☆ひとつのレビューが多く、とても興味があったので読んでみました。
内容は、都の行政についての問題点が、大臣経験から語られています。
都や国の良し悪しは、別にして機能的な仕組みは、官民問わず必要だと考えます。
移動の際の飛行機やホテルの部屋について、テレビなどのワイドショー的な話題を
見受けますが、歴代の都知事が行ってきたことを、なんで、大袈裟に騒ぐのか分かり
ません。
本の中では、将来の東京をどのように構築していくかが語られています。
しかし、都庁の組織は、大き過ぎるので都知事の考えたビジョンが隅々まで行き渡
るには、もう少し時間が必要だったようです。
しかし、選挙で選ばれた知事を、メディアからの総攻撃、そして、辞任とは、なんだか
情けないのと、トップのリーダーとしては、側近の固め方が緩かったのかもしれません。

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都知事失格 単行本 – 2017/6/2
舛添 要一
(著)
沈黙、破る。
<かつて「一世を風靡した」舛添要一が、落ちぶれてライオンに食われかけている。こんなに面白い見世物はない。都職員、都庁記者、国会議員、都議、右翼、左翼、カジノ推進派、石原シンパなど雑多な人たちがライオンをけしかけた>――本文より
舛添バッシングから1年――。
石原都政、東京五輪、豊洲移転。
何があったか、どこで誤ったか。
自ら綴った反省と後悔と、そして小池知事への伝言。
<目次>
第1章 誰が私を刺したのか
第2章 都庁は「不思議の国」だった
第3章 韓国訪問とヘイトスピーチ
第4章 ファーストクラスは「悪」なのか
第5章 見果てぬ東京
第6章 五輪と敗戦
第7章 小池知事へ ――カジノ・豊洲・広尾病院
<かつて「一世を風靡した」舛添要一が、落ちぶれてライオンに食われかけている。こんなに面白い見世物はない。都職員、都庁記者、国会議員、都議、右翼、左翼、カジノ推進派、石原シンパなど雑多な人たちがライオンをけしかけた>――本文より
舛添バッシングから1年――。
石原都政、東京五輪、豊洲移転。
何があったか、どこで誤ったか。
自ら綴った反省と後悔と、そして小池知事への伝言。
<目次>
第1章 誰が私を刺したのか
第2章 都庁は「不思議の国」だった
第3章 韓国訪問とヘイトスピーチ
第4章 ファーストクラスは「悪」なのか
第5章 見果てぬ東京
第6章 五輪と敗戦
第7章 小池知事へ ――カジノ・豊洲・広尾病院
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2017/6/2
- 寸法13 x 2.1 x 18.9 cm
- ISBN-104093897727
- ISBN-13978-4093897723
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2017/6/2)
- 発売日 : 2017/6/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4093897727
- ISBN-13 : 978-4093897723
- 寸法 : 13 x 2.1 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 569,606位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 78,233位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー

5 星
具体性があって勉強になりました。
あのスキャンダル的な終わりから桝添さんが本を出されたという事で好奇心で読みました。ものすごい仕事熱心でビジョンが明確なのに都知事を降りられたのは残念だなと感じました。私もあの時は桝添やめろと思っていたのですが一般企業では桝添さんの仕事のやり方改革がある種当たり前のはずなのに、なんであーいう受け取り方をされたのか 残念です。私は旧民主党よりの30代なのですが桝添さんの論理的な話なら実際 講演等に自分の勉強の為足を運んでみたいとこの本を読んで感じました。桝添さん まだまだがんばってください。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都知事時代のあれこれが書いてある。バッシングに合い道半ばでリタイヤしたが、そのバッシングの理不尽さから始まるが、一生懸命、理に適ったことをしているのに、理解されず、曲解されてされる憤懣をぶちまけている。しかし、読んでいくと、結構面白いというか、興味深いことが結構あるし、理に適っていることが多い。
