよ外界に出る時になったと告げられる。しかし、その前にこれまでの修業の総仕上げとも言うべき凄まじい試練が待っていた！

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第 1 巻 (全 48 巻)

あずみ
本の長さ

190ページ
言語

日本語
付箋メモ

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出版社

小学館
発売日

1995/1/30
ファイルサイズ

86709 KB
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商品の説明

出版社からのコメント

権力者たちが平和の大義の元に、最後の戦乱へと突き進んでいった時代!! 修羅に生きる殺戮集団として、純粋培養された少女たちがいた!!

登録情報

ASIN ‏ : ‎ B009JZGROA
出版社 ‏ : ‎ 小学館 (1995/1/30)
発売日 ‏ : ‎ 1995/1/30
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 86709 KB
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Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
付箋メモ ‏ : ‎ 有効になっていません
本の長さ ‏ : ‎ 190ページ

Amazon 売れ筋ランキング: - 7,003位青年マンガ
- - 34,279位コミック

カスタマーレビュー:
4.3 338個の評価

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小山ゆう

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あさがや次郎

鬼滅の刃のずっと昔から凄い漫画があった

2024年3月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

子どもの頃、散髪屋さんや友人宅でちらっと目にしたことはあったが、気恥ずかしくて読んだことがなかった。ネット通販は本当に便利だ。50を過ぎてなんとなく読みたくなった漫画が、自宅に居ながらにして古書が安く手に入る。小山ゆうさんの絵がきれいで魅せられる。今の時代、「鬼滅の刃」が話題になったが、昭和の時代にすでに残酷な殺し合いシーンが描かれつつも、「生き方」を考えさせられる漫画があったのかと目が見開かされる思いとなる。自分は漫画の愛読者ではなく、思い付きで雑多な漫画をつまみ読みする程度の人間だけれども、日本の漫画界は奥が深く、巨匠やレジェンドと言われる方々の凄い作品が昭和の時代からあったのだなと実感させれられ、そうした下地があってこその今の日本の漫画やアニメの凄さがあるのだなと勉強になる。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ひみっつん

忍者活劇

2017年4月7日に日本でレビュー済み

若干のネタバレを含みますので、ご承知置きの上でお読み下さい。

内容は忍者活劇です。小山ゆうばりの筆致で描かれていますが、バトルものです。物語はおおよそ、徳川政権が発足した時。その地盤固めのため、反乱分子を粛正していく手練れの刺客・あずみが、バッタバッタと暗殺を繰り返し、敵の刺客とチャンチャンバラバラする。それだけと言えばそれだけです。そしてあずみに関わった者は敵の刺客にひどいめに合わされ、それにあずみが苦悩すると言う内容となっています。ストーリーはありますが、特に落ちはありません。劇画なのか漫画なのかがよくわからない微妙なラインにあります。

何故忍者活劇か。一部の、主に敵刺客の造形やキャラが明らかに、忍者バトルものなのです。また、一部の登場人物のデザインは、明らかにシリアスではありません。コメディーシーンもちょっと・・・。ここは、かような要素は排除し、バトルと物語に集中させて欲しかった。シリアスに徹して欲しかった。残念です。掲載誌の事も考えると読者層をどこに持って行っていたのか非常に謎です。また、導入部もこれは恐らく何百回と使われたものです。つまりオーソドックス、ベタです。そこから入ってどう展開するか、これは作者の腕の見せ所と言うわけです。最後までベッタベタな訳ですが、それを小山氏がどう処理したか。これについては皆さんの目でご判断を。

そしてまあ掲載誌が青年誌であるが故、あずみのヌードシーンが特に必然性無く多発しています。それが実に素晴らしいペンタッチで描かれています。小山ゆうと言う漫画家はここまで女体を描けたのかと認識を改めてしまいました。あずみが幼く(途中からは若く)非常に美しい女刺客であると言うのが物語の骨子ですから、それを強調するためにも作品には必要なシーンなのでしょう。なお、あずみ以外についてはそのもの性行為すら登場しますので、少年層をターゲットにしている訳ではないようです。しかし残念なのが、全編で2箇所ほどに見られた、男性器に対する巨大なモザイク処理です。ただ全裸で立ってるだけのシーンなのですがね・・・。違和感しかありません。出版社の問題なのか小山氏の意向なのかはわかりませんが・・・。こんな処理しかできないなら、カット自体を改めた方がいくらかマシだったでしょう・・・。モザイクに違和感がありすぎて、巨大すぎて、もうギャグの領域になってしまっています。

