もうなくなって20年近くなるのか。米原さんは私の母世代だが、よくテレビで拝見し、凄く個性的なロシア語通訳のおばさん、、、と思っていた。最近Kindleを手に入れ、また読書をはじめて米原さんの著書を今さら手にした。すごいなあ、こんなに優秀な人物だったんだ。共
産党の家庭に育ったとはいえ、世界について学ぶことをこれほどまでに探求した女性だったのか。中欧の歴史や社会的宗教的背景を全く知らず、知らないままチェコ旅行なんてした自分が愚かすぎて申し訳なく、恥ずかしくなった。これを機に勉強してみようと思った。現代日本人の必読の一冊ではないか?
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嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫) 文庫 – 2004/6/25
米原 万里
(著)
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1960年プラハ。マリ(著者)はソビエト学校で個性的な友達と先生に囲まれ刺激的な毎日を過ごしていた。30年後、東欧の激動で音信の途絶えた3人の親友を捜し当てたマリは、少女時代には知り得なかった真実に出会う!
- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社角川学芸出版
- 発売日2004/6/25
- ISBN-104043756011
- ISBN-13978-4043756018
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商品の説明
著者について
1950年生まれ。本作『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』は第33回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。他に『不実な美女か貞淑な醜女か』(読売文学賞)、『魔女の1ダース』(講談社エッセイ賞)、『オリガ・モリソヴナの反語法』(ドゥマゴ賞)等がある。
登録情報
- 出版社 : 角川学芸出版; 特別版 (2004/6/25)
- 発売日 : 2004/6/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 301ページ
- ISBN-10 : 4043756011
- ISBN-13 : 978-4043756018
- Amazon 売れ筋ランキング: - 21,390位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 417位近現代日本のエッセー・随筆
- - 636位角川文庫
- - 865位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1950年生まれ。元ロシア語会議通訳、作家。
59~64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。東京外国語大学ロシア語学科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程修了。80年設立のロシア語通訳協会の初代事務局長を務め、95~97年、03~06年会長。92年、報道の速報性に貢献したとして、日本女性放送者懇談会賞を受賞した。著書『不実な美女か貞淑な醜女か』(徳間書店、新潮文庫)で読売文学賞、『魔女の1ダース』(読売新聞社、新潮文庫)で講談社エッセイ賞、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川書店、角川文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社、集英社文庫)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。2006年5月、逝去
(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 終生ヒトのオスは飼わず (ISBN-13: 978-4167671051 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月12日に日本でレビュー済み
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2024年2月2日に日本でレビュー済み
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1970、80年代にかけての東欧情勢がよくわかります。
エッセーとして秀逸だと思いますが、ドキュメントとしてもよくできていると感じます。
エッセーとして秀逸だと思いますが、ドキュメントとしてもよくできていると感じます。
2024年2月27日に日本でレビュー済み
出来る時にベストを尽くして、人と会い旅に出かけておこうと思わせる一冊だ。米原さんのように気風良く生きられれば、とも。
2024年1月29日に日本でレビュー済み
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作者の記憶をなぞるように東ヨーロッパの昔と今を垣間見て、平和な国に生まれ当然のように甘受してきた日常は得難いものだったのだと気付かされた。
戦争により破壊された国や文化は人の記憶に微かな残像を残して消えてしまう。悲惨な描写は少なく、さらっと楽しめるお話になっています。
戦争により破壊された国や文化は人の記憶に微かな残像を残して消えてしまう。悲惨な描写は少なく、さらっと楽しめるお話になっています。