しかし、石破茂や麻生太郎とは「喧々諤々意見を闘わす相手だが仲が良い」と書くとともに、嫌われる仲間と自覚している。また、「都職員からは、毎日、朝から晩まで指揮を執る知事は鬱陶しくてしょうがない。1日も早く去ってくれと祈ったとしても、不思議ではない」と自覚?「しかし、これが俺の性分であり、仕事のやり方だ」と何が悪いという感じ。1秒たりとも無駄な時間はすごさないという質のようで、正しいが、堪らんということは分かっているようだが、直せない。
まあ、こういう御仁の言い分は、論理合理的で結構面白い。また、ズバリその調子で書かれているので、タイトル通り「自虐史観」である。
しかし、石破茂や麻生太郎とは「喧々諤々意見を闘わす相手だが仲が良い」と書くとともに、嫌われる仲間と自覚している。また、「都職員からは、毎日、朝から晩まで指揮を執る知事は鬱陶しくてしょうがない。1日も早く去ってくれと祈ったとしても、不思議ではない」と自覚?「しかし、これが俺の性分であり、仕事のやり方だ」と何が悪いという感じ。1秒たりとも無駄な時間はすごさないという質のようで、正しいが、堪らんということは分かっているようだが、直せない。
まあ、こういう御仁の言い分は、論理合理的で結構面白い。また、ズバリその調子で書かれているので、タイトル通り「自虐史観」である。
2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前川さんや舛添さんを筆頭に、アタマの良い方々の最近のストーリーテラーとしての能力の高さに接する度に驚きです。しかも空気もそっちのけで、創作でないと真顔で語っている姿もスゴいと思います。棚上げ後の一点の曇りもない完璧な行動とあって、皆様のご自身の神聖化が加速していますよね。公職につく能力とそれらしき大義があれば、経費落としも出会いカフェの実地調査もなんでもOK! 合法だしとやかく言われる筋合いなしという主張ですが、通るか通らないかの分かれ道は世論のタイミングと言いくるめに成功するか否かで、現時点では押し切り勝ちしてしまいそうな前川さんと、すっかり水に落ちてしまったこちらの舛添さんですが、最近発売されてたこのKindle版を見つけ、買うなレビューを押し切って買って読み進めました。失敗例に学ぶための自己啓発本投資のタテマエで、ほんとはワイドショー的やじうまエンタメ購入ですw
ここまで!と思うほど期待を裏切らない、事前予想通りの舛添さん劇場が最初から最後まで展開されています。文句なしの星5つ。ヨーロッパの遺跡にあるようなコロシアムの舞台のセンターで、声高らかにマント翻しつつ、亡国を救う王のサーガを自ら演じていらっしゃるかの趣きです。「我を刺したのは誰か!」「この裏切り者!お前もか!」「王にふさわしい乗り物と宿を用意せよ!」「王国の威厳を保つには、王の僥倖に贅を尽くして然るべきである、そんなことすら愚民は分からぬか!」「愚かな大衆は激務の我が身を案じる心が足りぬ! もういい、温泉に向かうぞ、ついて参れ!!」「朕は芸術の擁護者である。」「外国の諸侯たちはこの不当な簒奪に涙し、世が正され正統な王が復活するのを望んでいる。」「余は皇帝への道を敢えて選ばず、都市国家の王になることに甘んじた。」「我は毎日登庁した稀代の王なり。」「愚民はその愚かさ故に扇動され、我を魔女狩り裁判にかけ引きずり降ろし、本当の魔女に王国を売り渡してしまった。」「1年の幽閉を乗り越え、今ここに魔女の手に陥ちた我が王国を取り戻さんとす!」
在りし日の強いお姿を偲ばせる、独演長編大作でした。衣装は当然、あのANA/JALカラーモチーフのiユニフォームで。着ないともったいないですしね! ユニフォームはトップスしかないので、ボトムは王様用カボチャ半ズボンをコーデしましょう! コカンセツお大事にね!
