インスリンは重要なホルモンですが、老化を促進するという困った面もあります。
インスリンが出ると筋肉細胞や肝臓でグリコーゲンや中性脂肪が合成されます。この時に大量に活性酸素が発生するのです。
さらに、不要になったインスリンを分解するのにも活性酸素が使われます。
ですから、健康長寿を目指すならインスリンをなるべく出さない生活をする必要があります。
痩せ型糖尿病の人はインスリンの分泌量が少ないので、糖質を摂っても大した害はありません。
これに対し正常人は糖質を摂ると大量のインスリンが分泌されるため、老化を促進します。
つまり、常識とは逆ですが、「正常人こそ糖質を制限すべき」 なのです。
ちなみにインスリンの薬害は製薬会社も認識しています。
インスリンの開発元は現在SGLT2阻害薬の売り込みを強化し、インスリンの販売を減らしています。
薬害訴訟を起こされないよう、密かにフェードアウトさせる作戦のようです。
近い将来、糖尿病合併症は無くなるでしょう。
2018/7/3 追記:
新井先生の低インスリン療法を知り、血糖値よりもインスリン分泌量を意識した生活をしてみました。
するとどうでしょう、高血圧だった母の血圧がみるみる下がり、100-70くらいで落ち着くようになりました。
それ以前は江部先生のスーパー糖質制限を行なっていましたが、スーパー糖質制限では血圧は下がりませんでした。
江部先生ご自身が、糖質制限で「消えない高血糖の記憶(=動脈硬化)」は治らないとおっしゃっています。
これは、スーパー糖質制限が低インスリンになっていないためと思われます。
つまり、スーパー糖質制限は、糖質60%の生活よりはベターかもしれませんが、治療食としては全く不十分という事です。
余談ですが釜池豊秋先生は早くからインスリンの害に注目され、江部先生のスーパー糖質制限はインスリンの大量分泌を防げないから駄目だとおっしゃっていました。
糖質制限の先生は、血糖値を重視する先生が多いように思います。
しかし、血糖値が正常というのは必ずしも良いこととは言えません。何故なら、高インスリンだから血糖値が低いという事もあるからです。むしろ、低インスリンで高血糖の方が安全なのです。
これは、糖質制限の大きな落とし穴と言えます。
江部先生の熱烈な支持者であった桐山秀樹さんは心筋梗塞で亡くなられました。
桐山秀樹さんはおそらくスーパー糖質制限で血糖値は正常化したのでしょう。しかし、それ故、自分が高インスリン状態になっている事に気づきませんでした。それが心筋梗塞という悲劇の原因となったと推察します。
もう、血糖値を測るのはやめましょう。
測っても無意味です。
測るならケトン体にすべきです。
何故なら、ケトン体が出ているという事は、インスリンが低いという事の証明でもありますから。
ケトジェニックな生活を心がけましょう。

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糖尿病に勝ちたければ、インスリンに頼るのをやめなさい 新書 – 2016/4/30
新井 圭輔
(著)
SU薬、インスリン注射、高インスリン状態でのカロリー制限食……
巷の治療法では、座して死を待つのみ!
病状改善のカギを握る「低インスリン療法」を徹底解説!!
日本は「糖尿病大国」と言っても過言ではありません。
厚生労働省の「患者調査」によると、糖尿病の患者数は2015年12月時点で316万6000人。
2011年調査時の270万から46万6000人増えて、過去最高となっています。
患者数が増え続ける背景には、治療技術が一向に進歩しないことがあります。
現在日本では、SU薬やインスリン注射などを用いた「高インスリン療法」が糖尿病治療の主流となっています。
しかし実は、これらの治療法ではほとんど効果が得られず、もっと言えば人体に有害になることさえあるのです。
そこで本書では、ナチュラルクリニック銀座の名誉院長である新井圭輔氏が、
本当に効果のある糖尿病の治療方法について解説していきます。
氏によると「低インスリン療法」に特化した薬を用い、
糖質制限などの生活習慣を正しく行うことによって、糖尿病の病状は劇的に改善するといいます。
様々な治療法を試みたが、一向に血糖値が下がらない。
つらく手間のかかる治療に辟易している。
そんな苦しみを抱えた糖尿病患者のための一冊です。
巷の治療法では、座して死を待つのみ!
病状改善のカギを握る「低インスリン療法」を徹底解説!!