素晴らしい点は、48巻もあるのにあまり中だるみしていない点です(あくまで「あまり」です)。むしろこの長さ、あずみが殺戮を繰り返していくためには、そしてあずみが仲間を失っていくためには必要な長さです。あずみが殺戮と仲間らの死について悩むと言うのがストーリーの中心なのですから、自然、あずみは多くの人を殺めねばなりません。このため物語はある程度長く続く必要があり、その点はうまく処理されています。できればちゃんと「オチ」て欲しかったのですが。また、欲を言うなら、これもこの作品の要素である「殺される側も必ずしも絶対の悪人ではない」点についても、もう少々掘り下げられていればと思います。

個人的には特に胸に残るもの、刺さるものはありませんでした。しかし恐らくこの作品はそもそもそれを指向していません。オチて（オとして）いないと言うのも、特に刺さらなかった事の原因でしょう。基本的には忍者活劇。チャンバラ。すなわち娯楽作品です。それを早期に見抜かれた方にとっては佳作足り得ると思います。しかしそれを見抜けずに読んでしまうと、色々な部分で違和感を感じる部分もあろうと思います。

あずみの美しさを描ききった事は素晴らしく（それはこの作品の骨子なのですから）、私は☆4評価を躊躇いません。小中学生男子には「たまらん」でしょう。これは一定の画力無くしては成り立たない物語もあると言うことを証明していると思います。たまに「マンガのおもしろさと画力は関係が無い」と言うご意見を拝聴しますが、あずみが人並み外れて美しいと言う点を確かに表現できなければ、この作品は成立しません。骨子の部分に説得力が持たせられない作品など、まともに読めるはずがありません。画力が無いといくら良いプロットを思い付いても技術的にそれを描く事は不可能と言う事実の一つの証明となっていると考えます。あずみは、美しいです。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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松井　裕

面白い

2018年11月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

キャラクターの設定も良いし、ストーリーも非常に面白い特に剣豪が少女というのが驚く

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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キーオ

「性」に目覚める少年たちと、少年のままでいたい、あずみ

2020年9月5日に日本でレビュー済み

第一話　選ばれし子ら
第二話　無垢なる少女
第三話　下谷の村全滅
第四話　あどけなき殺戮
第五話　慈悲なき道へ
第六話　与えられし使命
第七話　敵討ち
第八話　柳太朗の問い
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
柳太朗の問いに答えるあずみのセリフ
「だって・・・・・・人間は皆、使命を果たして世の中の役に立つ為に生まれてきてるんだろ！？
だから使命を果たせない人間は生きていく資格がないんじゃないか！！」

昔読んだときは、そうだ、自分も生まれたからには世の中に役に立つような何事かをやろう！
などと思ったものですが、今見ると、恐ろしい言葉です。
現在の成果主義の時代にあっては、仕事ができない人間は切り捨てるという冷酷さをも伺えます。
そのように教育されたあずみたち。それが幸福だったのか、不幸であったのか・・・・・・

(※以下ネタバレを含みます)
『あずみ』といえば、第一話の圧倒的な幕開けが語り草になりますが
おそらく漫画史に残るだろうといっても過言ではありません。

「男」と「女」という性別があることを弥右衛門(外界)から教わり、男の子たちはあずみを以前と違った目でみます。
10人の子供たちが並んでいるコマで、なち、うきは、は皆と比べると、一回り大きく歳が少し上であることが伺えます。「性」への意識が比較的すぐに高まり、あずみを女性として感じるものが強かっただろうと思います。

逆にあずみは自らを「俺」と呼んでいるように、性差などあってほしくなく昔からのまま、みんなと一緒に「少年」のままでいたかったのでしょう。といっても、あずみは心が「男」だとか性同一性障害などではありません。
しかしながら、今まで少年たちと一緒に育てられ、仲間思いで、連帯意識の強いあずみには、突然、自分一人だけが「女」であると言われ、かなり戸惑ってしまったのでしょう。その傾向は身体の発達と共にウスウスは感じてはいたようですが、彼女の困惑は疎外感すら生じ始めているようにみえます。後続の巻で物語が進むにつれて、徐々にあずみのなかで「女性」としての意識が芽生え始めていきます。