ここまで!と思うほど期待を裏切らない、事前予想通りの舛添さん劇場が最初から最後まで展開されています。文句なしの星5つ。ヨーロッパの遺跡にあるようなコロシアムの舞台のセンターで、声高らかにマント翻しつつ、亡国を救う王のサーガを自ら演じていらっしゃるかの趣きです。「我を刺したのは誰か!」「この裏切り者!お前もか!」「王にふさわしい乗り物と宿を用意せよ!」「王国の威厳を保つには、王の僥倖に贅を尽くして然るべきである、そんなことすら愚民は分からぬか!」「愚かな大衆は激務の我が身を案じる心が足りぬ! もういい、温泉に向かうぞ、ついて参れ!!」「朕は芸術の擁護者である。」「外国の諸侯たちはこの不当な簒奪に涙し、世が正され正統な王が復活するのを望んでいる。」「余は皇帝への道を敢えて選ばず、都市国家の王になることに甘んじた。」「我は毎日登庁した稀代の王なり。」「愚民はその愚かさ故に扇動され、我を魔女狩り裁判にかけ引きずり降ろし、本当の魔女に王国を売り渡してしまった。」「1年の幽閉を乗り越え、今ここに魔女の手に陥ちた我が王国を取り戻さんとす!」
在りし日の強いお姿を偲ばせる、独演長編大作でした。衣装は当然、あのANA/JALカラーモチーフのiユニフォームで。着ないともったいないですしね! ユニフォームはトップスしかないので、ボトムは王様用カボチャ半ズボンをコーデしましょう! コカンセツお大事にね!
2017年7月3日に日本でレビュー済み
汚職も何もしてないのに、生意気というだけで降ろされたのはナンデカナ? 民主主義の愚かな欠点だよなぁ
と思っていたので読んでみました。
第1章 誰が私を刺したのか
刺した相手を言いたくて言いたくて仕方ないけど書けませんね。
第2章 都庁は「不思議の国」だった
例えば田中角栄が何もないとこで色々創ったとすれば
もはや完成した今の日本で、改革をしまくると、
つまり、ダメ出しばかり
トップには人望が必要とも思うけど、ダメ出しばかりすると嫌がられるかなぁ
しかもきついだろうし。
第6章 五輪と敗戦
4600億円の見積もりを2500億円に減らすと、2000億円分の敵を作ったかなぁ
大群かもなぁ
と思っていたので読んでみました。
第1章 誰が私を刺したのか
刺した相手を言いたくて言いたくて仕方ないけど書けませんね。
第2章 都庁は「不思議の国」だった
例えば田中角栄が何もないとこで色々創ったとすれば
もはや完成した今の日本で、改革をしまくると、
つまり、ダメ出しばかり
トップには人望が必要とも思うけど、ダメ出しばかりすると嫌がられるかなぁ
しかもきついだろうし。
第6章 五輪と敗戦
4600億円の見積もりを2500億円に減らすと、2000億円分の敵を作ったかなぁ
大群かもなぁ
2017年6月16日に日本でレビュー済み
ゴゴスマをはじめとして一部ワイドショーなどが取り上げた本著
まず冒頭からの介護話もでたらめだし
美術品も寄付したとはいえ元は税金だろうに
しかも別荘も結局と知事やめたから売る必要はないとか発言も支離滅裂だし
あのチャイナ服の下りなんかは記者会見でよく笑わなかったなといつも思ってしまう
まるで佐村河内守の 耳が聞こえる・聞こえないの下りを思い出してしまう
思えばおととしの11月ごろ
私は県をまたいで仕事してたので帰りに夕刊フジを買うことが多かったのだが
その中で一面だったが韓国人学校建設でもめているという記事を読んだ
その辺から少しずつぼろが出てきたように思う
この本は知事を経験したということで見えない都政事情を表にしたという意味では
評価に値するのかもしれないが
基本的に読む限りは自己弁護だし
石原や猪瀬だって無駄遣いやってるじゃないか
小池はだめだ
みたいな上から目線の口調が目立つ
(それでいて内田茂はなぜかかなり持ち上げているが)
自分が毎日出勤してるのはえらい
都知事がいなくても今までのやつらは勝手にやってたから
