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死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫) 文庫 – 2013/9/28
大津 秀一
(著)
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25万部を超える大ベストセラー。1000人の死を見届けた医師が聴いた最後の後悔とは――。待望の文庫化!
ほとんどの人は死を前にすると後悔するという。では、人生の最期にどのようなことに後悔するのか──? 1000人を超える末期患者と正面から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医が、それぞれの患者が吐露した“やり残したこと" を25に集約。それらを参考にすれば、今から悔いの少ない人生を送ることができるのでは。「生き方」のヒントを教えてくれる大ベストセラー、待望の文庫化。
【目次】
はじめに
第一章 健康・医療編
1 健康を大切にしなかったこと
2 たばこを止めなかったこと
3 生前の意思を示さなかったこと
4 治療の意味を見失ってしまったこと
第二章 心理編
5 自分のやりたいことをやらなかったこと
6 夢をかなえられなかったこと
7 悪事に手を染めたこと
8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
9 他人に優しくしなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
第三章 社会・生活編
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと
第四章 人間編
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚をしなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと
第五章 宗教・哲学編
22 自分の生きた証を残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えを知らなかったこと
第六章 最終編
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
おわりに
文庫版あとがき
大津秀一
茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。日本緩和医療学会 緩和医療専門医、がん治療認定医、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、2006年度(現)笹川記念保健協力財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として勤務したのち、在宅療養支援診療所勤務を経て、現在東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンター長。多数の患者の診療に携わる一方、著述・講演活動を通じて緩和医療や死生観の問題等について広く一般に問いかけを続けている。『死ぬときに後悔すること25』『「いい人生だった」と言える10の習慣』『傾聴力』『大切な人を看取る作法』など著書多数。
ほとんどの人は死を前にすると後悔するという。では、人生の最期にどのようなことに後悔するのか──? 1000人を超える末期患者と正面から向き合い、その死を見届けた緩和医療専門医が、それぞれの患者が吐露した“やり残したこと" を25に集約。それらを参考にすれば、今から悔いの少ない人生を送ることができるのでは。「生き方」のヒントを教えてくれる大ベストセラー、待望の文庫化。
【目次】
はじめに
第一章 健康・医療編
1 健康を大切にしなかったこと
2 たばこを止めなかったこと
3 生前の意思を示さなかったこと
4 治療の意味を見失ってしまったこと
第二章 心理編
5 自分のやりたいことをやらなかったこと
6 夢をかなえられなかったこと
7 悪事に手を染めたこと
8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
9 他人に優しくしなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
第三章 社会・生活編
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと
第四章 人間編
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚をしなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと
第五章 宗教・哲学編
22 自分の生きた証を残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えを知らなかったこと
第六章 最終編
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
おわりに
文庫版あとがき
大津秀一
茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。日本緩和医療学会 緩和医療専門医、がん治療認定医、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、2006年度(現)笹川記念保健協力財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として勤務したのち、在宅療養支援診療所勤務を経て、現在東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンター長。多数の患者の診療に携わる一方、著述・講演活動を通じて緩和医療や死生観の問題等について広く一般に問いかけを続けている。『死ぬときに後悔すること25』『「いい人生だった」と言える10の習慣』『傾聴力』『大切な人を看取る作法』など著書多数。
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/9/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101277613
- ISBN-13978-4101277615
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/9/28)
- 発売日 : 2013/9/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 237ページ
- ISBN-10 : 4101277613
- ISBN-13 : 978-4101277615
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 43,203位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウィル (LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)の一 人として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、2008年より東京都世田谷区の入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所) に勤務し、入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医療を実践、2010年6月から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンター に所属し、緩和ケアチームを運営している(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『死ぬときに人はどうなる10の質問―あなたは考えたことがありますか?』(ISBN-10:4884748999)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月16日に日本でレビュー済み
