ヨビノリたくみさんが紹介してたので読んでみたが面白かった。
個人的には嘘つき紳士がすき。
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私たちが星座を盗んだ理由 (講談社文庫) Kindle版
優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で、残酷に崩壊する快感。景色が反転し、足元が揺らぎ、別な宇宙に放り出されたかのような、痛みを伴う衝撃。かつて、まだ私たちが世界に馴染んでいなかった頃の、無垢な感情を立ち上がらせてくれる、ファンタジックな短編集。ミステリの醍醐味、ここにあり!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/4/15
- ファイルサイズ3558 KB
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登録情報
- ASIN : B00KRA3GJU
- 出版社 : 講談社 (2014/4/15)
- 発売日 : 2014/4/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3558 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 289ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,774位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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4 星
怖い物語…でも快感でもある。
表題を含む五つの短編集。優しく美しい物語が最後のどんでん返しで残酷に変貌する(裏表紙に印字されてるのでネダバレではない)どう物語が展開(転回)するか、新しい扉のドアノブを回し踏み込む世界に、ドキドキしながらページをめくる感覚があります。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題を含む五つの短編集。優しく美しい物語が最後のどんでん返しで残酷に変貌する(裏表紙に印字されてるのでネダバレではない)どう物語が展開(転回)するか、新しい扉のドアノブを回し踏み込む世界に、ドキドキしながらページをめくる感覚があります。

表題を含む五つの短編集。優しく美しい物語が最後のどんでん返しで残酷に変貌する(裏表紙に印字されてるのでネダバレではない)どう物語が展開(転回)するか、新しい扉のドアノブを回し踏み込む世界に、ドキドキしながらページをめくる感覚があります。
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2023年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5作品もすべて面白くて夢中で読めます!
が、それだけにどれも最後「え?」っという感じで終わってしまって読後感が非常に悪かったです。
こういう突然プツンと終わる感じが好きではなくて、短編は普段あまり好んで読まないのですが
今回は評判いいので読んでみましたが
結局のところ今までの短編と同様でした…。
ただ、何度も言いますが結末までのストーリー展開は本当に面白いです。
みなさんにも人気のある「妖精の学校」と「終の童話」私も好きです。
ただ読み終わった後、ネットで調べないとわからないような終わり方にはしないでほしかったですが
私は読了後に他の方の感想や考察を漁るのが非常に好きなので(それも含めて読書!)
それが捗って2度美味しく楽しめたという点ではいいかなという感じです。
が、それだけにどれも最後「え?」っという感じで終わってしまって読後感が非常に悪かったです。
こういう突然プツンと終わる感じが好きではなくて、短編は普段あまり好んで読まないのですが
今回は評判いいので読んでみましたが
結局のところ今までの短編と同様でした…。
ただ、何度も言いますが結末までのストーリー展開は本当に面白いです。
みなさんにも人気のある「妖精の学校」と「終の童話」私も好きです。
ただ読み終わった後、ネットで調べないとわからないような終わり方にはしないでほしかったですが
私は読了後に他の方の感想や考察を漁るのが非常に好きなので(それも含めて読書!)
それが捗って2度美味しく楽しめたという点ではいいかなという感じです。
2017年12月10日に日本でレビュー済み
他のものはピンとこなかったのですが、ファンタジー作品である終の童話は超超超絶気に入りました!
物語全体にどこか紫色の霧がかかっているかのよう。
設定自体はそれほど奇異という感じではないのに無我夢中で読みました。
短いページの中で主人公の心情が多く語られるわけではありませんが、それでも十分内面が伝わってくるほどに完成されています。
全てが濃縮されたラスト一文は本当に痺れました!
物語全体にどこか紫色の霧がかかっているかのよう。
設定自体はそれほど奇異という感じではないのに無我夢中で読みました。
短いページの中で主人公の心情が多く語られるわけではありませんが、それでも十分内面が伝わってくるほどに完成されています。
全てが濃縮されたラスト一文は本当に痺れました!