知事にいろんなネタが上に上がらないという仮説を立て批判していたが
盛り土問題を把握してなかった時点で
青島・石原・猪瀬と同じ
内田のお飾り知事であったことは何ら変わらないと思ってしまった
この本は都知事失格なのだが
「俺以外も」下手したら「俺以外」都知事失格と言わんとしてるようにすら感じる
内田茂にも一番意見してたのは自分だと言い出す始末
にしても舛添要一氏の
この反省というか謙虚さが微塵もない感じなのは
一体何なんだろうか
中野信子氏のサイコパスという本の帯に
症状があてはまる人間を書かれていたが
まんま舛添要一が頭に浮かんでしまう
都知事をやらなければ聡明なイメージのままだったものを
晩節を汚すとはまさにこのことか
まず冒頭からの介護話もでたらめだし
美術品も寄付したとはいえ元は税金だろうに
しかも別荘も結局と知事やめたから売る必要はないとか発言も支離滅裂だし
あのチャイナ服の下りなんかは記者会見でよく笑わなかったなといつも思ってしまう
まるで佐村河内守の 耳が聞こえる・聞こえないの下りを思い出してしまう
思えばおととしの11月ごろ
私は県をまたいで仕事してたので帰りに夕刊フジを買うことが多かったのだが
その中で一面だったが韓国人学校建設でもめているという記事を読んだ
その辺から少しずつぼろが出てきたように思う
この本は知事を経験したということで見えない都政事情を表にしたという意味では
評価に値するのかもしれないが
基本的に読む限りは自己弁護だし
石原や猪瀬だって無駄遣いやってるじゃないか
小池はだめだ
みたいな上から目線の口調が目立つ
(それでいて内田茂はなぜかかなり持ち上げているが)
自分が毎日出勤してるのはえらい
都知事がいなくても今までのやつらは勝手にやってたから
知事にいろんなネタが上に上がらないという仮説を立て批判していたが
盛り土問題を把握してなかった時点で
青島・石原・猪瀬と同じ
内田のお飾り知事であったことは何ら変わらないと思ってしまった
この本は都知事失格なのだが
「俺以外も」下手したら「俺以外」都知事失格と言わんとしてるようにすら感じる
内田茂にも一番意見してたのは自分だと言い出す始末
にしても舛添要一氏の
この反省というか謙虚さが微塵もない感じなのは
一体何なんだろうか
中野信子氏のサイコパスという本の帯に
症状があてはまる人間を書かれていたが
まんま舛添要一が頭に浮かんでしまう
都知事をやらなければ聡明なイメージのままだったものを
晩節を汚すとはまさにこのことか
2017年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだまだ反省の足りない舛添前知事の暴露本である。
知事辞職に追いこまれた恨みつらみも書かれていて興味深い。
都庁内部の話や東京都の未来に関する記述には、なるほどと納得する点は多かった。
最終章で小池百合子都知事を「マスコミと連携して劇場型ポピュリズムを政治手法とする暴君ネロ」と評価している。
東京都民よ、目を覚ませ! 最後の締めくくりの言葉は舛添氏なりの良心なのだろう。
知事辞職に追いこまれた恨みつらみも書かれていて興味深い。
都庁内部の話や東京都の未来に関する記述には、なるほどと納得する点は多かった。
最終章で小池百合子都知事を「マスコミと連携して劇場型ポピュリズムを政治手法とする暴君ネロ」と評価している。
東京都民よ、目を覚ませ! 最後の締めくくりの言葉は舛添氏なりの良心なのだろう。
2018年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変面白く読ませていただきました。
類似ものがあったら、また読みたいです。
類似ものがあったら、また読みたいです。
2017年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonの商品説明には6月2日発売とありますが、6月1日の午前中
