レジェンドオブレガシー(以下LoL)を8週ほど遊ばせて貰った身としては、前作(ストーリー的な繋がりは無いので今作から遊ばれる方も大丈夫です)の影に怯えることも無く、プレイ映像や製作者インタビューなどの事前情報と体験版から期待を膨らませながら発売日を待っていたわけですが、実際にプレイを終えてまず抱いた感想は「まさかここまでの作品に仕上げてくるとは」でした。
元々高かった期待を更に大きく超えてきたこの作品に触れたことで、僭越ながらもっと製作陣が報われて欲しい、もっと多くの人にこのゲームを知って貰いたいという気持ちが沸き出てしまい、僅かでも貢献出来ればと初めてで稚拙ではありますがレビューを書かさせていただきます。
LoLが遊ぶ側に「試させる、考えさせる」ゲームだったとすれば、今作は「とにかく楽しませる」ことに注力していると感じました。それは決して安易な意味では無く、以下に前作との比較と個人的に思うこのゲーム自体の魅力を評価点として詳しく述べていこうと思います。
《評価点》
ストーリー、キャラクター、戦闘、フィールド、その他の順に書いております。
【ストーリー】
謎に包まれた世界への好奇心と探求、降りかかる逆境との対峙、異なる価値観の持ち主との相互理解、或いは譲れない信念のぶつかり合いなど、前評判通りの物語がしっかりと展開されます。淡白過ぎずくど過ぎず、例えば自分の失敗や力不足といった物語上の壁にぶつかった時にもちゃんと登場人物の心情を描写した上で前へ進む意志を見せるといったような、感情移入と物語のテンポのバランスの取り方も良かったです。村山吉隆さんのシナリオに触れたのは初めてだったのですが、素直に面白いと思いました。
細かいところだと、敵の大群との防衛戦や「俺に任せて先へ行け」からの敵地突入など、王道の燃えるシチュエーションが入っていたのは遊んでいて何だか嬉しい気持ちになりました。他にも盛り上がるポイントはいくつも抑えてあります。
(※軽く後の展開に触れます。先入観を持ちたくない方は【キャラクター】まで飛ばして下さい)
ただ、評価を覆すほどでは無いですがラストの展開はやや駆け足だったかなと思います。何となく示唆されるに留まっている過去に起こった出来事と合わせて、魔界の詳しい設定なども後に出版されるであろう攻略本や資料集で補完されることを願います(まだ自分がゲーム中の要素を探しきれていないだけの可能性もありますが)。
【キャラクター】
全員それぞれの個性があり、所々でその魅力を発揮してくれます。と言うより基本的にまるで前作の反動であるかのようによく喋ります。進行のヒントを見つけた時、気になる何かを調べた時、更には街を調べて何も無かった時ですらプレイヤーの気持ちを代弁するかのように「何もなかったね」みたいなことを言ったりもします。
彼ら彼女らには、真面目、素直、活発といったようなベースとなる性格や独自の境遇はありますが、俗に記号的と呼ばれるような極端に奇怪な思考をしたり奇矯な言動を取ったりということはありません。登場人物の魅力の多くはむしろ「行動」を通して描かれているように思います。天才教授の大胆な発想と行動力が、悪魔かぶれの口の上手さが、切り開いてきた道を通じて普段の会話や性格に深みを与えています。人を選ぶようなノリは(少なくとも個人的には)感じられず、物語が終わる頃にはおそらく全員の良いところが見つかっているでしょう。
むしろアクの強いキャラクターと言えば、話を進める内に出てくるギルドメンバー達の担当かもしれません。主人公達と比べて出番が圧倒的に少ない分、短いテキストで強烈な印象を残すキャラが何人も出てきて、これはこれで集めるのが楽しかったです。
【戦闘】
LoLが限られた行動回数、手軽に多くの敵を倒す手段に乏しい技、敵の攻撃力に対して下手をすれば一撃も耐えられないレベルで設定されているHPとほとんど説明されない仕様を駆使して常に最善手を重ねなければザコ敵相手でも平気で全滅するバランスだったのに比べると、今作は人数も増え、強力な範囲技もあり、敵の攻撃も抑え目ということで、普通にやれば普通に勝てるけど気を抜くと危ないという、いわゆる「ゲームとして真っ当な調整」になっていると思います。
それに加えて陣形システムを使うことで戦闘にかかる時間やsp(技を使うためのポイント)をどう節約し、味方への損害をどれだけ抑えて効率的に出来るかという「上手な戦い方」の楽しさも味わえますし、道中で出くわす大型シンボルやボスなどの強敵相手には覚醒やファイナルストライクで危機からの逆転といったドラマチックな戦闘を体験出来ます。他にも資質で自分なりのキャラクターをカスタマイズしたり、ギルド支援を考えて予め有利なフィールドを作っておくなど、色々と工夫が施されているので、今更ターン制バトルなんて退屈だという印象をお持ちの方にも是非一度やっていただきたいと思います。