2023年9月9日に日本でレビュー済み
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何度も買いますが、何年か経つと読みたくなる良書
2021年1月19日に日本でレビュー済み
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YoutubeでNHKの番組「世界心の旅 プラハ」を見て、ヤースナがとても魅力的に見えたのでこの本を購入しました。中東欧の歴史に興味はないし退屈かなと思いましたが、とても引き込まれる文章で一気に読んでしまいました。さりげなく散りばめられたエピソードが再会後に伏線として回収されていく構成は見事で、やはり文筆にかけてはその辺のライターより二枚も三枚も上手だと思います。
リッツァの話はYoutubeの内容とほぼ同じでしたが、アーニャの話は番組の何十倍も濃い内容でした。アーニャがなぜ林間学校で激怒したのかわからなかったマリが大学院時代にふとしたことでその理由に思い当たる、という流れはドラマのような展開で興奮しました。ただ、30年ぶりに再会したアーニャの両親にズケズケと体制の批判をする様子は読んでいて不快でした。政治的討論の場でならわかりますが、感動の再会の場面で言うことではない気がします。著者の歯に衣着せぬ物言いが世間では好評だったそうですが、歯に衣着せないことと無礼なこととは違うのではないでしょうか。
ヤースナの話も面白かったのですが、著者がヤースナの家に初めて行ったとき、ヤースナのお父さんがパルチザン隊に入った理由を話してくれるシーンがあり、やけに良くできた話だなと思っていたら、それが実は小説からの引用だったというのを最後に読んで一気に冷めてしまいました。ヤースナの父親が似た経験をしたことは事実らしいですが、どの程度似た経験なのかは読者の想像に任されるようです。それを知って、13歳にしては大人びた会話だな、と思っていたセリフの一つ一つも急に嘘くさく思えてきて、この本の内容をどこまで信じて良いのかわからなくなりました。小説風のエッセイを試みられたのだと思いますが、事実でないことを事実であるかのように書いてしまうことの危険性にもっと注意してほしいと思いました。どうせ誰も本当の歴史は知らないだろうとタカをくくって話を盛ることこそが民族紛争の火種となるのではないでしょうか。
リッツァの話はYoutubeの内容とほぼ同じでしたが、アーニャの話は番組の何十倍も濃い内容でした。アーニャがなぜ林間学校で激怒したのかわからなかったマリが大学院時代にふとしたことでその理由に思い当たる、という流れはドラマのような展開で興奮しました。ただ、30年ぶりに再会したアーニャの両親にズケズケと体制の批判をする様子は読んでいて不快でした。政治的討論の場でならわかりますが、感動の再会の場面で言うことではない気がします。著者の歯に衣着せぬ物言いが世間では好評だったそうですが、歯に衣着せないことと無礼なこととは違うのではないでしょうか。
ヤースナの話も面白かったのですが、著者がヤースナの家に初めて行ったとき、ヤースナのお父さんがパルチザン隊に入った理由を話してくれるシーンがあり、やけに良くできた話だなと思っていたら、それが実は小説からの引用だったというのを最後に読んで一気に冷めてしまいました。ヤースナの父親が似た経験をしたことは事実らしいですが、どの程度似た経験なのかは読者の想像に任されるようです。それを知って、13歳にしては大人びた会話だな、と思っていたセリフの一つ一つも急に嘘くさく思えてきて、この本の内容をどこまで信じて良いのかわからなくなりました。小説風のエッセイを試みられたのだと思いますが、事実でないことを事実であるかのように書いてしまうことの危険性にもっと注意してほしいと思いました。どうせ誰も本当の歴史は知らないだろうとタカをくくって話を盛ることこそが民族紛争の火種となるのではないでしょうか。
2023年2月16日に日本でレビュー済み
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自由を目指せば資本主義となり平等を目指せば社会主義となる。自由主義の物差しがお金である事が分かる。日本の様な国に住んでいると物差しがお金しかない。悲しい事だけど社会主義よりはましだ。
2022年12月26日に日本でレビュー済み
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東西冷戦及び東側陣営間の対立(ソ連とルーマニア、ユーゴの関係)をきちんと理解していれば、かなり面白く読み進めることができ、最後に悲しみに襲われると思う。つまり、読者の基礎知識と理解力が前提となる。
悲劇は喜劇となり、また悲劇になるようだ。米原万里氏の自伝的なエッセイだが、彼女のようなキャリアもまた、冷戦下でしかありえなかったものである。
なお、プラハ・ソビエト学校での学友3名を訪ねるこの旅については、NHKでドキュメンタリーにもなっている(元々はNHKでの企画が先のようだ)。見比べると、より立体的な理解が出来そうだ。
ところで、平和ボケという言葉が好戦的な論者により喧伝される昨今だが、そうした人々が「体制」がもたらす悲劇を全く理解していないこと自体もまた、左右を問わない、平和ボケの帰結であろう。
悲劇は喜劇となり、また悲劇になるようだ。米原万里氏の自伝的なエッセイだが、彼女のようなキャリアもまた、冷戦下でしかありえなかったものである。
なお、プラハ・ソビエト学校での学友3名を訪ねるこの旅については、NHKでドキュメンタリーにもなっている(元々はNHKでの企画が先のようだ)。見比べると、より立体的な理解が出来そうだ。
ところで、平和ボケという言葉が好戦的な論者により喧伝される昨今だが、そうした人々が「体制」がもたらす悲劇を全く理解していないこと自体もまた、左右を問わない、平和ボケの帰結であろう。