個人的に大傑作。
まるで舞台を観ているような構成になっているのも素晴らしい。いや寧ろ舞台で観たい。

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ぼくが死んだ日 (創元推理文庫) 文庫 – 2017/3/18
キャンデス・フレミング
(著),
三辺 律子
(翻訳)
「ねえ、わたしの話を聞いて……」偶然車に乗せた少女、メアリアンに導かれてマイクが足を踏み入れたのは、十代の子どもばかりが葬られている、忘れ去られた墓地。怯えるマイクの周辺にいつのまにか現れた子どもたちが、次々と語り始めるのは、彼らの最後の物語だった……。廃病院に写真を撮りに行った少年が最後に見たものは。出来のいい姉に悪魔の鏡を覗くように仕向けた妹の運命は。ノスタルジー漂うゴーストストーリーの傑作。訳者あとがき=三辺律子
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2017/3/18
- 寸法10.6 x 1.2 x 14.9 cm
- ISBN-104488515037
- ISBN-13978-4488515034
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2017/3/18)
- 発売日 : 2017/3/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 285ページ
- ISBN-10 : 4488515037
- ISBN-13 : 978-4488515034
- 寸法 : 10.6 x 1.2 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 261,146位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,025位創元推理文庫
- - 1,400位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず表紙絵に魅かれて図書館で借り、その後英語版と共に購入しました。一人ずつの語りが読みやすく、感情移入もしやすい。大好きな一冊となりました。
が、他の方も書いてるように、「猿の手」そのまんまの話は少しがっかり、単純に恋物語を乗っけただけで、オマージュならもっとひねったどんでん返しが欲しかった~。
聞き手のマイクはこの体験で、これからの人生をもっと大事に積み重ねていくのではないでしょうか。
ジーナとエドガーの物語は、特にぐっと心がつかまれました。
が、他の方も書いてるように、「猿の手」そのまんまの話は少しがっかり、単純に恋物語を乗っけただけで、オマージュならもっとひねったどんでん返しが欲しかった~。
聞き手のマイクはこの体験で、これからの人生をもっと大事に積み重ねていくのではないでしょうか。
ジーナとエドガーの物語は、特にぐっと心がつかまれました。
2017年5月13日に日本でレビュー済み
読物としては充実しています。
聞き手と語り手とが決められていますが、その境界は大したものではありません。
怪奇小説でしょうか。でも、それには徹底していません。
すなわち、作者による「遊び」が随所に認められます。
肩のチカラを抜いて読みましょう。
佳作。
聞き手と語り手とが決められていますが、その境界は大したものではありません。
怪奇小説でしょうか。でも、それには徹底していません。
すなわち、作者による「遊び」が随所に認められます。
肩のチカラを抜いて読みましょう。
佳作。
2017年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悲劇的な死を遂げた子どもたちの話を、主人公が聞くんだけれど、本当に聞くだけで、後日談を探るわけでもなければ、語られた話を深く考えるというわけでもなく、ただ家に帰るだけ。
その分読者が、想像力を働かせたり、同情したり義憤に駆られたりする余地があるのかもしれませんが、やっぱりどうしても、一言言いたい。
「おまえ何しに出てきたんだマイク!?」
「猿の手」の話は元ネタをほぼ踏襲していたので、若干違うという程度ではなくて、もう少しストーリーにひねりが欲しかった・・。
その分読者が、想像力を働かせたり、同情したり義憤に駆られたりする余地があるのかもしれませんが、やっぱりどうしても、一言言いたい。
「おまえ何しに出てきたんだマイク!?」
「猿の手」の話は元ネタをほぼ踏襲していたので、若干違うという程度ではなくて、もう少しストーリーにひねりが欲しかった・・。
2017年4月28日に日本でレビュー済み
シカゴを舞台に、19世紀後半~21世紀の少年少女の霊たちが、自分の奇妙な死の物語を語っていく連作短編集。
その様々な死には、人間や事故が原因のものもあれば、魔術やSF風のものが絡むスーパーナチュラルなものも。
また、ジェイコブズやポーへのオマージュがあるとあとがきに書かれているが、特に前者はわかりやすかった(笑)。
他にも「黄色い壁紙」や「青髯」を想起させるものもあるし、怪奇幻想ジャンルに詳しい人なら、もっといろいろ思い当たるのかもしれない。
その様々な死には、人間や事故が原因のものもあれば、魔術やSF風のものが絡むスーパーナチュラルなものも。
また、ジェイコブズやポーへのオマージュがあるとあとがきに書かれているが、特に前者はわかりやすかった(笑)。
他にも「黄色い壁紙」や「青髯」を想起させるものもあるし、怪奇幻想ジャンルに詳しい人なら、もっといろいろ思い当たるのかもしれない。
2017年9月30日に日本でレビュー済み
特に「面白かった!」という斬新さは感じられませんでしたが、読みやすいです。
初級者向けの作品集といったかんじ。
『エドガー』だけは、不気味なゴシックホラーな雰囲気があって楽しめました。
怖い本を読みたい方やこちらの本を面白かった方には、ちょっと違うかもしれないけど、
『南から来た男 ホラー短編集2 (岩波少年文庫)』
をおすすめします。
読みやすく、ウィットにとんだ文体でグイグイ引き込まれます。
初級者向けの作品集といったかんじ。
『エドガー』だけは、不気味なゴシックホラーな雰囲気があって楽しめました。
怖い本を読みたい方やこちらの本を面白かった方には、ちょっと違うかもしれないけど、
『南から来た男 ホラー短編集2 (岩波少年文庫)』
をおすすめします。
読みやすく、ウィットにとんだ文体でグイグイ引き込まれます。