本書を読んで、特に、感銘を受けたのは次の二点である。
①1971年3月25日、パキスタンからの独立戦争が始まった時、著者は、即座に、<バングラデシュ市民委員会>を結成したことである。国家反逆罪で死刑になることを覚悟してだ。この行動力は凄い。
②グラミンの住宅ローン・プログラムを利用すれば、わずか300ドル(日本円換算数万円)で住宅が建設出来るような仕組みを創ったこと。
日本人の多くは、住宅ローンと子供の教育費に縛られて、居たくもない会社に忠誠を誓い、社畜に堕すという。我々日本人が何故バングラデシュの真似が出来ないのかを考えるべきではないだろうか⁉
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ムハマド・ユヌス自伝: 貧困なき世界をめざす銀行家 単行本 – 1998/9/30
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- ISBN-104152081899
- ISBN-13978-4152081896
- 出版社早川書房
- 発売日1998/9/30
- 言語日本語
- 本の長さ358ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
わずかな無担保の融資により、貧しい人々の経済的自立を助ける「マイクロクレジット」を行う「貧者の銀行」を創設し、世界中の賞賛を集めるノーベル平和賞有力候補が、自らの半生と信念を語った初の感動的自伝。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (1998/9/30)
- 発売日 : 1998/9/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 358ページ
- ISBN-10 : 4152081899
- ISBN-13 : 978-4152081896
- Amazon 売れ筋ランキング: - 412,799位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 651位ビジネス人物伝 (本)
- - 20,360位歴史・地理 (本)
- カスタマーレビュー:
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2018年1月28日に日本でレビュー済み
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2017年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人に薦められ、拝読致しました。この本が中古で出回っているのも、不思議と思いたくなる内容でした。ちょっと、こちらは、古本屋さんへ売る気持ちにはなれない本です。
グラミン銀行の誕生からの舞台裏を見る事ができる貴重な内容。また、バングラデシュの苛烈な運命も、生々しく、記録されています。
冷静な思考と愛、勇気とスピード感を持って、常に、難題を解決する為に行動し続けている、ムハマド・ユヌス氏。
ソーシャルビジネスについて、意見も色々あるようですが、こちらの本に描かれている現実には、皆、口を閉ざすしかないのではないでしょうか。
グラミン銀行の誕生からの舞台裏を見る事ができる貴重な内容。また、バングラデシュの苛烈な運命も、生々しく、記録されています。
冷静な思考と愛、勇気とスピード感を持って、常に、難題を解決する為に行動し続けている、ムハマド・ユヌス氏。
ソーシャルビジネスについて、意見も色々あるようですが、こちらの本に描かれている現実には、皆、口を閉ざすしかないのではないでしょうか。
2017年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自伝というより、グラミン銀行の歩み的な本でした。ただ、今までというより、現在に至る銀行の概念とは一線を画すグラミンの手法を考えて、それをやり抜いて、その手法を確立したことに驚きを禁じえません。大変、興味深く読めた反面、現在の日本ではどうなのかと考えさせられました。
2010年7月25日に日本でレビュー済み
近年流行のBOPビジネスの先駆けとなった
「グラミン銀行」を立ち上げ、
ノーベル平和賞を受賞したムハマドユヌス氏の、
幼少期から近年までを書いた自伝。
ユヌス氏がどういう経緯でグラミン銀行を立ち上げようと決意したのか、
またマイクロクレジットにどのようなことを期待して、
具体的にどのような運営を行っているのかに関しても、
ストーリーの中で記載してある。
どういう意図でBOPビジネスのモデルが存在するのか、
その根本にある思想を理解するのに良い本である。
関連ビジネスに興味がある人は、ぜひ読むべきだと思う。
しかし注意すべき点も一つある。
BOPビジネスは収益性と慈善性を兼ね備えた
すばらしいビジネスのように見られている可能性があるが、
やはり「ビジネス」である以上、収益性の確保のために、
貧困層に何かを強いらなければいけない部分や、