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人生の参考になります。実際に人生最後の生身の人間に対応してきた医師の経験談なので、すごく身に沁みました。私が再婚するきっかけとなった本です。
2021年3月13日に日本でレビュー済み
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自分にとって、大きくは変わらないけど、少しだけ自分の生き方を考えてみるきっかけにはなったかもしれないように思います。本書では、著者が看取った患者たちの死ぬときに後悔した実例が書かれている。それらは、ある程度予想される一般的な事情である。だからこそエピソードとして大切なのかもしれない。すなわち、ある程度の年齢を経ると人生への後悔がある。死ぬときはその後悔から解放されるわけではないということ。人さまざまな後悔があるが、それは誰しもが持つことであって、多かれ少なかれ後悔しながら死んでいくということなのであろう。この本で、その当然な内容を目の当たりにすることで、読んでよかったと思う自分がいる。すなわち、人生は有限であり、それは選択の連続であって、その自覚と覚悟を持って生きることが大切であることを再認識できた。自ら道を選ぶことは、実際難しいのだけれど、その方法が後悔しにくい一つの方法かもしれないと思った。
2024年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生を終えるときにこうありたい、改めて強く思いました。世の中の人みんなに読んでもらいたいですね。
2024年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨年、子宮体癌が見つかり
摘出手術を受けました。
死というものが急に身近になり
タイトルに惹かれて購入しました
が、積ん読になっています
「私はまだ死なない!」
心がそう叫んでいるのかもしれない
無理に読み進める必要もないでしょうと
読みたくなるまで積ん読でいいのかな
…って思っています
摘出手術を受けました。
死というものが急に身近になり
タイトルに惹かれて購入しました
が、積ん読になっています
「私はまだ死なない!」
心がそう叫んでいるのかもしれない
無理に読み進める必要もないでしょうと
読みたくなるまで積ん読でいいのかな
…って思っています
2019年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫然と生きている人には一石を投じるようなエピソードがひとつはあると思います。
芝居がかった語り口と、ページ数を稼いでいるのかと思わせるような繰り返し、持論に保険をかけすぎな点は気になりましたが読みやすい文章です。
芝居がかった語り口と、ページ数を稼いでいるのかと思わせるような繰り返し、持論に保険をかけすぎな点は気になりましたが読みやすい文章です。
2023年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
死生観獲得にはうってつけだと思います。
少し内容を紹介。
1 健康を大事にしなかったこと
人生、大事なものはたくさんありますが。
健康なくしては、あらゆることができなくなってしまいます。
具体的には、40代になったら年に1度はPET付きの超精密人間ドックをすべき。
もちろんお金はかかりますが、病気になってもお金は莫大にかかる。
先の投資と考え、早い段階から病気を発見することができればあらゆる負担も最小限にできる。
また、最近はがんで2人に1人が死亡すると言われますが。
がん細胞を、細胞分裂を繰り返す中で生まれる不良品と考えるならば、その最たる原因は「加齢」なのです。
実際、発展途上国の死亡原因の上位はまだ「がん」ではない。
寿命が伸びたからこそ取り沙汰されていることを認識すべき。
2 感情に振り回されたこと
死の間際に今まで感情的に怒ったり泣いた過去を思い出したら、きっと、「あんなに感情的になることもなかったな」と思えるでしょう。
死ぬことに比べたら、なんて小さく瑣末なことだったのだろうと。
小事に心を揺さぶられない心境を「明鏡止水」なんて言います。
「悟る」などとも言いますが。
怒っても悲しんでも、喜んでも笑っても、時間は同じく流れる。
3 自分が一番と信じて疑わなかったこと
他人の意見を聞くことは簡単ではありません。
あの孔子でさえも「耳順」といい、60歳になりようやく他人の言うことに耳を傾けるようになったという。
自分の意見を絶対正しいとは思わず、疑いを持つことで違う世界が広がります。
少し内容を紹介。
1 健康を大事にしなかったこと
人生、大事なものはたくさんありますが。
健康なくしては、あらゆることができなくなってしまいます。
具体的には、40代になったら年に1度はPET付きの超精密人間ドックをすべき。
もちろんお金はかかりますが、病気になってもお金は莫大にかかる。
先の投資と考え、早い段階から病気を発見することができればあらゆる負担も最小限にできる。
また、最近はがんで2人に1人が死亡すると言われますが。
がん細胞を、細胞分裂を繰り返す中で生まれる不良品と考えるならば、その最たる原因は「加齢」なのです。
実際、発展途上国の死亡原因の上位はまだ「がん」ではない。
寿命が伸びたからこそ取り沙汰されていることを認識すべき。
2 感情に振り回されたこと
死の間際に今まで感情的に怒ったり泣いた過去を思い出したら、きっと、「あんなに感情的になることもなかったな」と思えるでしょう。
死ぬことに比べたら、なんて小さく瑣末なことだったのだろうと。
小事に心を揺さぶられない心境を「明鏡止水」なんて言います。
「悟る」などとも言いますが。
怒っても悲しんでも、喜んでも笑っても、時間は同じく流れる。
3 自分が一番と信じて疑わなかったこと
他人の意見を聞くことは簡単ではありません。
あの孔子でさえも「耳順」といい、60歳になりようやく他人の言うことに耳を傾けるようになったという。
自分の意見を絶対正しいとは思わず、疑いを持つことで違う世界が広がります。
2014年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題の通り、この本全編に流れているものはこの医師の人生観、それも「死ぬ時に後悔しない為にはこう考えたら良いのではないか」という提案形式になっています。
更に医療批判だとか、本の題に関係の無い内容もかなりを占めます。
患者の声はこの本には殆どありません。
あったとしても、著者の人生論を補完するものとして引用してあるだけです。
正直、「本当にこんな事を仰る患者さんいらしたのかな?」という位著者の主張に都合が良過ぎるものも結構あります。
具体的にどういう内容なのかというと、例えば目次にある「(2章)たばこを止めなかったこと」の場合。
その中の癌患者の声は「癌にになるのなら、たばこを吸わなければ良かった」と「先生、俺たばこを吸わなければ、死ななくて済んだのかな?」というセリフだけ。
その後に続く著者の文章は「それは後の祭りであるかもしれない」とか「そのように病気になってから後悔し続けるのならば、いっそ止めておけば良かったのに、と思うようだ」。
更にそれを受けて著者の意見は、「そんな事にならないように禁煙をお勧めする」でこの章を結んであります。
この章の他の内容は「たばこは明らかに健康に悪いのにそれを売るのを許容してる社会に違和感を感じる」とか「たばこ税を沢山納入してるので俺たちは善だ」という人に対する批判とか、「たばこは癌リスクを高めるだけではなく、他の健康被害もある」という感じです。
そもそも癌の話とは関係ないし、死ぬ時に後悔がどうとかも関係ありません。しかも関係無い話が大部分という始末。
もうこの本全編が上記のような感じだと考えて良いと思います。
患者の声すら一行も無く、著者の自己主張だけに終始する章も少なくありません。
果してこの本を手に取る読者はそんな内容を期待してるのでしょうか?
