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ブロックチェーン革命: 分散自立型社会の出現 単行本 – 2017/1/1
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◆ブロックチェーンは電子的な情報を記録する新しい仕組みで、管理者を必要とせず、記録が改竄できない。これまでは相手の組織を信頼することが必要だったが、組織を信頼せずに安心して取引ができる。そして、従来のインターネットではできなかった、経済的価値を送ることができるようになる。このため、通貨や金融の世界にパラダイムシフトをもたらす。
◆IoTやシェアリングエコノミーにも、ブロックチェーンが不可欠だ。それだけでなく、予測市場、真実性の証明など、さまざまな新しいサービスを生み出し、さらには、行政や政治・司法の分野でも応用が可能だ。ブロックチェーンが実現するDAO(経営者が存在しない企業組織)は、未来社会の主役になる。
◆従来の常識を一変させる、未来のビジネスチャンスの宝庫といえるブロックチェーンの全容を、内外の最新事例をもとに平易に説き明かし、その可能性を展望する。
- 本の長さ355ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2017/1/1
- 寸法13.2 x 2.7 x 19.5 cm
- ISBN-104532357195
- ISBN-13978-4532357191
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商品の説明
出版社からのコメント
私は、『仮想通貨革命』の「はじめに」で、「これは反乱ではありませぬ。これは革命です」という言葉を引用した(フランス革命が勃発したその日に、リアンクール公爵がルイ16世に向かって言った言葉)。
飛行機が革命であったように、そしてインターネットが革命であったように、ブロックチェーンも革命だ。それはパラダイムの変革をもたらす。つまり、世の中をひっくり返す。
ただし、フランス革命がそうであったように、革命が始まった段階では、それが社会を良い方向に持っていくのか、悪い方向に持っていくのかは、分からない。飛行機は、地球上のどこにでも短時間で到達できることを可能にした半面で、初飛行から10年少々しかたたぬ第一次世界大戦においてすでに、強力な兵器として利用されていた。
インターネットは社会を変え、経済をリードする主役の交代をもたらした。しかし、当初予想されたように社会がフラット化することはなく、少数の大企業が世界を支配するようになった。
なぜこうなったのか? この問題は、終章で論じられる。最も本質的な理由は、インターネットの世界では、何が正しいデータかを確かめることが容易でなかったために、小組織や個人が信頼を確立することができなかったからだと、私は思う。組織が大きいことが人々の信頼の基礎になったのだ。
ところが、ブロックチェーンは、組織に頼らずに、何が正しいかを立証することを可能とした。それが実現することにより、社会が大きく変わる。
そうなれば、組織に頼らずに、個人の力を発揮できる社会が実現する。経済活動の効率が上がるだけでなく、組織のあり方が変わり、人々の働き方が変わる。そして、人々が直接に連絡し、取引する社会が実現する。
しかし、正反対の可能性もある。銀行などの大組織が、プライベート・ブロックチェーンを利用して、効率性を高める可能性だ。この場合には、信頼はブロックチェーンが確立するのでなく、組織が保証することになる。したがって、大組織が社会を支配する構造が続く。
通貨についていえば、この方向の極限は、中央銀行が仮想通貨を発行して経済をコントロールする体制だ。それは、ジョージ・オーウェルが小説『1984年』で描いたビッグ・ブラザーの世界だ。この問題は、第6章の4で論じている。
つまり、ブロックチェーンが引き起こす社会変化として、大きく異なる2つのものがあり得るわけだ。どちらが実現するかは、これから決まる。われわれは、いま大きな岐路に立っている。変化の方向に影響を与えるためには、正しい理解が必要だ。
本書は、このような問題意識から書かれている。そのため、ブロックチェーンの技術面についての説明にとどまることなく、それが具体的にどのように利用されるかを説明している。金融以外の用途についても詳しく取り上げる。そして、ブロックチェーンが社会構造に与える影響を強調している。
著者について
早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問
1940年生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年イェール大学Ph.D.取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より現職。一橋大学名誉教授。専門はファイナンス理論、日本経済論。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2017/1/1)
