犬たちが潤滑剤となっている為ちょっとシリアスなシーンでもあまり暗くなくなる話です。
多忙で真面目な犬飼い弁護士・東野清士郎（とうのせいしろう）×イラストレーターを目指す犬飼い美人な西里拓海（にしざとたくみ）
＋ちょっとヘタレでおバカな東野の飼い犬（オスの茶色柴）・花緒（はなお）×毒舌でツンデレな拓海の飼い犬（メスの黒柴）・音女（おとめ）です。
以下ネタバレです↓
拓海はイラストレーターを目指すものの美人なため編集者さんの悪乗りでモデル雑誌に載ったことでそれなりの収入は得られるものの
好きな絵の仕事が出来ないことヘの不満を音女さんに愚痴り「食べれるためには四の五の言ってられない」と正論を言われたりしている日々を送っていたところ（この話では犬たちは読者たちだけ（おそらく）会話が見える設定です）、夜の散歩中に花緒が音女さんに一目ぼれして飛びついた事がきっかけで東野と出会うというのが始まりです。拓海と東野は仔犬欲しさに仲良くなっていき最終的には二人は相思相愛になって行くと言う話で犬たちも可愛いし、あらすじにもある通り、読めば幸せになるお話でした。読みきりで花緒が東野のところにくるまでのお話もありますが（花緒は当初ペットをファッション感覚で買うような身勝手な人間に保健所に捨てられた犬でした）シリアスですが最後はとても救いのある話になっていますのでこちらもよかったです（一緒の檻にいた犬も良い飼い主に巡り合えてましたしね）
後、犬たちが迷子になった時モブカップル（男の子同士）が保護してくれるんですけどもこのお二人が主人公の話も他の作品で見られたら良いなと思いました…。
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