当方が期待してたのは「患者が何を仰ってたのか?」です。
例えば上記の章ならば、もう命が助からない状況でどれだけの後悔の声があるのかです。
死なない医師の側が「後悔するのだったら最初からたばこなんて吸わなけりゃいいじゃん」なんて言葉より余程重みがある。
でもこの本は逆です。
著者の医師が患者の声をさえぎってしまって「癌になってたばこを後悔する人が多いので禁煙しましょう」と自己主張してしまう。
しかもその主張がこの章に書かれているような誰にでも思いつくようなもので専門性は殆どありません。
例えば18章や19章あたりでは著者の「愛」に関する考えや恋愛論の展開がなされてるのですが、専門性の無さというのはそういう意味です。
しかも多分この医師の恋愛論というのも至って「普通」で、そんなもの幾らでもブログ等で無料で読めるような内容です。
死の目前に患者さんの後悔を知りたい人はこの本は絶対にお勧めしません。
その声はこの本にはほぼ皆無だと考えて良いと思います。
これだけニーズからも表題かもかけ離れた本は初めてです。
更に医療批判だとか、本の題に関係の無い内容もかなりを占めます。
患者の声はこの本には殆どありません。
あったとしても、著者の人生論を補完するものとして引用してあるだけです。
正直、「本当にこんな事を仰る患者さんいらしたのかな?」という位著者の主張に都合が良過ぎるものも結構あります。
具体的にどういう内容なのかというと、例えば目次にある「(2章)たばこを止めなかったこと」の場合。
その中の癌患者の声は「癌にになるのなら、たばこを吸わなければ良かった」と「先生、俺たばこを吸わなければ、死ななくて済んだのかな?」というセリフだけ。
その後に続く著者の文章は「それは後の祭りであるかもしれない」とか「そのように病気になってから後悔し続けるのならば、いっそ止めておけば良かったのに、と思うようだ」。
更にそれを受けて著者の意見は、「そんな事にならないように禁煙をお勧めする」でこの章を結んであります。
この章の他の内容は「たばこは明らかに健康に悪いのにそれを売るのを許容してる社会に違和感を感じる」とか「たばこ税を沢山納入してるので俺たちは善だ」という人に対する批判とか、「たばこは癌リスクを高めるだけではなく、他の健康被害もある」という感じです。
そもそも癌の話とは関係ないし、死ぬ時に後悔がどうとかも関係ありません。しかも関係無い話が大部分という始末。
もうこの本全編が上記のような感じだと考えて良いと思います。
患者の声すら一行も無く、著者の自己主張だけに終始する章も少なくありません。
果してこの本を手に取る読者はそんな内容を期待してるのでしょうか?
当方が期待してたのは「患者が何を仰ってたのか?」です。
例えば上記の章ならば、もう命が助からない状況でどれだけの後悔の声があるのかです。
死なない医師の側が「後悔するのだったら最初からたばこなんて吸わなけりゃいいじゃん」なんて言葉より余程重みがある。
でもこの本は逆です。
著者の医師が患者の声をさえぎってしまって「癌になってたばこを後悔する人が多いので禁煙しましょう」と自己主張してしまう。
しかもその主張がこの章に書かれているような誰にでも思いつくようなもので専門性は殆どありません。
例えば18章や19章あたりでは著者の「愛」に関する考えや恋愛論の展開がなされてるのですが、専門性の無さというのはそういう意味です。
しかも多分この医師の恋愛論というのも至って「普通」で、そんなもの幾らでもブログ等で無料で読めるような内容です。
死の目前に患者さんの後悔を知りたい人はこの本は絶対にお勧めしません。
その声はこの本にはほぼ皆無だと考えて良いと思います。
これだけニーズからも表題かもかけ離れた本は初めてです。