日本は「糖尿病大国」と言っても過言ではありません。
厚生労働省の「患者調査」によると、糖尿病の患者数は2015年12月時点で316万6000人。
2011年調査時の270万から46万6000人増えて、過去最高となっています。
患者数が増え続ける背景には、治療技術が一向に進歩しないことがあります。
現在日本では、SU薬やインスリン注射などを用いた「高インスリン療法」が糖尿病治療の主流となっています。
しかし実は、これらの治療法ではほとんど効果が得られず、もっと言えば人体に有害になることさえあるのです。
そこで本書では、ナチュラルクリニック銀座の名誉院長である新井圭輔氏が、
本当に効果のある糖尿病の治療方法について解説していきます。
氏によると「低インスリン療法」に特化した薬を用い、
糖質制限などの生活習慣を正しく行うことによって、糖尿病の病状は劇的に改善するといいます。
様々な治療法を試みたが、一向に血糖値が下がらない。
つらく手間のかかる治療に辟易している。
そんな苦しみを抱えた糖尿病患者のための一冊です。
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2016/4/30
- ISBN-104344993225
- ISBN-13978-4344993228
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商品の説明
著者について
■ 新井 圭輔 (アライ ケイスケ)
医師。岐阜県生まれ。1981年京都大学医学部卒業。
島根医大放射線科助手、京大核医学科医員、島田市民病院放射線科医長を経て、97年4月に開業。
以降、臨床の中で数多くの糖尿病患者の治療に携わり、巷の定説を覆す「低インスリン療法」を提唱。
糖尿病改善に劇的な効果が見られたことから評判を呼び、全国から訪れる来院患者が後を絶たない。
WCIグループ 顧問。一般社団法人日本がん健康サポート協会 相談役。
ナチュラルクリニック銀座名誉院長。あさひ内科クリニック院長。
医師。岐阜県生まれ。1981年京都大学医学部卒業。
島根医大放射線科助手、京大核医学科医員、島田市民病院放射線科医長を経て、97年4月に開業。
以降、臨床の中で数多くの糖尿病患者の治療に携わり、巷の定説を覆す「低インスリン療法」を提唱。
糖尿病改善に劇的な効果が見られたことから評判を呼び、全国から訪れる来院患者が後を絶たない。
WCIグループ 顧問。一般社団法人日本がん健康サポート協会 相談役。
ナチュラルクリニック銀座名誉院長。あさひ内科クリニック院長。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2016/4/30)
- 発売日 : 2016/4/30
- 言語 : 日本語
- 新書 : 239ページ
- ISBN-10 : 4344993225
- ISBN-13 : 978-4344993228
- Amazon 売れ筋ランキング: - 261,262位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者自身が説明の通り、定説ではありません。
主張は、①インスリンには毒性がある、②糖尿病の合併症の原因は高血糖ではなくインスリンそのもの、③糖尿病とはブドウ糖の処理能力が低い体質のことを指す(お酒に弱いのと似ている)、④従って対処方法は糖質制限、⑤インスリンの分泌を促す投薬は返って合併症の危険性を増大させる、というもの。
糖尿病患者への治療が、一般に、インスリンの分泌を促す投薬なので、それに真っ向から反対する主張です。
率直なところ、私は医学を学んでいないので、この主張がどこまで正しいのかはわかりません。
ただ、昨今、肥満の原因は、カロリーではなく糖質(でんぷん質)の摂取だとう主張があり、それなりに説得力があります。
糖尿病の治療方法も大きく変わっていくかもしれない、と感じました。
一般的な治療に対し、疑問を投げつける内容です。
主張は、①インスリンには毒性がある、②糖尿病の合併症の原因は高血糖ではなくインスリンそのもの、③糖尿病とはブドウ糖の処理能力が低い体質のことを指す(お酒に弱いのと似ている)、④従って対処方法は糖質制限、⑤インスリンの分泌を促す投薬は返って合併症の危険性を増大させる、というもの。
糖尿病患者への治療が、一般に、インスリンの分泌を促す投薬なので、それに真っ向から反対する主張です。
率直なところ、私は医学を学んでいないので、この主張がどこまで正しいのかはわかりません。
ただ、昨今、肥満の原因は、カロリーではなく糖質(でんぷん質)の摂取だとう主張があり、それなりに説得力があります。
糖尿病の治療方法も大きく変わっていくかもしれない、と感じました。
一般的な治療に対し、疑問を投げつける内容です。
2018年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
載せようか何年も悩んで来ましたが、矢張り事実を載せます。
先ず”本書は間違ってはいないし優れた書籍である”
但し、本書に対して賛否両論になるのも当然である。
<糖質制限で命を落とすこともある!>
そもそも膵炎を患っている人が糖質制限などしたら命を落とす!