2014年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初読み始めたときは、ライトノベルのようで物足りないと思っていましたが、
読み進めていくうち、物語に秘められた謎に引き込まれました。
どの短編にもラストにオチがついていて、面白かったです。
読み進めていくうち、物語に秘められた謎に引き込まれました。
どの短編にもラストにオチがついていて、面白かったです。
2011年6月26日に日本でレビュー済み
”全てはラストで覆る”がキャッチコピーの短編集。
どの短編も一筋縄ではいきません。
読みながら感じる「ラストはこういうオチかな?」といった予想をことごとく裏切ってくれるのが実に痛快です。
「恋煩い」…ほのぼのとした青春ミステリですが、ラストにびっくり&爆笑
「妖精の学校」…どこか違和感を覚えつつも読み進め、ラストでまず困惑。意味が分かればスッキリ
「嘘つき紳士」…現代社会が舞台の、割とストレートなお話。
「終の童話」…優しいだけではない、棘のあるファンタジーの世界。お、そういう趣向のラストで来たか
「私たちが星座を盗んだ理由」…物理の北山 健在。ラストは心にじんわり響く
五つの短編のいずれもに、読者を楽しませよう・驚かせようという趣向が込められており、
作者のミステリへのこだわりが窺えます。
全体として、優しく、それでいてキレのある残酷な作品としてまとまっています
どの短編も一筋縄ではいきません。
読みながら感じる「ラストはこういうオチかな?」といった予想をことごとく裏切ってくれるのが実に痛快です。
「恋煩い」…ほのぼのとした青春ミステリですが、ラストにびっくり&爆笑
「妖精の学校」…どこか違和感を覚えつつも読み進め、ラストでまず困惑。意味が分かればスッキリ
「嘘つき紳士」…現代社会が舞台の、割とストレートなお話。
「終の童話」…優しいだけではない、棘のあるファンタジーの世界。お、そういう趣向のラストで来たか
「私たちが星座を盗んだ理由」…物理の北山 健在。ラストは心にじんわり響く
五つの短編のいずれもに、読者を楽しませよう・驚かせようという趣向が込められており、
作者のミステリへのこだわりが窺えます。
全体として、優しく、それでいてキレのある残酷な作品としてまとまっています
2015年1月6日に日本でレビュー済み
「私たちが星座を盗んだ理由」、書籍のタイトルを見た瞬間に気持ちが入ってつい手に取ってしまいました。
駅の反対側のホームに見える同じ高校の先輩にアキは恋をした。
幼なじみのシュンとトーコにはそのことは内緒。
二人がくっつけばいいなと思いながら、アキは自身の恋の成就を願ってトーコらに聞いたおまじないを試して見ることに……
短編集、最初の作品は「恋煩い」。アキは、トーコに教えてもらった「放課後に誰にも見られずに後ろ向きに12段、階段を降りると片思いの相手と両思いになる」というおまじないをやってみたところ、名前も知らなかった先輩の生徒手帳を拾って知り合うことに成功する。
もっと近づきたいという思いが強くなっても、なかなかその思いは通じず、アキは他のおまじないを試していくことになって……という微笑ましい物語にまったりとした気分で読み進めていくと
油断した……これ、ミステリだった。
北山猛邦さんがミステリ作家だということを完全に忘れてました。あぁ、びっくりした。
表題作も合わせて、全部で6編の短編小説。
「妖精の学校」記憶を失った子どもたちが集まる妖精候補生として暮らす絶海の孤島の謎を描く。
「嘘つき紳士」借金まみれの男が拾った携帯電話の主は交通事故で死んでいた。死んだ彼になりすまして、故郷に残してきた彼女とメールのやり取りをする内に、男は穏やかな感情を抱き始める。
「終の童話」村に現れた怪物に石化させられた幼なじみ。12年の年月が経った村に現れた石化を解く技能を持った呪術師を前に、石像が次々に破壊される。
どの作品もミステリなの? と思わせておいて、終盤にがらっと風景を変えてしまうような描写が見事で、楽しい作品。
個人的には表題作の「私たちが星座を盗んだ理由」の展開が好き。難病を患った姉を喜ばせるために、星座を一つ消してしまった夕兄ちゃん。十数年ぶりの再会で姫子が姉にも夕兄ちゃんにも隠していたことは……。
天空に88ある星座に対して、1930年に国際天文学連合で定められた星座の区画は89。足りない一つの星座は「盗んだ」という前振りから、「首飾り座」が消えてしまうという謎を魅力的に提示しています。
ラストはちょっと個人的には蛇足かなぁと思うんですが、そこまでの展開は良いなぁ。
年明けから楽しい作品を読ませて頂きました。さて、次は何を読もうかなぁ。
駅の反対側のホームに見える同じ高校の先輩にアキは恋をした。
幼なじみのシュンとトーコにはそのことは内緒。
二人がくっつけばいいなと思いながら、アキは自身の恋の成就を願ってトーコらに聞いたおまじないを試して見ることに……
短編集、最初の作品は「恋煩い」。アキは、トーコに教えてもらった「放課後に誰にも見られずに後ろ向きに12段、階段を降りると片思いの相手と両思いになる」というおまじないをやってみたところ、名前も知らなかった先輩の生徒手帳を拾って知り合うことに成功する。