難易度的にはおそらく5人揃ってからが本番で、それまではチュートリアルと顔見せを兼ねていると考えた方がいいかもしれません。システムに慣れつつ、レジスタンスの先輩や高位魔族といった実力者の面々の腕前を堪能してください。
【フィールド】
個人的に製作陣の心遣いを最も感じた部分です。
昔のRPGではほぼ当たり前だったある場所からフィールドを歩いての他の場所への移動というのは、次の町なり洞窟への期待が募る反面、作業としてはただ出現する敵を倒しながら進むこと以外にすることが無く、少し退屈を感じることもあります。今作からはそれを導入するにあたり、わくわくする気持ちを上手く残しながら出来る限り欠点を潰していこうという試みが感じられました。
一つはケイオシウム結晶という、ドラクエで言う小さなメダルのような引き換えアイテムです。これはよくフィールドに落ちていて、多く拾えばそれだけ強力な武器なり防具と交換出来るということでフィールドを歩き回るモチベーションに繋がります。
もう一つは既に一度述べた大型シンボルです。特に普段の戦闘を難なくこなせてしまうプレイヤーは、地図を見ながら気になる場所を歩いていて唐突に他のザコと比べて一際目立つその姿を発見した時に、驚きと高揚があると思います。
基本的には寄り道が前提なので真っ直ぐ次の目的に向かいたいという方にはあまり関係ないかもしれませんが、これら二つの要素は「ただ歩き回るだけ」だけだった過去のRPGの短所を「探索の面白さ」に上手く昇華させ、フィールド移動の無いゲームには無い魅力を生み出しています。フィールドが欲しいという作り手の拘りとプレイヤーへの配慮が同時に感じられる良い仕様だと思います。
そして更にギルドメンバーの募集をかけられるようになれば「怪しい場所に何かがある」頻度はぐんと増します。集めたギルドメンバーは下画面で色々なことを喋るので、移動中の楽しみがまた増えます。
ゲームを進めていく内に海を渡れるようになったり空を飛べるようになったりすることで、探索の面白さは段階的に増していきます。そしてそれを通じてこのゲームの魅力もまたどんどんと深まっていくことと思います。
【その他】
・音楽はそれぞれの世界や町の雰囲気にとても合っていて、浜渦さんの名前に惹かれた方なら(そうでない方でも)きっと満足出来ると思います。9人揃った時の戦闘BGMが好きです。
・既に何度も触れているギルドですが、集めた人員を諜報、鍛冶、印術、図書、戦術に振り分けることで自分独自の戦力を作り上げることが出来ます。細かい効果については実際に遊んでいただくとして、振り分けた結果が如実に反映され戦闘を有利に運べた時は達成感がありました。
・ヘルプ機能が充実しています。準備画面下の?アイコンをタッチすれば大抵のことは説明してくれるのでとても参考になりました。
以上が評価点になります。忘れていることがあったら後で追記するかもしれません。
次に、不満点と言うほどでは無いのですが、気になったことをいくつか箇条書きさせていただきます。
《気になったこと》
・ボイスに関しては、個人的には話のテンポやキャラのイメージを固定されるのが好きではない方なので問題ありませんでしたし、言葉を聞くより読むスピードにあわせたムービーも非常に良かったのですが、完全に採用されていないので気になる方はいらっしゃるかもしれません。
・体験版から変更されたフォントですが、遊んでいる内に慣れてはくるのですが何かの機会に以前のものを見るとやっぱりこっちの方が好きだったと思ってしまいます。雰囲気か視認性かどちらかを重視したモードを選べるようになっていればより良かったなと思います。
《総評》
名前ありのNPCとの積極的な交流、道中に散りばめられたアイテムや強敵、ついでに比較的ストーリーとは離れたところで自由に振舞う妻子持ちの人外など、どことなくゼノブレイドを髣髴とさせる要素があるせいか、脳裏に浮かんだのは「昔と今のゲームの良いとこ取り」という言葉でした(と言ってもゼノブレイドも発売されてからそれなりに日が経っていますが)。