糖尿病を合併症として患っている人の数は実に多い。
一方、
膵炎という病は激しい症状が出ると勘違いしている人も多い、
膵炎予備軍の殆どは症状が出ないことが多く、そして症状が出た時は手遅れである。
会社の健康診断に不満を感じたことはないでしょうか、
全てを検査しろとはいいませんが、何故必要な検査をしないのでしょうか?例えばアミラーゼやリパーゼなど。
これらに関してはある程度進行してくれなければ製薬会社が儲からないからです。
今や1億総医師の時代。
医学書は難しくないし医師免許を取る必要もない、医者の数は元々制限されている既得権益の世界である。
全ての人が医学書薬学の知識を身につけるべきである。
『我々と医師の違いとは』
たった2つだけである。
医師は薬を処方する権限があり、CTやMRIやスペクトなどの検査許可を与える権限がある。
我々に権限は無いですが、学ぶ自由はあるのです。
体調がおかしいと感じたらなにも全てを医者に頼る必要などないのです。
自分で調べ、自分で最適な検査機器がある病院を選び足を運ぶだけ、たったそれだけなのです。
本書について:
著者は知っている、知っていて執筆したのだろう、しかし著者は悪くないですし寧ろ王道である。
製薬会社を敵にすべきではない、何故なら立場上所詮は医者にすぎないのですから。
それに
”日本は大きな試験管にすぎない”
先ず”本書は間違ってはいないし優れた書籍である”
但し、本書に対して賛否両論になるのも当然である。
<糖質制限で命を落とすこともある!>
そもそも膵炎を患っている人が糖質制限などしたら命を落とす!
糖尿病を合併症として患っている人の数は実に多い。
一方、
膵炎という病は激しい症状が出ると勘違いしている人も多い、
膵炎予備軍の殆どは症状が出ないことが多く、そして症状が出た時は手遅れである。
会社の健康診断に不満を感じたことはないでしょうか、
全てを検査しろとはいいませんが、何故必要な検査をしないのでしょうか?例えばアミラーゼやリパーゼなど。
これらに関してはある程度進行してくれなければ製薬会社が儲からないからです。
今や1億総医師の時代。
医学書は難しくないし医師免許を取る必要もない、医者の数は元々制限されている既得権益の世界である。
全ての人が医学書薬学の知識を身につけるべきである。
『我々と医師の違いとは』
たった2つだけである。
医師は薬を処方する権限があり、CTやMRIやスペクトなどの検査許可を与える権限がある。
我々に権限は無いですが、学ぶ自由はあるのです。
体調がおかしいと感じたらなにも全てを医者に頼る必要などないのです。
自分で調べ、自分で最適な検査機器がある病院を選び足を運ぶだけ、たったそれだけなのです。
本書について:
著者は知っている、知っていて執筆したのだろう、しかし著者は悪くないですし寧ろ王道である。
製薬会社を敵にすべきではない、何故なら立場上所詮は医者にすぎないのですから。
それに
”日本は大きな試験管にすぎない”
2023年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲しい本が新書がなくて困ってたところ、コチラを見つけました!