自分達が犠牲にならなければいけない部分が存在している。
ユヌス氏の思想、行動はすばらしいが、
内容には少し強引な部分もあるので、
全ての国においてここまでBOPビジネスが上手くいくかは、
やや疑問な所もある。
「グラミン銀行」を立ち上げ、
ノーベル平和賞を受賞したムハマドユヌス氏の、
幼少期から近年までを書いた自伝。
ユヌス氏がどういう経緯でグラミン銀行を立ち上げようと決意したのか、
またマイクロクレジットにどのようなことを期待して、
具体的にどのような運営を行っているのかに関しても、
ストーリーの中で記載してある。
どういう意図でBOPビジネスのモデルが存在するのか、
その根本にある思想を理解するのに良い本である。
関連ビジネスに興味がある人は、ぜひ読むべきだと思う。
しかし注意すべき点も一つある。
BOPビジネスは収益性と慈善性を兼ね備えた
すばらしいビジネスのように見られている可能性があるが、
やはり「ビジネス」である以上、収益性の確保のために、
貧困層に何かを強いらなければいけない部分や、
自分達が犠牲にならなければいけない部分が存在している。
ユヌス氏の思想、行動はすばらしいが、
内容には少し強引な部分もあるので、
全ての国においてここまでBOPビジネスが上手くいくかは、
やや疑問な所もある。
2013年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイクロクレジットがいかにして生まれたか、その経緯が分かり、有用な本でした。
2007年9月14日に日本でレビュー済み
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「世界には食料が溢れているのに、なぜ貧困がなくらならないのか」
ずいぶん前から気になっていた、こんな単純な疑問に答えてくれる人(本)に
出会いました。
この本を通じ、ムハマド・ユヌスの事業を知ることで、貧困は物理的な食料不足
によるものではなく、貧しい人たちを搾取する人の利己心と、それに隷属する
貧しい人たちの自信の喪失によるものだという、問題の本質を理解することが
できます。
ユヌス教授とグラミン銀行の努力は、人を信じる力(クレジット)を事業化し、
貧しい人々が人生に対する自信を取り戻すための具体的な手段を提供する作業
だったのだと思います。
グラミンの最大の商品は、「人を信じること」。人を信じるということに
これほどのパワーが宿されていると知ることは、素晴らしい経験です。
ずいぶん前から気になっていた、こんな単純な疑問に答えてくれる人(本)に
出会いました。
この本を通じ、ムハマド・ユヌスの事業を知ることで、貧困は物理的な食料不足
によるものではなく、貧しい人たちを搾取する人の利己心と、それに隷属する
貧しい人たちの自信の喪失によるものだという、問題の本質を理解することが
できます。
ユヌス教授とグラミン銀行の努力は、人を信じる力(クレジット)を事業化し、
貧しい人々が人生に対する自信を取り戻すための具体的な手段を提供する作業
だったのだと思います。
グラミンの最大の商品は、「人を信じること」。人を信じるということに
これほどのパワーが宿されていると知ることは、素晴らしい経験です。
2009年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の銀行やサラ金と鮮やかな対照をなす。与信管理は
1)まじめな貧しい女性に、2)小額を貸し、3)何度も励ます、
ただこれだけ。人々は自立し社会に幸せが増える。
もし日本人が不幸なら、それは金融業者のみならず、
我々自身の貯金への姿勢に問題がある為だろう。感動!。
1)まじめな貧しい女性に、2)小額を貸し、3)何度も励ます、
ただこれだけ。人々は自立し社会に幸せが増える。
もし日本人が不幸なら、それは金融業者のみならず、
我々自身の貯金への姿勢に問題がある為だろう。感動!。
2013年2月23日に日本でレビュー済み
いくつもの優れた正統派レビューが既に書かれているので、少し違う事を
氏は折り紙つきのエリート経済学者、であった。
しかし、1974年から 貧困と闘う「革命家」になった。
一つの村から始めて、血を流すことなく、国家とは違う「助け合う社会」を創り上げて来た。
米国に留学し経済学部助教授。帰国後 母国バングラディシュの大学で経済学部 学部長
壮麗な大学で、米国流の華麗な(笑)経済学理論を教えていた。
しかし、大学から一歩出ると、そこは極貧の民衆がいて、、
自分象牙の塔で華麗な理論を教えているだけで良いのか と思いつつ、フィールドワークをする。
その村で、竹細工の椅子を作っている村民の話を聞く。一日中働いても1日2セント。
その稼ぎでは材料が変えず、借金して買う。その借金をする相手は、竹細工を買い取る仲買人。
その為、竹細工を仲買人の言い値で売らざるを得ず、貧困からずっと抜け出せない。
竹の購入費は20セントそこそこであった。それだけの為に、貧しさのアリ地獄から逃れられない。
同様の村民が40人あまり居たが、、全員でわずか27ドルを融通できないばかりにその村が貧困から抜け出せない、、!