昔のゲームの良さを抽出して強化し、足りなかった部分を今の発想と技術で補強すれば、それは面白くなるに決まっています。元々このテイストが好きな人は勿論、「昔のゲームが好きな人向け」という言葉に引き気味になっている今のゲーム世代の方がいらっしゃるとしたら、むしろ是非手にとっていただきたい作品です。
他より少し高いお値段に躊躇される方はまず体験版を遊んでみることをお勧めします。体験版が面白いと感じれば、本編はその面白さがひたすら強まってくる一方であり、期待を裏切られることは無いと思います。
このようなゲームを世に出してくれた製作陣の方々には心からの尊敬と感謝の念があります。本当にありがとうございました。
また、非常に長くなってしまった内容に目を通して下さった方も、ありがとうございます。このレビューが何らかの助けになれば幸いです。
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この商品について
- 人間が魔族と呼ばれる者達によって支配された世界――
- 千年前、魔族が仕掛けた“大結界"により地上の磁場は大きく乱れ、その日、世界から“青い空"が失われた――
- それから数百年、世界はいくつかの“ゾーン"に分断されて統治が進み、魔族を頂点とする新たな階級社会が築かれ、独自の文化が形成された。だが、どれだけ時が流れようとも、支配に抗おうとする人間たちの抵抗の炎が潰えることはなかった。
- そして今、世界は再び大きく動き始める――これは支配する者とされる者、相反する者たちの意志が交錯する“闘い"と“理解"の群像劇――
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 13.6 x 12.6 x 1.6 cm; 100 g
- 発売日 : 2017/6/22
- ASIN : B01M2Z4K07
- 製造元リファレンス : 4562240236473
- Amazon 売れ筋ランキング: - 7,084位ゲーム (ゲームの売れ筋ランキングを見る)
- - 198位ニンテンドー3DSゲームソフト
- カスタマーレビュー:
商品の説明
型番 : 4562240236473
(C)FURYU Corporation.
メーカーによる説明



■主なスタッフ
シナリオ 村山 吉隆(代表作:『幻想水滸伝Ⅰ・Ⅱ』)
ゲームデザイン 小泉 今日治(代表作:『ロマンシング サガ2』)
アートディレクター 浅野 雅世(代表作:『ファイナルファンタジーX』)
コンポーザー 浜渦 正志(代表作:『ファイナルファンタジーX』)
キャラクターデザイン 平尾 リョウ(代表作:『ファイナルファンタジーⅫ』)
サウンドエディター 齊藤 賢一(代表作:『ロマンシング・サガ ミンストレルソング』)
背景美術 筒井 美佐子(代表作:『ファイナルファンタジーⅨ』)
背景美術 今川 伸浩(代表作:『MOTHER3』)
背景美術 佐々木 玲奈(代表作:『ベイグラントストーリー』)
背景美術 吉岡 愛理(代表作:『サガ フロンティア2』)
モンスターデザイン 小島 雄一郎(代表作:『ゼノギアス』)
モンスターデザイン 下釜 陵志(代表作:『ファイナルファンタジーⅪ』)
タイトルロゴデザイン 川口 忠彦(代表作:『ヴィーナス&ブレイブス』)
プロデューサー&ディレクター 松浦 正尭(代表作:『レジェンド オブ レガシー』)
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年6月27日に日本でレビュー済み
版: 1) ソフト(パッケージ版)Amazonで購入
2017年7月7日に日本でレビュー済み
版: 1) ソフト(パッケージ版)Amazonで購入
分断された世界。それぞれの環境や文化。
互いの存在など知らずに全く無関係に生きていたキャラクター達が、
やがて世界を超えて出会い、一つの目的に向かって共に歩んでいく。
このあたりのファーストインプレッションは往年のRPGタイトルである
サガシリーズの一作「サガフロンティア」を彷彿とさせます。
シンボルエンカウントによる戦闘、レベル制を廃して戦闘ごとに
キャラクターのステータスが上昇していき、装備した武器から
技を『閃く』ことによって新たな攻撃や能力を獲得していく。
こういった内容もかつてのサガシリーズに特徴的なものであり、
同シリーズに関わった方がスタッフとして参加していることによるのでしょう。
サガシリーズのファンは一見の価値ありだと思います。
全体的にはよくできていると思うのですが、