値は張りましたが、綺麗な本でした。
思い切って購入して良かったです。
もう少しお安ければ星5つでした。
値は張りましたが、綺麗な本でした。
思い切って購入して良かったです。
もう少しお安ければ星5つでした。
2020年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は,とても面白い。
糖尿病患者の体内インスリンを増やす,標準治療は,患者の合併症を引き起こし,命を縮めていると,標準治療をしている医者を,愚か者だと非難している。
著者の患者には,投薬を間違えた1人を除いて,誰一人,合併症になった人がいない,と言う。
また糖尿病から出た合併症を治した例も,たくさん持っている。
著者の患者の病気が,みな良い方向に向かっていることが,本当のエビデンスだ,と言う。
この本は,一見すると易しそうに見えるが,論理学の対偶 (いついかなる時でも,常に真である言明) や,代入を繰り返す数式を使うなど,じっくり読まないと,理解しづらい。
amazonのレビューでも,ていねいに読まなかったせいなのか,誤読している人も1人ではないようだ。
高血糖自体が合併症を引き起こすのではないとの主張は,同じく糖質制限を唱える,江部康二氏とは意見を異にする。
真実は,私にはわからないが,1人でも多くの患者の身体が,より良くなり,長生きしてほしい,患者は全力で治すという,著者の姿勢には,感銘を受けた。
なお,YouTubeに,著者の動画がある。
糖尿病患者の体内インスリンを増やす,標準治療は,患者の合併症を引き起こし,命を縮めていると,標準治療をしている医者を,愚か者だと非難している。
著者の患者には,投薬を間違えた1人を除いて,誰一人,合併症になった人がいない,と言う。
また糖尿病から出た合併症を治した例も,たくさん持っている。
著者の患者の病気が,みな良い方向に向かっていることが,本当のエビデンスだ,と言う。
この本は,一見すると易しそうに見えるが,論理学の対偶 (いついかなる時でも,常に真である言明) や,代入を繰り返す数式を使うなど,じっくり読まないと,理解しづらい。
amazonのレビューでも,ていねいに読まなかったせいなのか,誤読している人も1人ではないようだ。
高血糖自体が合併症を引き起こすのではないとの主張は,同じく糖質制限を唱える,江部康二氏とは意見を異にする。
真実は,私にはわからないが,1人でも多くの患者の身体が,より良くなり,長生きしてほしい,患者は全力で治すという,著者の姿勢には,感銘を受けた。
なお,YouTubeに,著者の動画がある。
2016年10月5日に日本でレビュー済み
全体的にタイトルのように読む人に思わせるようにもっていこうとしている点が嫌でした
糖尿病患者になって全国の医者の診断をうけたわけじゃないけど
こういう事は糖尿病の患者を預かるお医者さんなら知っているのでは?
どころか、インスリンはなるべく減らす処方をする医者のが多いんでないかと思うけど
自分以外は患者を悪くしても薬を売ってもうける仕組みからぬけたくないんだ。助かりたいならわたしのとこへ、って感じ
商売はうまいかも
糖尿病患者になって全国の医者の診断をうけたわけじゃないけど
こういう事は糖尿病の患者を預かるお医者さんなら知っているのでは?
どころか、インスリンはなるべく減らす処方をする医者のが多いんでないかと思うけど
自分以外は患者を悪くしても薬を売ってもうける仕組みからぬけたくないんだ。助かりたいならわたしのとこへ、って感じ
商売はうまいかも
2018年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
医師として存在を懸けた書かもしれませんが(著者曰く)、300程度までの高血糖状態を受容していることに違和感を覚えた。症例数は十分量検討されているので、是非次作なり講演で、高血糖状態の受容に関して、糖尿病専門医で反対意見の先生を論破して頂きたい。基本的に糖を抑える点は合理的で共感を覚えた。
2019年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
p.131のDPP-4阻害薬を2012年9月以降は、使用中止している。にピンときた。眼底出血の合併症を出していたから。
と書いてある。
ジャヌビアを20日のみ、網膜症が進んだと診断されたからである。
視力0.2まで落ち運転免許更新は出来ませんといわれ、この本見ていたら書いてあった。
2019-2-27-WED からSGLTー2のルセフィとインスリン抵抗性改善薬のメトホルミンを併用した低インスリン療法に
変える処方箋をだしてもらった。
これで眼底出血が収まり、網膜症が改善し、視力が両眼とも0.7以上になるといいな。
---2019-2-26 TUE 追記
2019-3-19 TUE 眼科で視力測定し右が0.8,左が0.7になっていた。
内分泌内科ではHbA1cが6.6に低下した。
123pageの眼底写真がyoutubeで解説されていて黄斑の位置がわかった。
インスリン薬害で黄斑浮腫が起こったと思ったが、現在治っている。
運転免許更新もできそうだ。
2019-4-15 MON にHbA1cが6.1になった。
と書いてある。
ジャヌビアを20日のみ、網膜症が進んだと診断されたからである。
視力0.2まで落ち運転免許更新は出来ませんといわれ、この本見ていたら書いてあった。
2019-2-27-WED からSGLTー2のルセフィとインスリン抵抗性改善薬のメトホルミンを併用した低インスリン療法に
変える処方箋をだしてもらった。
これで眼底出血が収まり、網膜症が改善し、視力が両眼とも0.7以上になるといいな。
---2019-2-26 TUE 追記
2019-3-19 TUE 眼科で視力測定し右が0.8,左が0.7になっていた。
内分泌内科ではHbA1cが6.6に低下した。
123pageの眼底写真がyoutubeで解説されていて黄斑の位置がわかった。
インスリン薬害で黄斑浮腫が起こったと思ったが、現在治っている。
運転免許更新もできそうだ。
2019-4-15 MON にHbA1cが6.1になった。