「なち」とあずみとの対決。その前の会話でなちはあずみに「好きだ！」と言いますが、
多分あずみを女性として意識してのものです。あずみも「俺も、なちが好きだ！」
と返しますが、残念ながら、これは仲間(友達)としてのものであったのでしょう。すでに二人のすれ違いがここで描かれています。あずみに倒されて、彼女の肌に触れながら死んでいくなち。それが、せめてもの冥途へのハナムケになったはずです。

あとクール系のイケメン「うきは」がこの外界への駆け出しの時期に生きていたのは、あずみにとって救いの一つになってます。
言動が一番大人ですし、あずみを客観的にいつも見守り助けてくれます。
下谷村襲撃の際には、「あの倉次郎とかいった、あずみの胸をつかんだやつは、あずみが殺れ！」とあずみがされたことをちゃんと覚えてますし、男としての嫉妬もあったことでしょう。あずみがなちを葬り去った後、ずっと笑っていなかったのも子供たちの中で知っていたのは彼だけでした。

第一話で先に逝った仲間の墓参りに、毎日行く、人一倍仲間を大事にするあずみは、『お～い！竜馬』の竜馬とも通じます。
彼と一番の違いは、竜馬は人ひとり殺さなかったのに対して、あずみは斬りまくります！その辺の小山先生のフラストレーションの開放もあったのか、平和ボケしている自分に喝を入れてくれるのが、『あずみ』という作品です。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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yuzu

跳躍する爽快感。

2015年10月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

性別すら理解しない、忍びの教育を受けた主人公あずみ。

世間知らずに育ったのと引き換えに得た実力が回を追うごとに輝きを増し、同時に人前に出たことで女性としての違和感にも悩まされていく。

画力というよりは演出だと思います。迫力があり、緊張感や、森のざわつき、光の温かさを感じるようです。あずみの明るさによるのかもしれません。
イイ漫画だと思います。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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黒い翼の夢

語り継がれるべき作品。

2014年3月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

上戸彩の鳴り物入り映画でこの作品タイトルを知ったという
人も多いかと思うが、原作であるこちらは単なるミーハー
チャンバラ映画だった映画とはまるで違う。
深く、感動や涙を誘う密度の濃いストーリーであり、
多くの人に読んで知って貰いたいと思う作品。
学校の図書館にも入れるべき書籍。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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書評太郎

負けないで「あずみ」

2006年8月23日に日本でレビュー済み

　現在３９巻まで出ていますが、全部購入してしまいました。「おーい竜馬」と並んでとても面白い漫画です。主人公のあずみは数人の仲間（全員少年）と、世間から隔離された環境で、爺（武術の師であり親代わり。幕府側から任を授かってあずみらを育てている）に武術のエリート教育を施されて育ちます。そのなかでも、あずみの能力はとても高く、ある年齢になると、仲間とともに爺につれられ、隔離された地を離れ、太平の世を保つため、さまざまな「敵」を殺す任務を果しはじめます。
　１巻でいきなり行われる仲間同士の戦いは非常にショッキングで、その後に続く、任務や殺しもシリアスです。
　戦いのシーンでは、あずみだけがまるで周りと時間の流れが違うかのような軽快な動きをし、バタバタと敵を倒し、とても痛快です。
　さらにこの漫画の魅力は、女性「あずみ」にもあります。数話に一回、おそらく意図的に披露されるあずみのヌードの曲線は非常にエロティックで、魅入ってしまう時があります。
　この漫画がどこまで続きどういう終わり方をするのか。あずみの貞操を破る男性は現れるのか。非常に結末が気になる作品です。

10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ｱﾏｿﾞﾝの国からこんにちわ

名作!

2010年11月23日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

一巻はとにかく怒涛の展開です。
これが本当にびっくりする展開ばかりです。
常軌を逸した価値観に嫌悪する人もたくさんいると思います。

ここから最強伝説が始まります。
かわいいけど、最強のヒットマン「あずみ」。
某最強の格闘家達と戦っても勝ち残るでしょう(^o^)

キャラデザインなんかは古臭い、だけど読み始めたらきっと中断できなくなりますよ。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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あずみ（１） (ビッグコミックス) Kindle版