ある程度の救済措置があるとはいえ予期せぬor回避の難しい強敵エンカウントによる
事故死の可能性が割合高いこと、ストーリーのウリである群像劇がキャラの
クロスオーバーが少なく、ほとんど別個に行動して最後に合流して終わってしまうこと、
メインストーリー途中に存在するレインボーピラーというダンジョンがあまりに手抜きで
あることなどが不満点として気にかかりました。
特に最後に挙げた不満点は、物語のクライマックスがぼちぼち近づいて
パーティとプレイヤーが「行くぞ!」という気持ちを一致させて突入する場面なので、
殊更気にかかりました。急いで敵を追いかけねばならず、今度こそ決着をつけてやる
と折角盛り上がっているところに、退屈かつ面倒な構造でしかも何回も同じ事を
繰り返して足止めを食らわせるようなダンジョンを、果たして配置する必要が
あったのでしょうか? そこに至るまではかなり楽しくこのゲームを遊んでいたのですが、
そのレインボーピラーの煩雑さに一気に気持ちがうんざりしてしまいました。
個人的に大きくやる気を減退させられたことで星3つの評価にさせて頂きましたが、
昔ながらの普通のRPGが好きという方は手にとってみても損はないと思います。
互いの存在など知らずに全く無関係に生きていたキャラクター達が、
やがて世界を超えて出会い、一つの目的に向かって共に歩んでいく。
このあたりのファーストインプレッションは往年のRPGタイトルである
サガシリーズの一作「サガフロンティア」を彷彿とさせます。
シンボルエンカウントによる戦闘、レベル制を廃して戦闘ごとに
キャラクターのステータスが上昇していき、装備した武器から
技を『閃く』ことによって新たな攻撃や能力を獲得していく。
こういった内容もかつてのサガシリーズに特徴的なものであり、
同シリーズに関わった方がスタッフとして参加していることによるのでしょう。
サガシリーズのファンは一見の価値ありだと思います。
全体的にはよくできていると思うのですが、
ある程度の救済措置があるとはいえ予期せぬor回避の難しい強敵エンカウントによる
事故死の可能性が割合高いこと、ストーリーのウリである群像劇がキャラの
クロスオーバーが少なく、ほとんど別個に行動して最後に合流して終わってしまうこと、
メインストーリー途中に存在するレインボーピラーというダンジョンがあまりに手抜きで
あることなどが不満点として気にかかりました。
特に最後に挙げた不満点は、物語のクライマックスがぼちぼち近づいて
パーティとプレイヤーが「行くぞ!」という気持ちを一致させて突入する場面なので、
殊更気にかかりました。急いで敵を追いかけねばならず、今度こそ決着をつけてやる
と折角盛り上がっているところに、退屈かつ面倒な構造でしかも何回も同じ事を
繰り返して足止めを食らわせるようなダンジョンを、果たして配置する必要が
あったのでしょうか? そこに至るまではかなり楽しくこのゲームを遊んでいたのですが、
そのレインボーピラーの煩雑さに一気に気持ちがうんざりしてしまいました。
個人的に大きくやる気を減退させられたことで星3つの評価にさせて頂きましたが、
昔ながらの普通のRPGが好きという方は手にとってみても損はないと思います。
2017年6月23日に日本でレビュー済み
版: 1) ソフト(パッケージ版)Amazonで購入
今のところとても楽しんでます!
不満な点も少しありますが、どれも意欲を削ぐ程ではありません。前作(LL)の反響を受けてしっかりと改善・作り込みをしてるからでしょう。
まだまだ序盤ですが、ストーリー良し、キャラ良し、戦闘良し、曲良しの良RPGなのは確実です。だって素直に楽しいですもん。
気になる人はまず無料の体験版をプレイしてみて、面白い楽しいと思えたなら、買って損は無いと思います。
■■■■■■■■■■
ストーリー
■■■■■■■■■■
●交錯する物語をそれぞれの視点で体験させる、斬新で面白い内容になっている
・感覚的にはオーディンスフィアに近い、といえば伝わる方もいるでしょうか…?
・最初は体験版でも登場するガリルとアーシュラ、次は…、次は…とパーティ交代があり、色々な視点で冒険する
・15時間やって20章、それでもまだ序盤な気がします
●細かな分岐がある
・プレイヤーに決断させるイベントがたまにある(例:魔物にトドメをさすか、ささないか…etc.)
・後々それなりに影響は出るみたいなので、どうしても気になる方は攻略サイト見た方がいいかもですね
●次の目的地がMap上に表示されない(冒険して欲しいから…?)