- 発売日 : 2017/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 355ページ
- ISBN-10 : 4532357195
- ISBN-13 : 978-4532357191
- 寸法 : 13.2 x 2.7 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 463,659位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 374位情報社会
- - 20,007位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。
一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。
〈主要著書〉
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『土地の経済学』(日本経済新聞社、1989年、東京海上各務財団優秀図書賞、不動産学会賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『資本開国論』(ダイヤモンド社、2007年)、『世界経済危機 日本の罪と罰』(ダイヤモンド社、2008年)、『未曾有の経済危機 克服の処方箋』(ダイヤモンド社、2009年)、『経済危機のルーツ』(東洋経済新報社、2010年)、『世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか』(ダイヤモンド社、2010年)等多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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アフタービットコインを読んだあとだと技術的な部分は理解したうえで、今何に使われているのか、今後何に使われるかがわかる本。
マウントゴックスそのものの存在を日本人が誤認していたこと、「価値があるからこそ」盗まれたビットコイン等々は読んでい面白い。
経済的価値を送れるようになるブロックチェーンの革新。
ソーシャルレンディングや事業形態ごとに出資解散を繰り返すような形が当たり前になるかもしれない、という新しい仕事の形が生まれてくるだろう。
そして、個人への投資環境が整ってくると、個人への投資というものが活性してくるだろう、というのはなかなか面白い視点でした。
大組織のほとんどの人間が指示待ち人間であり自ら進んで判断しようとしないのだからコンピューターのほうが余程的確に判断できる。
という一文はなるほどと思うと同時に、ブロックチェーンの技術革新によって明らかに「格差は開く」というのが明らかだ。
環境がフラットになればなるほど格差は開くのが当然ですね。各々の力のみがしっかりと判断されるようになると基本給なる不思議な給与体系は存在しなくなる可能性すらある。
エセリウムのプラットフォームを使って何かしら自分で作ってみようと思う。
ブロックチェーン技術が、金融面にとどまらず、あらゆる「価値」のやりとりに応用されうるということを網羅的に述べていて、この技術の全体像が(部分的には推測も含め)俯瞰できるような説明になっている。
読み進めながら「こんなことまで可能になるのか」と息を飲む思いだった。
著者のスタンスとしてはパブリック型に期待を寄せている書き方で、中央銀行がプライベート型の通貨を発行することについては「オーウェルの『1984年』の世界になる」と強く警告している。
この著書の発行は2017年。すでに5年が経過しており、ここで述べられた楽観論を否定するような事実も出てきている(たとえば51%攻撃が起こりうることなど)。
この著書に述べられている可能性を基本として押さえながらも、現実に起きている改竄などは注意深く見守っていく必要があるように思う。
有名な先生でこの概念は次世代の核になっていきますよ。という主張はそれは素晴らしい主張だった。でも本としては増長ですね。NHKスペシャルみたいにビジュアルでブロックチェーンについて番組をつくるとわかりやすいでしょうね。
後から新聞などが使い始めた ”分散型台帳技術” って言葉はいい訳ですね。
未来は、DAO、DACなど聞きなれないものが主役になるらしいが、金融、経済の知識がない私には、すんなりと用語が理解できないからスイッチバックのスタイルだったが、それぞれ個々全ての内容が魅力的な中身ばかりでありギブアップすることもなかった。記憶こそできないが何であるかは問題なく理解できました。著者のライティングの素晴らしさは、素人にも読めるように端折ることなく丁寧に解説されていることです。
なお、スマートコンストラクトやエセリウム(イーサーリアム)、ライドシェアリング、予測市場、等々に関しても経済要素も交えたより具体的な内容となっているし、オープンソース派にとって最も気になる、プライベートかパブリックか? ブロックチェーンの先行き見解に関しても触れられている。とにかく近未来が盛りだくさん詰まった内容だと思った。
追伸:読中だった、「仮想通貨の教科書」に割り込んで、まずは本書を読んでみた感想です。第9章以降は改めて読んでみるつもりです。