その事実に衝撃を受けた氏は、銀行に融資を頼むが、門前払いの連続。・・銀行は、「金持ちに金を貸す所」であった。
手間がかかって、戻る保証のない、効率の悪い仕事は する気さへない。
自ら保証人と成り、やっと融資に持ち込み、しっかり返済まで導く。
その行為をするうち、既存の銀行に頼む事に見切りをつけ、自ら少額融資専門の銀行を作る為に画策する。
数多の努力の末、少額融資のグラミン銀行を開設。
そこで貧困を解決し始めた氏は、「貧乏人の子だくさん」を解消する為に衛生教育も、進学の為の奨学金制度も、携帯電話事業も。
生活改善の為のあらゆるニーズを、採算を取りながら拡大発展させて行く。そこで働く職員も、元は貧困に喘いでいた人やその子弟である。
氏は、国連の貧困対策を非難していた記憶が有る。世界銀行であったろうか、、
難民支援の為、国連の担当官が当該国に視察に行く。飛行機のファーストクラスで、ホテルのスイートルームに泊まり。
それで箱モノの大きな融資をして、「業績」として出世する。まさにエリート官僚の典型(笑)
氏は、「その出張費だけで何千人の貧困が解決できると思って居るのか!」と怒る。
今はどうなったか知らないのだが、数年以上、国連のやり様を非難し、国連との冷戦状態であったと聞いた、、
戦争やテロは、決して宗教や文化の違いに拠るものではない。
失うものがあれば、大切な人が居れば、人々は殺し合いを望まない。
搾取される憤りや やり場のない悲しみ 人間して扱われていない事への怒り 将来への絶望。
そういう事への爆発である。
搾取によって貧困を強いている限り、武力での「鎮圧」は 「無効 かつ 有害」である。
氏の様に、「貧困の解決、人間性の尊重」こそが解決に導く。
弱肉強食という、人間の身体の中の、長い歴史に残る「動物である事」の一面が 搾取や争いを生むのだろう、、
しかし、氏の様に 「知恵と情熱、愛と信念」 を持てば、それを乗り越える事が出来る。
氏は折り紙つきのエリート経済学者、であった。
しかし、1974年から 貧困と闘う「革命家」になった。
一つの村から始めて、血を流すことなく、国家とは違う「助け合う社会」を創り上げて来た。
米国に留学し経済学部助教授。帰国後 母国バングラディシュの大学で経済学部 学部長
壮麗な大学で、米国流の華麗な(笑)経済学理論を教えていた。
しかし、大学から一歩出ると、そこは極貧の民衆がいて、、
自分象牙の塔で華麗な理論を教えているだけで良いのか と思いつつ、フィールドワークをする。
その村で、竹細工の椅子を作っている村民の話を聞く。一日中働いても1日2セント。
その稼ぎでは材料が変えず、借金して買う。その借金をする相手は、竹細工を買い取る仲買人。
その為、竹細工を仲買人の言い値で売らざるを得ず、貧困からずっと抜け出せない。
竹の購入費は20セントそこそこであった。それだけの為に、貧しさのアリ地獄から逃れられない。
同様の村民が40人あまり居たが、、全員でわずか27ドルを融通できないばかりにその村が貧困から抜け出せない、、!
その事実に衝撃を受けた氏は、銀行に融資を頼むが、門前払いの連続。・・銀行は、「金持ちに金を貸す所」であった。
手間がかかって、戻る保証のない、効率の悪い仕事は する気さへない。
自ら保証人と成り、やっと融資に持ち込み、しっかり返済まで導く。
その行為をするうち、既存の銀行に頼む事に見切りをつけ、自ら少額融資専門の銀行を作る為に画策する。
数多の努力の末、少額融資のグラミン銀行を開設。
そこで貧困を解決し始めた氏は、「貧乏人の子だくさん」を解消する為に衛生教育も、進学の為の奨学金制度も、携帯電話事業も。
生活改善の為のあらゆるニーズを、採算を取りながら拡大発展させて行く。そこで働く職員も、元は貧困に喘いでいた人やその子弟である。
氏は、国連の貧困対策を非難していた記憶が有る。世界銀行であったろうか、、
難民支援の為、国連の担当官が当該国に視察に行く。飛行機のファーストクラスで、ホテルのスイートルームに泊まり。
それで箱モノの大きな融資をして、「業績」として出世する。まさにエリート官僚の典型(笑)
氏は、「その出張費だけで何千人の貧困が解決できると思って居るのか!」と怒る。
今はどうなったか知らないのだが、数年以上、国連のやり様を非難し、国連との冷戦状態であったと聞いた、、
戦争やテロは、決して宗教や文化の違いに拠るものではない。
失うものがあれば、大切な人が居れば、人々は殺し合いを望まない。
搾取される憤りや やり場のない悲しみ 人間して扱われていない事への怒り 将来への絶望。
そういう事への爆発である。
搾取によって貧困を強いている限り、武力での「鎮圧」は 「無効 かつ 有害」である。
氏の様に、「貧困の解決、人間性の尊重」こそが解決に導く。
弱肉強食という、人間の身体の中の、長い歴史に残る「動物である事」の一面が 搾取や争いを生むのだろう、、
しかし、氏の様に 「知恵と情熱、愛と信念」 を持てば、それを乗り越える事が出来る。