・親切なRPGに慣れてしまっていると少し戸惑うかもしれません
・会話で次の目的地をちゃんと言ってくれるので、覚えておく必要があります
・たぶん、気になる所があれば、例えそこが目的地じゃなくても行って(冒険して)欲しいんだと思います
・実際に、メインとは関係無い洞窟に入ってみたらミニイベントがありましたし
●同じ場所を行ったり来たりする場合、ショートカット(ファストトラベル的な移動を)させてくれる
・私はフィールド移動や戦闘が楽しいんで、ショートカットを断って歩いて行ってますが
■■■■■■■■■■
キャラクター
■■■■■■■■■■
●人間、妖魔、魔族の3種族があるようですが、今のところどれも魅力的なキャラだと思います
・キャラデザの好き嫌いはあると思うので、youtube等の公式動画を参考にしてください
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戦闘
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●難しい!と思ったら…
・パーティの誰かに「盾」を装備させ、さらに、その盾を装備したキャラを陣形で「ガード」の部分に配置すると、かなり戦闘が楽になります
・盾を装備すると基本攻撃できませんが、陣形のガードに配置する事でパーティ全員を防御して(敵からの攻撃をかばって)くれるようになります
・基本1人2種類の武器を装備できるので、盾+他の武器を装備しておけば臨機応変に攻撃役にもなれます
●バトル前後の流れはロマサガに近いプレイ感覚、でもただの真似事では終わっていないため特に気にならない
・シンボルエンカウント、ターン制バトル、覚醒(=ひらめき)、陣形、成長システム…どれもロマサガを思い出させます
・しかし、色々な独自要素を追加しているためただの真似事(パクリ)という印象はない
●倍速でより快速戦闘
・2倍速と4倍速があるが、4倍速にすると勝利BGMが追いつかないほど爆速で戦闘が終わる
●便利なオート戦闘も可能
・オートにする前に取った行動を繰り返してくれる
・連戦時は、1戦終わる毎にオートボタンを押す必要がある(ずっとオートでいい場合は少しめんどい)
●通常戦闘の難易度は基本低めだが、たまに強敵もいるため緊張感がある
・基本的には○ボタン連打で勝てる
・ただ、あんまり油断していると雑魚にやられる事も
・他より巨大な敵シンボルはかなりの強敵で、下手に挑むと余裕で全滅する(私は3時間で3回全滅しました)
・敵シンボルが密集していると連戦になり、ピンチになる可能性も増える(特に3、4連戦)
●「連戦」をうまく活用したモンスターの巣
・狭い場所にモンスターが密集させて、且つ、その奥に宝箱を配置する…という演出は、連戦の上手く活用してるなーと感心してしまった(私は6連戦に出くわしました)
●ボス戦は防御・回復・攻撃役をしっかり決めて戦う必要がある
・○連打では死ぬ可能性大(私は舐めてかかって死にました)
●陣形で誰をどこに配置するかはかなり重要
・盾で味方を守る場合はガードポジション、攻撃に専念するならアタックポジション…と、ちゃんと役割を考えて配置するとより恩恵がある
●各武器、各技術には属性があるので、弱点を意識すれば戦略的に動ける…?
●戦闘終了後、HPは自動的に全回復する
・連戦時は全ての戦闘が終わらないと全回復しない
・死ぬと最大HPが一時的に減る(宿屋に泊まれば戻る)
●陣形の種類が最初から数種類ある
・陣形の種類によってはターン開始時にSPが回復する
・ある程度ストーリーが進むと、自分が好きなように陣形を作れる
●戦闘中でもターン開始時に陣形変更可能
・突然強敵にあたってしまった時はガード強めの陣形にする…等、臨機応変に対応できる
・但し、戦闘時の陣形変更ではキャラの配置変えまではできない
●ギルドという建物の影響下にいると、戦闘時に様々なメリットがある
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フィールド
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●L+Rボタンの同時押しで視点変更リセット(北を上にできる)
・LorRボタンで視点をグルグル自由に変えられる事と、フィールドが良い意味で広大なので、迷いやすい人は要注意
●街はブレイブリー・デフォルトみたい
・飛び出す飛び出す絵本みたいな感じ
・公式PVにもありますが、それぞれの街は個性豊か
●民家の中もよく作り込まれている
・ベッドやクローゼット、壺やキッチン等の置物もしっかりあり、ちゃんと人々の生活を感じられる
●街やフィールドには探索意欲をそそるアイテムがいっぱい
・民家のクローゼット等にアイテムがある(ドラクエ的な感じ)
・フィールドにもある鉱石?が落ちていて、ある場所で貴重品と交換できる
●フィールドは非常に良くできており散策も楽しい
・BDと比較してAAのフィールドはより広大で高低差もあり、大陸を冒険している感じがあります
・散策している感覚はPS3版の二ノ国に似ている
●ダンジョン探索も楽しい
・ブロックを移動させて道を作ったり、ギミックを作動させて扉を開けたりと、頭を使う謎解きがとても楽しい
・少し考えれば誰でも解ける程度の謎解きなのも好印象
■■■■■■■■■■
サウンド
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●良曲揃い!
