病に侵された少年の心と、少年に対して何もできずに苦しむ家族が切ない。
２０００年にカナダでTV公開されたドラマ作品ですが、デヴィッド・ボウイは前年に同じカナダ国内のTVドラマシリーズ「ザ・ハンガー」というホラー物にも出演しており、１９９９年２０００年のカナダのボウイファンが羨ましいと思いました。
他のサイトではボウイの出番が少ない等と散々言われてますし、確かに出番は少ないのですが、特典映像では「こういう道徳的な作品は最近では珍しい。だから出演しようと思った。」と語っています。
確かに小学校の道徳の教材のようなドラマですし、面白い映画に馴れた者から見るとつまらないかもしれません。
ただ、こういうお買いものは、いけないと思いつつ支払った価格に見合った感想を述べてしまうのですが、私は９００円位で買いましたので価格と内容にとても満足です。
それにデヴィッド・ボウイがオジサンぽい服着て庭でほうきを持っているなんて面白いと思います。
「天使といた夏」では心優しい近所のおじさん、ザ・ハンガーでは猟奇的な芸術家を演じており、デヴィッド・ボウイの役者としての幅を感じます。
合掌

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ゆかり

迅速に届きました

2013年4月17日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

見たかった映画でした。タイミング良く安く入手できてうれいです。ありがとう。

2006年12月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

病に冒され生きることをあきらめかけている少年に対し、
デビッド・ボウイ扮するライス氏があたたかな眼差しで生きていくことの大切さを
説き伏せている姿にとても好感が持てた。
少年が自分の命と、自分を取り巻く周囲の人たちの命をみつめ直したとき
彼が起こした奇跡を忘れることができない。

インタビュー映像から知り得たのだが、
ボウイ氏は台本を読み、すぐに出演を決めたのだそうだ。
それというのも道徳的内容を映画にした、最近では珍しい作品であるから
という点が大きかったらしい。これは真実を突いた発言だと思う。
様々な人生を歩んだ彼がこういう‘ものの見方’に辿り着いていることに心強いものがある。
ボウイファンは当然ながら、広く大人にも子供にも見てもらいたい作品。

※字幕のみ、日本語吹き替え無し。

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ひろみん

テーマは「死」

2007年9月11日に日本でレビュー済み

難病に冒され悲観する息子を気遣う母の気持ちを想像すると、全編涙がとまらない。
自分だけに降り注いだ死に対する恐怖が、悪い想像に駆り立てる。

そんなとき、友達との悪ふざけの結果見つけたおじさんからのメッセージ。
そのメッセージを、少年がどんな風に理解したかが、あまりにも衝撃的で意味深い。

この映画は、日常では味わえない、死と向き合わせてくれる貴重な作品。

こういう作品を作れる価値観を持つ国はすばらしいと思わないでいられないし、
死を直視することは、生きることなんだと静かに教えてくれる作品。

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最高の作品

2010年3月4日に日本でレビュー済み

なんか久しぶりに良い映画を観たような
見終わった後のあの気持ちいい感覚は何なんでしょうか…

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