には書店に並んでいました。
それにしても、内容がひどい。言い訳と開きなおりのオンパレード。
いちいち言い訳がましい記述や自身に対する過剰評価が目立ちます。
「ファーストクラスを利用することで飛行機内で熟睡でき、効率的に仕事が
こなせる」とか、「批判のある中、訪米したのは日本のため」とか、「自分は
100年後を見据えた都市計画を遂行するのに最も適した政治家だと自負して
いる」とか、「湯河原の別荘ではリハビリだけをしていたわけではなく東京都
の未来を考えていた」とか、「不適切だと指摘された美術品やお金などは寄付
した(具体的な記述なし)」といった具合で、懲りてないなこの人はと思わざる
をえません。
「都知事失格」というタイトルでありながら、自分では失格と思っていない
かのようです。
さらに、あきれた事に、自分の後任となった小池百合子都知事の批判まで
しています。
たしかに、小池都知事も色々と問題はあると思う。
だけど、舛添さん。さすがに小池さんもあんたには言われたくないだろうよ。
小池さんやマスコミが自分(舛添氏)を攻撃する事によって、利を得たかのよ
うな言い分を展開していますが、いくらなんでも、それをあんたが言っちゃ
ダメでしょう。
他者をこき下ろしてのし上がったのは、舛添さん、あなたも同じです。
舛添節、健在。何というか、全く反省してないんだなぁと。
そもそも、「けじめとして売却します」と言っていた湯河原の別荘を未だに
所有しており、その理由が「都知事を辞めたから売る理由がなくなった」と
主張する辺りからして、全く信用なりません。
あいかわらず、国民(都民)をバカにしているなぁ、という印象を強く受けま
した。こんなので、国民を煙に巻けるとでも思っているんでしょうか?
自分がイスから転げ落ちたのは、全て他人のせいだと言わんばかりの
言い訳と開きなおりの書。
とりあえず、舛添氏の曲者っぷりは健在だという事だけがわかる本です。
には書店に並んでいました。
それにしても、内容がひどい。言い訳と開きなおりのオンパレード。
いちいち言い訳がましい記述や自身に対する過剰評価が目立ちます。
「ファーストクラスを利用することで飛行機内で熟睡でき、効率的に仕事が
こなせる」とか、「批判のある中、訪米したのは日本のため」とか、「自分は
100年後を見据えた都市計画を遂行するのに最も適した政治家だと自負して
いる」とか、「湯河原の別荘ではリハビリだけをしていたわけではなく東京都
の未来を考えていた」とか、「不適切だと指摘された美術品やお金などは寄付
した(具体的な記述なし)」といった具合で、懲りてないなこの人はと思わざる
をえません。
「都知事失格」というタイトルでありながら、自分では失格と思っていない
かのようです。
さらに、あきれた事に、自分の後任となった小池百合子都知事の批判まで
しています。
たしかに、小池都知事も色々と問題はあると思う。
だけど、舛添さん。さすがに小池さんもあんたには言われたくないだろうよ。
小池さんやマスコミが自分(舛添氏)を攻撃する事によって、利を得たかのよ
うな言い分を展開していますが、いくらなんでも、それをあんたが言っちゃ
ダメでしょう。
他者をこき下ろしてのし上がったのは、舛添さん、あなたも同じです。
舛添節、健在。何というか、全く反省してないんだなぁと。
そもそも、「けじめとして売却します」と言っていた湯河原の別荘を未だに
所有しており、その理由が「都知事を辞めたから売る理由がなくなった」と
主張する辺りからして、全く信用なりません。
あいかわらず、国民(都民)をバカにしているなぁ、という印象を強く受けま
した。こんなので、国民を煙に巻けるとでも思っているんでしょうか?
自分がイスから転げ落ちたのは、全て他人のせいだと言わんばかりの
言い訳と開きなおりの書。
とりあえず、舛添氏の曲者っぷりは健在だという事だけがわかる本です。