・街、ダンジョン、ギルド…様々な場面で流れる曲はどれも良曲で素晴らしい
・中にはエクストルーパーズの雰囲気に似ている曲も
・サントラが欲しくなるレベル
●足音が豊富で良い
・砂利道、草むら、石畳、絨毯…それぞれでちゃんと足音が変わるのが良い
・個人的に足音を重要視してるのですごく嬉しい(歩き回るのも更に楽しくなる)
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システム
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●LVアップによる成長ではない
・戦闘終了後、ランダムでHPやSPがアップする
・腕力や体力はどういう成長をするのかまだ不明
●キャラの個性を伸ばす「資質習得」
・戦闘を通して得られるタレントポイントを使い、キャラクターの個性を自分好みに伸ばせる
・例えば「このキャラは大剣使いにしたい」と思えば大剣の資質を習得させ、より大剣の技を覚醒しやすくしたり、大剣の技のSP消費を抑えたりできる
●技の「解析率」「ポジションレベル」を上げてより強力にできる
・使い込めば使い込むほど上がり、より技が強くなる
●メニュー周りはロード皆無で快適
●セーブとクイックセーブの2種類がある
・クイックセーブでどこでもセーブ可能
・L+Bで速攻クイックセーブも可能
●L+R+Startボタン同時押しでゲームスタート画面へ行ける(リセットできる)
●武器グラフィックの見た目変化を装備画面で確認できる
・武器グラも意外に凝っているので、じっくり鑑賞できるのは嬉しい
●下画面に出るタップ用のボタンが小さいため、少し押しにくい
・ぐうたらな私はタッチペンをいちいち出したりせず指押しするので、余計押しにくいです(ごめんなさい)
●パーティトップを自由に変えられる
●名前の変更も自由にできる
・戦闘にも参加する主要キャラならどのキャラも変えれるみたいです
●エンカウント演出が複数ある
●入れる建物に近づくとポップアップ(▼印と建物名)で教えてくれる
■■■■■■■■■■
マップ
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●ダンジョンMapが若干見づらい
・詳細なMapではない(高低差や歩行不可エリアが分からない)ため、無駄な移動が増える要因になってしまっている
・通行不可エリアがMap上でしっかり色分けされていないため、Map上では繋がってようにみえるのに実際行ってみると繋がってなかった…がある
・全てのダンジョンMapでは無いみたいだが、なぜこんな微妙なMapを採用したのか不思議に思えてくる
●Mapのマッピング機能は微妙
・立ち寄った事の街やダンジョンはフィールドMapで名前が出るようになる
・踏破or未踏破が分からない
・宝箱マーク等が付いたりはしない
●Map上に次の目的地(例:★)が付かない
・ストーリーの部分にも書きましたが、たぶん色々な所に行って欲しいんだと思います
■■■■■■■■■■
その他
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●説明書がある!
・パッケージを開けてびっくり、今時珍しい説明書があります(無くなって欲しくなかったので嬉しい)
・キャラクター紹介、システム紹介、バトルのヒント等、計31ページのちゃんとした説明書です
●ムービーシーンの字幕送りが早過ぎて読めない時がある(但し、ライブラリーで何度でも閲覧できる)
・色んな映画を観ていても(昨今の字幕文字数が減る以前でも)読めなかったなんて経験は無いので、この作品の表示時間が短いだけだと思います
・そのせいで、ムービーシーン時に「字幕を早く読まなきゃ」という焦りを感じてしまい、ゆっくり鑑賞できない
・どれくらいかは体験版で確認できます
●声優によるボイス付きではない
・これまた今時珍しく声優さんを使ってません
・私はボイスが無いならないで想像力が膨らんで良しとできますが、声付きじゃないと嫌!という方は要注意です
●造語にフリガナが無いため、正しい読み方が分からない
・銀雨(ぎんう?ぎんざめ?)
・夜鴉(やがらす?よあ?)
●街にいる人達のセリフに変化がない
・ほとんどの人達がずーっと同じ事言ってる
・ある程度ストーリーを進めた後、会話内容が変わってることを期待してしまう自分には少し残念
・テイルズのような会話済か否が分かる顔アイコンが欲しい
●良RPGだけに大画面で遊びたくなる
・しっかり作り込まれていると感じるが故、3DSの小さい画面ではなく大きなTV画面で遊びたくなってしまう
・NSwやPS4で出れば買い直したいレベル
不満な点も少しありますが、どれも意欲を削ぐ程ではありません。前作(LL)の反響を受けてしっかりと改善・作り込みをしてるからでしょう。
まだまだ序盤ですが、ストーリー良し、キャラ良し、戦闘良し、曲良しの良RPGなのは確実です。だって素直に楽しいですもん。
気になる人はまず無料の体験版をプレイしてみて、面白い楽しいと思えたなら、買って損は無いと思います。
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ストーリー
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●交錯する物語をそれぞれの視点で体験させる、斬新で面白い内容になっている
・感覚的にはオーディンスフィアに近い、といえば伝わる方もいるでしょうか…?
・最初は体験版でも登場するガリルとアーシュラ、次は…、次は…とパーティ交代があり、色々な視点で冒険する
・15時間やって20章、それでもまだ序盤な気がします
●細かな分岐がある
・プレイヤーに決断させるイベントがたまにある(例:魔物にトドメをさすか、ささないか…etc.)
・後々それなりに影響は出るみたいなので、どうしても気になる方は攻略サイト見た方がいいかもですね
●次の目的地がMap上に表示されない(冒険して欲しいから…?)