もっと近づきたいという思いが強くなっても、なかなかその思いは通じず、アキは他のおまじないを試していくことになって……という微笑ましい物語にまったりとした気分で読み進めていくと
油断した……これ、ミステリだった。
北山猛邦さんがミステリ作家だということを完全に忘れてました。あぁ、びっくりした。
表題作も合わせて、全部で6編の短編小説。
「妖精の学校」記憶を失った子どもたちが集まる妖精候補生として暮らす絶海の孤島の謎を描く。
「嘘つき紳士」借金まみれの男が拾った携帯電話の主は交通事故で死んでいた。死んだ彼になりすまして、故郷に残してきた彼女とメールのやり取りをする内に、男は穏やかな感情を抱き始める。
「終の童話」村に現れた怪物に石化させられた幼なじみ。12年の年月が経った村に現れた石化を解く技能を持った呪術師を前に、石像が次々に破壊される。
どの作品もミステリなの? と思わせておいて、終盤にがらっと風景を変えてしまうような描写が見事で、楽しい作品。
個人的には表題作の「私たちが星座を盗んだ理由」の展開が好き。難病を患った姉を喜ばせるために、星座を一つ消してしまった夕兄ちゃん。十数年ぶりの再会で姫子が姉にも夕兄ちゃんにも隠していたことは……。
天空に88ある星座に対して、1930年に国際天文学連合で定められた星座の区画は89。足りない一つの星座は「盗んだ」という前振りから、「首飾り座」が消えてしまうという謎を魅力的に提示しています。
ラストはちょっと個人的には蛇足かなぁと思うんですが、そこまでの展開は良いなぁ。
年明けから楽しい作品を読ませて頂きました。さて、次は何を読もうかなぁ。
2011年11月18日に日本でレビュー済み
ページのこちら側にも物語
あらすじ
恋のおまじないに囚われた女子高生の物語『恋煩い』
絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語『妖精の学校』
孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語『嘘つき紳士』
怪物に石にされた幼なじみを愛し続ける少年の物語『終の童話』
七夕の夜空から星座を一つ消した男の子女の子の物語
『私たちが星座を盗んだ理由』
の五編を収録したミステリ短編集。
感想
『恋煩い』
煩い、もちろんわずらいと読むのですが
これを煩い(うるさい)と読むと
どこまでもつきまとって邪魔でわずらわしいの意味があるそうな。
被害者だけでなく、探偵にとっても相当にダメージのくる真相が
さらりと描かれています。特にラスト一文の衝撃が・・・
『妖精の学校』
最後の一文を頼りに、ページを閉じた後に
読み手が世界を浮かび上がらせていく、そんな趣向の作品。
再読させることを前提にした細かい描写が上手いです。
『嘘つき紳士』
読者の感情移入を見越してのラストがとても乾いてる。
いつの間にかこの街に・・・
『終の童話』
提示された一文からの世界が反転がお見事。
短編集の中で一番切れてる作品。
『私たちが星座を盗んだ理由』
表題作になるだけあって美しい謎の提示がなされる作品。
なぜ『私たち』が星座を盗んだのか、
その理由の対比がいかんともしがたく哀しい。
作者の手癖の終末的世界観はなりを潜めているように見えますが
どの作品にも「先には続かない」結末が提示され
これも終末的世界観の変奏だなと思いました。
読んでからの一言
ありがとうグーグル先生
あらすじ
恋のおまじないに囚われた女子高生の物語『恋煩い』
絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語『妖精の学校』
孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語『嘘つき紳士』
怪物に石にされた幼なじみを愛し続ける少年の物語『終の童話』
七夕の夜空から星座を一つ消した男の子女の子の物語
『私たちが星座を盗んだ理由』
の五編を収録したミステリ短編集。
感想
『恋煩い』
煩い、もちろんわずらいと読むのですが
これを煩い(うるさい)と読むと
どこまでもつきまとって邪魔でわずらわしいの意味があるそうな。
被害者だけでなく、探偵にとっても相当にダメージのくる真相が
さらりと描かれています。特にラスト一文の衝撃が・・・
『妖精の学校』
最後の一文を頼りに、ページを閉じた後に
読み手が世界を浮かび上がらせていく、そんな趣向の作品。
再読させることを前提にした細かい描写が上手いです。
『嘘つき紳士』
読者の感情移入を見越してのラストがとても乾いてる。
いつの間にかこの街に・・・
『終の童話』
提示された一文からの世界が反転がお見事。
短編集の中で一番切れてる作品。
『私たちが星座を盗んだ理由』
表題作になるだけあって美しい謎の提示がなされる作品。
なぜ『私たち』が星座を盗んだのか、
その理由の対比がいかんともしがたく哀しい。
作者の手癖の終末的世界観はなりを潜めているように見えますが
どの作品にも「先には続かない」結末が提示され
これも終末的世界観の変奏だなと思いました。
読んでからの一言
ありがとうグーグル先生