・親切なRPGに慣れてしまっていると少し戸惑うかもしれません
・会話で次の目的地をちゃんと言ってくれるので、覚えておく必要があります
・たぶん、気になる所があれば、例えそこが目的地じゃなくても行って(冒険して)欲しいんだと思います
・実際に、メインとは関係無い洞窟に入ってみたらミニイベントがありましたし
●同じ場所を行ったり来たりする場合、ショートカット(ファストトラベル的な移動を)させてくれる
・私はフィールド移動や戦闘が楽しいんで、ショートカットを断って歩いて行ってますが
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キャラクター
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●人間、妖魔、魔族の3種族があるようですが、今のところどれも魅力的なキャラだと思います
・キャラデザの好き嫌いはあると思うので、youtube等の公式動画を参考にしてください
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戦闘
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●難しい!と思ったら…
・パーティの誰かに「盾」を装備させ、さらに、その盾を装備したキャラを陣形で「ガード」の部分に配置すると、かなり戦闘が楽になります
・盾を装備すると基本攻撃できませんが、陣形のガードに配置する事でパーティ全員を防御して(敵からの攻撃をかばって)くれるようになります
・基本1人2種類の武器を装備できるので、盾+他の武器を装備しておけば臨機応変に攻撃役にもなれます
●バトル前後の流れはロマサガに近いプレイ感覚、でもただの真似事では終わっていないため特に気にならない
・シンボルエンカウント、ターン制バトル、覚醒(=ひらめき)、陣形、成長システム…どれもロマサガを思い出させます
・しかし、色々な独自要素を追加しているためただの真似事(パクリ)という印象はない
●倍速でより快速戦闘
・2倍速と4倍速があるが、4倍速にすると勝利BGMが追いつかないほど爆速で戦闘が終わる
●便利なオート戦闘も可能
・オートにする前に取った行動を繰り返してくれる
・連戦時は、1戦終わる毎にオートボタンを押す必要がある(ずっとオートでいい場合は少しめんどい)
●通常戦闘の難易度は基本低めだが、たまに強敵もいるため緊張感がある
・基本的には○ボタン連打で勝てる
・ただ、あんまり油断していると雑魚にやられる事も
・他より巨大な敵シンボルはかなりの強敵で、下手に挑むと余裕で全滅する(私は3時間で3回全滅しました)
・敵シンボルが密集していると連戦になり、ピンチになる可能性も増える(特に3、4連戦)
●「連戦」をうまく活用したモンスターの巣
・狭い場所にモンスターが密集させて、且つ、その奥に宝箱を配置する…という演出は、連戦の上手く活用してるなーと感心してしまった(私は6連戦に出くわしました)
●ボス戦は防御・回復・攻撃役をしっかり決めて戦う必要がある
・○連打では死ぬ可能性大(私は舐めてかかって死にました)
●陣形で誰をどこに配置するかはかなり重要
・盾で味方を守る場合はガードポジション、攻撃に専念するならアタックポジション…と、ちゃんと役割を考えて配置するとより恩恵がある
●各武器、各技術には属性があるので、弱点を意識すれば戦略的に動ける…?
●戦闘終了後、HPは自動的に全回復する
・連戦時は全ての戦闘が終わらないと全回復しない
・死ぬと最大HPが一時的に減る(宿屋に泊まれば戻る)
●陣形の種類が最初から数種類ある
・陣形の種類によってはターン開始時にSPが回復する
・ある程度ストーリーが進むと、自分が好きなように陣形を作れる
●戦闘中でもターン開始時に陣形変更可能
・突然強敵にあたってしまった時はガード強めの陣形にする…等、臨機応変に対応できる
・但し、戦闘時の陣形変更ではキャラの配置変えまではできない
●ギルドという建物の影響下にいると、戦闘時に様々なメリットがある
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フィールド
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●L+Rボタンの同時押しで視点変更リセット(北を上にできる)
・LorRボタンで視点をグルグル自由に変えられる事と、フィールドが良い意味で広大なので、迷いやすい人は要注意
●街はブレイブリー・デフォルトみたい
・飛び出す飛び出す絵本みたいな感じ
・公式PVにもありますが、それぞれの街は個性豊か
●民家の中もよく作り込まれている
・ベッドやクローゼット、壺やキッチン等の置物もしっかりあり、ちゃんと人々の生活を感じられる
●街やフィールドには探索意欲をそそるアイテムがいっぱい
・民家のクローゼット等にアイテムがある(ドラクエ的な感じ)
・フィールドにもある鉱石?が落ちていて、ある場所で貴重品と交換できる
●フィールドは非常に良くできており散策も楽しい
・BDと比較してAAのフィールドはより広大で高低差もあり、大陸を冒険している感じがあります
・散策している感覚はPS3版の二ノ国に似ている
●ダンジョン探索も楽しい
・ブロックを移動させて道を作ったり、ギミックを作動させて扉を開けたりと、頭を使う謎解きがとても楽しい
・少し考えれば誰でも解ける程度の謎解きなのも好印象
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サウンド
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●良曲揃い!
・街、ダンジョン、ギルド…様々な場面で流れる曲はどれも良曲で素晴らしい
・中にはエクストルーパーズの雰囲気に似ている曲も
・サントラが欲しくなるレベル
●足音が豊富で良い
・砂利道、草むら、石畳、絨毯…それぞれでちゃんと足音が変わるのが良い
・個人的に足音を重要視してるのですごく嬉しい(歩き回るのも更に楽しくなる)
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システム
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●LVアップによる成長ではない
・戦闘終了後、ランダムでHPやSPがアップする
・腕力や体力はどういう成長をするのかまだ不明
●キャラの個性を伸ばす「資質習得」
・戦闘を通して得られるタレントポイントを使い、キャラクターの個性を自分好みに伸ばせる
・例えば「このキャラは大剣使いにしたい」と思えば大剣の資質を習得させ、より大剣の技を覚醒しやすくしたり、大剣の技のSP消費を抑えたりできる
●技の「解析率」「ポジションレベル」を上げてより強力にできる
・使い込めば使い込むほど上がり、より技が強くなる
●メニュー周りはロード皆無で快適
●セーブとクイックセーブの2種類がある
・クイックセーブでどこでもセーブ可能
・L+Bで速攻クイックセーブも可能
●L+R+Startボタン同時押しでゲームスタート画面へ行ける(リセットできる)
●武器グラフィックの見た目変化を装備画面で確認できる
・武器グラも意外に凝っているので、じっくり鑑賞できるのは嬉しい
●下画面に出るタップ用のボタンが小さいため、少し押しにくい
・ぐうたらな私はタッチペンをいちいち出したりせず指押しするので、余計押しにくいです(ごめんなさい)
●パーティトップを自由に変えられる
●名前の変更も自由にできる
・戦闘にも参加する主要キャラならどのキャラも変えれるみたいです
●エンカウント演出が複数ある
●入れる建物に近づくとポップアップ(▼印と建物名)で教えてくれる
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マップ
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●ダンジョンMapが若干見づらい
・詳細なMapではない(高低差や歩行不可エリアが分からない)ため、無駄な移動が増える要因になってしまっている
・通行不可エリアがMap上でしっかり色分けされていないため、Map上では繋がってようにみえるのに実際行ってみると繋がってなかった…がある
・全てのダンジョンMapでは無いみたいだが、なぜこんな微妙なMapを採用したのか不思議に思えてくる
●Mapのマッピング機能は微妙
・立ち寄った事の街やダンジョンはフィールドMapで名前が出るようになる
・踏破or未踏破が分からない
・宝箱マーク等が付いたりはしない
●Map上に次の目的地(例:★)が付かない
・ストーリーの部分にも書きましたが、たぶん色々な所に行って欲しいんだと思います
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その他
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●説明書がある!
・パッケージを開けてびっくり、今時珍しい説明書があります(無くなって欲しくなかったので嬉しい)
・キャラクター紹介、システム紹介、バトルのヒント等、計31ページのちゃんとした説明書です
●ムービーシーンの字幕送りが早過ぎて読めない時がある(但し、ライブラリーで何度でも閲覧できる)
・色んな映画を観ていても(昨今の字幕文字数が減る以前でも)読めなかったなんて経験は無いので、この作品の表示時間が短いだけだと思います
・そのせいで、ムービーシーン時に「字幕を早く読まなきゃ」という焦りを感じてしまい、ゆっくり鑑賞できない
・どれくらいかは体験版で確認できます
●声優によるボイス付きではない
・これまた今時珍しく声優さんを使ってません
・私はボイスが無いならないで想像力が膨らんで良しとできますが、声付きじゃないと嫌!という方は要注意です
●造語にフリガナが無いため、正しい読み方が分からない
・銀雨(ぎんう?ぎんざめ?)
・夜鴉(やがらす?よあ?)
●街にいる人達のセリフに変化がない
・ほとんどの人達がずーっと同じ事言ってる
・ある程度ストーリーを進めた後、会話内容が変わってることを期待してしまう自分には少し残念
・テイルズのような会話済か否が分かる顔アイコンが欲しい
●良RPGだけに大画面で遊びたくなる
・しっかり作り込まれていると感じるが故、3DSの小さい画面ではなく大きなTV画面で遊びたくなってしまう
・NSwやPS4で出れば買い直したいレベル